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2019年08月03日 イイね!

VOLVO CAR GROUPの2019年7月販売は、中国好調で欧州、米国停滞カバーし持ち直し(^_^;;

VOLVO CAR GROUPの2019年7月販売は、中国好調で欧州、米国停滞カバーし持ち直し(^_^;;週明けに8月のデータが出て来ますが、一応まとめておきますm(_ _)m
現地時間8月2日にVOLVO CARSの2019年7月のグローバル販売の状況が発表されています(^^;;

2015年後半から販売が本格化した新型XC90発売による新車効果が一巡し、続くS90、V90の伸びがやや鈍く、既存モデルの減少を補い切れず2016年10月以降グローバル販売は前年同月比マイナスが続いていました。

しかし、中国の好調持続と地元Sweden、欧州の持ち直し等から、2017年1月に4ヶ月振りにグローバル販売が前年同月比プラスに転換
2018年に入ってからはXC60の販売本格化から2桁増の順調な拡大を継続しています。

しかし、2019年に入って1月は中国要因で同+16.7%、5月も同+12.4%の2桁増となりましたが、90シリーズの減少、米国、欧州の停滞から2018年末から頭打ち傾向が強まっています。

2019年6月は比較的ボリュームの大きな月ですが、引き続き旧モデルと90シリーズの減少、60シリーズの低迷からXC40の新車効果では補いきれず、同▲2.0%と18ヶ月振りの前年同月比マイナスとなってしまいました。
ただ7月は比較的ボリュームが小さな月ですが、最大市場の中国が前年同月比+24.9%と大幅に回復したことから、欧米の低迷をカバーして、同+7.1%の5万4,546台と2ヶ月振の増加となりました。

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中国は2016年4月に前年同月比▲6.7%と減少するなど調整気味でしたが、8月に底打ちし、その後高成長が続きました。

しかし、中国市場全体の低迷もあり、2019年に入ると1月は同+3.6%と減速。
2月は比較的ボリュームが小さな月で、今年は2月が旧正月であった事もあり、同▲0.2%と小幅マイナス、3月は同+6.7%の回復と不安定な状況となっています。

ただ、4月以降は再び同2桁増となり再度成長軌道に戻って来ています。7月は1万2,639台の同+24.9%と4ヶ月連続で2桁増と回復しています。

2016年3月以降は中国が単一国としては販売台数No.1を維持し、一段と中国依存度が高まっています。特に現地生産のS90、S60Lに加えて新型XC60の生産も始まり販売も好調な様です。
ただ、中国市場全体は減税の縮小、景気減速や貿易戦争等の影響から前年比マイナスになっており、輸入車の一部にも調整の動きが出ています。
Volvoは現地資本系列で現地生産も行っていることから、相対的には優位と見られますが、今度の動向が注視されます。
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長年苦戦を続けていた米国は、XC90の販売本格化から2015年以降復活し、大幅な回復が続きましが、2016年に入ると新車効果が一巡し伸び率は減速10月には23ヶ月振りのマイナスとなり、その後軒並みマイナスが続きました。

2017年8月にプラスに転換したものの、2018年10月以降再び販売が鈍化し、12月には1年振りのマイナスとなってしまいました。

2019年に入って多少持ち直しの動きがあり、3月は同+16.2%と2桁成長確保しましたが、その後は失速。

7月は比較的ボリュームが小さな月ながら8,795台の同+2.0%の微増と力強さを欠いた状況が続いています。

XC90とXC60が販売の中心で、XC40の販売も進んで来ているようですが、XC90の停滞、XC60の新旧切り替え効果が一巡してきている様です。
S60の現地生産販売も開始されていますが、セダンの貢献度はまだそれほど大きくないと見られます。
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VOLVO CARSの開示変更により、2018年1月から低迷していた本国Sweden単独での開示が無くなってしまいました。
また欧州も従来は中東を含めたEMEAで集計されていましたが、1月からは集計範囲が狭まりEuropeでの集計となっています。

2018年1月以降Europeも減速気味。ただ、6月以降はXC60、XC40のSUV効果に加えてV60貢献が加わり回復の兆しも出てきていますが、力強さを欠いています
2019年1月は同+24.4%、5月+16.9%の2桁増となったもののと、総じて不安定な状況で力強さを欠いています。

6月は同▲9.0%と7ヶ月振りに大きめのマイナスとなってしまいましたが、7月はボリュームの小さな月ですが、25,518台の同+4.8%と小幅増加と持ち直しました。
XC40、V60の本格出荷が貢献してきている様ですが、全体としてさほど力強さは出てきていません。


【モデル別販売動向】
モデル別の販売で、V40については2015年に発売後4年目に入りグローバル販売が頭打ちとなり、2016年に入ってからは前年同月比でマイナス。
マイナーチェンジモデルの販売本格化から2017年2月以降はようやく安定も、XC40の発売が近づき6月以降は再びマイナス。

2018年1月からXC40の販売が開始され、New Modelで代替モデルが無く、純増になっていることから本格的な貢献が始まっています。
40シリーズ全体で4月以降は4割以上の増加し、7月以降は倍増ペースでした。
11月同+68.0%、12月同+53.1%と若干スローダウンも依然大幅増。

そして、2019年1月はボリュームが小さい月ながら同+102.5%と倍増ペースとなり、2月も比較的ボリュームが小さな月ですが、同+60.9%と依然高成長を維持、3月はボリュームが大きな月で同+41.2%と依然高成長もやや減速。4月以降も同3割〜4割の増加をキープしています。

