2016年05月30日
先日NEWシルビア&ハコスカが出るのでは そんなニュースが流れました
私もそうですがみなさんの関心も高かったようで
車関係のニュースでは上位にランクされていました
さてさてどうなるんでしょう
常識的に考えて この二つが出てくることはないでしょう
理由は簡単
1、そこまでの絶対的需要がないこと
2、日産という会社に この2車種を開発・販売するだけの力がないこと
個人的にはNEWシルビアは出て来て欲しいですが
みなさんはどちらの車種に期待しますか
さて 『 出る 』という前提で
私なりに考えてみました、、、、、
1、プラットホーム(車体)、、、これは私は思いつきません
・勉強不足でわからない というのが本当です
一般的に言えば
既成のプラットホームか次世代のプラットホームかということ
2、搭載ENGは何か
・今の日産にはスポーツENGと呼べるような
パンチの効いたENGがありません
3、自然吸気ENGかターボ付ENGか はたまたハイブリット併用か
4、排気量違いのENG設定はあるか
・素直に2000ccクラス または 1500ccクラス等
以上の4項目うんぬんの 前提条件を提起していませんでした
そうです トヨタ86を
全面ターゲットにするか否かです
これなくして商品の企画はありません
実はここは考えようによっては 実に面白いというより
妄想するには いまこれを読んで下さっている皆さんが
NEWシルビアに何を期待 求めているかで
出てくる項目の優先順位が異なり 実にワクワクするところです
大方の見方は歴代のシルビアから 86真向勝負で出てくる見方が多数です
もちろんターゲット設定がわかっていれば こうなって欲しい
という想像は簡単ですからね
特にS13シルビアで峠で遊んだ年代の方は 一番この目標がハッキリ言える方だと思います
私は少し違って S13シルビア トヨタ86 とは違った性格付けで出てくるのではないか
と 思っています
なぜと問われたら 『 真っ向勝負では負けるから 』 です
誤解を恐れずに言いますが 今のNISSANに対抗できる技術がありません
GT-R のENG、 車体、 T/M、 GT500での実績があるではないか
そういいたくなります
そうではなくて 市販車両としてトヨタ86と同様な性能、品質、価格、そして利益(粗利)等
全部ひっくるめて ということです
そう考えた時 若干ちがう方向に向けて来る と見ています
もちろん これは誰も現時点でわかるはずもないのですが
こんなあまのじゃくな見方をする理由は
一にも二にもENGです
仮にトヨタ86を当面のターゲットにした場合 NISSANの弱点は
商品を特徴つけるユニットが見当たらないということです
そうここでは水平対向ENG
というバリューを凌駕するものが見当たらないのです
一部の方はご存知だと思いますが 古くは富士重工業(現スバル)はNISSANとの
つながりの方が強かったのです
明確な理由は忘れましたが スバルと提携(技術支援?)しないで手放したのです
逃した魚は大きかったですね
(注)追記訂正 ウイキペディに バブル崩壊後日産の経営が厳しくなり
保有していた株を全額売却し その後トヨタが株を購入
現在のトヨタとスバルの関係が出来た旨の記述がありました
『 結果論と言われてしまいますが
当時 私は将来NISSANは必ず後悔すると本当に思っていました 』
水平対向ENG・確かな四輪駆動システムとそのバリエーション
スバルにはとんがった独創的な技術力があったのです
技術屋の自己満足と揶揄(やゆ)されたこともありましたが
飛行機ヤローの意志の強さを感じていたものです
(言葉がきたなくてすみません ここでは男気あるという意味です)
当時のNISSANは他の会社を云々する体力がなかったと記憶しています
また スバルという会社の価値をわかる人がいなかった ということでしょうか
まあ今となってはスバルにとって最高の状況になりました
ただし忘れてならないのは いいタイミングでこの人がいたからという条件付きですが
豊田章男 これは又の機会に
話が脱線しました
周回遅れ これは紛れもない事実
方やトヨタ86 販売台数 人気 そしてグローバルにと来ています
さらにさらに 良い車を作るだけでなく
トヨタ86での各種レースや様々なイベントの実施
モリゾーくんが(メーカも地場の販売店も含め)率先して車の楽しさ提供しています
ハード・ソフト共に敵のハードルは高いということです
トヨタ86 既に次期開発車両もスバルとの協業体制で行くことが発表され
一回りどころか二回りも周回遅れになるかもしれないのです
話を元に戻すと
まずは ハイブリット路線はないでしょう
車両価格が高くなりますし 走りに徹するとかえって邪魔
オンロード・オフロード両方を満足させるにはハイブリットでは無理でしょうし
現在のNISSANにそんな高度なハイブリッドシステムがあるはずがありません
ちょっとだけ夢物語を言わせて貰えば
昨年末に発表された 次期V型3000ccエンジンのデチューン版があれば面白い
このENGは300PS・400PSの仕様が出るとの事だが そこまでパワーはいらない
又 どうひっくり返っても4気筒より軽く作ることは出来ない
軽快なハンドリングと回頭性でトヨタ86に大きく劣ってしまう
GTツアラーならいいのだが 今はそんな需要はどこにもない
かといってHR / MR エンジンビビッとこない
この二つのENGってFF車しかなかったのでは?
