1. バース・オブ・ジ・アース(衝突) Birth of the Earth - Collision
2. ストーン・エイジ Stone Age
3. ガリレオ1(異端審問) Galileo I - And Yet It Moves ( E Pur Si Muove )
4. ガリレオ2(地動説) Galileo II – Copernican Theory
5. バース・オブ・ジ・アース(合体) Birth of the Earth - Merger
6. エイジ・オブ・スチーム Age of Steam (I. Pastoral Garden / II. Machine City)
7. ライトフライヤー1903 Wright Flyer 1903
8. オン・ザ・レイディオ On the Radio
9. バース・オブ・ジ・アース(マグマ・オーシャン) Birth of the Earth - Magma Ocean
10. E=c#m E = c♯m
11. アイ・アム・ジー(我は汝) I am Thee ( Awakening of Cloneroid )
12. バース・オブ・ジ・アース(エンブリオニック・プラネット) Birth of the Earth - Embryonic Planet
映画のOriginal Soundtruckを中心に活動を続けていますが、Studio Original Albumとしては、同じく宇宙関係で、2001年のNASAの火星捜査プロジェクト「2001 Mars Odyssey」のために書き下ろされた「Mythodea: Music for the NASA Mission: 2001 Mars Odyssey」以来15年振りになるそうです。
その後、映画音楽やOriginal作品を発表しSolo活動を活発化。それまでのグループでの活動と異なりSynthesizerをメインにClassicalなSymphonic Rock作品を発表。1973年には初の本格的なStudio Original Album「Earth」をリリース。
1974年にロンドンに拠点を移して大手レコード会社RCAレコードと契約を結び、1975年「Heaven and Hell(邦題:天国と地獄)」、1976年「Albedo 0.39(反射率0.39)」、1977年「Spiral(邦題:螺旋)」のいわゆるRCA3部作を相次ぎリリースして評価を高めることになりました。
【Heaven and Hell】
【This track was the theme music to Carl Sagan's PBS Cosmos series】
【So Long Ago , So Clear】Vocal Jon Anderson
【Albedo 0.39】
【Alpha】Albedo 0.39より
【Spiral】
【Spiral】
特にVangelisのSynthesizer Musicと宇宙との親和性は高く、Carl Sagan制作のTVドキュメンタリー「COSMOS」で、テーマ曲として「Heaven and Hell」の一節や、「Albedo 0.39」に収録されている「Alpha」等が使われると更に知名度が高まり、以後TV等のBGMでも多用されるようになりました。
また、1974年にはRick Wakemanの後任としてYESへの加入を打診されたものの、自身の創作活動の影響やギリシャ人がイギリスのBANDに加わることによる排斥活動等を懸念して加入を断った事でも知られています。 しかし、これを契機にJon Andersonとのコラボレーションが始まり、1975年リリースの「Heaven and Hell」Lastの「So Long Ago , So Clear」でVocalを取っており、非常に美しくマッチしています。
Jon AndersonのYES脱退直後の1979年に、Jon & Vangelis名義でStudio Original Album「Short Stories」を発表。1981年「The Friends of Mr. Cairo」、1983年「Private Collection」をリリース。1983年のJon AndersonのYES復帰で一時途絶えるも、1991年にも「Page of Life」をリリースしています。一連のJon Andersonとのコラボレーションも知名度を高める大きな要因となったと見られます。
しかし、更にVangelisの知名度を高めたのはやはり映画音楽で、1981年の「Chariots of Fire(邦題:炎のランナー)」や1982年「Blade Runner」で、特にアメリカでは1982年3月の第54回アカデミー賞で「Chariots of Fire」がオリジナル作曲賞を受賞し、Original Soundtruck Album,SingleがどちらもBillboard ChartでNo.1を獲得。Instrumentals曲としては、唯一No.1を獲得した曲になるそうです。
【Chariots of Fire】
【Chariots of Fire】
【Blade Runner】
【End Titles】
なお、「Blade Runner」については、Vangelisの音楽が映画の世界に非常にマッチして話題になっていましたが、Vangelisの当時のOriginal作品と作風がかけ離れていることを理由に当時Original Soundtruckは発売されず、12年後の1994年にAlbumが発売されています。
そして、1992年に「Blade Runner」と同じRidley Scott監督作品「1492 - Conquest of Paradise(邦題:1492 コロンブス)」のOriginal Soundtruckを手がけ、欧州中心にAlbum,SIngleともに大ヒットし、世界的には「Chariots of Fire」を凌ぐヒットになっているとの事です。