7月はボリュームが小さな月ですが、1万6,845台、同+11.3%と2桁増を維持していますが、40シリーズの旧型の減少が続き、New XC40の需要増にも徐々に頭打ち感が出てきており40シリーズ全体としても頭打ちになって来ています。

従来のV40シリーズモデルは20%前後のマイナスが続いていますが、新規投入で純増となるXC40の貢献が続いています。

XC40の販売は、1月395台、2月1,580台、3月4,261台、4月5,554台、5月5,413台、6月6,538台、7月9,005台。8月6,540台、9月8,598台、10月9,568台まで伸ばしました。
11月以降一時ピークアウトも、11月8,993台、12月8,724台、2019年1月8,113台、2月8,176台、3月は増産体制が確立したのか、12,614台とピークを更新。
4月はボリュームが小さい月ながら、10,801台を確保、5月は10,578台、6月は11,586台、7月は12,198台と販売開始19ヶ月で一巡感が出てきています。
今後XC40がどこまで拡大し、旧世代となる既存の40シリーズがどの程度維持できるかが注視されます。
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New XC60は、2017年3月7日にGeneva Auto Showで発表になり、2017年8月以降販売が本格化。販売台数は、2019年7月に販売開始27ヶ月目で1万4,740台となっています。旧型に代わって2017年11月からXC90も抜いて最量販車種となりましたが、3月の1万8,036台をピークにやや頭打ち感が出てきています。

またNew V60も2018年6月から販売が開始され14ヶ月目で3,519台となっており、早くも頭打ち感が出ています。

モデル末期まで売れ続けたXC60の旧モデルの減少は大きいものの、新型もようやく生産体制も整い旧型のピークを若干凌駕する水準にまで販売が上がってきました。
ただ、XC60の成長もやや一服しつつあり、続くV60の販売にあまり勢いが無い事から、7月は60シリーズ全体で1万9,639台で同▲9.7%となり6ヶ月連続でマイナスになってしまっています。
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新型XC90は好調に拡大を続けてきましたが、本格デリバティーから2年目に入り、2017年2月に初期需要の反動からついに前年同月比で前年割れとなりましたが、反動減が一巡し2017年9月以降は再びプラスになるも、2018年10月に14ヶ月振りのマイナスとなり、以後マイナス成長が続いています。

2019年1月も同▲3.7%、2月同▲12.9%、3月は同+2.3%、4月同+9.8%、5月同+8.0%、6月同▲3.2%。
7月はボリュームが小さな月ながら、7,625台で同+6.5%と2ヶ月振りにプラスを確保しました。

S90、V90の動向ですが、2019年7月はS90が4,575台(前年同月比+12.9%)、V90は1,651台(同+5.8%)、更にV90CCは1,286台(同+1.9%)と6月は全モデルマイナスになっていましたが、マイナーチェンジ効果で持ち直しました。

S90は中国生産集中で中国での販売が好調な様ですが全体としては需要一巡。欧州で主力となるべきV90の伸び悩みが顕著で、逆に健闘していたニッチモデルのV90CCもマイナス。マイナーチェンジ前の在庫調整だった様で6月は90シリーズ全体で15,137台、同▲15.4%の不振から7月は同+7.7%と持ち直しました。
90シリーズは利幅が大きいだけにどこまで維持できるか注目されます。
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旧型XC60は大健闘でしたが、新型への移行期に入りXC60は順調ながらも目先ピークアウト。60シリーズ全体として力強さは無く、40シリーズもXC40は好調ながら生産能力が不足気味で、V40はマイナーチェンジ後力強さを欠いています。
新型XC90がデリバリーが始まってから4年を経過、シリーズ全体で調整局面に入ってきています。

米国、中国を狙いとしたXC90、S90はジーリーの思惑通りに成功し、中国生産も現地需要への対応で順調に拡大して来ましたが、本国Sweden、欧州ではV90、V60の販売が停滞気味と見られます。また、これまで需要を牽引してきた米国、中国のマーケット自体が縮小気味になってきている点も懸念材料です。

ジーリーはVOLVOをMB、BMW、AUDIに匹敵するプレミアムプランドに引き上げるとしていますが、直接これらのプレミアムブランドと競合する本国Sweden、欧州の販売低迷を見ていると、欧州ではそれほどうまくいっている感じには見えません。

相次ぎCar of the Yearを受賞し、好調好調ともてはやされていますが、足元では90シリーズの成長一巡、XC60の新型への切り替え遅れとXC40とのバッティング、SUVモデル以外の低迷等が表面化しつつあります。

販売台数の増加は新規に追加されたXC40の純増にすべて掛かっている状況に陥っています。米国、中国の自動車販売全体の頭打ちもあり、Volvoも先行き決して楽観できる状況にはありません。

なおジーリーの販売動向ですが、2015年12月以降回復が一巡し頭打ち状態になっていましたが、2016年4月以降は持ち直し。8月以降は急速な回復、拡大。

2018年に入っても1月同+51.1%。2月23.9%、3月同+39.1%、4月同+48.5%、5月同+60.8%、6月同+44.7%、7月同+32.0%、8月+30.1%、9月同+14.3%、10月同+3.1%、11月同+0.3%と10月から大きく減速。12月は同▲39.2%と大幅なマイナスとなってしまいました。

2019年1月は前年の旧正月の反動で同+2.2%と小幅増加も、2月は逆に旧正月で同▲24.2%と大幅なマイナス。3月は同+3.0%と小幅プラス確保も、4月は再び同▲19.3%と大幅なマイナス。5月も同▲26.6%、6月も同▲29.3%になってしまいました。

そして7月も9万1,735台(同▲24.0%)と大幅なマイナスが続き、販売不振が強まってきています。
Posted at 2019/09/02 06:30:27 | コメント(0) | トラックバック(0) | VOLVO | クルマ
2019年07月04日 イイね!

