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Alan Smitheeのブログ一覧

2024年05月31日 イイね!

秘境ぶらり旅~紀伊山地と世界遺産【その1】

秘境ぶらり旅~紀伊山地と世界遺産【その1】








長らく続けていた北海道~東北周遊編の後半はひとまずお休みして、先日巡った紀伊半島編
投稿していきたいと思います…はい、もう全ての旅行記録をブログに残そうと思うとこうなるので
しばらくみんカラをお休みしていたんですよねぇ…(大汗

というワケで、忘れないうちに(^^;


今回の目的地はズバリ、紀伊半島!紀伊半島と言えば紀伊山地、秘境、そして世界遺産!!
自宅のある名古屋からは直線距離だけで見ればせいぜい200キロ足らずという近場です。

しかし!近くてやたら遠い…それが愛知県民にとっての紀伊半島なのです…(汗


何と言っても紀伊山地はまさに秘境と謎スポットの坩堝!(爆
そこら辺に勝手に家を建てて生活していても10年くらいバレないんじゃね?みたいなところ(違


勿論、今回も車中泊旅です。いよいよ日中は30℃を越えるシーズンに突入しちゃいましたので
今回から新たな車中泊ギアとして、ウォーターベッドを試験的に導入してみました(笑
果たして効果は如何に!?




旅のスタートは2024年5月24日金曜日から。まずは1日目の軌跡です。
今回も勿論、高速道路は一切使わず、全て一般道と林道のみを使用して走り抜けます。

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名古屋を出て、伊勢湾岸に沿って南下し、松阪から志摩半島をショートカットしたら尾鷲へ。
その後は熊野より北山村十津川村など三県境を巡り、陸の孤島でもある木津呂集落へ。
そして那智勝浦太地町へと出て、最終的に熊野古道でも知られる大雲取山近辺で車中泊。

走行時間の目安は約10時間。距離にして400キロなので、まぁまぁハードですかね(汗




まずは早朝、まだ明るくなる前から自宅を出発。


そしてもはや出かければ必ずや拝んでしまうご来光は…三重県津市ヨットハーバーにて。

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ここは昔、移転前の高虎ドッグがあったところなんですよね~。この眺めを見ながらの朝食は
サイコーに贅沢だったんですよね~。っていうワケで、この時点で帰りに立ち寄り決定です(笑

まんまるな太陽はいつ見ても良いもんです。今回もぶっちぎりの好天に感謝~ッ!


しばらく国道23号線を南下した後、尾鷲に入ったら国道42号線に入ってそのまま南下します。
本日の目的地でもある那智勝浦方面は日本で一番ガソリンの安い和歌山県下において
何故かガソリンがエゲつないほど高いので、まだ余裕ありましたが松阪市内で超満タン給油(汗





早起きして既に若干疲れてきていたので道の駅奥伊勢おおだいで休憩を挟みます。

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この大台町って言えば、あの大台ヶ原を有する「大台町」なワケですが…東西にやたら長くて
50キロ以上あるから土地勘狂います。だって…松阪の隣だし尾鷲の隣なんですよ、大台町(爆





そして次は道の駅奥伊勢木つつ木館へ。瀧原宮の鳥居の前でパシャリ。

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まだまだ国道42号を南下していきます。





大紀町に入るとしばらく雲海の中…でした(^^;

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そして最初の目的でもあるマンボウさんを食べるべく、道の駅紀伊長島マンボウに到着~。

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が、しかし!!マンボウ無かったっすー、食べてみたかったっすー(涙
前回の秘境旅では初めてチョウザメを食べることが出来たので今回はマンボウだと思ったのに(汗




そんな失意の中…少し早めのランチということで尾鷲に到着。おわせお魚いちば「おとと」です!

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7年くらい前に紀伊半島へ訪れた際は時間が合わずに食べられなかったんですよね~。




小鉢もいろいろラインナップが…

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勿論、鮮魚に限らずフツーに揚げ物なんかもいっぱいあります。

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しかし、自分は迷わずこちら…地魚どんDXです!1230円也。マグロ以外は日替わりです。

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決してボリューミーではないのですが、自分や女性なんかにはちょうど良いくらいの量ですね!
他にも食べたい魚がいろいろありましたが…誘惑に打ち勝ったので店を後にします(笑





そして、南へ走ること約30分…本日前半のメインスポット、世界遺産の1つ、鬼ヶ城へ到着!
実は今回生まれて初めてなんですよね、鬼ヶ城。なかなか来られなかったもんだから…(涙

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そして、駐車場を後にすると早速…赤鬼さん&青鬼さんがお出迎え(^^;
秋田のナマハゲよりも人間らしいし愛媛の鬼よりなんだか優しそう(笑




遊歩道は海岸に面してるので…荒波だとすぐ通行止めになっちゃうのも厳しいですよね~。

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因みにこの時点では、実は鬼ヶ城は結構歩かなきゃいけないってことを…完全に忘れてました(汗


そう、単純往復するだけで3キロあるんですよね…しかもアップダウンもあるからそこそこ大変。
ほとんどの見物客が入口の数百メートルだけ見たらとっとと戻ってしまうらしいです…勿体ない(涙



