• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

FlyingVのブログ一覧

2007年08月09日 イイね!

観たぞ、トランスフォーム!!

観たぞ、トランスフォーム!!夕方から予定していた外国企業との打ち合わせ時間が土壇場で3時間ずれ、酷暑のアスファルトの上に歩を進めることがどうしてもできない軟弱でいい加減な私は、事務所に戻らず、新卒の通訳さんを連れ、ミッドランドスクエアをブラブラ冷やかしておりました。

再度、打ち合わせの段取りを確認し、PCでメールチェックをするも、さすがに3時間はつぶせず、ちょっとスクエア・シネマを覗きに行きました。

中は、夏休みで中高生や家族連れで一杯。
私もかなりラフな服装とはいえ、仕事の途中で映画を観るのは、やはりなんとなく気が引けます(汗)
しかも、打ち合わせだというのに一見スーツっぽくも明らかに布地が少なく、若干目のやり場に困る通訳さん(お嬢様大学卒:名古屋巻き等フルオプション)を連れている姿は、もう同伴前にしか見えません。
こんなところをお休み中のクライアントさんに目撃されたら、コペルニクス的スーパー誤解をされ、食い扶持があっという間になくなる非常にリスキーな状態。
当然、ご近所さんに見つかってしまえば、人生最大のカタストロフィーが振りかかります。
しかし、彼女は大事な通訳。この後の打ち合わせでは、いわばキーマン。
これも辛いながらも仕事の一環なのですヾ(ーー )

で、時計を見ると、15:00になるかならないかぐらい。今から始まる映画を探してみると、なんと、15:10から日本のおもちゃメーカーTAKARAが世界に誇る
『トランスフォーマー』のハリウッドバージョンがあるではありませんか!
もう予告編が流れているところですので、大急ぎで「大人2枚。あ、領収書もね。」と滑り込み、満員の場内へ。
急ぎ足でついてきた通訳さん、ポップコーンやら飲み物もなにも買わずに入場したことが気に入らなかったのでしょう。
すかさず、斜めになったご機嫌が表情に出るレスポンスの良さは、お嬢様の証。
これも彼女にとっては、OJTということを忘れてはいけませんヾ(- -;)

肝心の映画といえば、直球ど真ん中のハリウッドアクション。
複雑な伏線もなく、コミカルに進むところは、脳をフルに働かさなくても右脳だけで十分すぎるほど楽しめます。とにかく、最初から惜しげもなくCGを活用し、TVコマーシャルでおなじみのトランスフォームシーンも大迫力!
うちの息子が好きだったので、ある程度、キャラクターを知っていたことも、この映画を楽しめるエッセンスでした。
それにしても、バイオレンスアクションというか、暴力描写ってアメリカ映画はとても上手ですね。
さすがは、先住民族を虐殺し、暴力的な建国からスタートした脛に傷持つ国。アニメのトランスフォーマーと比較し、かなり刺激的なシーンもありますので、娯楽映画だと受け止められる年齢が鑑賞のボーダーかもしれません。

観終わった通訳さんも「おもしろかったです♪」と満足げ。

そのままミッドランドスクエアのレストランで軽く食事といきたいところでしたが、悲しいかな、この後は3時間遅れの難解なミーティングなのです。

そそくさとタクシーに乗りこみ、
「どうします?VさんのM3がトランスフォーマーだったら?」と通訳さんに振られ、
「う~ん、そうだなぁ・・・金属生命体の自己修復能力はすごいよね。板金しなくてもいいし。ずっと新車のボディだもんなぁ。」
「へぇ~、いいですね。」
「あとは、トランスフォーマーって知識レベルがめちゃくちゃ高いから、紳士協定は必要かも。」
「なんですか?紳士協定って??」
「別に深い意味はないけど、、、男と男の血の盟約みたいなもんさ。」
「ふ~ん。」
と、微妙に会話が切れたところで、目的地に到着。

しかし、新卒で入社したばかりのあなたは、清楚な紺のスーツに身を包み、控えめなメイクとまっすぐな黒髪が、とても凛としていて印象的でした。
それが、ほんの数か月で、名古屋嬢フルオプションにその挑発的なスーツとむせかるようなコロンを漂わせようとは(汗)

そうか、、、あなたでしたか、トランスフォーマーだったのは・・・
Posted at 2007/08/10 11:24:44 | コメント(9) | トラックバック(0) | M3とお姉さま達 | 日記
2007年02月15日 イイね!

