
この事についていつかは日記を書いて見たかったので、今日は簡単にでも文字にしてみます。
そもそも『ロールセンター』って分かるでしょうか?

まぁ〜⬆︎画像の図を見ると『ロールセンター』と言う文字が載ってるので分かると思います。
あーだこーだ書くと難しくなるので、重要なポイントだけを書き込んで行きますが、言葉が足りない場合が少々出て来るかもです(汗
っで...本題ですが、ローダウンサスペンション(車高調も含む)と車体が低くなって低重心化される事から挙動が安定する、又はロール量が減ると横並びに言われてます。
答えからすると全くの間違いです!
むしろローダウン量が大きいほどアーム類は “バンザイ状態” になるので、逆にロール量は増し横転し易くなります。
その理由が “ロールセンターの狂い” が関係して来るのです。
...では何故にローダウンするとロール量が減ってコーナー(横G)に強くなったと思うのか?
これはサスペンションのバネレートが高くなったからになります。
このロールセンターと言うのは純正の状態で1番ロールしない様な設計で組み立てられてますが、純正て凄くロールしますよね?
これは単純に....いゃ、一概には言えませんがバネレートが低いだけです。
ではローダウンしながらも純正レートだった場合は何方がロールするのかと言えば、ローダウンさせた方になります。
つまり純正車高が高いからロール量が大きいと思ってる方は....失礼な言い方をすると足廻りとロールの関係を理解できてない人だと考えられます。
ちなみに私はこのロールセンターの存在を知ったのは恥ずかしながら5年前です(汗
そこから足廻りのメカニズムにも興味を持ち勉強して現在に至ります。
その頃でしょうかね...?
我が愛車の車高が少しづつ上がって行き、現在では極力ロールセンターの狂いを減らす為に定番のローダウンサス並みまで上がって来たのは。
そぅ...実は全くそれまで言葉にしてませんでしたが、ローフォルムがカッコ良いと分かってて上げる方向へ選んだ理由になります。
ちなみにですが? 画像はここには載せませんがフルタップ式の車高調を組んでる割に愛車の車高は高いです(恥
ですがバネレートが高い事でロール量は通常走行では非常に少なく、スピード&横Gに比例して発生して行く感じです。
ではモータースポーツを楽しむ方達、専門知識がある人達と言うのはどうしてるのか?
これはローダウンに合わせてアーム類の取り付け位置の加工や、ロールセンターアダプターと言う製品を使用して修正してる事が多いです。もちろんアダプターであれば車種にもよりますが売ってたりします!
....このロールセンターって言うのは多分 “やじろべえ” に似た感じだと思うんですよね?!
最初の図を見るとノーマルのアーム類は『ハの字』をしてますが、ローダウンの場合はアーム類がバンザイ状態です。
つまりロールセンター(軸)は車体側にないといけないのに、車高を下げる事でタイヤの接地面まで軸となるロールセンターが下がってしまう事になります。
やじろべえ も状態を保つには軸より振り子(タイヤ)が下方向へ伸びてないと転げ落ちてしまうので、例えて説明するなら?そう言う事だと思います。
....と言う感じで、私なりの短文で説明するとここが限界かなと?!
な・の・で....ローダウンさせてロール量が減ったのを感じてるのはサスペンションのバネレートのお陰って事が分かったと思います。
ですが「この製品を使用する事でロールセンターが狂うので修正を行って下さい」とは全く書かれません。
そして面白いのは、wagon Rの場合はローダウンするとラテラルロッドを組むと言う図式はあるのに?何故かフロントのロールセンターの狂いは殆どの人が無視されてます(汗
凄く不思議な事にも思えます。
今回のロールセンター話し....凄く重要な事です。そして純正形状と言うのは本当に良く考えられてると言う事にも繋がります。(←改造もいいですが純正形状にもリスペクトを!
ローダウンはロールセンターを狂わすのでレートアップさせて踏ん張らせても根本的な解決にはならないと言う事です。又、出来る事と言えば車高を上げて純正形状に近づける事だと思います。
お話しは以上です。
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2018/04/19 12:37:09