というワケで、ここからはスマホ写真だけでなくミラーレスで撮った写真も交えていきます(^^;

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入口を進んですぐのところに看板が。そしてちょうどカラスが休んでました、良い雰囲気です(笑





ちょうどそこには望遠鏡があるので、そいつで覗いてみると…1500m先の沖合に無人島が。

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地元では昔からマブリカと呼ばれる魔見ヶ島という岩礁で、磯釣りやダイビングスポットだそう。
写真をよく見ると、波打ち際に磯釣り中らしき人が両端に1人ずつ見えてますね、怖そう~(汗
ってか、ここまで船で送迎…してもらってるんだよね、きっと。帰れなくなったらヤバいな(怖




岸壁の際をひたすら歩いていくので安全の為に全ての箇所に柵が設けられてます。

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多分この奇岩がよくパンフレットなんかで見かけるやつかも?トンネルも風化で出来たのかな。

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他にも少し観光客がいましたが…ここを潜ったところで引き返す人が大半でした…勿体ない(汗





最初に出る広場は足元をよくよく見ると…いや、見なくても結構グロい。もう絶対ホラーやん(笑

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そこから先へ進んでいくと…そこそこデンジャーなゾーンがお待ちかね(笑

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すれ違えないくらい狭いし柵もグラグラだし、上から下から水がポタポタ濡れちゃうし、っていう。
これは靴は絶対に運動靴(笑)が良いよね、滑ったらイチコロやん?フナムシもいっぱいだし(謎






そして気がつけば見物客も全く見かけなくなり…鬼ヶ城という名に相応しい雰囲気に…!!

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この1枚板みたいなのは…凄いですね、そのうちペロンって剥がれ落ちそう(笑





これ、あまりにも侵食されてるんで最初は砂岩かと思ったんですが…凝灰石なんだそうで。

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長い年月をかけて荒波で侵食されて海蝕洞となって、さらに地面も隆起して再び削り取られ
海蝕台なるステージが出来上がるようです。それにしてもなんでこんな姿になるのかね!?






その海蝕台でも登れるところへ登ってみると…結構タマヒュンスポットでした(笑

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これ、ショボいスニーカーだったら常に足場は濡れてるので…滑ってコケちゃうよね(怖






かれこれ1キロ以上歩いてるんですが…あれ?ようやく鬼ヶ城西口のところに出るのかな?
先にチラっと見えてるのは花火大会開催地としても有名な七里御浜みたいですね。

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これで日差しがガンガンに照り注いでたら…相当暑いですね、フラフラになっちゃいそうです。






遊歩道が終わりに近づいてきた頃に、渡船の桟橋と右手に神社への参道?が見えてきました。

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どうやらこの巨岩の上に造られた階段を登った先に弁天神社があるようです…が!!
見ての通り、階段が崩壊していて試しに上がろうとしたらさらに崩れてきたので…ヤメました(爆






西口に車でもあれば鬼ヶ城縦走で済んだんですが、そうは行かないので、再び歩いて戻ります。
鬼ヶ城は端から端まで歩くと往復3キロ弱になるので、1時間は見ておいた方が良いですね~。

そして、帰路は帰路で、往きとは見た感じとか随分違うので、これはこれで面白いかもしれない。

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こういうちょっとした洞穴的なモノを見ると…ここ、シュラフあれば寝れるな?とか考えちゃう(笑





こういう岩面を見るともうバイオハザードのプレイ画面しか頭ん中に出てきません!(爆

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往路でも見てたけど…こうスパーンと見事に切れ落ちてる岩盤って、大丈夫なんだろうか(汗

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よくよく見ると、下の方に階段が接地されてたかのような痕跡が…いやいや、それはアカンて(汗





反対側のこんなところにも明らかに見物用?と思しき階段が…いやいや、怖いってば!

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左側めちゃくちゃ狭いスペースがストーーーーン!って!もうこれ俗に言うクレバスやん(怖





んでもって、終始足元とかうろちょろしていたふなっしーこと、フナムシさん。Gブリにしか見えん(汗

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何気なく岩に手をついたらふなっしー潰しちゃった!ってことにならないようにしましょうね(^^;





さて、すっかり汗ダクになった後は駐車場に戻って車で2分、先ほど既に見えてた七里御浜へ。
そう、この海岸で毎年繰り広げられてたんですよね…あの熊野花火!いつか見たい花火大会。

で、その海岸の一部にポツンとあるのが、こちらの獅子岩。うーん、角度が悪かったせいか…
まるで獅子っぽさがなくて、一瞬マジでこれが獅子岩で良いんだっけ?!って焦りましたよね(汗

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因みにこの獅子岩はこの時期、朝になると獅子岩の口の部分に朝日がちょうど昇ってくるので
火の玉を食らう獅子!ってことで、かなり人気らしいです。自分は今回は別の撮影を控えてたので
諦めましたが、翌朝ここにいたら確実にその火の玉を食らう獅子の姿を見ることが出来ましたね(^^;


そしてこの獅子岩もまた世界遺産の一部であり、鬼ヶ城と共に「熊野の鬼ケ城 附 獅子巖」という
国の天然記念物でもあります。多くの観光客が鬼ヶ城で満足して獅子岩はスルーしちゃうそうなので
熊野へ訪れた際には是非、獅子岩もセットで見物してやりましょう~。




…というワケで、きっとそろそろ文字数制限で投稿出来なくなりそうなので、この辺でおしまい!



