2024年05月20日
我が家のF20は、納車からこれまで1年間で13,000㎞を走破し、その間、ガソリン洗浄剤やらオイル添加剤などをオイル交換前に集中して投入しつつ、フィルター交換は毎回行い、短いインターバルで良質なオイルを投入してきた成果が出てきたのか、納車当時のやや重かった回転フィールは嘘のように軽くなり、オイル消費も気持ち軽減、燃費も10㎞前後を記録、マフラーからのスラッジもバンパーが真っ黒になるほどではなくなってきたここ最近。
もちろん、点火系や吸気系のリファイン、DMEチューン、毎週、遠方に出掛ける際には高回転域をキープした高速走行をこなしているなどの相乗効果もあってのことですが、昨年末に交換してから、寒冷期の5カ月と4,600㎞を走り切り、その間、2L強をつぎ足し、通常のオイル交換サイクルに戻すべく、フィルター交換はなしで、オイル交換のみを行いました。
最近、車の下に潜るのを嫁が嫌がるようになってきており、G80は、F80でしていたようなDIYでの交換は止めようと決意するも、やはり、オイル交換ぐらいは自分でしたい。
てなことで、嬉しいことに上抜きが可能なF20を軒先に移動し、使い続けて今年で9年目と、中華のインダストリーとしては異例の耐久力を誇る吸引ポンプを引っ張り出して、暖機後に、N13のレベルホールにノズルを突っ込み、吸出しを開始。

気圧差を利用して吸い上げる機構につき、途中何度も、ポンプ内を真空にするためにピストンを動かさなければならないのがギター肘には少々辛く、気温30度の中、ヒーヒー言いながらシュコシュコと上下運動していると、このブログに初めてご登場いただいたときは大学生、そして今や2児の父と、しっかり家庭を支える社会人の顔となった、ご近所のド変態マッドサイエンティスト君が見学に。
「こんにちは~ お、このオイル、もしやZEKURAですか。」とガスタービン系のエンジニアかつ無類の車好きらしく、開口一番、マニアックな着眼点。
「気になっていたんですよ、どうですか使ってみて。」とインプレを求められたため、痛む右手をかばいつつウォーキングデッドのような動きでピストンを上下しながら、これまで感じた印象を伝えると、缶を手に持ち、
「なるほど、コンプレックスエステル、つまり複合的に合成されたベースオイルで、金属摺動面に付着して、低温流動性とスラッジ防止に一役買っていると。で、POAと摩擦係数を比べてみると、、、、」
などと私が大の苦手な化学系の蘊蓄を語り出したので、文系スルースキルを全力で発動し、適当に相槌を打っているうちに、ほぼ全量が抜け切りました。

「へぇ~お話聞いた限り、良さそうですね。今度使ってみます。」と眼鏡をかけ直し、立ち去ろうとした際、
「あれ、車変わってます?」とガレージでカバーを掛けてあったG80を目ざとく見つけ、この後、さらに30分ほど、F80とG80の比較を熱心にヒアリングされてしまいました(憔悴)
でもって、いつものオイル交換よりかなり時間を要してしまった今回の作業。
約3.7L排出された廃油はしっかりと汚れており、若干、青黒い感じがあったのは、カーボンを溶かし込んでいた証なのでしょう。
引き続き、非常に好印象だったZEKURAのFullSynthe 0w-40を4.3L注入し、作業終了。

交換後、N13特有のメカニカルノイズは良く抑えられており、いつにも増して雑味が消えたフィーリングへと変化。
一冬を乗り切ったZEKURAが、直噴ターボにとって更に過酷な梅雨と猛暑をどのように過ごせるか、観察していきたいと思います。
※内容は重複しますが、備忘録として、整備手帳にもアップしておきます。
Posted at 2024/05/20 12:39:50 | |
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F20 | 日記
2024年05月14日
もう、恥ずかしすぎて墓までもっていこうかと思ったのですが、すさまじい職人技を目の当たりにしたため、その感動と感謝を込めて、恥を忍んで披歴することにいたしました。
週末は移動が多く、どの予定も、簡単に終わらないものばかりで、大体、時間ギリギリなることが多いのですが、この日は、珍しく時短ができたため、少し余裕ができたこともあり、昼頃、道中のスーパーでランチを買い込もうと立体駐車場にF20を停めた時のこと。
日中の気温、27度とほぼ夏日。
ジャケットは助手席に置いたまま、ドアを開け、そのままトランクから荷物をピックアップしようと社外に出た時、運転席のドアを軽く締めたのがいけなかった・・・
ドアが閉まるのと同時に、ガチャという音とともにロックされ、そのまま締め出されてしまったのでした。
コンフォートキーはジャケットのポケットに入ったまま。
であれば、タッチセンサーが反応して開錠するだろうと、軽く考え、試しに助手席側を試してみても、無反応。
