性懲りも無く音楽ねたのLiveレポートですm(_ _)m
2018年2月21日(水)の英国の若手Jazz Rock TrioのGoGo Penguinのライブで表参道のBlue Note Tokyoまで行って来ました(^^;;
GoGo PenguinはイギリスのManchesterのRoyal Northern College of Musicで学んでいた3人が2009年に結成したJazz Rock Trio で、
2012年にインディーズでAlbum「Fanfare」をリリース 。
2014年には2nd Album「V 2.0」をリリース して「Murcury Prize」と言う
音楽賞にノミネートされ注目が高まり 、
2015年にBlue Note Labelと契約 。
2016年「Man Made Object」でメジャーデビュー し一躍注目を集め ました。
2016年4月にはBlue Note Tokyoでも来日公演 を実施し、9月には 横浜赤レンガ特設ステージで行われた「Blue Note JAZZ FESTIVAL in JAPAN 2016」でも圧倒的な演奏に大きな反響 を呼んだ様です。
2017年9月には国内最大級ジャズフェスティバル「東京JAZZ 2017」にも出演 。
今回3回目の来日公演になると思います。
Memberは、Chris Illingworth(p)、Nick Blacka(b)、Rob Turner(ds)の3人で、いずれもまだ20代 で、ベテランばかりの
Jazzの世界では珍しい存在 です。
そして今回、
2018年2月9日に「A Humdrum Star」をリリース して、
Blue Note Tokyoで2018年2月19,20,21と3日連続公演 を実施することになりました。東京公演は
3日間全てSold Out となりました。
【A Humdrum Star】
たまたま
JAZZ LIFEのインタビュー記事を見掛けて 面白いグループ名に興味をそそられました。Apple Musicで配信されていたので、リリースされたばかりの
New Album「A Humdrum Star」を聴いてみました 。
すると、
イージー・リスニング的でエコーの掛かった美しいPianoの旋律がミニマル・ミュージック的に繰り返され、そこに手数の多い複雑なDrumsとテクニカルなWood Bassが絡み、独特の世界観を構築していて素晴らしい出来 でした。
どこかVangelisを思わせる様なpianoの旋律があり、後から調べてみたらAlbum名は1980年に放送されたCarl SagenのTVシリーズの「Cosmos」から引用されているとの事でした。「Cosmos」ではVangelisの「Heaven And Hell 」や「Albedo 0.39」の「Alpha」等が使われていたので納得しました。
GoGo Penguineの
過去のAlbumも聴いてみましたが、Pianoには強めにエコー が掛かっていて、
Wood Bassにはマイクを取り付けて あり、
エフェクターで電子的に加工 していたり、
他にも電子楽器の音を加えていて、アコースティックな楽器をベースにしながらも、Electronicな要素も取り入れ 、より個性の強い曲も随所に見られました。GoGo Penguinが
アコースティック・エレクトロニカと呼ばれる所以を理解 しました。
そして、無性に
Liveも見てみたくなりました 。
Blue Note Tokyoは行った事が無く 、JAZZ系のベテランの出演が多く、Billboardよりも年齢層、格式がやや上になるので
敷居が高かったものの、思い切って予約 を入れてみました。
New Albumの評判が良かったこともあり、
既に2nd Stageは全て売り切れ てしまい、
止むを得ず1st Stageで予約 を入れました。
その後間も無く1st Stageも売り切れ 、若干追加席を設定した様ですが、それも全て売り切れてしまっていました。
1st Stageは17:30開場で開演18:30 で、会社員にはかなり厳しい時間帯ですが、
仕事を無理矢理切り上げて 、定時退社の速攻で地下鉄の表参道駅までやってきて、そこから7〜8分歩いて
何とかBlue Note Tokyoに辿り着き ました。
受付は地下1Fで、到着した時には既に開場が始まっていました。終わりの方の番号でしたので
ギリギリ案内の順番に間に合い ました。左右と後ろが自由席で、ピアノに近い左側の真ん中ほどの席にしました。
開場は地下2Fの1フロアで、
フロアはBillboard Live Tokyoよりも広いものの、1フロアしかないのでキャパは300人ほどで変わらない 様です。
基本的にJAZZ系のベテランアーティストのLiveが多いので年齢層はBillboard Live Tokyoよりも更に高い感じ です。
GoGo Benguinは若手のグループなので、ところどころに若い人を見掛ける 事が出来ましたが、
中心は60代、次いで50代 と言う感じでした。
男性が6割弱、女性が4割強ぐらい の感じで、
女性は結構若い感じの方が多く、20代、30代の方もいらっしゃる様 で30代、40代がメインの感じでした。
開演は18:30で10分弱の遅れでスタート。
Billboardに比べると若干PAのボリュームは抑え気味 の感じで、
Drumsの手数の多いテクニックは十分堪能できるものの、Bass Drumsが若干弱い感じ を受けました。
エコーを掛けたPianoはの美しい旋律が繰り返され、テクニカルなWood Bassが絡む独特の素晴らしい演奏 が繰り広げられました。
観客も落ち着いた人が多く 、テーブルで食事を頼んでいる方々もいるので、静かに盛り上がる感じ ですが、演奏を十分堪能 している感じでした。
New Albumの曲を中心に10曲ほど でアンコールで2曲 追加。2部制なので時間にして1時間ちょうど とやや短かく、あっという間 ではありましたが、十分にGoGo Penguinの生演奏を楽しむ事が出来ました 。
いずれもう少し大きなホールで、フルの尺での単独公演が実施される事も期待したいと思います。
Blue Note Tokyo HPのLive Report
VIDEO
【初日19日のSetlist】(21日もおそらくあまり変わっていないと思います)
1st Stage
1. GBFISYSIH「Man Made Object」2016年
2. RAVEN「A Humdrum Star」2018年
3. BARDO「A Humdrum Star」2018年
4. A HUNDRED MOONS「A Humdrum Star」2018年
5. OCEAN IN A DROP「Live at Abbey Road」2016年
6. STRID「A Humdrum Star」2018年
7. REACTOR「A Humdrum Star」2018年
8. RETURN TO TEXT「A Humdrum Star」2018年
9. TRANSIENT STATE「A Humdrum Star」2018年
10. PROTEST「Man Made Object」2016年
EC1. WINDOW「A Humdrum Star」2018年
EC2. HOPOPONO「V2.0」2014年
2nd Stage
1. GBFISYSIH
2. RAVEN
3. BARDO
4. A HUNDRED MOONS
5. STRID
6. REACTOR
7. RETURN TO TEXT
8. ONE PERCENT「V2.0」2014年
9. TRANSIENT STATE
10. PROTEST
EC1. WINDOW
EC2. HOPOPONO
【GoGo Penguin - A Humdrum Star (Album Teaser)】
VIDEO
【GoGo Penguin - Bardo】PV
VIDEO
【GoGo Penguin - Jazz à la Villette】
VIDEO
Posted at 2018/02/25 17:08:42 | |
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