次回、ぶっちぎりの恐怖と絶景のはざまに揺れるデリカミニ…に、つづく!!!
Posted at 2024/05/31 20:41:09 | コメント(1) | トラックバック(0) | デリカミニ | 旅行/地域
2024年05月23日 イイね!

春の大遠征、北海道・東北周遊~9日目【後編】

春の大遠征、北海道・東北周遊~9日目【後編】








2024年4月13日土曜日、北海道上陸して8日目は大雪山系、旭岳に来ています。
前回の投稿の続きで、旭岳登頂後から。今回でようやく後編となります。(^^;


のんびり登りながらスマホやミラーレスで撮影しまくりつつ、およそ2時間で無事登頂!!

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山頂に来たらとりあえずポケ活もしておきます。そしてポケモンギフトを嫁さんに送ります(笑
無事登頂しましたよ~、っていう…安全登山における謎の生存確認報告です(爆





さすが北海道最高峰、たったこれだけの標柱にこんなにも雪溜まりが出来てます(^^;

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自身のザックとストックだけがポッツ~~~~~~ン(^^;

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旭岳の山頂は…めっちゃ広いです。サッカーやれそう。北アルプス槍ヶ岳とは大違い(笑





うーん、誰も登って来る気配はありませんね、いつもの山頂貸切状態…ということは…

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ひよこテロには絶好のチャンス!!

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いや、きっと雪質調査も兼ねてるんだと思いますよ(笑





名古屋に住んでいると近年ほとんど雪が積もるどころか降ることすら年に2~3回…(汗

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だから雪を見るとこんなひよこテロリストが育ってしまうんです。まさに劣・悪・環・境(笑
そして…全国各地でテロ行為に手を染めてゆくのです。





それは真冬の北アルプスでも…

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真冬の北関東の山地であっても…

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おそるべし、ひよこテロ。





誰かが登ってくるまで犯行の手を止めることはありません(怖

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北海道最高峰の日本百名山、旭岳山頂の標柱も…

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気がつけばこんなにヒヨコまみれに!!

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いや、北海道なんだから…どこ行ってもハクチョウだらけだから関係ないっしょ、って(爆

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この後も暫くテロ行為は続きました…我ながら恐ろしいやっちゃで…

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何が怖いって…こんなところまで来て1人でこんな事してるジジイがいるって事よね(爆





そしてガスが晴れたと思ったら…んんーーー!?

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デカいカメラを担いだ人達が山頂へ登ってきました…証拠隠滅する間もなく撮影スタート。
…危うく犯行現場を撮られるところでした(汗



聞けば彼らは…NHK北海道の撮影クルーでした。今秋のドキュメンタリー番組の撮影で
来ているらしい。そして先程までのひよこテロの痕跡を撮影しておりました(笑



ヤバい、また犯行現場が…公共電波に乗ってしまう(爆



以前の投稿でも触れましたが、この撮影は…とあるアスリート?の挑戦に密着してるそうです。
富良野岳方面からたった1日で旭岳まで縦走するという、あり得ない偉業達成の瞬間を
この山頂で捉えるべく、先回りして待機するようです。なんかこういうの、よく出くわすなぁ(^^;






さて、ガスも晴れてきたので今のうちに山頂でも山座同定、いっちゃいます(^^;


いつもの国土地理院の地図で旭岳から展望する山々の位置関係を見てみると…こんな具合。

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これを見ると、大雪山系が如何に複雑な火山群から成っているのがよくわかりますよね。
またこの時点では西の方角は薄いガスで視界が悪く、主に東側の山々を望んでみます。





まずは旭岳山頂より、北東方面。

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国土地理院の地図にすら載っていない山も山座同定しちゃいます(笑

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大雪山系、ゴチャっとしてるので中心あたりをズーミング~。

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比較的ゆるやかな丘みたいな台地があって散策したら楽しそうですね、ヒグマが怖いけど。

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続いて東側。旭岳のほぼ真東にある後旭岳は何故か終始ガスに覆われていましたね。

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ドライアイスみたいですね、アイス食べたくなる(笑



そのせいで東南の方角はあまりスッキリしませんでしたがクマネシリあたりまでは見えてます。

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それでも直線距離で40キロ弱くらいの距離なので…正直あまり視界良好とは言えないかも。



そう考えると滋賀県三重県の県境から富士山がハッキリと見えた去年はヤバかったなぁ。
何せ220キロ以上も離れていますからね…過去最高にエグい富士眺望アタックだったかも(爆

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伊勢湾越しに富士山とか意味わかんないですよね(^^;

手前に長島スパーランド名古屋市街豊田スタジアム奥三河山地南アルプスって(笑
左端にある中ノ尾根山って浜松市の最高峰なんですよね。え?そこ浜松市なの?って(爆
右端にあるトヨタ自動車工場の奥に見える黒法師岳の麓は寸又峡温泉ですしね(爆