【1492 - Conquest of Paradise】
【Conquest of Paradise】
日本では1983年公開の邦画「Antarctica(南極物語)」、2002年サッカー日韓ワールドカップのテーマ「Anthem - 2002 FIFA World Cup TM Official Anthem」がオリコンチャートでベスト10圏内に入っており、これらの曲の方がより知られていると思われます。
【Antarctica(南極物語)】
【Theme From Antarctica】
【Anthem】
【Anthem】
映画音楽を中心に、地道に活動を続けているとは言え、Studio Original Albumとしては15年振りと久々で、得意の宇宙をテーマとした作品である事から出来栄えが期待されます。
Line Upは、Original Memberで中核のJohn Goodsall(Guitar)とPercy Jones(Bass)のほか、70年代後半にLiveにGuest参加していたKenwood Dennard(Drums)、そして新メンバーのChris Clark(keyboard)とScott Weinberger(Percussion)という人が加わるとのことです。
Phil Collonsは再結成以降は参加しておらず、既にDrumsを叩けない状態ですので今回も参加しません。
今回の北米Tourは、BrandXとしては比較的有名な、1976年の1stアルバム「Unorthodox Behaviour」、1977 年の2nd Album「Moroccan Roll 」、1978年の3rd Album 「Masques」の3Titleをフィーチャーした公演となる模様です。一部のプログレマニアの中には結構根強い人気のあるBandですので、日本にも来てくれれば良いのですが、無理でしょうね(>_<)。
Peter Gabrielの公演は大掛かりでコストが掛かることもあり、日本ではなかなかプロモーターが付かない様で、単独公演では1994年の1回しか実現しておらず観ることはできていません。日本ではStingの方が人気、知名度が高いので、Joint TourでStingにあやかってPeter Gabrielも来日してくれると良いのですが、難しいでしょうね。
円高、ポンド安で何とかならないかな(^^;;
【Dancing With the Moonlit Knight、Message in a Bottle】Peter Gabliel & Sting、GenesisのDancing With the Moonlit Knightの一部からThe PolisのMessage in a Bottle
【Don't Give Up】Peter Gabliel
【Fragile】Sting
【Red Rain】Peter Gabliel
【Roxanne】Sting、The Policeの曲で懐かしいですね
【Every Breath You Take】Peter Gabliel & Sting、アンコールはThe Policeの名曲で
【MEMBER】
Chick Corea(p)
Avishai Cohen(b)
Marcus Gilmore(ds)
【MUSIC CHARGE】
¥12,800(税込)
【チケット】
Jam Session会員予約受付開始日:7.6 wed.
一般Web先行予約受付開始日:7.13 wed.
一般電話予約受付開始日:7.16 sat.
【Spain】
続いてLee Ritenourですが、9月12日(月)〜14日(水)に同じくBlue Note Tokyoで、16日(金)にNagoya Blue Note、そして9月17日(土)には金沢ジャズストリート2016に出演するそうです。
また11日(日)には Lee Ritenourが主宰する若き才能を発掘するプロジェクトの、世界各国から各部門の優勝者が集うスペシャル・ライヴ、<LEE RITENOUR's SIX STRING THEORY COMPETITION - Winner's Circle ->がBlue Note Tokyoで行われるそうです。
<LEE RITENOUR>
●2016 9.12 mon., 9.13 tue., 9.14 wed. Blue Note Tokyo
[1st]Start6:30pm [2nd]Start9:00pm
【MUSIC CHARGE】
¥8,500(税込)
【チケット】
Jam Session会員予約受付開始日:7.3 sun.
一般Web先行予約受付開始日:7.10 sun.
一般電話予約受付開始日:7.13 wed.
【MEMBER】
Lee Ritenour(g)
Otmaro Ruiz(p,key)
Hadrien Feraud(b)
Wesley Ritenour(ds)
●9.16 fri. Nagoya Blue Note
●9.17 sat. 金沢ジャズストリート2016
<LEE RITENOUR's SIX STRING THEORY COMPETITION - Winner's Circle ->
●2016 9.11 sun. Blue Note Tokyo
[1st]Start5:00pm [2nd]Start8:00pm
【MEMBER】
Lee Ritenour(g)
Roland Balogh(g) -Humgary
Carter Low(g) -Canada
Nicolas Hetko(p) -USA
Isaias Elpes(b) -Brazil
Raphael Pannier(ds) -France
【MUSIC CHARGE】
¥6,800(税込)
【チケット】
Jam Session会員予約受付開始日:7.3 sun.
一般Web先行予約受付開始日:7.10 sun.
一般電話予約受付開始日:7.13 wed.