2021年11月05日
PENTAX K-3 Mark3 半年使用雑感
早いものです 待ちに待っていた K-3 Mark3
4月23日の発売日から使用して半年が経過しました
K-3 Mark3 の良い点 悪い点(要改善)を
だれに遠慮するわけでもなく
言いたい放題 述べていきます
photo no.1
リコー・ペンタックスhpより借用
1、ペンタックスが一番こだわっていた ペンタプリズム
フルサイズカメラに匹敵する広い視野
これは使い始めに一番感心したことです
ところが一番最初に慣れてしまい
すぐにこれが当たり前になり
『有り難さの感動が薄れてしまいます』

2、AFスピードand精度
AFのスピードは確かに向上しています
しかしAF精度が劇的に向上しているかと言うと疑問です
⬇️
一番使用頻度が高い
HD PENTAX-DA 16-85mmF3.5-5.6ED DC WR で発生
ズームレンズでのテレ側(望遠側)でのみ起きます
*ピィピツというピントが合う音がせず 迷い
何度シャターを半押ししても同じです
*私はAF精度に我慢できず 修理依頼に出しました
結果は若干前ピンだっただけで異常はないとの事
⬇️ ところが修理から戻って数日後10月26日
全体的な動作安定性向上の
ファームウェアバージョン1.21が更新されています
このわずか一月前の9月28日にも
1.4X AWテレコンの装着識別やAF微調整改善が含まれていたりと
ここにきて動作安定性の改善が続いています
・ソフト開発時のボディとレンズ側の詰めの甘さが出ています
『現在もそのままで大いに不満です これは改善して欲しいですネ』
ファームウェアバージョンのバージョンアップは改善ですから
批判するつもりは毛頭ありませんよ
3、測距点レバー
実用性で一番の効果を実感できるのが この測距点レバーです
以前の十字キーに比較して 測距点の増加もあり
この測距点レバーだと 素早く移動したい所に行けます
素晴らしいフィーリングです
・レバーの高さも適切で 他の操作の邪魔になる事はありません

4、電池の持ち
厳密に撮影可能枚数で比較していませんが
500枚〜600枚の間で K-3Ⅱより若干持たないようです
*新品バッテリーで比較
*アクセラレータユニットは電気を食う のではと思っており
電源管理ソフトで改善し対応して欲しかった
個人的にはK-1 Mark2で撮影枚数が減った時点で
『このK-3 Mark3から 大容量バッテリーに変更して欲しかった』
互換性で不満も出るが 出来ないなら思い切りも大事では
5、最高約12コマ/秒 高速ドライブ
現在のミラーレスの30コマ/秒から120コマ/秒からすると
高速ドライブ と呼ぶには、、、
『ペンタ従来機に比較して』と注意書きが必要でした
私個人としてはこの性能で不満はありません
むしろ先に懸念していたバッファー容量の不足です
これはデュアルスロットでありながら
2スロット共 UHS-II対応でなかった事も影響しているのでは
ないでしょうか (同時にUHS-I対応は当然として)
先を見越せば2スロット共 UHS-II対応にすべきだったでしょう
野鳥撮影やブルーインパルス等の飛び物では読み込みラップが消えません
*この電源(電池容量)では対応できなかったのでは、、、
もちろん高速でデータをやり取りする為には
高ビットレート対応が不可欠です
6、シャッター音
やる気にさせるシャッター音 これはしびれます
残響時間、周波数(音質)共に申し分ありません
古い感覚と言われそうですが
一眼レフで撮っている事を実感します
今や消音機能がないのはダメなんて言われているご時世
なのに私はレベル4(3がデフォルト)とし やる気を高めています
7、見てて飽きないスタイル
ペンタプリズムがあるからこそ 堂々としたフォルムでいれます
ミラーレス機は『中途半端なペンタ部の形状を残しています』
ハイエンド機などはデザイン上無くせないのでしょう
一番先に目が行くところであり
他社との差別化が分かりやすい部分ですから
*キャノン、ニコン共 お互いここのデザインで賛否両論でしたね
ただし正直 私にとってのデザインの理想形は K-1です

