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2022年03月21日 イイね!

お彼岸クローバーフィールド

お彼岸クローバーフィールド世間は連休だというのに、地獄の年度進行に飲み込まれ、絶賛やさぐれ中のFlyingVでございます。
折角の天気にも恵まれたこの3日間、遠出はおろか洗車すらできず、溜まりに溜まっていくのは、フラストレーションと受信トレイの未読メールばかり。
都合よく頼むだけ頼んでおいて、こっちからの依頼はちっとも片づけてくれないパートナーのいい加減さに、「もう止め!!」とPCを閉じて、本日午前中、お彼岸のお墓参りへと向かうことにいたしました。
嫁と子供たちは別の用事で不在のため、仕事以外では久々のロンリードライブ。
ちょっとした遠出になるため、M3とサシで語らおうと、とっておきのコーヒーを沸かして水筒に。
お墓参り道具をセットし。近所のスーパーで墓花一対とお彼岸用のお菓子を買い込み、いざ、高速ステージへ。

エンジンはスポーツモード、オーディオはオフ、そして、3速で料金所を抜け、5速でやや交通量の多い走行車線へと合流。
水温は90度で安定、油温も適温とS55のご機嫌は上々。
ASDをオフにしたことにより、排気干渉音のような無粋な疑似サウンドがなくなった3000~4000回転では、鼻先で涼やかにハミングしながら足先にストレート6の鼓動が感じられるだけ。
ただスムーズなだけではなく、不敵な存在感を脈打つように伝えてくるあたり、「ねえ、早く踏んだら。」との悪魔のささやきにも聞こえてしまう。
やる気に逸る心臓部を躾けながら、こうしてゆっくりと流すのもいいのですが、分岐に差し掛かったところで、前方が開けたので、その挑発に乗ってやろうかと、ギアを落としてアクセルペダルに少し力を入れてみると、直6の抜けの良い放射音とともに、粒のそろったパルスを伴いながら加速体制に入るM3。
体がシートに張り付くと同時に、周りの視界が糸を引くように後ろに流れていく。
ブースト計の上昇が一呼吸遅れるほど猛々しさなのに、怖さは全く感じられず、ただ、2t近い質量の塊がアスファルトの上に敷かれたレールをホールドしたまま進んでいくような安心感。
その後、まったりクルージングを再開し、ちょっと物足りなさそうなS55をなだめつつ目的地に。
霊園の駐車場へと続く桜並木は、開花を今か今かと待ち望んでいるかのようでした。

お墓参りを終え、駐車場近くに群生しているクローバーを眺めていたら、見つけたのがこちら。

この後、立て続けに3つを発見し、計4つをお土産に帰宅いたしました。

親指と中指のバンドエイドは、こりもせず、今日も今日とて仕事の合間にネジ山を素手でまさぐっていた時に、いつの間にか負傷していた箇所です。

帰路は、往路であまりの熱さに全く飲めなかったコーヒーが飲み込ごろになっていたので、ドリンクホルダーにセットし下道で。

助手席の窓を開け、カウンタックのレプリカとすれ違うなどのレア体験をしつつ、家に戻ったら、お楽しみのこれ!!

AMAZONでポチっていたのが届いていたのです。



この企画を通した担当者に、がばっと抱擁をかましたくなるほど切望していたZ31オンリーのムック本。
そして、旧車チューンでお馴染み、GワークスのZ特集。
Z130~32と記載しておきながら、そのほとんどはS130とZ31で埋め尽くされ、変態的に偏ったZ愛にシンパが止まらない(感涙)

初めての愛車だったZ31と過ごした日々はここでは書き尽くせないほど。

ページをめくるたびに、胸に去来する様々な記憶。
ノーマル維持からR26スワップまで個性的なZ31の姿に口元が緩み、オーナーさん達の熱い語り口にうなづき、理解あるご家族の姿にほっこりとしてしまう。

ふと考えてしまうのは、もし、今日までZ31を所有し続けていたら、どうなっていたんだろうということ。

VG30ETはVG30DETTにMTごと換装させ、いや、VG30DETでもいいな。でもってビジュアルは逆輸入Verにして、あとは、、、、

なんて、叶わない妄想に浸り続けていると、携帯の無粋な着信が仕事を知らせてきたので、しぶしぶPCを開け、業務再開です。

時間の不可逆性はどうしようもないとして、一つだけ変わらないとしたら、そのナビシートに居るのは、いつも楽し気な嫁の姿だということ。

そう言えば、あの頃は甘ったるい缶コーヒーばかりだったなぁ。
もうすぐ用事から帰ってくる時間だし、出がけに持って行った、あのとっておきのコーヒーを入れなおしてあげよっと。
路傍で見つけた四葉のクローバーを添えて。


Posted at 2022/03/22 10:28:57 | コメント(4) | トラックバック(0) | F80M3 | 日記

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何シテル?   08/04 15:32
20年前に偶然出会った96年式M3CLimousineを溺愛すること4年、そして涙の別離を乗り越え、その後、やって来たE46M3と忘れえぬ10年来を共にした不人...
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