こう考えると なにか現実味がないな〜
先のV型ENG以外に 公表されているENGあったろーか(調べても出てこない)
つまり1500〜2000ccクラスのFR ENGってNISSANにないのでは
なにかネガティブな状況になってなってしまう
ま〜 ここはNISSANがFR用になんらかの ENGを乗せてくることにしましょう
別に投げやりになっているわけではありません
先に4項目を上げましたが 肝心なのが抜けてます
トヨタ86を上回るデザインで出てくるか
いや 出せるかにかかっています
相変わらず出てるデザイン(絵)が ラフデザインを進化させたレベルかもしれないが
なんか 子供っぽいね
これはNISSANがデザイン作成したものだろうか なにか心配になってきたな
これでは トヨタ86のように老若男女に乗ってみたいと思わないのでは
S13のような シンプルな面構成と自然な曲線美を昇華するようなデザインであって欲しい
それともう一つ もっとしかりした 顔 をデザインしてほしい
この車にはヘッドライトが細めで ブーメランテールランプは入りません
NISSANへの想いが強すぎて
とりとめのない文になってしまいました
NISSAN GT-R のエキス
何かそんなエキスを一つ 取り入れてくれないだろうか
Posted at 2016/05/31 01:19:17 | |
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もの申す | クルマ
2016年04月24日
2016年3月初旬 社長からこんな発表がありました
それは 長期的な開発・販売計画の発表でした
どんな物を開発し いつ頃(年月)・ どんな商品を発売するかというものです
三菱と言う会社の車に興味のある方々は まだ記憶に新しい事と思います
私は別な意味で関心をもち そしてやっと来たかとの思いでした
私は過去2回程 三菱自動車に関するブログを書いています
最初が2014年8月12日 『三菱自動車を考える』
このブログの中で 5項目の提案を掲げました
その中の一つがこの 『開発と発売のロードマップを示せ』
正にこれがやっと示された と言う思いで見ていたのです
さて今回の件 開いた口がふさがらない
2000年 いや2004年から10数年 これまでの努力はなんだったんでしょうか
『コンプライアンス』・『リスク管理』
社員はもちろん関係者の方々は嫌になる程聞かされてきた事でしょう
今ここで批判しようとは思いませんし したくもありません
先のブログの最後に 私はこんな言葉を投げかけています
社内は何か変わりましたか
メーカである従業員一人一人の決意とそのベクトルは合っているか❓
そんな思いの問いかけだったのですが
またまた 一部の懲りない人間によって 木っ端微塵に打ち砕かれてしまいました
・三菱自動車を考える はこちら
二回目は 2015年12月1日 『三菱自動車に何が』
このブログでは 車内の不祥事を何故 対外に公表する必要があるのか
割り切れない物がある事を述べた
そしてここで
担当部長クラスも処分されているが
この時の事件と 今回の件には何かしら関連性があるのではないだろうか
・当時の記事では 何を担当していた部長かがわからなかったが
新たな大きな膿が潜んでいる感じがする
と指摘しました
今回の事件が起こる以前 そうこの時点で
『ダーティーなイメージの払拭は完全に遠のいた』
私自身はこの時点で何か許されない何かを感じていたのだ
不幸にも 過去の二つの不安が的中した形になりました
私は批判ではなく 懸念を表明してきました
三菱自動車に比べたら小さな会社ですが
同じ製造業に関わる人間として 早く元気な会社になる事を応援してきたつもりです
また最近のアウトランダーPHEVの高評価も 地道な車作りが評価されて来てる
そう感じていたところだったのに
三菱自動車に何が はこちら
そんな会社存在する意味ないでしょ
潰れてしまえ
厳しい言葉がネット上に書き込まれています
部品をコツコツ納品する数多くの協力工場
車を一生懸命組み立てている製造の方々
販売店のセールス・サービス・事務員の方々まで
その背後には何万 何十万人の関係者・家族の生活がかかっています
悔しいじゃなく 情けない
真面目に取り組んできた多くの方々の心情は このような思いではないでしょうか
今回の件で 三菱自動車の存続は本当に厳しい状況でしょう
私は 三菱自動車の親会社
そう 1、三菱東京UFJ銀行 2、三菱商事 3、三菱重工業
この3社の支援次第ということです
覚えてますか 2004年リコール隠しが公になり
ダイムラー・クライスラーが撤退した時
3社ではこんな意見が出ていた事を

