
相変わらず車ネタはありませんで、
本日はJ-FUSIONネタです。
スルーしてください。
CASIOPEAとSQUAREが共に35周年記念LIVE DVDを発売しました(^_^)。
どちらも結構な高額で、いっぺんに出さないでくれ〜(T_T)。
ざっと流して見ただけですが、簡単な感想を書きます。
なんだかんだで、グタグタと長文になってしまいましたので、多少興味のある方もサクッと飛ばして下さいm(_ _)m。
CASIOPEA 3rdは「TA・MA・TE・BOX TOUR」
CASIOPEAは2012年にCASIOPEA 3rdとして6年振りに活動を再開し、年末にLIVE DVD「LIVE LIFTOFF2012」を発売。
昨年2013年11月には8年振りのOriginal Album「TA・MA・TE・BOX」を発売。
今回のLIVE DVD「TA・MA・TE・BOX TOUR」は、
New Album発売後の2013年12月20日の渋谷AXのConcertの模様を完全収録しておりDVDは2枚組(定価税込み6,300円、5月28日発売)で、他にBlu-rayも出ています。
全19曲で、New Album11曲中9曲を演奏しています。CASIOPEAはAlbumよりもLIVEの方が派手な曲が多いのですが、New Albumの曲は比較的Albumに忠実に演奏していました。
その他はCASIOPEAのおなじみの曲のオンパレードながら、
新メンバーの大高清美がOrgan奏者でKeyboardでOrganの音を多用しているので
Originalとは一風変わった印象になっています。
曲によってはOrganの音色がやや耳障りに感じるものもありますが、
全体に通常のKeyboardの音色よりもClassicな渋さが加わっていて、かつ新鮮味があって悪くありませんでした。相当な早弾きも難なくこなしていました。
Bassの鳴瀬喜博は第2期からのメンバーでベテランで、櫻井哲夫ほどの派手さはありませんが高速Bassをそつなく、さらりと演奏しています。出しゃばり過ぎないので違和感はありませんでした。
CASIOPEAはリーダーの野呂一生のGuitarメロディーで成立しており、
Drumsが初期のOriginalメンバーである神保彰がサポートメンバーとして加わっているのでリズムも万全で、この2人が揃えば盤石でした。
【曲目】
01.LOOKING UP
02.GALACTIC FUNK
03.TAKE ME
04.DOMINO LINE
05.DAYS OF FUTURE
06.LIVE IT UP
07.AUTOBAHM
08.VOLTEX OF EMOTION
09.BRAND NEW SOUL
10.太陽風(2013 ver.)
11.MISTY LADY(2013 ver.)
12.U.TA.KA.TA
13.DAZZLING
14.FIGHTMAN
15.ASAYAKE
16.EYES OF THE MIND
17.ARROW OF TIME
18.EVERY MOMENT
19.GOLDEN WAVES
全19曲収録
一方
T-SQUAREは「T-square 35th Anniversary Festival」で、
デビュー35周年記念でT-SQUARE Super Band Specialとしてのコンサートで、
新旧メンバー&ゲスト総勢18名が参加。
2013年10月に大阪フェスティバルホールでのコンサートを完全収録。
特典映像のボーナスディスクを合わせDVD3枚組(定価税込み9,980円、5月7日発売)、こちらも他にBlu-rayも出ています。
【T-SQUARE Super Band Special参加メンバー】
(同系列の楽器は参加年代順)
安藤正容(G)
伊東たけし(EWI、Sax)、宮崎隆睦(EWI、Sax)
宮城純子(Key、Piano)、和泉宏隆(Piano)、河野啓三(Key)
田中豊雪(Ba)、須藤満(Ba)、田中晋吾(Ba)
仙波清彦(Per)、長谷部徹(Dr)、則竹裕之(Dr)、坂東慧(Dr)
Guest:マリーン(Vo)、野呂一生(G)、是方博邦(G)
田中充(Trumpet)、村田陽一(Trombone)
30周年に続いて
T-SQUARE Super Band Specialとして新旧メンバー&ゲストを揃えた豪華なコンサートで非常に充実した内容で、THE SQUAREの初期から最近のT-SQUAREの曲まで代表曲を網羅。
それぞれのメンバーが所々でSolo Partを加えるので、全般に曲が間延びして長過ぎる感はあるものの、いずれの曲でも当時のオリジナルメンバーを中心に新旧メンバー、Guestを取り混ぜて演奏。
GuitarはLeaderの安藤正容1人なので、バランスをとってFusion Guitarの大御所の野呂一生と是方博邦が参加。
やや個性が強過ぎてSQUAREとは異質な感じが出てしまいますが、それぞれが白熱の演奏を繰り広げています。
EWI、Saxはおなじみの伊東たけしに加えて1998年から2000年に掛けて在籍していた宮崎隆睦。1991年から1997年まで所属していた本田雅人は脱退時にしこりがあったのか今回も不参加。
SQUAREのEWI、Saxと言えば、1977年から1990年と2000年以降参加している伊東たけしですが、今回いくつかの曲で伊東たけしと宮崎隆睦が競演しています。
EWIの演奏ではそれほど差は出ませんが、二人同時にAlto Saxを吹くと、明らかに宮崎隆睦の実力の方が勝っているのが分かってしまいます。音の厚みが全く違い、伊東たけしのSaxの音が平板に聞こえてしまいます。
Keyboardでは、和泉宏隆のPianoが素晴らしく、渋い演奏を聞かせてくれました。宮城純子は初期のメンバーで、テクニックは十分ながらやや演奏がぎこちなく聞こえてしまいました。
Bassでは、田中豊雪がベテランのテクニックを見せつけていました。
リズムセクションでは、4人のDrums、Percussionが大迫力でしたが、中でも初期メンバーの仙波清彦のPercussionの個性が際立っていました。
Guestでは、やはりVocalのマリーンが目立っていました。SQUAREにVocal曲は少ないのですが、初期のヒット曲のIT'S MAGICを何度かカバーしています。独特の個性がありますが、相変わらず迫力のある歌を聞かせてくれています。
一番盛り上がるのはSQUARE最大のヒットとなったフジテレビのF1のテーマソングに使われたTRUTHで、伊東たけしと宮崎隆睦がEWIで競演しています。
EWIではそれほど実力の差は出ませんが、結構音色の設定の違いがわかり意外でした。伊東たけしはエッジの効いた音色で、宮崎隆睦は比較的ソフトな設定しにしていました。
同じパートが3人も4人もいて、やや演奏がごちゃごちゃしている面は否めませんが、これはこれで豪華でたまに見るには貴重な機会で良いのかなと思いました。
【曲目】
01. Open the 35th Gate
02. いとしのうなじ
03. The Number
04. Future Fly
05. Sabana Hotel
06. Temps 10 p.m.
07. Boys Be Ambitious
08. Guitar Cubic
09. Come Fly With Me
10. It's Magic
11. Sunnyside Cruise
12. YUH-JA
13. El Mirage
14. Rondo
15. JSB
16. TRUTH
17. Forgotten Saga
18. Texas Kid
19. Little Mermaid
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FUSION | 音楽/映画/テレビ
Posted at
2014/06/08 02:56:04