LUMIX DC-S9
左の写真はデジカメinfoより借用
LUMIX S9のカタログ写真に 他社のカメラで
撮影されたストックフォトの画像が使われているという
事が大きな問題になっています。
要はカメラの製品カタログ中にある写真が
そのパナソニックのカメラとレンズで撮影されたものではなく
有料、無料サイトから許可を得て他社機の写真を使用(掲載)していた
*但し そのカタログには小さい文字でストックフォトでの使用が
記載されていたとの事
ここでの問題は一言で言えば
新機種のカメラの作例が 全く当該カメラで撮影されたものがなく
良く見せるために 他社機のカメラで撮られた写真を載せていた
と言う事です
多くの方の意見は批判的なものばかりで 当然です
それもパナソニックのカメラのカタログでの写真は
今回のLUMIX S9だけではなく
他のカメラカタログの使用写真もこの手の写真だとか
それもだいぶ以前から(全機種でメーカー総チェック中)
「デジカメinfoでの最初の頃の意見に
どうせ外注に丸投げしていたんでしょ』
と言うものがありますが 会社が違いますから断定はできませんが
新機種、新製品のカタログ
そんな安易な制作過程ではありません
製品の特徴、訴えるべき項目は
『言葉を吟味』しながらマーケティング部門が作成します
技術的な説明、解説は開発部門が原稿を作成
顧客の方が理解できるか等を
マーケティング部門、開発部門、カタログ制作会社、その他を
含めて作成していきます
*カタログ制作会社は大会社は関係会社がほとんど
中小の会社は外注先(但しほぼ専門会社)に委託の場合が多い
もちろんカタログで使用する図、や写真も適切か
何十人もの人間が何度も集まり仕上げていきます
*それでも誤植や数字の間違いが起こります
ここでカメラと言う自社の製品カタログに
見栄えがいいからと他社のカメラで撮った写真が使用されていた
例えマーケティング部門がそんな原稿を作ったとしたも
開発部門がそれを容認するとは 到底思えません
自分たちが苦労して完成した商品で撮った写真を使ってない
となったら彼らのプライドが許さない はずです
パナソニックのカメラ部門は
長い間それが常態化し 誰も何も疑問を持たないで来たのでしょう
ここ最近の大手企業による 品質不正問題と類似していますね
6月1日 6時43分国営TVニュースでもこの問題を取り上げていました
カタログの中身に信ぴょう性が無かったら
ネットだろうが紙媒体だろうが
カメラと言う商品 何を信じて製品を選択したら良いのか
オレオレ詐欺と同類で信じないこと! となってしまいます
大手の会社に続く なんでこんな事を!
自らも 自分が育った会社にこのような不祥事が起きないよう
今でも『そんなことはない』事を強く願っています
大企業病などと一言でかたづけて欲しくありませんネ
私自身 昨年販売された S5Ⅱ、S5ⅡXの発売から
LUMIXカメラに興味があり注目してたメーカーだけに
今回のこの話には本当に残念、
不祥事にレベルの高低はありませんが
余りにレベルの低い不祥事です
Posted at 2024/06/01 08:08:45 | |
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カメラ | 日記