『スリーダイヤを使わせるな』
今度は本当にそうなる可能性があります
前回の支援も 最初に支援していたのはファンド
遅れて 三菱3社が支援をしています
三菱グループの (ブランド) プライドが傷つく 三菱グループから脱退させる
これがどんな事を意味するか 多数の方は想像できると思います
もう日本国内は絶望的です
残るは東南アジアでの基盤を活用したい 中国又はインド等による
企業買収が現実的でしょう
大げさかもしれませんが 3度目の不祥事を国民が許すか
三菱グループが見捨てないか
もはやこの2点にかかっている
と言っていいでしょう
国民・役人には腐敗防止をうたっておきながら
自分の身内はタックスヘイブンと言うどこかの国でない限りは‼️
昨年のこの処分
今回の事件そのものでは無いか
そう考えると ただの社内不祥事を公表した理由が解ける
訂正 先のブログでPHVとありますが アウトランダーはPHEVの誤りです
失礼しました
Posted at 2016/04/25 00:00:06 | |
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もの申す | クルマ
2015年12月01日
報告怠った部長ら処分
久々に三面記事を賑わせています
処分のおさらいを
1、社長、、、、、、、→役員報酬返上
2、常務執行役員、、、→執行役員
3、品質統括本部長、、→部門長補佐
4、担当部長、、、、、→諭旨退職
処分の原因は
『 車両の軽量化が想定通りに進まず上司に対する適切な報告を怠った 』 と言うもの
(ここでの車両とは次期RVR あるいはアウトランダーとの中間車種)
週刊誌の三面記事には格好の材料提供です
でもこの話 何か割り切れないものを感じますね
え そんな事で諭旨免職❓
諭旨免職 : 自ら申し出て退職する事(退職金も何割か出る、出ない場合もある)
この件を 三菱自動車(会社側)が世間に発表する意味はどこにあるんだろうか
単純に考えれば 三菱自動車・社内で処理できる案件ではないのか
『 テレビの 〜の事件簿 』ではないが
誰に一番利益があるのか
新聞等の発表からでは これが全く見えてこないのだ
1、社長
・社内の失敗を社外に公表して 自己評価が上がる事はない
むしろ株主始めステークホルダーに対してマイナス(簡単に言うと株価が下がる)
ステークホルダーにとってリスクとなるような情報は積極的に開示するのは当然だが
2、常務執行役員
・彼が実質的な開発総責任者と思われるーーー管掌役員と言われる立場なら?
3、品質統括本部長
・三菱自動車の責任範囲が不明だが 一般に品質本部長とは
市場に出てからの品質問題を漏れなく捕らえ スピードを持って解決する
特に安全と法の厳守に目を光らせる
何故今回の事で 品質本部長がその対象となるのかわからない
4、担当部長
・どの担当部署の部長なのか不明なので なぜ彼らが辞めされるのか
これではコメントのしようがない
事を簡単に言えば
1、この対外発表はなぜ必要だったのだろうか
2、この発表で 『得をするのはだれだろう』
・ステークホルダーに対するリスクを最小にする事が最重要なのは当然として
もちろん会社がそれで結果得をするなら それに越した事はない
(短期・長期的な観点での判断が必要だが)
この発表で見えてこないのは 設計・開発部隊の責任者が見えてこないこと 何か変だ❗️
開発本部長が管掌役員に報告を怠って 互いに処分されたのなら理解出来る
それなのに 二人のたかが部長レベルの人間が 『 諭旨免職とは 』
更に 品質統括本部長が部門長補佐 に降格❓
・社長、部長以外は降格処分となっている
処分内容に明らかに意図を感じる
のだが 皆さんはどう感じたろうか
・社内のゴタゴタをこのような形で表沙汰にしてしまった
・社長個人の堪忍袋が切れて 公表しか手段がなかった、、、まさか
野々村元議員のように 自分の思うようになってくれないから
・二人の部長は 見せしめ
そう この事件は三菱自動車の根本的な
新たな大きな膿(うみ)が潜んでいる感じがしてならない
昨年の8月の当ブログに アウトランダーから販売台数を稼げる車に早く展開すべき
と述べた しかしトヨタのようにその開発力が不十分では と懸念を述べたが
今回の件 まさにこの心配事が的中したようだ
今回のこの公表で
ダーティなイメージの払拭は完全に遠のいた
『 この会社が お客様の立場に立った判断をしたとはとても思えない 』
Posted at 2015/12/01 00:00:04 | |
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