VOLVO CAR GROUPの2019年6月販売は、中国好調も欧州不振、米国停滞から18ヶ月振りマイナス(~ ~;;

VOLVO CAR GROUPの2019年6月販売は、中国好調も欧州不振、米国停滞から18ヶ月振りマイナス(~ ~;;現地時間7月3日にVOLVO CARSの2019年6月のグローバル販売の状況が発表されています(^^;;

2015年後半から販売が本格化した新型XC90発売による新車効果が一巡し、続くS90、V90の伸びがやや鈍く、既存モデルの減少を補い切れず2016年10月以降グローバル販売は前年同月比マイナスが続いていました。

しかし、中国の好調持続と地元Sweden、欧州の持ち直し等から、2017年1月に4ヶ月振りにグローバル販売が前年同月比プラスに転換
2018年に入ってからはXC60の販売本格化から2桁増の順調な拡大を継続しています。

しかし、2019年に入って1月は中国旧正月要因で同+16.7%、5月も同+12.4%の2桁増となりましたが、90シリーズの減少、米国、欧州の停滞から2018年末から頭打ち傾向が強まっています。

2019年6月は比較的ボリュームの大きな月ですが、引き続き旧モデルと90シリーズの減少、60シリーズの低迷からXC40の新車効果では補いきれず、同▲2.0%の6万2,775台と18ヶ月振りの前年同月比マイナスとなってしまいました。

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中国2016年4月に前年同月比▲6.7%と減少するなど調整気味でしたが、8月に底打ちし、その後高成長が続きました。

しかし、中国市場全体の低迷もあり、2019年に入ると1月は同+3.6%と減速
2月は比較的ボリュームが小さな月で、今年は2月が旧正月であった事もあり、同▲0.2%と小幅マイナス、3月は同+6.7%の回復と不安定な状況となっています。

ただ、4月以降は再び同2桁増となり再度成長軌道に戻って来ています。6月は13,238台の同+13.3%と3ヶ月連続で2桁増と回復しています。

2016年3月以降は中国が単一国としては販売台数No.1を維持し、一段と中国依存度が高まっています。特に現地生産のS90、S60Lが好調で、新型XC60の生産も始まり販売も好調な様です。
ただ、中国市場全体は減税の縮小、景気減速や貿易戦争等の影響から前年比マイナスになっており、輸入車の一部にも調整の動きが出ています。
Volvoは現地資本系列で現地生産も行っていることから、相対的には優位と見られますが、今度の動向が注視されます。
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長年苦戦を続けていた米国は、XC90の販売本格化から2015年以降復活し、大幅な回復が続きましが、2016年に入ると新車効果が一巡し伸び率は減速10月には23ヶ月振りのマイナスとなり、その後軒並みマイナスが続きました。

2017年8月にプラスに転換したものの、2018年10月以降再び販売が鈍化し,
12月には1年振りのマイナスとなってしまいました。

2019年に入って多少持ち直しの動きがあり、3月同+16.2%と2桁成長確保しましたが、その後は失速

6月は比較的ボリュームが大きな月ながら、9,934台の同+0.7%の横ばいと力強さを欠いた状況です。

XC90とXC60が販売の中心で、XC40の販売も進んで来ているようですが、XC90の停滞XC60の新旧切り替え効果が一巡してきている様です。
S60の現地生産販売も開始されていますが、セダンの貢献度はまだそれほど大きくないと見られます。
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VOLVO CARSの開示変更により、2018年1月から低迷していた本国Sweden単独での開示が無くなってしまいました。
また欧州も従来は中東を含めたEMEAで集計されていましたが、1月からは集計範囲が狭まりEuropeでの集計となっています。

2018年1月以降Europeでも減速気味。ただ、6月以降はXC60、XC40のSUV効果に加えてV60貢献が加わり回復の兆しも出てきていますが、力強さを欠いています。
2019年1月は同+24.4%、5月+16.9%の2桁増となったもののと、総じて不安定な状況で力強さを欠いています。

6月はボリュームの大きな月ですが、30,238台の同▲9.0%と大きめのマイナスとなってしまいました。
XC40、V60の本格出荷が貢献してきている様ですが、全体としてさほど力強さは出てきていません。


【モデル別販売動向】
モデル別の販売で、V40については2015年に発売後4年目に入りグローバル販売が頭打ちとなり、2016年に入ってからは前年同月比でマイナス
マイナーチェンジモデルの販売本格化から2017年2月以降はようやく安定も、XC40の発売が近づき6月以降は再びマイナス

2018年1月からXC40の販売が開始され、New Modelで代替モデルが無く、純増になっていることから本格的な貢献が始まっています。
40シリーズ全体で4月以降は4割以上の増加し、7月以降は倍増ペースでした。
11月同+68.0%、12月同+53.1%と若干スローダウンも依然大幅増。

そして、2019年1月はボリュームが小さい月ながら同+102.5%と倍増ペースとなり、2月も比較的ボリュームが小さな月ですが、同+60.9%と依然高成長を維持、3月はボリュームが大きな月で同+41.2%と依然高成長もやや減速。4月以降も同3割〜4割の増加をキープしています。