1日遅れのバレンタインに揺れる決意

1日遅れのバレンタインに揺れる決意今日の午前中は、クライアントさんのところで打ち合わせでした。
社員食堂で昼食を取り、そのまま荷物を持ち駐車場まで移動して、ある人を待ちます。

傘を斜めに差し、小走りでやってきたその方。
昨日、渡したいものがあるとメールが入り、待ち合わせをしていたのでした。

「ご無沙汰しています。バンコクはいかがでしたか?」と傘の下から覗かせるはにかんだ笑顔は、髪を少しカールさせた稲森いずみそのもの。
意図的に距離を置いていたがために、すっかり免疫がなくなり、目が合うだけで、顔が見る見る上気していきます。
それを、はぐらかそうと、お土産を取り出すために、カバンの止め具を外し、
「ええ、暑かったですけど、ま、お腹も大丈夫でしたよ。」
と視線をそらしつつ、カバンの中をごそごそしていると、
「ほんとは、昨日お渡ししたかったんですけど、どうぞ。」と渡されたのはチョコが入っているであろう可愛らしい紙袋。
「あ、ありがとうございます。じゃあ、これお土産です。」
と、タイのジムトンプソンで購入した雑貨を渡しました。
「わーい♪ありがとうございます。そういえば、ゆっくりお話したの、すごく久し振りですね。。。」

あれ以来、断固たる決意を持って、男である自分に蓋をしてきたのですが、傘を片手に肩をすぼめて、うつむき加減に白い息を吐く姿に、蓋が開きかけたのか、こみ上げる衝動。
しかし、瞬時に、その資格が全くないことに打ちひしがれながら、
「そうですね。忙しくて。。。それじゃあ、もう事務所に戻ります。」といたたまれなくなり、M3のドアを開けて、乗り込もうとする私の背中に、
「あのぉ、迷惑でなかったら、、、」と消え入るような声がなぞり、振り返ると、
「いえ、何でもないです。先週、黒壁に出張した時のお土産も入れておきましたので。。。お疲れ様でした。」とペコっと頭を下げて、小走りで行ってしまいました。
小さくなる影を見送りながら、イグニッションをひねり、しばし暖気の間に、チョコの包みを開けると、チョコと一緒に出てきたのが、ガラス細工の天使。

意外に子供っぽいお土産に驚きながらも、その姿に攪拌される胸の中。

どう考えても17年のチョコの重さに比べたら、一過性の麻疹のようなもの。

仕事を終え、帰宅しようとした時、携帯に入ったメールを見ると、
『・・・お土産、大事にします。またM3に乗せて下さい☆お仕事頑張ってくださいね。』とのメッセージ。
ナビシートに座った姿がフラッシュバックされ、一瞬はっとなるも、はっきりさせられないズルイ自分に苛立ち、チョコとガラス細工の入ったカバンを、頭の中のもやもやに向けて、無造作にナビシートに投げ置くも、全く無駄な努力であることを思い知らされるばかりでした。
Posted at 2007/02/15 23:15:43 | コメント(10) | トラックバック(0) | M3とお姉さま達 | 日記
2007年01月10日 イイね!

その後・・・

その後・・・予期せぬクリスマスプレゼントと、一生懸命抑えようとしながらも零れ落ちてきた感情をぶつけてくれたHさんに、メトロノームのように気持ちが揺れた年末。

そのまま中途半端に、何事も起きず年末年始の休みに入り、何度か、他愛のないメールのやり取りをしておりましたが、時折、「もしお時間あればお茶しませんか?」とのメールに、都度、雲消霧散しかける理性をこぶしで抑えながら、「ちょっと都合が・・・」などと、なんとか意図的にかわしてきました。


しかし、とうとう今日は仕事上、Hさんのお勤め先に行かねばならなくなり、
避けていたつもりが、会うことを前提にいろいろ用意してしまう俗物中の俗物の私。
やはり、父である前に、夫である前に、男であることが前提だったと嫌というほど思い知りつつ、一応、購入したお返しのプレゼントをカバンにしまい、いただいたネクタイを締めました。
あと、準備していないのは、自分のけじめだけ・・・

仕事は直接つながってないにしても、Hさんの事務所へ足は運ばなければらず、外出していない限りは、顔を合わせてしまいます。
車を停め、頭をよぎるのは、何かを期待しつつも、何も起こらないで過ごしたい自己矛盾。