どんどん地理関係がわかんなくなってきて脳みそバグって来ましたよね(笑



パッと見て絶対に位置関係、把握出来ないですよね…いろいろと距離感もバグって(汗

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その昔、鳥羽の夫婦岩からのご来光が有名で、富士山のシルエットが見えるっていうので
見に行ったりしたんですが、言われないとわかんなくて黒い影になってるだけだったんですよね。



こういう一瞬脳みそバグリ系写真をフィーチャーした投稿も面白いかも…需要無いだろうけど(涙

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そうこうしてるうちに北鎮岳も冷凍庫から取り出し立てのピノみたいになっちゃいました(笑

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14時頃から曇ってくるとの予報もあったので、ぼちぼち山頂絶景もお開き…ですかね。

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ちょうどこの時、遅れて登ってこられたグループとNHK取材陣と一緒に山談義が続きました(^^;

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だいたいここにいる連中ってみんなド変態しかいないよね?っていう結論に達しました(爆




というワケで?ド変態な自分は東北から来ていたド変態なグループと一緒に下山することに。

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ちょうどまたガスが下から上がってきてました。晴天時の雲って、普段地上から眺めてると
ほとんど動いてないように見えるんですが…こうした高所ではめちゃくちゃ速く動いてます。

当然っちゃ当然なことなんですが…それでも何だか不思議に思えたりしちゃうのが登山です(笑



ものの30秒で、いきなり視界がこんなですからね、ええ(爆

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たったこれだけでも一瞬、どっちだっけ?って考えちゃいますもんね。そりゃ遭難もしますわ~。





そして少し下ると登りでも見た金庫岩が右手に見えます。これが見えたらこの先を右に折れます。

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間違ってすぐに右に折れたら…ハイ!即死です!(爆

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こういう雪山の山頂付近って、吸い込まれそうな雰囲気を醸し出してるんですよね…(怖
特に雪山ではちょっとコケたり足を滑らせたらそのまま落ちちゃうんで…




まさにコレですよね、ほんと。実際毎年何人も落ちて死んでるワケですから~(汗

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ガスがなかなか抜けないまま、ニセ金庫岩まで下りてきました。今度はこれを左手に見ます。

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前出のSOS遭難事件では、これを右手に見てしまい、この岩の左側を下ってしまって
そのまま戻れなくなって遭難して最終的にはヒグマのエサになってしまったワケです…(涙

こんなブッチギリの快晴時であっても、いくらでも一瞬でホワイトアウトする場面があるんだから
ちょっと気象条件が良くない日なんて言ったら…まぁ想像出来ますよね?そういうことです(汗




さて、100mくらい下りてきたら何てことはない景色に戻りました(^^;

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地獄谷の南側の稜線を少し外れて旭岳石室の方へ下りていきます。

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よく見るとまだ山頂一帯だけガスってますね…現地とこことでこれだけ違いますもんねぇ…





そして避難小屋の石室に到着。中には入れなくなってました…残念(^^;

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姿見の池から旭岳を振り返ります。あと数ヶ月もしたらこの足元は池の中なんでしょうね(笑

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そして1時間ほどで下山しちゃいました…アッちゅー間でしたね(^^;

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ここからは再びロープウェイでバキューンと山麓駅まで戻ります。
そして山頂で知り合った登山者の方たちともお別れです。




名残惜しそうに旭岳を振り返ります。次は秋に登ってみたいですね…景色全然違うだろうし(^^;

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駐車場へ戻ったら荷物を片付けてサクっと着替えて下山の儀となる温泉へと参ります!
この後はもう温泉でゆっくりして夕食後は富良野で車中泊するのみです。…そのハズでした(謎

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ここから1キロ下った旭岳温泉郷にある湯元湧駒荘へと旭岳登山後定番の温泉に来ましたが…

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まさかの臨時営業短縮!18時までやってると疑いもなく余裕ぶっこいて来たらダメでした(泣
仕方がないので、とりあえず本日車中泊予定にしてる富良野方面へ向かうことにしました。

ここからだと近そうに思いますが、距離にして6~70キロくらいあります…北海道広すぎ問題。





忠別ダムの近くから忠別湖越しの大雪山を望みます…いつの間にか雲が増えてますね。

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ダムの方を見たら…夕焼けが始まってました。せっかくなのでサンセットに期待しますかね(^^;

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というワケで、ここから20キロほど先にある美瑛町にある赤羽の丘に向かいます。
ここは遮るものもなく、大雪山も夕日も見えるので運が良ければアーベントロートも!?





しかし、向かってる途中でどんどん雲が増え、空も随分焼けてきたので間に合わなそう…(汗

で、空を見たら凄いことになっていたので慌てて辺別川沿いの九線橋の袂でパシャリ!