6月はボリュームが大きな月ですが、1万8,026台、同+33.0%を維持しています。

従来のV40シリーズモデルは15%前後のマイナスが続いていますが、V40CCが健闘し、新規投入で純増となるXC40の貢献が続いています。

XC40の販売は、1月395台、2月1,580台、3月4,261台、4月5,554台、5月5,413台、6月6,538台、7月9,005台。8月6,540台、9月8,598台、10月9,568台まで伸ばしました。
11月以降一時ピークアウトも、11月8,993台、12月8,724台、2019年1月8,113台、2月8,176台、3月は増産体制が確立したのか、12,614台とピークを更新。
4月はボリュームが小さい月ながら、10,801台を確保、5月は10,578台、ボリュームが大きい6月は11,586台と販売開始18ヶ月で若干一巡感が出てきています。
目先増加一巡も今後XC40がどこまで拡大し、旧世代となる既存の40シリーズがどの程度維持できるかが注視されます。
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New XC60は、2017年3月7日にGeneva Auto Showで発表になり、2017年8月以降販売が本格化。販売台数は、2019年6月に販売開始26ヶ月目で1万6,889台となっています。旧型に代わって2017年11月からXC90も抜いて最量販車種となりましたが、目先3月の1万8,036台をピークにやや頭打ち感が出てきています。

またNew V60も2018年6月から販売が開始され13ヶ月目で4,946台となっており、早くも頭打ち感が出ています

モデル末期まで売れ続けたXC60の旧モデルの減少は大きいものの、新型もようやく生産体制も整い旧型のピークを若干凌駕する水準にまで販売が上がってきました。
ただ、XC60の成長もやや一服しつつあり、続くV60の販売にあまり勢いが無い事から、6月は60シリーズ全体で23,237台で同▲20.8%となり5ヶ月連続かつ大幅なマイナスになってしまいました。
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新型XC90は好調に拡大を続けてきましたが、本格デリバティーから2年目に入り、2017年2月に初期需要の反動からついに前年同月比で前年割れとなりましたが、反動減が一巡し2017年9月以降は再びプラスになるも、2018年10月に14ヶ月振りのマイナスとなり、以後マイナス成長が続いています。

2019年1月も同▲3.7%、2月同▲12.9%、3月は同+2.3%、4月同+9.8%、5月同+8.0%。
6月はボリュームが大きな月ながら、9,170台で同▲3.2%と4ヶ月振りに再びマイナスとなってしまいました。

S90、V90の動向ですが、2019年6月はS90が4,964台(前年同月比▲10.7%)、V90は2,034台(同▲43.4%)、更にV90CCは1,726台(同▲31.5%)と全モデルがマイナスになっています。
S90は中国生産集中で中国での販売が好調な様ですが全体としては需要一巡。欧州で主力となるべきV90の伸び悩みが顕著で、逆に健闘していたニッチモデルのV90CCもマイナス。マイナーチェンジ前の在庫調整であれば良いのですが、90シリーズは利幅が大きいだけにテコ入れ急務と言えます。
以上の結果、6月は90シリーズ全体では17,894台で同▲15.4%となり、シリーズ全体で販売が一巡し9ヶ月連続でマイナスが続いています。
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旧型XC60は大健闘でしたが、新型への移行期に入りXC60は順調も60シリーズ全体として力強さは無く40シリーズもXC40は好調ながら生産能力が不足気味で、V40はマイナーチェンジ後力強さを欠いています。
新型XC90がデリバリーが始まってから4年を経過、シリーズ全体で調整局面に入ってきています。

米国、中国を狙いとしたXC90、S90はジーリーの思惑通りに成功し、中国生産も現地需要への対応で順調に拡大して来ましたが、本国Sweden、欧州ではV90、V60の販売が停滞気味と見られます。また、これまで需要を牽引してきた米国、中国のマーケット自体が縮小気味になってきている点も懸念材料です。

ジーリーはVOLVOをMB、BMW、AUDIに匹敵するプレミアムプランドに引き上げるとしていますが、直接これらのプレミアムブランドと競合する本国Sweden、欧州の販売低迷を見ていると、欧州ではそれほどうまくいっている感じには見えません

相次ぎCar of the Yearを受賞し、好調好調ともてはやされていますが、足元では90シリーズの成長一巡、XC60の新型への切り替え遅れXC40とのバッティングSUVモデル以外の低迷等が表面化しつつあります。

販売台数の増加は新規に追加されたXC40の純増にすべて掛かっている状況に陥っています。米国、中国の自動車販売全体の頭打ちもあり、Volvoも先行き決して楽観できる状況にはありません。

なおジーリーの販売動向ですが、2015年12月以降回復が一巡し頭打ち状態になっていましたが、2016年4月以降は持ち直し。8月以降は急速な回復、拡大。

2018年に入っても1月同+51.1%。2月23.9%、3月同+39.1%、4月同+48.5%、5月同+60.8%、6月同+44.7%、7月同+32.0%、8月+30.1%、9月同+14.3%、10月同+3.1%、11月同+0.3%と10月から大きく減速。12月は同▲39.2%と大幅なマイナスとなってしまいました。

2019年1月は前年の旧正月の反動で同+2.2%と小幅増加も、2月は逆に旧正月で同▲24.2%と大幅なマイナス。3月は同+3.0%と小幅プラス確保も、4月は再び同▲19.3%と大幅なマイナス。5月も同▲26.6%になってしまいました。

そして6月も9万0,875台(同▲29.3%)と大幅なマイナスが続き、販売不振が強まってきています。
Posted at 2019/07/16 06:31:14 | コメント(0) | トラックバック(0) | VOLVO | 日記
2019年06月22日 イイね!

