また
JAIA(自動車輸入組合)ネタです。
3ヶ月に1回発表される
四半期の外国メーカー車モデル別トップ20ランキングです。
従来JAIAは販売台数ランキングと書いていて、登録台数とは別に本当に販売台数が公表されているのか疑問に感じていたのですが、今回確認したらこっそり登録台数に修正されていました。やっぱりね。
それはいいとして、
2014年4Q(10〜12月)の
Volvo V40の輸入車における登録台数ランキングは12位となりました。
3Qに2Qの9位から13位に下落しTop10陥落となってしまいましたが少し盛り返していました(^_^;。
2013年2Q(4〜6月) 2,270台 第10位
3Q(7〜9月) 3,208台 第5位
4Q(10〜12月) 2,272台 第10位
2014年1Q(1〜3月) 2,544台 第11位
2Q(4〜6月) 1,455台 第9位
3Q(7〜9月) 1,584台 第13位
4Q(10〜12月) 1,741台 第12位
前年
2013年4Qの3ヶ月間における
V40の登録台数は2,272台で、
2014年の4Qは1,741台となり
前年同期比で531台減少していますが、
2Q、3Q、4Qと季節要因もありますが、少しずつ回復していて、順位もそこそこの水準を維持しています。
発売2年目に入ってもコンスタントに売れ続けていると言えると思います。
しかし
一方で、マイナーチェンジ以降低迷気味の
60シリーズが、
この4Qの登録台数は967台の19位と3Qの1,314台の15位から下落してしまいました。
前年同期の1,822台の13位
からほぼ半減となり、大きく順位を下げています。
やはり
Volvoの登録台数の低迷は、前年のV40が売れすぎた反動もありますが、低迷が長引いている大きな要因は、むしろマイナーチェンジ後の60シリーズが売れていないことにあるようです。
先行してMY2015の販売が始まっているにもかかわらず販売が落ち込んでしまっているのは問題ですね。
当然60シリーズの方がV40よりも利幅が大きいと思われますので、60シリーズの低迷はVCJ及び販売ディーラー各社の収益も圧迫しているのではないかと思われます。
やはりマイナーチェンジで装備、性能は充実しているものの、大人しくなりすぎ個性がなくなったエクステリアデザインは失敗だったと言うことなんでしょうかね。
少なくとも私は以前のDNAライトが付いていた時のデザインのほうが好みでした。
それともエマージェンシーブレーキの普及が進んできて、Volvoの安全性能への訴求力が弱まってしまったのでしょうか。はたまた円安進行による価格政策による競争力低下によるものなのでしょうか。
V40もようやくMY2015が発表され、
T4、T4 SEはあまり変わり映えせず装備の標準化で実質としてはあまり変わらない格好にしているものの、スタート台の標準価格が上がってしまっていました。
T5 R-DesignがDrive-E T5エンジン+8速AT、パドルシフト、LEDドライビングライト搭載等で競争力が高まっていますので、
何とか全体として底入れして欲しいものです。
【輸入車のモデル別登録台数ランキング】

(出所:JAIA)
ちなみに、Topは引き続きVW Golfで7,603台、第2位MB C Class 6,407台、第3位BMW MINI 5,470台、第4位VW Polo 4,313台、第5位BMW 3 Series 3,734台、第6位Audi A3 2,543台、第7位VW The Beatle 2,003台、第8位MB A Class 1,972台、第9位BMW 1 Series 1,935台、第10位MB GLA 1,824台と続いています。
MBがモデルはかなり入れ替わっているものの全体として依然健闘しており、AudiもA3シリーズが好調を維持しています。
Posted at 2015/01/10 00:15:01 | |
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