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これはなかなかハデな天使の梯子です!相変わらずどこ行っても絶景ばっかりですね(笑
ひょっとしたら太陽も出てきてくれるかも!?と一縷の望みを抱いて横牛橋に向かいます。





この後実は少し霧雨が降ったんですよね、こんな快晴で降水確率0%予報の日に(爆

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そして…橋に一瞬虹が架かったんで慌てて撮ったんですが…間に合いませんでした(涙





しかし、凄いですね…いわゆるラスボス感とも違って本当に何かが降臨しそうな雰囲気です(笑

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で、この後赤羽の丘に向かおうとしたんですが…間に合わず、日没となってしまいました(涙

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しかし、最後にはしっかりと丸い太陽が現れてくれました…今日も1日ありがとう(涙






そして、日没直後でまだほんのり夕焼けの残る中、吹上温泉保養センター白銀荘へ。

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ここもかなりメジャーですよね。同じく上富良野町にある凌雲閣と非常に迷ったんですが…
時間が少し遅くなって閉館時間が微妙な上、以前にも入浴した温泉だったので止めました。

この白銀荘は露天風呂もやたら広くて快適なんですが、泉質はどこにでもある塩化物泉で
特徴的でもないので面白味はないですが露天風呂のぬる湯が38~9℃で入りやすかったです。

白銀荘から望岳台美瑛町へ抜ける道道966号は冬季通行止めでまだ除雪もされておらず
がっつり雪も残っていて日没後は結構冷え込んでました。そんな中、1時間近く入ってましたが
風呂上がりに体調に異変が…え?急に鼻水が止まらず。もしかして風邪…なのか!?(大汗




白銀荘を出る頃には既に20時を過ぎていたのでさすがに飲食店の多くは既に閉店…
翌日からの旅に影響しそうなので早めに寝ようと思ったんですが、何故かクシャミも止まらず。
もはや飲食店が云々とか言うてる場合じゃありませんでした…

慌てて富良野市街で営業中のドラッグストアに駆け込んで風邪薬を購入しました(汗



さすがに空腹状態で服薬はマズいので、こんな時の為に用意してある食材で済ませました(^^;

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長旅の疲労と睡眠不足に半年ぶりの雪山登山で体調が一気に崩れたのかもしれませんね。
翌日の旅程を考えたりする余裕もなく、当初は千望峠駐車公園で車中泊する予定でしたが、
少しでも早く休むべく翌日訪れる予定だった近くのハートヒルパーク展望台で車中泊することに。


とりあえずクシャミは止まってるし、発熱も悪寒もなかったので…やはり長旅の疲労かも(^^;

熟睡して翌朝までに何とか体調が戻ることを祈りつつ…目覚ましは勿論設定せず、就寝。




ってなワケで、周遊旅9日目は念願だった積雪期の旭岳にも登頂出来て感無量だったものの
まだ長旅も後半戦に入ったばかりなのに体調を崩してちょっと不安になりましたが…果たして?!


翌日は美瑛・富良野観光の他に夕張旧市街、新しく出来たエスコンフィールド球場にも訪れ、
最終的には再び太平洋まで出て苫小牧で車中泊というトチ狂った旅程に…つづく!!!
Posted at 2024/05/23 10:58:29 | コメント(0) | トラックバック(0) | 登山 | 旅行/地域
2024年05月22日 イイね!

春の大遠征、北海道・東北周遊~9日目【中編】

春の大遠征、北海道・東北周遊~9日目【中編】








さて、前回の旭岳山行の続きです。半年ぶりの登山ともあってテンションは上がり気味(笑
そして標高も上げていきます(^^;


ふと稜線に目をやると…蟻の大群が群れてるではないですか!(爆

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ズームしちゃいましょう。いや~、おもろいですね!って…自分もこの後あそこに行くんですが(^^;

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この感じからすると…登山ツアーでしょうかね?旭岳登山ツアーというとどうしてもあの事故
頭を過ってしまうんですが…今日の天気ならきっと問題はないでしょう~。





噴気活動展望台からはコース外となる姿見の池の東側の斜面を登っていきます。

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特に深く考えずに登ってますが…ツルっと滑ったら100mくらい余裕で滑落しますね(汗




無事に登りきったので今度は正規ルートにもある地獄谷の際のところを登っていきます。

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久々に…パノラマ写真とか(笑

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標高を上げていくと右手にトムラウシ山の山体が徐々に見えてきます。

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登り始めた姿見駅が随分遠くに見えてます。

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旭川市北部~当麻町の方角を眺めてみると…今旅5日目に車中泊したオートオアシスが!

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写真左端をよく見ると小さい三角形をした山が見えますが、あれが展望台のあるとうま山です。
ってことはやはり、あの展望台に登れば大雪山系をはじめ石狩山地が一望出来そうですよね。




真っ白な雪原とと真っ青な空…最高です!…が、相変わらず先へ進めません(笑

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せっかくよく見えてきたトムラウシ山の方面ですが…少し雲がかかってきちゃいましたね。

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ガスって見えなくなる前に…山座同定もしておきます(^^;

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参考までに…位置関係はこんな感じになります。

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ちょうど中間地点あたりまで登ってきたのかな?最初にいた団体さんはいずこへ…(汗

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麓からだとわからないですが…山頂へ近づいてくるとこの地獄谷のデカさに驚かされます。

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先ほど団体登山客が登っていたあたりですが、地獄谷の際のところはトレースもないので
あまりギリギリまで寄ると雪崩そうです。一面真っ白だとわかんないですよね(汗

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噴気活動展望台からはよく見えてなかった噴気孔もここからだとこんな感じで見えてます(^^;

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地獄谷の反対側(左手)、北側の稜線は…やっぱり立ち入られないんですかね~。