世界的なJazzピアニストの松居慶子のライブでBlue Note Tokyoに行って来ました(^^;;

世界的なJazzピアニストの松居慶子のライブでBlue Note Tokyoに行って来ました(^^;; 相変わらずの音楽ねたのLiveレポートですm(_ _)m

2019年6月21日(金)世界的なContemporary Jazz ピアニストの松居慶子のライブで表参道のBlue Note Tokyoまで行って来ました(^^;;

Blue Note Tokyoは2018年2月21日にイギリスのJazz RockグループのGoGo Penguinを観に行ってから2回目になります。
Cotton Clubと同様にベテランアーティストの公演が多く、観客の年齢層も高いJazz Clubで若干敷居が高い場所ですが、キャパは300名程とCotton Clubの2倍、Billboard Liveの1.5倍と大型です。

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松居慶子は、アメリカを中心にグローバルに活動しているベテランContemporary Jazz ピアニストで、87年に全米デビューBillboard Contemporary Jazz Chartで日本人で初めて3枚のアルバムが1位に輝いており、日本人で最もグラミー賞に近いアーティストとも言われています。

たまたま2019年2月22日にリリースされたアルバム『Echo』を聴いて、メロディアスなSmooth JazzでBig Band Sound構成で制作された楽曲が非常に心地良く、ラテン系の曲は懐かしの松岡直也に通じるものもありました。

【松居慶子 / Album Echo Trailer for Japan】


そのためApple Musicで聞ける5枚ほどの過去のアルバムも聴いてみて、情報を集めてみたら6月にBlue Note Tokyoで4年振りの公演を行うことがわかり、予約開始時にWeb予約を入れました。

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公演は6月21日(金)、22日(土)の1st Stage,2nd Stageの4公演で、公演前に全てSold Outになっていました。観に行ったのは21日の1st Stageで開場17:30、開演18:30で何とか入場には間に合いました。

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Jazz、Fusion系のコンサートは総じて観客の年齢層が高いのですが、Blue Note Tokyoは場所柄もあって、かなり年齢層が高い感じで、平均で60代に達しようかと言う状況でした。一方で女性比率が結構高く、6割前後と女性の方が多い感じでした。

アルバム『Echo』のリリースライブになりますが、流石にBig Bandの構成は困難で、Piano 、Drums、Bass、Guitar、Trumpetの5人構成でした。

TrumpetのGabriel Johnson新たに加わったメンバーとのことでしたが、ハイノートが綺麗で凄く速吹きで目まぐるしい指の動きに驚かされました。
GuitarのJP Mourão中核メンバーの様ですが、ElectricとAccousticの両方を見事に緻密に縦横無尽に弾きこなしていました。

BassのGerald Veasleyは、フィラデルフィアを拠点にしており、ライブハウスのオーナーでもあり、米国ツアーの東海岸側では活動を共にしているとの事。DrumsのBernie Dreselは、初期の頃にツアーメンバーでもあったとの事。このリズム隊の2人のテクニックが、迫力がありながら、凄まじく滑らかで手数の多さにも驚愕でした。

そして、松居慶子のピアノは、繊細にしてかつ力強く、更にKeyboard、鍵盤ハーモニカも併用しながら、情感こもった演奏を披露してくれました。

わずか5人でBig Bandに引けを取らない迫力と緻密な演奏を披露し、これが世界的なContemporary Jazz Musicianの実力なんだなと感心し、時間は短いものの、実に質の高い良い本物のパフォーマンスを観ることができました

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【Member】
Keiko Matsui(p,key)
Gabriel Johnson(tp)
JP Mourão(g)
Gerald Veasley(b)
Bernie Dresel(ds)

ライブは開演5分後の16:35頃にスタートNew Album『Echo』の曲を中心に7曲、その後1作前の『Journey To The Heart』から2曲、そして過去の代表曲、直ぐにアンコールも入れてくれて、トータル11曲で70分ほどでした。

1曲目はアルバム『Echo』でも1曲めの「Unshakable」で、導入のDrumsとBassでクールなリズムを刻み、Guitarがメロディーを奏で、Trumpetが効果的にホーンセクションを代替、そこにピアノの旋律を奏でて、Big Bandに引けを取らない厚みのある演奏で、緻密な構成にいきなり実力の高さを見せつけられました。

2曲目もアルバム通りの順で「Moon Over Gotham」で、JazzyなピアノとDrumsがフィーチャーされた曲。中盤Trumpetソロが華を添えていました。

3曲目はタイトルチューンの穏やかなピアノとAccoustic Guitarと早弾きBassソロをフィーチャーした「Echo」

4曲目は軽快で明るめの、これまであまり手掛けてこなかったブルース・コード・ナンバーの「Marlin Club Blues」

5曲目はコーラス入りのサンバのリズムの「Spirit Dance」で、KeyboardとピアノとAccoustic Guitarをフィーチャー。

6曲目1998年リリースの「Forever Forever」。当時2歳だった娘さんのために作った穏やかなバラード曲。

7局目は2016年リリースの『Journey to the Heart』からオープニングで軽快でメロディアスな「Moving On」

8曲目は『Echo』に戻ってラストを飾る美しくメランコリックな「Return to Eternity」

9曲目『Journey to the Heart』からタンゴ調の「Casablanca」。大きめの鍵盤ハーモニカでバンンドネオンさながらの情感豊かな演奏が演奏が聴けました。後半は力強く情感豊かなピアノ演奏。GuitarはAccoasticでSpanish Guitar調に。このラテン系のメロディーも松岡直也に通じるものがありました。

そして10曲目の本編ラスト『Echo』からファンキーなラテンのリズムの「Viva Life」。
後半3曲はいずれもラテン系の曲
で、メロディーや激しいラテンピアノは松岡直也を彷彿とさせるところがあり、メランコリックかつ美しいメロディと激しい演奏でした。

本編終了し全員揃って挨拶し、早々にアンコールに応じて米国のTVで使用されヒットした代表曲の「Bridge Over the Stars」で終了。

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【SET LIST】2019/6/21 1st Stage
1.Unshakable『Echo』(2019)
2.Moon Over Gotham『Echo』(2019)
3.Echo『Echo』(2019)
4.Marlin Club BluesL『Echo』(2019)
5.Spirit Dance『Echo』(2019)
6.Forever Forever『Full Moon and the Shrine』(1998)
7.Moving On『Journey to the Heart』(2016)
8.Return to Eternity『Echo』(2019)
9.Casablanca『Journey to the Heart』(2016)
10.Viva Life『Echo』(2019)

Encore
Bridge Over the Stars『Dream Walk』(1997)

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Blue Note TokyoのWeb Site : 写真や解説があります。



【Keiko Matsui: Moon Over Gotham (from Echo)】


【Keiko Matsui - Echo】音声のみ


【Keiko Matsui - Forever Forever】


【Keiko Matsui - Bridge over the stars】


【Keiko Matsui-Live In Tokyo © 2002 松居 慶子】
Posted at 2019/06/24 06:26:27 | コメント(0) | トラックバック(0) | LIVE | 音楽/映画/テレビ
2019年05月06日 イイね!

イベント:第14回 V40OC関東オフ『VOLVO全モデルの参加OK』

イベント:第14回 V40OC関東オフ『VOLVO全モデルの参加OK』
「イベント:第14回 V40OC関東オフ『VOLVO全モデルの参加OK』」についての記事

※この記事は第14回 V40OC関東オフ『VOLVO全モデルの参加OK』 について書いています。

今年も5月4日(土)に、GW恒例行事の「夢の島マリーナ・オフ会」に行ってきました(^o^)/

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今年は特例で多くの方々が10連休となり、私もカレンダー通りで特別に出社の予定を入れずに逃れることができました。

しかしながら、一斉休暇に多少遠出するとなると、何処も彼処も大混雑でしかも割増料金となるところも多く、結局連休を持て余して家と近場でゆっくりするパターンとなりました(^^;;

事前にあまり予定が見えないものの、何とか家を抜け出して例年通り夢の島マリーナ・オフ会に参加することができました。

今年もGW中の天気は結構不安定で、一時荒れ模様ではありましたが、5月4日は多少局地的に雨がパラつく場面もありましたが、幸い夢の島マリーナは、オフ会時間中大きな崩れもなく、概ね好天に恵まれました。

AM10:00開始予定でしたので、若干早めにAM8:40頃に家を出発。第一京浜国道を北上して平和島から流通センター方面に入り、東京ゲートブリッジを渡って夢の島マリーナまで行きました。首都高速は所々渋滞していましたが、湾岸周辺の一般道は普段トラック中心に結構交通量は多いものの、GWはあまり混雑もなくスムーズで、50分程の運転でAM9:30頃に会場に到着しました。

既に会場の第4駐車場には予定の半分の10台ほどの車が集まっていました。
一応V40 Owner's Club関東オフではありますが、V40を卒業された方も増えて来て、V40 OB、Volvoオーナー全般での開催に移行して来ています。

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オフ会は、基本おもいおもいの歓談のみ。昼食前に集合写真を撮影し、夢の島マリーナ内のレストラン「MARINA & GRILL」で昼食会昼食会前後で燦々五々解散
レストランは経営が変わったのか、店名が変わりビュッフェ方式に変わっていました。
土日はドリンクバー込みで¥2,380+消費税。あまり割安感は無く。料理の品数も少ないものの、味はマズマズで駐車場代が無料になるので、トータルでは悪くは無い感じです。

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最終的にみんカラ未登録の方を含め、C30が1台V40がT5-RDが3台T4が3台T3が1台CCが5気筒T54気筒T5D4が1台ずつ計3台。
S60が1台V60が3台New V60が1台XC60が1台New XC60が2台VW Polo1台の合計20台程の参加だったと思います。

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V40は、廃盤になっているT4が徐々に劣勢になって来ていて3台、逆にT3、CCのトールハンマーヘッドライトが4台に増えて来ていていました。

参加メンバーの詳細はリンク先のオフ会のページをご覧ください

今回のトピックスは、車のいじりのハイライトとしては、maosoraさん力作のフューエルリッドステッカー張り。10台弱の方々は貼っていました。

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そして、同じビアリッツ・ブルーのV40 T4えおさんの車高調、ERSTマフラー導入同じ車とは思えない車高の違いで、排気音も静かながら低音の良い音を響かせていました。

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更に、VW Poloにハコ替えされたhawaiiさんも顔を出してくれました。

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そして、家の用事があるので若干早めの13:30頃にお暇させて頂きましたm(_ _)m

帰りは東京ゲートブリッジから羽田空港、産業道路経由で60分ほどで帰ってきました

主催頂いたのシークーさん、GWを持て余して参加されたみなさま、お付き合いいただきありがとうございます。お疲れ様でした。

その他諸々
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Posted at 2019/05/06 18:57:23 | コメント(2) | トラックバック(0) | オフ会 | クルマ
2019年05月04日 イイね!

VOLVO CAR GROUPの2019年4月販売は、XC40,V60拡販で成長キープも力強さは欠く(~ ~;;

現地時間5月3日にVOLVO CARSの2019年4月のグローバル販売の状況が発表されています(^^;;

2015年後半から販売が本格化した新型XC90発売による新車効果が一巡し、続くS90、V90の伸びがやや鈍く、既存モデルの減少を補い切れず2016年10月以降グローバル販売は前年同月比マイナスが続いていました。

しかし、中国の好調持続と地元Sweden、欧州の持ち直し等から、2017年1月に4ヶ月振りにグローバル販売が前年同月比プラスに転換
2018年に入ってからはXC60の販売本格化から2桁増の順調な拡大を継続しています。

2019年に入って1月はボリュームの小さい月で、中国旧正月要因でかさ上げされて同+16.7%の2桁増となりましたが、90シリーズの減少、米国、欧州の停滞から2018年末から頭打ち傾向が強まっており、2月同+5.5%、3月同+7.0%に留まっています。

2019年4月はボリュームの小さな月ですが、引き続き旧モデルと90シリーズの減少から、XC60,XC40,V60等の新車効果では十分には補いきれず、同+7.4%の5万6,535台と安定成長継続に留まっています
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中国2016年4月に前年同月比▲6.7%と減少するなど調整気味でしたが、8月に底打ちし、その後高成長が続きました。

しかし、中国市場全体の低迷もあり、2019年に入ると1月は同+3.6%と減速
2月は比較的ボリュームが小さな月で、今年は2月が旧正月であった事もあり、同▲0.2%と小幅マイナス、3月は同+6.7%の回復と不安定な状況となって来ています。

ただ、4月はボリュームがやや小さい月ながら、12,192台の同+16.8%と2桁成長を回復しています。

2016年3月以降は中国が単一国としては販売台数No.1を維持し、一段と中国依存度が高まっています。特に現地生産のS90、S60Lが好調で、新型XC60の生産も始まり販売も好調な様です。
ただ、中国市場全体が減税の縮小、景気減速や貿易戦争等の影響から前年比マイナスになって来ており、輸入車の一部にも調整の動きが出てきています。
Volvoは現地資本系列で現地生産も行っていることから、相対的には優位と見られますが、今度の動向が注視されます。
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長年苦戦を続けていた米国は、XC90の販売本格化から2015年以降復活し、大幅な回復が続きましが、2016年に入ると新車効果が一巡し伸び率は減速10月には23ヶ月振りのマイナスとなり、その後軒並みマイナスが続きました。

2017年8月にプラスに転換したものの、2018年10月以降再び販売が鈍化し,
12月には1年振りのマイナスとなってしまいました。

2019年に入って1月は比較的ボリュームが小さな月ながら同+5.2%と持ち直し
2月も比較的ボリュームが小さな月ながら同+5.6%3月は比較的ボリュームが大きな月ながら同+16.2%と2桁成長確保

4月は比較的ボリュームが小さな月ながら、8,367台の同+0.4%の横ばいと失速し力強さを欠いた状況です。

XC90とXC60が販売の中心ですが、力強さには欠けるものの、XC90の新車効果一巡による反動減が一服し、XC60の新旧切り替えから新型の貢献が本格化してきている様です。
S60の現地生産販売も開始されていますが、セダンの貢献度はまだそれほど大きくないと見られます。
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VOLVO CARSの開示変更により、2018年1月から低迷していた本国Sweden単独での開示が無くなってしまいました。
また欧州も従来は中東を含めたEMEAで集計されていましたが、1月からは集計範囲が狭まりEuropeでの集計となっています。

2018年1月以降Europeでも減速気味。ただ、6月以降はXC60、XC40のSUV効果に加えてV60貢献が加わり回復の兆しも出てきていますが、力強さを欠いています
ボリュームが大きな12月は同▲1.3%とマイナスになってしまいましたながら、2019年1月は同+24.4%と大幅な増加、2月は同+2.2%の微増、3月は同+3.9%と不安定な状況が続いています。

4月はボリュームの小さな月ですが、27,963台の同+6.1%とまずまずの状況でした。
XC40、V60の本格出荷が貢献してきている様ですが、さほど力強さは出てきていません。


【モデル別販売動向】
モデル別の販売で、V40については2015年に発売後4年目に入りグローバル販売が頭打ちとなり、2016年に入ってからは前年同月比でマイナス
マイナーチェンジモデルの販売本格化から2017年2月以降はようやく安定も、XC40の発売が近づき6月以降は再びマイナス

2018年1月からXC40の販売が開始され、New Modelで代替モデルが無く、純増になっていることから本格的な貢献が始まっています。
40シリーズ全体で4月以降は4割以上の増加し、7月以降は倍増ペースでした。
11月同+68.0%、12月同+53.1%と若干スローダウンも依然大幅増。

そして、2019年1月はボリュームが小さい月ながら同+102.5%と倍増ペースとなり、2月も比較的ボリュームが小さな月ですが、同+60.9%と依然高成長を維持、3月はボリュームが大きな月ですが、同+41.2%と依然高成長もやや減速