来期予算などの確認に、Hさんの事務所に行くと、机に座っていた彼女が、こちらに気づき「明けましておめでとうございます!」と明るい声が届きます。
「明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。」と少し声が上ずりながらも、ご挨拶。
すると、Hさんが、「今日は新しいネクタイですか??いいですね~♪」と自分のプレゼントにしらじらしくも、にっこり笑って揺さぶってきました。
「ありがとうございます。頂き物ですので。」とさりげなく返すと、
私が用のある営業の専務が、「お!ほんとだな。誰からのプレゼントだ??この色男!」と無邪気な親父になって割り込みます。
「いいですよね~、専務♪」と意味深な視線を投げかけながら、親父に話をあわせるHさん。
(・・・こりゃ、なんか怒ってるな。。。)と、専務の背中を押しながら、そそくさと会議室に打ち合わせに入りました。
実は、今日行くことは、伝えていないのです。

打ち合わせが丁度終わると昼休みに入ったので、駐車場のM3の屋根の具合を見ていると、ヒールの音が近づいてきます。
「こんにちは。お車どうしたのですか??」と先ほどの仕事モードとは随分声も雰囲気も違うHさんが立っていました。
「いや、ちょっと・・・屋根が剥がれてきちゃって、、古い車だから。もうくっついたんだけど。」
「ふ~ん、なんかバチでも、当ったたんじゃないんですか~!?ネクタイをプレゼントしてくれた人を怒らせたりとか。。。」
「え・・・多分、、、そうかも。すいません。」としどろもどろな私。
「そう言えば、これ、お礼です。」とカバンからダッシュボードに移しておいたプレゼントのお返しを渡すと、
「ありがとうございます♪開けていいですか?」と包装紙を剥がし、中から出てきたとあるブランドの携帯ストラップを、「わぁ~、いいんですかぁ??」と早速自分の携帯に付け始めていました。
冬の暖かい日差しが差し込む、うつむき加減の知的で涼しげな顔は、大概の男性なら惹かれてしまい、凡百の美人なら嫉妬を覚えることでしょう。
昼休みもそろそろ終わり、「それじゃあ。」とそれぞれの仕事場に戻りました。

昼間の誰が見ているかも分からない駐車場で、スリリングなやりとりができたことを、しばらく反芻している時に、メールが入りました。なんでも「今日は遠方のお客さんのところに行って、そのまま直帰しなければならず、とても残念です。」とのこと。
 
仕事を終え、家路につきながら今日までの出来事が頭の中を巡ってきます。
思えば、最初から破綻していた、このこと。

『人に出逢えば、それだけ哀しみが深まりますから』と山岸涼子のなにかに書いてあったセリフが思い出されます。
つまり、恋をすれば、いつかくる何年何月何日に、体の半分を引きちぎられる苦痛を叩き込まれる約束をしたも同然。そんな思いは、過去何度も経験済みで、若さゆえに乗り越えられたことかも。

そろそろ、「得恋」を願うよりも、必ず襲ってくる、全てを台無しにする痛覚を回避すべき処方を見つけなければならない年頃かもしれません。
そうだ、片思いでい続ければ、それはそれでひとつの安定と平穏。失うことの不安に恐れおののくこともないのです。
遊びで済まないのなら、2番目に好きになった人は片思いまで。。。

背広のポケットで振動しながらHさんからメールが届いたことを知らせる携帯。
それとシンクロして体の奥底の不可視な部分がざわざわ揺れ動くのをかすかに感じながらも、ネクタイを外して助手席に置き、襟元を開けながらハンドルを握り、1番目の人と無邪気な声が出迎える自分が帰るべき場所に向かって、S50をせつなく泣かしながらアクセルを煽ったのでした。
Posted at 2007/01/11 00:04:48 | コメント(8) | トラックバック(0) | M3とお姉さま達 | 日記
2006年12月23日 イイね!

夫である前に、父である前に・・・【サンタさんがくれた試練】

今日(日付が変って昨日)も、例のクライアントさんに張り付き、仕掛り中の大型案件の最終調整に入ります。

大混乱となったロールプレイングも仕切り直しが成功し、あとは年明けを待つばかりに。

さて、もうひとつの気がかりといえば、、、宙ぶらりんになったままのあの続き。。。

※長文につき、ご期待に添えないかと思いますのでさらっと読んでくださいm(__)m

Hさんはここのクライアントの社員さん。営業担当の彼女とは社員食堂で出会う以外は、もうほとんど接点はありません。
実はあの後、徹夜で突貫作業を行う私のPCに、彼女の携帯から、激写された私のアホ面の画像が「とても楽しかったです♪また、お願いします♡」との、こころ揺れるメッセージとともに送られてきていたのです。
一応、こちらもお礼をしておこうとメールを返そうとするも、送信メールはすべてサーバーのチェックを受け、特に携帯へのメールは飛ばないため、仕方がなく、プライベートの携帯に送られてきたメルアドを登録して、差し支えない内容のメールを返しました。
あっけなくメルアド交換終了です。