8、唯一本当に残念な 固定モニター
老体になればなるほど
ローアングルandハイアングル共姿勢がきつくなります
Z9の4ウエイバリアングルが羨ましい

9、使ってみて良さがわかるカメラ
ペンタックスカメラのグリップ感
K-3 以来ペンタックス一眼レフカメラのグリップは秀品です
疲れにくく持ちやすい、当たり前なようで当たり前じゃありません
レンズ装着時のバランスの良さ(持ちやすく、構えやすい)
*18-85mmを装着して1日中片手持ちです
*ミラーレス機のバランスの悪さ
どんなに他が優秀でも これだけで使いたいとは思ません
まだまだつきませんが、チョットさわりだけ と思いながら
9項目も上げてしまいました
もちろん 購入して決しての後悔はありませんよ!
『ただ登場が後2年早かったら
今の何倍もの評価を得ていたでしょうネ』
開発に携わっていた人間として 原価改善に追われながら
日程で尻を叩かれながら 商品を出して行く苦労はわかりますが、、、
タイムリーに出さないと せっかくの高機能、高性能も
陳腐に帰してしまいます
一眼レフ機の中でブレイクスルーな機能・技術をどう織り込むか
折り込めるのか これからのペンタックスの行く末がかかっています
これを目定めるのは 次期K-1 Mark3 でしょうね
そして フラッグシップ機に最高の技術を初搭載する
それを実現して欲しいですね
ペンタックスは下位モデルに新機能搭載で
上位機種の新型なのに新鮮味が薄らいでしまいます
トップダウンからの下位機展開が分かりやすいのが一般的です
次期K-1 Mark3の前に 次期KPでしょうが
商品の発売順序と新機能搭載の順序を間違えないように
K-3ⅡとKPのように継続機を出さないまま販売終了は
ペンタックス機の選択肢を自ら奪っています
なんでこんな販売戦略なんでしょう、、、まったく理解できません
ニコンはZ9を出しましたが
一部のユーザは待ちきれずソニーに鞍替えした方も多数います
11月2日 ニコンからZ9が発売され
その新機能 高性能(スチルも動画共に)に驚愕しています
このZ9で価格も相まって 一気にダントツトップに踊りでました
α1の価格が無駄に高く感じてしまいました
ブラックアウトは極限的に早くなっても無くならないだろうと
思っていましたが
『デュアルストリーム技術という、EVFや画像モニター用の表示映像と
記録用の静止画データを個別に並列処理する』
とは まさにその手があったかです
キャノンのR1は約1年後と予想されていますから
どんな新機能を搭載してくるか
『次期K-1 Mark3には』
1、5000万画素以下で (パソコンがもたない)
2、デュアルスロットは 2つともUHS-II対応で
3、撮影可能枚数をこれ以上落とさないこと
← 無理なら電池を高容量に変更して欲しい
4、K-3 Mark3以上の高速連写と持続時間、バッファ容量アップを
5、デフォルトで ISO50〜 開始とか
6、レンズ外観の質感向上
他社と比較してチープ 特に☆スターレンズは不満
7、ニコン一眼レフ機以上のAFスピードと精度アップを
*ペンタックスがカメラボディ単体では無理で
レンズ単体の性能を3段階ぐらい上げないと届かないかな
PLMモータ並みのスピードが全レンズになればいいのですが
この辺の技術力はシグマ、タムロンにも劣るのは
カメラメーカとしては致命的です
*PLMは重レンズに適さないようですが、、、
HD PENTAX-DA 55-300mmF4.5-6.3ED PLM WR RE
は爆速です、
*現K-3 Mark3の性能を更に上げるには
これからのレンズ性能アップ次第のような気がします
素人の戯言(ざれごと)でした
とにかく写真撮りの腕をあげなくちゃ
どんな高性能カメラでも 猫に小判、豚に真珠 です
あ! 違ってます‼︎!
#ペンタックスブログ #K-3 Mark3ブログ #K-3Ⅲ
#使用感 #感想 #半年
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Posted at
2021/11/05 06:31:01
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