2008年04月20日
春のパワーチェックバトル無事終了
本日、SUPERAUTOBACS『NAOGYA BAY』のシャシダイを午前中丸ごと貸しきって開催いたしました、『春のパワーチェックバトル』が無事終了いたしました。
幸い、リングドクターとしてスタンバッていた、まーくん@りたーんさんの出番もなく、初夏の青空の下、計11台の測定を終えることが出来、また、それぞれが楽しんでいただいたようで、まずは一安心といったところです。
それにしても、本日測定したのは、E30M3、E36M3B、E36M3GT、E36M3C、E46M3、E92M3&135iの、BMWを代表するスポーツモデル達ばかり。
普段はボンネットの下で良く調教されたゲルマン・マインドを、この日ばかりは思う存分解き放ち、限界までローラーを回しきる姿はまさに圧巻!!
M3に限って言えば、E30M3EVO、E36M3USとE46M3CSLを除くM3オール世代の実馬力が測定でき、記録としても、大変貴重なものになりました。
詳しいレポートはそれぞれのブログにお譲りするとしまして、簡単ではございますが、参加者の皆様と、その結果(馬力のみ)について、サマリーをご報告させていただきます。
■E30M3
まずは、初代M3から。
4気筒モデルとして、もっとも男気溢れるスパルタンなM3といわれるE30M3です。
・まーくん@りたーんさん ・・・197.4ps
・Hさん?(飛び入り) ・・・196.3ps
最終モデルでも15年は経過している初代M3で、どちらも、なんとカタログ値(195ps)超え!!
しかも、まーくん@りたーんさんのM3は10万kmをとっくにオーバーしているとのこと(驚)
パワーカーブもNAエンジンのお手本のような滑らかな曲線でして、大変立派なデータに恐れ入りました。
■E36M3(E36M3B、E36M3B GT、E36M3C)
続いて、群雄割拠のE36M3。
US、Limousineを除く全グレードが集結です。
その内の1台、GTは全世界で350台生産され、日本には7台(うち1台はエンジンのみ)しかない超希少車だったりします。
・ユルゲンさん(M3B) ・・・289ps
・amemanさん(M3B GT) ・・・295.2ps
・うろうろさん(M3C改) ・・・325.5ps
・ガン茶さん(M3C) ・・・311ps
・muraさん(M3C 飛び入り)・・・296.7ps
ユルゲンさんも10万kmオーバーながら、前回を上回るカタログ値(285ps)をクリア!!
amemanさん、うろうろさんも貫禄のカタログ値(GT:295ps、M3C:321ps)を軽くマークしておりました。
ただ、うろうろさんは若干燃調が濃く、モデナ・イーターと言われる、本来のポテンシャル(360~370ps)にはもうちょっと届かず、燃調を取り直しての再チャレンジが待たれます。
ガン茶さんのM3は、文化財として申請中(嘘)の全くのフルオリジナル状態での計測で、カタログ値(321ps)の96.8%を記録。10年が経過したノーマルコンディションでもここまでのアウトプットとは、M-POWERさすがです。
muraさんのM3Cは鈴鹿スペシャルとのことで、エンジン系はそのまま、足回り主体でモディファイされており、ストレートがなんとなくもの足りないと感じられたのがデータとして表れたことに、更なるパワーアップを決意されていました。
■E46M3
さて、問題が起きたのは、私も所属する、このE46M3のカテゴリーでして、、、、
やはり、前回、うちのE46M3の計測中に起きた、6000rpmでなぞのカットオフがまたしても介入し、結局データは取れずじまいでした(泣)
・Kさん(E46M3 SMG) ・・・計測中断
・ヘタレメタラー(E46M3 MT)・・・計測中断
KさんのE46M3は私と同じカーボンブラックでして、エキマニ、センターパイプ、チタンマフラーのフルエキゾーストシステムが奢られており、シャシダイのピットにこだまする甘美なサウンドは、私を底なしの物欲に引きずり込むセイレーンと化し、絶え間なく誘惑するのでした。
今夜は、嫁サービスを頑張らねば・・・(謎)
■E92M3
ここで、予定していなかったサプライズがありました。
なんと、E92M3の計測が実現!!多分、E92M3の実馬力を計測するのは雑誌の企画含め、初めてではないでしょうか。
おろしたての新車ながら、オーナーさんのご理解あって、シャシダイに乗せていただきました。
E46M3では電子制御が入り、さらに制御が複雑な最新のM3ではどうか心配なところですが、直6を捨ててV8になった新生M3の実力は気になります。
さて、その結果は??
・シャノさん ・・・404ps
まだランニングインも進んでいない、バリバリの新車ながら、すさまじいパワーです(滝汗)
しかも、とてもジェントルかつスマートに400psオーバーでして、、、
これを見て、直6からスイッチしたM社のベクトルの一端がようやく腹に落ちた気がしました。
走れば走るほど調子を上げていくのがM3の常。慣らしが終われば、カタログ値(420ps)も軽く超えてしまうことと思量しますので、また是非、計測ください。
■135i
さて、唯一のショップ参加となる、135iです。
ノーマル状態でも、331psと余裕でカタログ値(306ps)を超える強烈な個体ながら、今回、完成したばかりのサブコンチューンで武装し、設定ブーストはノーマルの0.5から0.9まで上げてのパワーチェックなのです。
トリを飾る今回の結果は、、、
・TK-square-MGさん ・・・393.8ps
3.0LTWINTURBOのブーストアップで、あわや400psに届こうかというハイパワーを記録。
しかも全くの安全マージンだそうで、こちらのサブコンは135iのオーナーさんには気になるチューンになりそうです。
あ、ちょびちょび漏れ始めた、うちのパワステフルードのパイプ、よろしくお願いします(泣)
以上、11台の貴重なデータをご紹介です。
参加された皆様、お疲れ様でした。
ギャラリーで駆けつけてくださったみんカラ友達の皆さんやBMWオーナーの方々、お楽しみいただけましたでしょうか?
末筆となりますが、今回のパワーチェックにご協力いただきました、『SAB NAGOYABAY』の吉田さんはじめスタッフの皆様方、誠にありがとうございました。
また、次回の企画の際にもよろしくお願いします☆
PS:この日の様子は、参加されたオーナーさんのご好意により、ハイビジョン録画にて撮影いただいておりますので、当方にて入手いたしましたら、後日、ご紹介させていただきたいと思います。
さて、今から仕事しよっと(男泣き)
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Power Check | 日記
Posted at
2008/04/20 19:51:30
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