途端に「お仕事頑張ってくださいね☆」とのメールが返ってきましたが、取りあえず、仕事を片付けないとどうにもならないので、受けたままにして、帰宅。翌日のロールプレイが無事終わり、その後、ここのスタッフ達と忘年会に繰り出しました。
Hさんも参加予定だった忘年会ですが、出張のため、不参加。
(多分このまま、縁遠くなっていくんだろうな~)と考えながら、盛り上がる忘年会で隣のスタッフと語っていると、携帯にメールが入ります。差出人はHさん。
トイレに行くふりをして席を離れ、内容を確認すると、『今日は忘年会で、きちんとお礼をしたかったのですが、それが出来ずにすいません。その代わりといっては何ですが、近々ご馳走させてください。お店はFlyingVさんがアレンジしたところに行ってみたいなぁ。来週末、会社にお見えになるときの夕方はいかがでしょうか?』
このメールを返信しなかったら、なにもドラマのない日常が続くのでしょうが、なぜか心がざわつき、忘年会で会えなかったことの気持ちの隙間があいまって、つい、『いいですよ。』と返してしまいました。

そこで、必要となったのが、先週、変態本屋で購入した「大人の名古屋2006」だったのです。

そうこうしているうちに、その日(日付が変って昨日土曜日)がやってきました。
予約したのは、名古屋駅のツインタワー、マリオット・アソシアにある多国籍レストラン。高層から覗く夜景がとてもきれいな人気店です。もちろん、窓際をリザーブ。
待ち合わせは、高島屋内のスタバで。
時間より少し遅れてきたHさん、スタバの入り口でこちらに気づき、はにかみながら手を振っています。映画のようなシーンに、久々に上がる脈拍と鼓動。こんな美人ならいくら待っても苦痛ではありません。
派手ではありませんが稲森いずみ似の涼しげな顔立ちと、すらりと伸びた細い手足はどう割り引いてもとても人目を良く引きます。私のテーブルに腰掛ると、今度は周囲が私を観察しはじめるのが痛いほど分かります。
「お疲れ様です!すいません、遅くなりまして。」「いえいえ。」と簡単に言葉を交わし、早々に予約したお店に移動しました。

入店し、コートをカウンターに預け、席に案内されると、「わぁ~素敵なお店ですね。夜景もすごい!ここ一度来たかったんですよ。今日は私がご馳走しますので、たくさん食べてくださいね♪このお料理でいいですか??」と一番高いコースを注文するHさん。とはいってもご馳走させないのが大人の男のたしなみ。
私は車だったのでソフトドリンク、Hさんはワインで乾杯し、つぎつぎコースが運ばれます。話題は、忘年会のことやら仕事のことやら、パンツはどっちの足からはくかなどなど、とりとめのないことばかり。デザートも食べ終わり、お会計をしようと席を立ちカウンターに行くと、「もう頂いております。」とのこと。なんとHさんが早々に済ませいたようです。
席に戻ると、にっこりと「美味しかったですね。出ましょうか?」とHさんに促され、コートと荷物を受け取って、フロアに出ました。

「今日の分、受け取ってください。ほんとにご馳走になってしまうなんて申し訳ないです。」と財布を取り出すと。「いいんですよ。」とやわらかく拒否されました。それでも。「ダメです。高価なコースでしたので、せめて私の分だけでも。」と押すと、「ほんとうにいいんです。その代わり、少しお願い聞いてもらえますか?」と上目遣いのHさん
「なんですか?」と聞いてみると、「展望台に昇りませんか?」と誘われ、地上51階の展望台に向かう高速エレベーターに乗り込みました。展望台では大勢のカップルが夜景を見ながら中むつまじくしています。
空いたスペースに入り込み、しばし無言で夜景を眺めていたら、Hさんが、カバンからなにやら取り出しています。
「FlyingVさん、これ、この前のお礼と、そのぉ、、、クリスマスプレゼント・・・」といって手渡された細長い紙袋。
「え!?そんなつもりでは。。。ありがとうございます。」と受け取るも、こちらはもちろんなにも用意しておりません。手荷物の中にあるのは、明日、嫁にプレゼントするために、さきほど高島屋で購入した、とあるHで始まるブランド時計。一瞬迷いましたが、さすがに、これはあげられない。
「すいません、なにも用意していませんでした。」と告げると。「勝手にしたことですので、気にしないでください。それじゃあ、もうひとつお願い聞いていただいてもいいですか?」とのおねだり。
ちょっと構えて「はい。出来る範囲内で」と返事をすると、「あの、またBMWに乗せてもらってもいいですか?」とのこと。
「いいですよ。それじゃあ、自宅まで送ります。」と駐車場に停めてあるM3で、Hさんの自宅まで向かいました。