トランクも同じくうんともすんとも言わない。
もう一度、運転席のハンドルセンサーに触れてみるも、結果は変わらず。
唯一、開くのは何故か給油口の蓋だけ。
「まさか、、、、これはやってしまったのかも、、、、」
詳しくは分かりませんが、F20はイグニッションオンで自動的にロックがかかり、車内にキーがある間は外からロックが開錠できない仕組みになっているみたいでして、今、まさに、私が車内にいる状態として認識されているようなのです。
多少の時間的余裕があるはずだったのに、一気にそれが吹き飛び、さらに遅刻のリスクまでが顔を出し、頭の中で、その後の予定が全部ズレるどころか信用もなくしてしまい土下座行脚する自分の姿が見え始め、背中に冷たい汗が伝い落ちてくる。。。
しかし、この後のことを考えるのは今ではなく、とにかくインロックを解除することが先決と、スマホと財布は幸い持ち出していたため、祈るようにJAFに電話を掛けてみると、20分ほどで到着するとのこと。
であれば、何とか間に合う。
しかし、作業時間がどれぐらいかかるかが、運命の分水嶺。
駐車場で、先方に連絡を入れておこうか、やきもきしながらJAFの到着を待っていると、5分ほど早く、青白ツートンのハッチバックの姿が。
「お待たせしました。」と爽やかなご挨拶とともに、免許証、会員証の提示を求められ、早速、作業に入ってもらうことに。
「どれぐらいでできますか?」と恐る恐る聞いてみると、
「もしかして、お急ぎですか?可能な限り頑張りますが、こちらのお車、イモビライザーとかあって、難易度が高いんですよね。」と道具箱を開き、専用ツールをとっかえひっかえしては、キーシリンダーに差し込んでは、何度も首をかしげる姿に、
やはり、時間がかかるのか・・・とスマホを取り出し、先方に遅れる旨の連絡を入れるべく、自分の過失により起きたこの状況をどう説明しようかと思いあぐねていると、
「開きました。」とものの3分程度で、開錠に成功。
「え!!開いたんですか!?もう??」
「はい、開いています。キーを取り出して、一度、確認してみてください。」
と言われるまま、助手席のジャケットを手に持ち、動作が正常であることを確認。
「ではサインを。」と作業書に署名し、その際、料金を聞いたところ、会員は無料との嬉しいお言葉。
自販機で買っておいた冷たいコーヒーを手渡し、丁寧にお礼をし、次の予定に時間通り滑り込むことができたのでした。
昨年もガソリンタンク破断(※リコール案件)による走行不能でお世話になり、ものすごい勢いでJAF年会費の回収をしているところですが、呼ぶのはほどほどにしたく、ついでにアポイント先でネタにさせていただいたところ、「BMWでもそんなことあるんですか。にしても、Vさんてば、意外とうっかり屋さんなんですね~ウフフフフ。」と微妙なウケ具合い。
ちなみに、インター近くのお城のようなホテルで、料金を支払ったにもかかわらず、その後、結構な時間ドアが開錠されず、閉じ込められ、本気で焦ったのは、ここだけの話。
てな感じで、私の大変恥ずかしい不手際により、生まれて初めてのインロックを食らい、時間がない中、見事な手際で助けていただいたJAFの隊員さんに感謝の意を込めてブログにした次第です。
末筆となりましたが、その節は誠にありがとうございましたm(__)m
Posted at 2024/05/14 14:28:11 | |
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F20 | 日記
2023年12月11日
前回のオイル交換から3,600㎞を走り、途中、Mobile1を1L補充しつつ、2本投入したHKSのDDRを使い切った先週末、F20のオイル交換を実施いたしました。
遠方での仕事場から往復100kmの高速走行を終えたばかりでオイルは熱々、道中、高齢者プ〇ウスの悪質な煽り運転を目撃して若干テンションが下がるも、TAKUMIの洗浄剤を使用するのにはもってこいのコンディション。
軒先へと移動し、洗浄剤を10分間エンジン内部に循環させた後に、上抜きを開始。
途中、ご近所の利発そうなお嬢様がご両親と拙作業場を訪れ、小汚いカッコをしたメタラーを、ノブレスオブリージュな穢れなき瞳で見つめていたりと、フランスミニシアター系の名作「ポンヌフの恋人」のワンシーンのような微笑ましい一幕もあったりしながら、フィルターを交換し、スイフトに入れたところ、なかなか良いフィーリングだった新進気鋭の国産オイルメーカーのZEKURAフルシンセ0w-40を4.5L注入して廃油を片付け、オイル交換は終了。

詳細は整備手帳とパーツレビューにて後ほど。
そして、この日、外気温18度と絶好の洗車日和。
そのまま気持ちよくF20を洗車していると、右フロントフェンダー上方に、光の反射がどこか歪な個所が・・・
まさか、、、これは!?