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なかなかの登り坂?で半年ぶりの登山がしんどくなってきました、体力無さすぎて泣ける(涙

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斜面の右手には石狩岳音更山が…。あの山の向こうに十勝平野があるんですね~。




随分登ってきた…のかな?山頂に近づくに連れ…所々岩が露出し始めたんですが…。

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ここまで来るとなかなか高度感がありますよね(^^;





しかし…なかなか山頂らしき場所が見えてきませんね~(汗

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高いところまで登ってくると麓にある天人峡の谷間がよく見えてきました。これも凄い~。

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そして、山座同定もしておきます(^^;

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トムラウシ山の方はやはり雲が増えてきましたね。そして十勝連峰も雲が消えないですね。

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時折こんな標柱がポツンと顔を出してます…雪がなかったら何があったんだろうか(汗

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これだけブッチギリの快晴であっても、ガスが涌くとわずか1~2分でご覧の通り…真っ白に(汗

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で、あれ?あれ?とかやってるうちに谷間へストーーーーン!って落ちていくんですよね(怖





さらに高度も上がってきました。ようやく山頂っぽいところが近づいてきた…気がします(笑

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いよいよ、遭難の名所、ニセ金庫岩のあたりに到達した…っぽいです(^^;

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このニセ金庫岩が右手に見えたら山頂直下。左に折れて山頂を目指します。
このニセ金庫岩は昔から登山ルートのランドマークとして利用されてます。




そしてポイントに到達しました。雪で何だかよくわからない物体と化してますが…
紛れもなく、ニセ金庫岩。すぐ隣にも同じくらいの巨岩が並んでいるので偽物とわかります。
ただ、2~3mの積雪がある時期なので、冬場だとちょっとわかりにくいかもしれませんね(汗

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ここを左へ折れてほんの5~6分も登れば今度は左手に本物の金庫岩が見えてきます。


ニセ金庫岩からは本物の金庫岩は見えないようですね。雪が無ければ見えるのかも?
と思いましたが金庫岩は地獄谷の斜面にくっついているので少し登らないと見えないようです。

因みに、Googleマップで無雪期の様子を見てみると…こんな感じです。

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ニセ金庫岩から山頂方向を望むとこの写真のような感じで、10~15分も登れば山頂です。

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5~6分ほど山頂を目指して登っていくと左手に斜面に取り付いてる金庫岩が見えてきます。

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パッと見、写真だと半分くらい雪に埋もれていて尚更判りにくいんですが…
高さは3mくらいあるほぼ立方体の巨岩です。なので、昔から金庫岩と呼ばれています。


これも無雪期の様子をGoogleマップで見てみると…崖っぷちに岩が傾いて取り付いてます。

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前出のニセ金庫岩もほとんど同じような形で、大きさはひと回り小さいかな?って程度です。
なので、昔はよくこれらを混同してしまい、さらに登りと下りでは当然、見える方向が違いますが
そこもつい勘違いしてしまって間違ったルートへ侵入してしまい、遭難が絶えませんでした。


その1つが、かの有名な平成元年に起こった旭岳SOS遭難のミステリーです。



詳細は先述したリンク先のウィキペディアを参照してもらうとして…。



え?そんなの間違えるもんか?と実際に登るまで半信半疑でしたが…確かに勘違いするかも?
今は間違えないようにロープで侵入しないように対策されてますが、雪の時期だとわかりません。


この遭難事件では、亡くなられた愛知県の男性は全く違う方向へ下山を試みてしまいました。
グーグルアースでこうして俯瞰で見てみると、そんなアホな!って思えちゃいますよね。

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そもそもこの間違ったルートは登山道でも何でもなく、基本的に人間が立ち入らない領域。
ですが、北海道のような厳しい気候だと標高2000m以上の山肌には植物が育たないので
ほぼどこも似たような岩場や砂利場だったりハイマツ帯だったりで、歩こうと思えば歩けます。

おまけに遭難者は初めてなので、登ってきたルートを同じように引き返しているか否かを
あまりよくわかってなかったんでしょう。というか、視界不良だった可能性大ですね。



最終的に彼は早く脱したいと願うあまりとんでもないところまで下って来てしまい、
身動きが取れなくなって、最後の手段として上空から気づいてもらえるように倒木を集めて
SOSの文字を作り、さらに前出の動画にあるような助けを求める声を録音したのでしょう…。

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結局、誰にも救助されることもなく、数年後にはヒグマなどに食べられ白骨死体で発見されるも
当時は女性の遺骨との判定がされていたので世間ではミステリー事件として話題になりました。

こういう事実は山に登る身分として絶対に教訓にすべきですよね…改めて御冥福お祈りします。




さて、山頂直下の最後の急登を登っていくとまたすぐにガスが湧いてきて視界不良に…(汗

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しかし、ついに…!!

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日本百名山で北海道最高峰、標高2291mの旭岳に無事登頂しました~!乙山~!!


