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団長めろんのブログ一覧

2013年10月07日 イイね!

クルマの運転が上手くなるために取組んだこと 舗装派の私がなんでダートラ?

久しぶりにドライビング理論カテゴリの更新です(^^)
チャンピオン獲得の瞬間から1週間が経ち、本番終了後も残留してた異常な興奮と不安・緊張感がようやく解け、落ち着いた気持ちで「よかったなぁ」と思えるようになりました。
なにしろ、生まれてこの方、経験したことの無いような「精神集中」でしたから(^^;

こんな文字だらけのブログを、最後まで読んでくれる人は少ないと思いますが、
今の正直な気持ち・アタマの中にあることを、ブログに記しておきたいと思います。
なにより、自分自身が忘れないためにw

元々、ミラージュを買ってダートラを始めた目的は、
インプレッサでの舗装の走りを改善したかったから。
どんなに操縦の極意を教わっても、どんなにアタマで理論を理解しても、長年染み付いた自分都合の感覚の運転から抜け出せず、競技に出れば目先の「速さ」の魅力、「勝敗」に囚われて、
それなりには高い成績をあげられるものの、一向に安全で速い走りへの改善が進まない。
何か、ニセモノの速さであることは、自覚していたんです。(つまり上手くない)
だけど、どーにも抜け出せなかった。

「ダートラで勝ち続けることに まぐれはない。」・・・この話は、以前から聞いてました。
だったら、自分の性格ありのままに、思いっきり「ダートラで勝とう!」と思い続ければ、結果としてクルマの操縦が上手くなるんじゃないか?・・・と、逆転の発想で、ダートラを始めたんです。変な操縦を続けてたら絶対に勝てないステージ(^^) マゾ的発想ですw

ミラージュを手に入れて、神奈川戦にエントリーして早々、トップとのタイム差が7~8秒位あるのに驚きました。
いくらナンデモ、うちの”クルマが遅すぎる”・・・何か勝負すること自体に意味がないようにも感じてました。(実際に、関係者の人たちにボヤいていたw)
15インチ仕様だからいけないんじゃないか? MIVECがおかしい・・・etc
タイムが出ないのは、腕のせいだけじゃない。・・・と、本当にそう思ってましたw
これって、今思えば圧倒的格差への挫折だったのでは?w

以来、インプレッサで各地の峠系舗装競技エントリーを中心に、たまにダートも走る・・・という中途半端なカーライフを続けてきました。
スケジュールが空いている限り、舗装とダートの予定を入れ続ける。。。 ちょっと方向感を失っていたような気がします。

そんな中、ターニングポイントを迎えます。
去年7月、新車から14年間乗り続けてきた愛車インプレッサを、雨の峠競技の単独事故で失ったのをきっかけに、
本当の意味で、ミラージュ1台と向き合いダートに専念する新しいカーライフが始まりました。

これからは、ミラージュで修行をしていこう!と、心に決めました。

去年(2012年)は、トップとの7~8秒の差が、2~4秒位まで縮まりました。
初歩のダートラって何か1つのことに気付くと、とたんに秒単位でタイムが大きく削れるから不思議です(^^; とてもわかりやすい。
ちょっとダートラが面白くなって、シードゼッケン065を獲得。

オフシーズンは、スポーツランド信州 町田さんのところで雪道修行につとめ、2月のスノーアタック第2戦では、なんと初優勝! 
この冬は、おぼろげながら、低μ路でのコントロールの感覚が身につきました。
スノートレーニングでは、それなりの感触を得てオンシーズンへ。

ちなみに、複数カメラでの定点映像撮影を始めたのは、今年の冬のスポーツランド信州からです。(実はまだ1年経ってない)
初期段階に比べ、随分と編集技術も上達したしカメラも増えましたw (5台→13台)


そして迎えた今シーズン(2013年)は、JAF関東ダートトライアル選手権 全10戦フル参戦することを決め、毎回、テーマを以って臨みました。
自分でも驚くことですが、今年は回を重ねる毎に、グングン成長するのが実感できました。
定点カメラ映像を編集しながら、皆さんの走りからジックリ勉強できたのもよかったです。

第1戦(千葉): 初めての道で通用する慣熟歩行での記憶の仕方を試す。
第2戦(丸和): ウェットタイヤとドライタイヤの違いを知る。
第3戦(新潟): 勾配(下りと登り)での操縦の組み立てを考える。
第4戦(丸和): ギヤの使い方を試す。(ローギヤ主体・ハイギヤ主体とタイム)
第5戦(野沢): スーパードライタイヤの操縦の組み立てを試す。
第6戦(丸和): 微細アクセルコントロール領域を外さない。
第7戦(新潟): デフを試す(故障により未達)。前日早く寝る→集中する。
第8戦(新潟): 下りの加重移動を制する。
第9戦(野沢): 真剣勝負の集中力を引き出す。ステアスピードコントロール。
第10戦(丸和): 極限状態での心のコントロール

そして、ドライビング上達のために必要な、「10の気づき」 を得ました。
(結果として10になりましたが、1戦毎に1つというワケではない)
今年初めの頃と、今とでは、クルマの動きがぜんぜん変わりました。

次のブログでは、その気付きについて具体的に まとめ たいと思います。
いままで、「理解しているつもり」 だったことも、本当の意味を知ると、それまでの誤解に気づきます。
不思議なもんです(^^; 面白くてタマラナイ!!                                                                              ・・・つづきはコチラ!

プロフィール

「【怪談】露天風呂の幽霊~本人が語る実話~恐怖体験 http://cvw.jp/b/191657/46318768/
何シテル?   08/14 15:29
ドライビングは物理現象。「どれだけ理論値に近づくことができるか」という知的テーマ。 運転の愉しさは、「力の塊」を自在に導き操る悦び。自分の意思と慣性が一体とな...
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