嫌な予感が走り、スポンジを置いて、指で触ってみても、取り立てて感触はなし。
しかし、様々な角度から見てみると、穏やかな小春日和が、反射と共に無慈悲に伝えてくるではありませんか
『ここ、凹んでまっせ。』とorz
長さ3㎝ほどの線形の窪み、、、、
そう、知らない間にドアパンチを食らってしまっていたのでした、ちっくしょぉぉぉ(小梅太夫涙)
位置からして、車高のある車種の後部ドアと思われ、隣のF20を何も気にせずに開けっ放して当たってしまったのでしょう。うん、多分、あの時のだな。
形あるもの、いつかは崩れ、消えていくものと自分に言い聞かせ、拭き上げとコーティングを塗布して、艶々のF20が出来上がり。
「あばたもえくぼ」とはよく言ったことわざ。

※画像のアバターは、本文と全く関係ございません。
でも、それが全然ありがたくない「えくぼ」だった場合、このことわざはどうしろと言うのか。。。
今回の「えくぼ」は不躾な他人がつけた傷ではあるものの、ポジティブに捉えるなら、ともに刻んだマイレージの証。
取り敢えず、デントリペアには出さないで、時薬の効くがまま、気にならない時が来るのを待ってみようかな。
Posted at 2023/12/11 14:52:13 | |
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F20 | 日記
2023年11月13日
先日、F20で隣県での仕事に向かった時のこと。
朝の時間帯と集中工事で混み合う高速道をそこそこのペースで駆け抜け、料金所を降りて山間の幹線道路へと合流。紅葉が進んだ山肌を眺めつつ、少し開けた窓から入りこむ浅野冷えた空気が心地よく、嫁に淹れてもらった濃いコーヒーを水筒から味わい、仕事前の極上の一時をF20とともに楽しんでおりました。
いい気分のまま仕事の段取りなど考えていると、交差点の赤信号に引っかかり、なにげなく、前のハ〇エースを見ていると、その運転席側から作業服の腕が伸び、その指先には火のついたタバコが一本。
トントンと灰を落とす仕草をしたかと思うと、すぐに腕を引っ込め、またしばらくすると、灰を車外へ落とす、青信号後もそれを繰り返し、嫌な予感はしていたのですが、次の交差点で予感は的中し、発進時に、中央分離帯の茂みに向かってポイ捨てあそばしやがりました。
そのまま直進したのと、私は右折したため、その際にドライバーの顔を確認したところ、いい年をした分別盛りの男性。
ポイ捨てをやり慣れていること確実、そして、あれほどご機嫌だった私の気分も最悪に。
こんなシーンに遭遇した朝は、経験上、得てして車関係で碌な事が起きないものでして、仕事はまぁまぁ順調に終わり、今朝のことなどすっかり忘れた帰路のこと。
秋の夕日はつるべ落としのとおり、とっぷりと日が暮れ、帰宅で混み合う幹線道路。
今度は逆の道順で高速に向かう訳ですが、ICまでの2車線の内、直進車線が激混み、私はガラガラのICへ続く車線を進みながら、交差点に進入したその時、突然、対向車線から、渋滞の隙間を縫って、何も見ていない上にクラクションを鳴らしながら右折してきた軽バンとオフセット衝突をしそうになり、こちらはクラクションを鳴らす余裕もなく、咄嗟の回避行動がたまたまうまくいき、ギリギリで接触することなく無事に切り抜けられました(滝汗)
ああ、履いてて良かった、ADVAN NEOVA。
実は、隣県のごく一部地域での運転は、当地の不名誉代表格「名古屋走り」よりも荒っぽいことが知られておりまして、背中に冷たい汗を浮かんだまま、高速へと乗り入れたのでした。
ちなみに、初めての愛車であるZ31は、山梨の国道20号で、ノールックで右折合流してきた幼稚園の送迎バスに右側を思いきり突っ込まれ、人も車も全治3ヶ月&あわや崖下転落の事故に見舞われております。
その高速も、ほどなく進むと、なぜか走行車線の方が、追い越し車線より流れておりまして、私ものんびり帰るはずが、前車に続いているだけで、次々に右側の車を追い抜いてしまっていたのです。