これで、数年前から何となく始めた山登りですが、気づけば百名山も約70座目!!
まだ3分の1くらい残ってますが…コレクター気質じゃないので、難しい山はパスします(爆

アラフィフの初心者でも百名山ならメジャーだし、登れるんじゃね?ってことで始めましたが、
こんな高所恐怖症で持病だらけの初心者でも頑張ればそこそこ登れるものです、ええ(笑




…というワケで、今回もまた文字数制限が…(涙


次回、北海道で一番高い場所から望む絶景と奇跡の下山となった後編に…つづく!!
Posted at 2024/05/22 20:34:23 | コメント(0) | トラックバック(0) | 登山 | 旅行/地域
2024年05月21日 イイね!

春の大遠征、北海道・東北周遊~9日目【前編】

春の大遠征、北海道・東北周遊~9日目【前編】







2024年4月13日土曜日、北海道・東北周遊車中泊旅もいよいよ折り返し地点です!
北海道へ上陸してから数えて8日目となった朝…外へ出たらビックリするほどの快晴!

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昨日はフラフラでほとんど記憶が無いくらい疲れていたので一瞬で爆睡してました。
そして登山当日でも目覚ましアラームは使うことなく…自然に目が覚めた時が起床時間(笑

この時期ともなると日が昇ればかなり暑いので、朝8時過ぎれば必ず暑くて目が覚めます(爆


今回車中泊したのは旭川郊外、東川町にある大雪遊水公園の駐車場。40台以上駐車出来、
トイレもあり、晴れていれば駐車場から十勝連峰が望める道道1160号線沿いのスポットで、
この道道をそのまま25キロまっすぐ東へ走れば終着地である旭岳の山麓駅まで行けます。


本当はもう少し先にある大雪旭岳源水公園で車中泊しようかと考えていたんですが…
もうそんなところまで走る気力も無かったので今回はこちらで休みましたがオススメです(^^;

逆に、オススメしないのは東川市街の道道1160号線沿いにある道の駅ひがしかわ道草館で、
こちらは町のど真ん中でモンベルや銀行、バス停などもあって混雑している上に駐車場も狭く、
地元住民はあまり良い思いを抱いていないようなので、拠点としては便利ですがNGですね。


起きたらまず登山家にはお約束の「てんきとくらす」で山天気の方もチェックしておきます。
A判定なのはわかってましたが、風が穏やかなのがとにかく嬉しいですね、強風は苦手なので。

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昨日の空模様からするとさすがにちょっと不安もありましたが…予測通りの天気で何よりです(^^;




そして、昨日美幌峠で買っておいたホリエモンのカレーパンで朝食にします。のんびりしすぎ(笑

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それほど出番があるワケではないですが…やっぱり電子レンジは便利すぎますね(笑




なかなかパンチの効いた見た目ですが…これがカリッカリで面白いし、美味しかったです。

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そして本日の旅程はこんな感じで決まりました。今回の車中泊旅では最も移動距離が短い(笑
とは言うても他の日が異常なだけですけどね(爆

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今日は登山がメインなので移動はほぼ下山後のみ。それでも150キロは走りますけどね(^^;
旭岳に登頂して下山したら下山の儀でもある温泉に入って御飯食べて富良野で車中泊。



というワケで、いざ出発~!!



30分足らずで旭岳温泉郷付近まで来ました。除雪したばかりでプチ雪の回廊になってます(笑

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朝起きてから間もないですが…めっちゃテンションが上がりますね!目前に目指す旭岳!





そして旭岳ロープウェイの山麓駅に到着。ブッチギリ快晴の土曜日だし来るのも遅かったので
さすがに駐車場は空いてないだろうと思いきや…めっちゃ空いてたので真正面に駐車(^^;

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大抵土日祝日は満車になるそうで、その場合は少し離れた旭岳ビジターセンターに停めます。
雪山登山の準備は予め前日に少しして、登山服は車中泊時に着替えてるのでラクチン。

しかし、ここで今回の旅で唯一やらかした忘れ物が発覚!それは…登山用サングラスです(泣

確実に持参したハズのケースをパカツと開けたら…肝心なサングラスが入っておりませんで(爆
もうね、東川町のモンベルまで買いに戻るか!?とか、本当に焦りました…いや、ほんとマズい。
しかし、たまたま運転用の偏光グラスをデリカミニに載せていたおかげで何とか助かりました(汗


晴天時の雪山はサングラスが無いとめちゃくちゃ危険。というか、本来なら登山中止するレベル。
紫外線の影響だけでなく、そもそも雪焼けでまともに景色も足元も見られなくなってしまうので、
そんな状態だとカメラで撮影すら難しくなりかねませんからね。実際そうなった事もありましたし。



気を取り直して…


まずはロープウェイのチケット売り場へ。この時期だと往復2400円。通常は3600円します(汗
そして山頂駅の情報を見ると…積雪は2m弱、気温8℃で無風って!ちょっと暑すぎやしない?

