皆さんもうご存知でしょうが、予定通り6月24日にAlfa Romeoの4ドアクーペ Giuliaが発表されました(^^;;
やはり車好きはAlfaが気になる人が多いですね。
まだ公開されている情報は限定されていますが、元々開発されていたGiuliettaの兄弟車とは全く異なり、Maserati Ghibliのプラットフォームを流用して開発され直した様で
FRベースになっていました。
デザインはフロントの縦型グリルとエンブレムこそAlfa Romeoで若干159の雰囲気もありますが、
Head LightとRear Combination LampまわりはAudi Likeで、
SideはBMW Likeで
あまり個性の強いデザインではありませんでした。
GiuliaはGuiliettaのお姉さんの意味ですが、Giuliettaの様なエレガントさや華やかさはやや失われてしまいました。Chief Designerはあえてデザインには派手さを追求しなかったと言っています。
Specは物凄くHigh Performanceで、
最上級のQuadrifoglio VerdeはFerrari製の3L、V6エンジンを積んだFRベースのAWDで、
510PSのスパルタンなMonster Machineでした。
重量配分は前後50:50で
オールアルミエンジン、
アルミフレーム、ドア等アルミを多用し、
Carbon Fiberもボンネット、ルーフ、プロペラ・シャフト、フロント・シートのストラクチャーと多用しており、3L、V6、AWDでも
車両重量は1,500kg程度に抑えているとのこと。
Power Weight Ratioは3kg/hp以下との事です。
気筒休止Systemを用いて優れた燃費性能を示しているとの事です。
SuspensionはFront Double Wishbone、Rear Multi Linkだそうです。
エントリーモデルはFRで新型の4気筒1750エンジンを搭載すると言われており、これも300PSに達すると言われています。
これだけハイスペックな構成だと、エントリーモデルでもGiulietta2台分にはなるのではないかと思われます。Quadrifoglio Verdeは、おそらく1,000万円を超えてくるのではないかと想像されます。
Giuliaは4Door Sedanだけではなく、Shooting Breakも出る様です。
でも、
Ferrari、Maseratiに近づき、現実感の無い世界の車になってしまったなと思います。
今回のGiuliaから新たなブランド展開が始まるとの事で、
Emblemもリニューアルされました。やや幾何学的になっているものの、高級感は高まっているような気がします。
そして次期GiuliettaもFRベースになる予定で、エントリーモデルのMitoは消滅。Mazdaに製造委託したRoardstarは、Alfa Romeoでは無くFiatブランドから出ると言われています。
Giulia再開発から一時停止していたSUVの開発も再開されるのではないかと言われています。少量生産の4Cと合わせてどんなLine Upになるのでしょうか。
Posted at 2015/06/25 23:55:02 | |
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