事故?もしくは車線規制?そんなことを思い浮かべつつ、その謎はすぐに解決したのでした。
3~4台前の追い越し車線の先頭車両のミニバンが、80㎞に届かない速度で走り、車線を塞いでしまっているのです。
次々に走行車線へと車線変更をして、そのミニバンを追い越し、再び、右側車線へと戻る車たち。
私もそのミニバンを追い越したところで、ICの合流があったことから、右側車線のそのミニバンの前にF20を入れたところ、突然、ペースを上げ、車間距離を詰めてくるではありませんか。
当然、車間距離は十分とっての車線変更、安全確認をしてウインカーも出したはずなのに、何が気に障ったのか、その後、狂ったかのように煽り始め、パッシングもお構いなし。
ひょっとしたら、メガネをかけた貧相で細身の私が、割り込んできた小柄な中年女性に見え、舐めてかかってきた可能性もありつつ、警察24時でよく見る職質の際にコンソールボックスとかから出てくる冷たいモノでも効いているのかと思えるほどの豹変ぶりに、これは絡んだら絶対にアカンヤツと、前が空いたところで、加速して引き離し、大型トラックを間に入れることに成功いたしました。
ああ、やってて良かったbm3。
追い付かれて同じことをされるのもなんですので、しばらく追い越し車線を走ることにし、数㎞ほど進んだところでバックミラーを確認すると、トラックの前に何台か入り込んでおり、これでヤツも大丈夫かなと少し安堵したのも束の間、前が詰まってペースが落ちたところで、どうやったのか左車線からヤツがぐんぐん近づき、私の横に並び、幅寄せのようなことをしてきたのでした。
ここまできたら、もはやキ〇ガイの領域。
ドラレコにはしっかり録画されており、通報案件かと思われたところ、後ろのコンパクトカーの方がしっかりブロックし、その後ろの恐らくヘッドライトからするとAudiと思しきドライバーさん達の見事な連係プレーで、追い越し車線への合流を全く許さず、走行車線に縛り付けられたまま、ヤツは後方へと消えていったのでした。
いやはや、本当にナイスでした。ありがとうございます。
んん?パッシングして追いかけてきたのは、もしかして、つい先日リアバンパーに貼り付けいた、これのせい??

朝のポイ捨てに遭遇してから連鎖したDQNドライバーの確変。
まずは、無事帰宅できたことと、心あるドライバーさん達に感謝するのは勿論、危うきには絶対に近づかない、それでも意に介さず絡まれたらその担保として動画を撮影しつつ全力で逃げること、そして、他山の石として自分自身も自戒しなければならないと改めて認識し、ブログに認めた次第でした。
Posted at 2023/11/13 11:08:03 | |
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F20 | 日記
2023年09月22日
埋蔵金発掘は、誰しも一度は憧れたロマン。
ダウジングを構えて、自宅の庭や裏山なんぞを探索してみたり、金属探知機を本気で買おうか悩んだりと、その伝承を聞くだけで胸は躍り、未だ見ぬ金銀財宝を思い浮かべずにはいられないのです。
それを生業にしているプロ達を、YOUTUBEのディスカバリーチャンネルでつい観てしまっていたりと。
有名なところでは、徳川埋蔵金や第二氷川丸でしょうか。
さて、今回の埋蔵金は、鋼鉄雅楽を嗜む陰キャの好事家が、人知れず、何度かに分けて埋蔵したと言われているもの。
M3のドライブシャフト交換という非人道的な高額修理が決定し、懐具合とメンタルがデストピアと化した私の耳に、この埋蔵金伝説が飛び込むや否や、サルベージを決行することにしたのでした。
その額は、現在の経済的価値に換算すると、凡そ、172,000IRR(イランリアル)ナンダッテー!=͟͟͞͞(꒪ᗜ꒪ ‧̣̥̇)
JPYレートに引き直したところ、、、、、
(ドラムロール)ダカダカダカダカダカダカ、、、ダン、、、600円!!