展望台あたりから、微妙にHさんとの距離が近づいています。というより、流れる空気がなにか確信めいたものに変ってきているような感じが。。。なぜか家族の話を出せる雰囲気でもありません。
ナビの誘導に従い、Hさんの自宅近くに到着し、「着きましたよ。」と声を掛けると、「・・・もう少し乗っていたいです。」とい普段クールなHさんらしくないお返事が。
「じゃあ、ちょっとその辺を回りましょう。」と適当に流し、再度、自宅近くまで着いたときに「わがまま言ってすいません。大切な奥様とお子さんが待っていますもんね。今日はとても楽しかったです。プレゼント、気に入っていただくとうれしいです。握手してもらってもいいですか?」と手を差し出され、しっかりと握りしめました。
「奥さんいいなぁ、こんなあたたかい手で包んでもらえて。もう少し早くお会いできてれば・・・」となかなか手を離してくれないHさん。これ以上なにか言われると、すでに臨界に達した鉄の理性があえなくメルトダウンしてしまいます。

謎の事件がきっかけで、無期限執行猶予中の身。さらに別のミステリーで経済制裁も受けているため、これ以上重なるとアウトどころか人生がゲームセットになること間違いありません。

「じゃあ、ここで。おやすみなさい。」と心を鬼にし、助手席ドアを開け、Hさんを見送りました。
帰宅する途中、2通のメールが入ります。1通はHさんからの『おやすみなさい』メール。もう1通は嫁からの『お仕事ご苦労さま』メール。

夫である前に、父である前に、、、一人の男だった俗物の私

最初から破綻しているのは自明の理でしたが、それでも、こんなことは二度とないであろう100万トンの後悔を引きずりながら帰宅したこの日。
しかし、すでに寝付いた息子と嫁を見比べ、これでいいんだと納得しました。

ちなみにプレゼントはドット柄のネクタイ。そう言えば、「お返しのプレゼント、なにか考えておきます。」と伝えてしまっているではありませんか!!
まだまだ、これで終わらない予感が・・・

取りあえず、近況のご報告まで。

みなさん、良いクリスマスを!!
Posted at 2006/12/24 04:35:28 | コメント(11) | トラックバック(0) | M3とお姉さま達 | 日記

プロフィール

「パープルヘイズなお願い http://cvw.jp/b/192969/48625296/
何シテル?   08/29 18:44
20年前に偶然出会った96年式M3CLimousineを溺愛すること4年、そして涙の別離を乗り越え、その後、やって来たE46M3と忘れえぬ10年来を共にした不人...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/9 >>

 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930    

リンク・クリップ

蛇使いたちの特濃空間 エテロドッソさん 
カテゴリ:メンテ&チューン
2011/12/06 10:03:34
 
BMWのマイスターショップ TKsquareさん  
カテゴリ:メンテ&チューン
2011/12/06 09:56:25
 

愛車一覧

BMW M3 セダン おハナさん (BMW M3 セダン)
M3最後であろう純粋な内燃機関をどうしても乗っておきたく、大好きなF80M3を手放し、迎 ...
BMW 1シリーズ ハッチバック BMW 1シリーズ ハッチバック
スイフトRS-Tを嫁に進呈し、その後釜としてやってきたのがこちら。一度は真剣に購入を考え ...
スズキ スイフト スズキ スイフト
初めての新車として我が家にやってきたスイフトRS-Tです。 旧型よりも格段に向上したボデ ...
BMW M3 セダン 電子制御の鎖で繋がれたバイエルンの獣 (BMW M3 セダン)
難病が寛解したら絶対にこれに乗ると心に決め、闘病し続けた3年半。 2020年に待ちに待っ ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation