うちは、今 27インチのWQHDモニターをメインモニターに、24.5インチのFHDモニターとして両方ともDisplayPortで接続して、マルチモニターにしています。
27インチのWQHDモニターは、表示できる情報量も多いのでちょっとしたインターネット巡回ならサブモニターは不要です。
そこで、24.5インチのFHDモニターは電源を切っていることが多いです。
ところが、WindowsはDisplayPortのモニターをPlug&Playで処理するようで電源を切るとモニターが無くなったことになるようです。
Windows10の頃はアイコンがとっ散らかったり、メインモニターとサブモニターの位置がひっくり返ったり、困ったことになっていましたが、Windows11では、「モニターの接続に基づいてウインドウの位置を記憶する」にチェックを入れておくとそこまで困ったことにはなりません。
しかし、普段は電源を切っているサブモニターの電源を入れるとメインモニターが少しの間点滅したり、サイズがおかしくなって元に戻るみたいになるので完全に影響が無くなるわけではありません。
そこで、DisplayPortの中継アダプタをAmazonで買って、中を改造してサブモニターの電源を切っていても、グラフィックボードがサブモニターの電源が入っているように認識させることにしました。
まず買ったのは、DP-MFというDisplayPortのメスとオスのコネクタを接続したような中継器です。
こちらの蓋を開けると、プリント基板が入っていてストレートで全結線されているようです。
ネットなどの情報から18ピンの配線(真ん中の線の束の上から2本目)がディスプレイのON信号をグラフィックボードに返してるラインらしいので、カッターナイフでカットします。
20ピンの配線が3.3Vラインらしいので、こちらから抵抗をはんだ付けしてグラフィックボード側のピンに電圧を戻します。これで、グラフィックボードはサブモニターの電源がいつもONになっていると誤認識してくれます。
これでカバーをかければ完成です。
後はDisplayPortケーブルの先につけてサブモニターのDisplayPort端子に差すだけ。
何度か再起動して、グラフィックボードの3つあるDisplayPortの接続は替えましたけど上手く動作するようになり、途中でサブモニターの電源をONしてもメインモニターがチカチカしたりしなくなりました。
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Posted at
2023/06/01 21:01:45