4月はボリュームが小さな月ですが、1万5,378台、同+27.4%と更に減速して来ています。

従来のV40シリーズモデルは3割前後のマイナスが続いていますが、新規投入で純増となるXC40の本格的貢献で十分カバーしています。

XC40の販売は、1月395台、2月1,580台、3月4,261台、4月5,554台、5月5,413台、6月6,538台、7月9,005台。8月6,540台、9月8,598台、10月9,568台まで伸ばしました。
11月以降一時ピークアウトも、11月8,993台、12月8,724台、2019年1月8,113台、2月8,176台、3月は増産体制が確立したのか、12,614台とピークを更新。
4月はボリュムが小さい月ながら、10,801台を確保しています。
目先増加一巡も今後XC40がどこまで拡大し、旧世代となる既存の40シリーズがどの程度維持できるかが注視されます。
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New XC60は、2017年3月7日にGeneva Auto Showで発表になり、2017年8月以降販売が本格化。販売台数は、2019年4月は販売開始24ヶ月目で1万6,545台となっており、旧型に代わって2017年11月からXC90も抜いて最量販車種となりました。またNew V60も2018年6月から販売が開始され11ヶ月目で4,732台となっています。

モデル末期まで売れ続けたXC60の旧モデルの減少は大きいものの、新型もようやく生産体制も整い旧型のピークに迫る水準にまで販売が上がってきました。
ただ、XC60の成長もやや一服しつつあり、続くV60の販売にあまり勢いが無い事から、4月は60シリーズ全体で22,373台で同▲4.7%と3ヶ月連続でマイナスになってしまいました。
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新型XC90は好調に拡大を続けてきましたが、本格デリバティーから2年目に入り、2017年2月に初期需要の反動からついに前年同月比で前年割れとなりましたが、反動減が一巡し2017年9月以降は再びプラスになるも、2018年10月に14ヶ月振りのマイナスとなり、以後マイナス成長が続いています。

2019年1月も同▲3.7%、2月同▲12.9%、3月は同+2.3%。
4月はボリュームが小さい月ながら、7,954台で同+9.8%と持ち直して来ています。

S90、V90の動向ですが、2019年4月はS90が4,462台(前年同月比▲7.9%)、V90は1,769台(同▲42.6%)、更にV90CCは1,548台(同▲19.0%)とXC90以外のモデルがマイナスになっています。
S90は中国生産集中で中国での販売が好調な様ですが全体としては需要一巡。欧州で主力となるべきV90の伸び悩みが顕著で、逆に健闘していたニッチモデルのV90CCもマイナス。マイナーチェンジ前の在庫調整であれば良いのですが、90シリーズは利幅が大きいだけにテコ入れ急務と言えます。
以上の結果、4月は90シリーズ全体では15,733台で同▲7.9%となり、シリーズ全体で販売が一巡し7ヶ月連続でマイナスが続いています。
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旧型XC60は大健闘でしたが、新型への移行期に入りXC60は順調も60シリーズ全体として力強さは無く40シリーズもXC40は好調ながら生産能力が不足気味で、V40はマイナーチェンジ後力強さを欠いています。
新型XC90がデリバリーが始まってから4年を経過、シリーズ全体で調整局面に入ってきています。

米国、中国を狙いとしたXC90、S90はジーリーの思惑通りに成功し、中国生産も現地需要への対応で順調に拡大して来ましたが、本国Sweden、欧州ではV90の販売が停滞気味と見られます。また、これまで需要を牽引してきた米国、中国のマーケット自体が縮小気味になってきている点も懸念材料です。

ジーリーはVOLVOをMB、BMW、AUDIに匹敵するプレミアムプランドに引き上げるとしていますが、直接これらのプレミアムブランドと競合する本国Sweden、欧州の販売低迷を見ていると、欧州ではそれほどうまくいっている感じには見えません

相次ぎCar of the Yearを受賞し、好調好調ともてはやされていますが、足元では90シリーズの成長一巡、XC60の新型への切り替え遅れXC40とのバッティングSUVモデル以外の低迷等が表面化しつつあります。

販売台数の増加は新規に追加されたXC40の純増にすべて掛かっている状況に陥っています。米国、中国の自動車販売全体の頭打ちもあり、Volvoも先行き決して楽観できる状況にはありません。

なおジーリーの販売動向ですが、2015年12月以降回復が一巡し頭打ち状態になっていましたが、2016年4月以降は持ち直し。8月以降は急速な回復、拡大。

2018年に入っても1月同+51.1%。2月23.9%、3月同+39.1%、4月同+48.5%、5月同+60.8%、6月同+44.7%、7月同+32.0%、8月+30.1%、9月同+14.3%、10月同+3.1%、11月同+0.3%と10月から大きく減速。12月は同▲39.2%と大幅なマイナスとなってしまいました。

2019年1月は前年の旧正月の反動で同+2.2%と小幅増加も、2月は逆に旧正月で同▲24.2%と大幅なマイナス

3月は12万4,643台(同+3.0%)と小幅なプラスで、4月の実績はまだ未公表です。
Posted at 2019/05/06 11:56:01 | コメント(0) | トラックバック(0) | VOLVO | 日記

プロフィール

「本日は凄腕Jazz-Funk Guitarist 🇺🇸Cory Wong @ 豊洲PITです👍
ほぼ1年前の6/6の同じく豊洲PITに続いて2回目😅」
何シテル?   06/20 18:21
ずっと日産車でしたが初めての輸入車になります。 よろしくお願いします。 車歴:ラングレー→スカイライン(R30)→スカイライン(R32)→プリメーラ(P12...
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