2016年10月10日
今日は朝からSUZUKI SPORTのN1コンピューターを取り付けた。
その結果、率直に言うと残念ながらN1は今迄よりも遅く感じた。
このN1を買うのに「私のゴッパー号にストレートで勝てたら...」と言うと条件を出してたが、その勝負の日?4パターンの走りで私が全勝してる。
つまり現在の愛車に勝てなかったN1は、本来なら買ってないはずだが “レア物” と言う事で単に...そんな感じだ。
因みにN1はブースト圧1.0k仕様だが、1.2kまで対応と言う事で以前の1.1k~1.2kでセッティングしたまま踏んだ。
この時の4速の排気温度はMAX800度、そして以前のHKSのサブコントローラーではMAX810度だった。更にA/F計(空燃比)はN1で10.0、HKSではGCC機能で10.5に成るよに合わせてた。
空燃比は14.7が黄金比率?と言われてるが、1番負担が掛かる状態でこの数字では完全にブローする。4ATであれば4速の頭打ちで最低でも11.5は欲しいところ。そぅ、私の場合はマージンを取って10.5までリッチ(濃い)状態にして排気温度が810度に抑えてたが、SUZUKI SPORTのN1では更に濃く排気温度も800度に抑えてた。(←排気温度は取付け場所で数字は変わる)
ブーストアップにはこのA/F計(空燃比)と排気温度は非常に重要で、パワー+耐久性に凄く繋がってくる。更にSUZUKI SPORTのN1では点火時期も最適化されてるらしく、それに合わせ以前と同様にハイオク+番手上げの#8プラグを使用してこんな感じであった。
因みに、点火時期は単にブーストアップするよりも簡単にエンジンブローを引き起こす難度の高いチューンと言う事を知って欲しい。
進角時に起こるノッキングは聞こえる域と聞こえない域がある。それ等はハイオク+#8又は9プラグだけで防げる様な簡単なもんではない。そぅ、点火時期とは素人が触れる箇所ではなかったりするのだ。だから巷で流行るレジスター?これには私は一切手を付けなかった。
まぁ~それは良いとして?そんな点火時期も調整されたSUZUKI SPORTのN1、ノーマルCPUからなら絶対的にオススメだが、私のサブコントローラーで調整済みからの交換だと完全なるデチューンに成ってしまった。
でもN1にはメリットもある。以前のサブコントローラーを割り込ませてたのとは違い、全域で燃料調整がされてる為に0~2,900rpmまでの走り出しが良く感じた。以前はGCC機能(燃料調整)も3,500rpm以降を中心に触ってただけに普段なら乗り易く成った気もする。
が、このN1コンピューターはそう言う走りの為に開発されてないから?やっぱりスピードリミッター解除や回転リミッター引き上げなどが魅力になるのだろう。
そんな感じで...楽しく走行するのには何も問題ないから、しばらくはN1仕様でいる事にする。
Posted at 2016/10/10 19:02:30 |
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