ああ、すいません、すいません(土下座)
で、その場所とは、ここです。

え~と、、、、
コインパーキングのお釣りや何やらを何度かフロアに落とし、奥に入ったのを拾い切れずにそのまま放置してしまいまして、、、、(汗)
記憶を辿ると、都合、600円ほどがF20のシート下に埋蔵されているはず。
いつか拾わなければと思いつつ、F20の度重なる冷却水漏れやガソリン噴出、F80にもドラシャブーツ交換のウルトラ高額修理が確定するなどあり、気が付けば半年。
先日、コインパーキングの出口で、なけなしの200円がシート下に転がり落ちるのを目の当たりにし、これはいかんと、探索することにいたしました。
フロアマットを外し、シートを一番後ろまで動かして、スマホのライトを片手にいざ、小銭埋蔵金探しへ。
まず最初にエンカウントしたのが、干からびた羽虫の骸。
夏のさなか、羽化したまま迷い込んでそのまま即身仏となったのでしょう。
指でつまむと、パラパラと粉末となって風に運ばれていったのでした。
ひとまず合掌。
そして、次に見つかった聖遺物は、、、細くしなやかな栗色をした長い巻き毛。
質感やキューティクルの具合からすると、ほぼ間違いなく女性の人毛。
この手の髪色の人物を乗せた心当たりは全くなく、恐らく、前オーナーに関係する何かと思われますが、もし、これが嫁に見つかった日には、お宝どころか、家庭が吹き飛ぶ不発弾になること必至(背汗)
あやうく悪魔の証明をしなければならないところだったとは、、、、
なんという恐ろしいレリック、そして、前オーナーさんの何たるリア充ぶり(偏見&血涙)
こちらも空中にリリースして、事なきを得たのでした。
気を取り直し、その後、用途不明の留め具やら印字が見えなくなったレシートのなれの果てやらが出現し、それらを拾い上げつつ、障害物をよけながら奥へ奥へと手を入れ、ライトを向けていると、明らかに金属と思える光の反射を複数発見。
一つ一つ拾い出し、数えると、都合7枚の日本政府謹製の100円硬貨達。
こうして埋蔵金の全てを手に入れ、暗い路地裏に連れていかれてジャンプをさせられたあの時の、小銭入れがジャラジャラと鳴る懐かしい音が、ポケットからひびいておりました。
後はシートを元の位置に戻し、マットを入れて終わりなのですが、何かが引っ掛かる。
ん、、、確か、記憶では600円だったはず、、、、あれ、、1枚多いぞ(汗)
まさかシートの下で、バイバインの希釈液が付着して自己増殖をしていたのか、もしそれだったら、100万円ぐらい入れておくのだけれど、大方、前オーナーが落としたに違いなく、栗色巻き髪の女性とのこの100円を巡る艶っぽいやり取りを勝手に想像しては歯軋りしつつ、近くの神社のお賽銭箱へとご奉納。
てな感じで、埋蔵金探しは無事終わり、非人道的高額修理のわずかな足しとなったかは定かではありませんが、車内の落し物は、例え、自分のものでなくとも、無差別テロと化して人間関係の破壊工作に勤しむことがありますので、小まめに覗き込んで拾い上げることがいかに大切かと、かつて、アクセサリーを故意に落とされ、致命傷を負いかけたどこぞのメタラーの深層心理に埋蔵されたトラウマが、それを教えてくれていたのでした。
Posted at 2023/09/22 11:21:08 | |
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F20 | 日記