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一旦車に戻って余分な防寒具を置いていくことに。特に悩んだのは…この、スノーシューです。

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特に雪深い雪原を歩く場合、ワカンやスノーシューを使わないとズボっとハマって危ないです。
正直、雪のコンディションがよくわからないので非常に悩みましたが…結局持って行くことに。
というのも、去年の初冬に鳥海山へ登った際、用意しなかったせいで踏み抜いて腰までハマって
何度か遭難事故になりかけたのが半ばトラウマみたいになってたので…(汗

因みにその時の様子はこちらに投稿しております。



そしていよいよ旭岳へ向かいます!山行計画はザックリと…こんな感じです。
ロープウェイで旭岳5合目にある標高1600mの姿見駅までバキューンと上がっていって、
そこから地獄谷沿いの稜線をひたすら登って登頂後はほぼ同じルートで下山、ピストンです。

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今回はあくまでのんびり観光なので、登山というよりは…雪見散歩、って感じです(^^;
とは言え、毎年のように死亡事故の絶えない大雪山系、一歩間違えば即アウトな怖い山です。


特に15年前に起こった遭難事故は有名ですよね、真夏に凍死って…当時は理解出来なくて。







それはさておき、いざ出発。基本20分毎に出ているようです。姿見駅までは約10分です。

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最初から…登る前から山頂がずっと見えてるのって…なんだか出オチ感ありますよね(笑

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そして姿見駅へ到着。早速外へ出てみるとそこは…!!!

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ヤバすぎる!!テンションがブチ上がりますね!!(笑



今回の旭岳アタックはこんな感じです。往きは噴気孔群を間近で見物しながら進んでいき、
地獄谷南側の稜線をひたすら山頂まで昇り、下山も地獄谷の稜線を下っていき、
今度は旭岳石室の前を通ってそのまま姿見駅へ戻るという、山頂ピストンになります。
標準CT(コースタイム)としては4時間~4時間半となってるのでかなりのんびり歩けそうです。

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こうして見るとめちゃくちゃ単純なルートだし、これだけ視界がハッキリしているのであれば
遭難なんてしようがないのでは?と素人目には見えますよね?だからこそ事故るという…。



今回は登山開始から積雪1m以上の雪原を歩くのでアイゼンは終始装着しっぱなしです。



そして、いよいよ日本百名山、北海道最高峰の大雪山系旭岳へ!!

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最初からぶっちぎりの絶景なだけに…早くも写真撮ったりして…全然先へ進めません(爆

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まずは目線の先に見えている噴気の出ているところまで登ります。





夏季ルートだとどうなんでしょうかね?本来あるハズの池とかも全て分厚い雪の下なので…

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登山者?スキーヤー?が見えました。人がいるとそのスケールのデカさが伝わりますね。





どこが山頂かな…?と、ミラーレスで山頂付近をズームしてみました。

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これまで多くの登山者を遭難させてきた?と云われる金庫岩らしきものも斜面に見えてます。





さらにズームしてみると…地獄谷の際の急勾配を登っている登山者が見えますね!

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これ、好きなんですよ~。まるでケーキに群がるアリのようじゃないですか~(笑

あまりに壮大なので…脳がバグりますね。





後ろを振り返ると眼下にはまだ大部分が凍結している忠別湖が見えてます。
さらにその奥に広がる大地は美瑛町の丘陵地帯。さらに奥に幌内山地留辺蘂山も見えます。

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そしてこれは現像して気付いたんですが…写真右奥に見えるのは標高896mの丸子山で、
この稜線を見ていたら微かではありますが、雲かと思いきやチラっと雪山が覗いてました。



これは増毛山地にある樺戸三山の1つ、標高971mの隈根尻山じゃないでしょうかね?

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旭岳からだと94キロも離れているので、ここからの遠望で一番遠くに見えた山になりますね。
ようやく北海道の地形とか位置関係とか頭の悪い自分でも理解が追いついてきましたよ(笑

…って、これを読んでくれてる人がいたとしたら…誰もついてきてもらえないと思いますが(爆





十勝連峰の方がガスっていたのでこれ以上覆われて山稜が見えなくなる前に…パシャリ。

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十勝連峰は旭岳から奥に見える富良野岳まで40キロ弱の位置なので随分近いですね。




というワケで、どこよりも誰よりも詳しく?いつもの山座同定しちゃいます(^^;

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因みにアプリとか一切使いません、全部肉眼で確認してます、老眼すぎて遠くはよく見える(汗
というか、AR山アプリなんかよりも自分の目で見た方がはるかに正確なので…(爆




さらに十勝岳を中心にズームしてみましょう。

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この角度だと十勝岳山頂は笠ヶ岳みたいな尖り具合ですよね、トッキントキンで(笑
美瑛富士はその名の通り、こうしてみると富士山っぽい山容なのがよくわかりますよね。




十勝連峰方面を広角で眺めるとこんな具合です。見事な火山群ですよね。
そして手前には黄金ヶ原など火山特有の台地が広がってます。立山なんかと同じですね。

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ついでにこれも山座同定しておきます(^^;

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日本百名山の1つでもあるトムラウシ山は旭岳の5合目から少し登ると山頂が見えてきます。


自分はこの時点では全然知りませんでしたが、実はこの時、某有名アスリートが単独で
富良野岳からたった1日で旭岳まで縦走するというチャレンジをしていたそうです…スゴすぎ(汗
あのはるか彼方に見えるところからこんな険しくて雪深い山を幾重も越えて…んなアホな(爆

因みにこれ、フツーの登山家が最低4日がかりで縦走するルートです。4日ですよ、ええ…。
飲まず食わず休まず眠らず歩いても、最低30時間以上はかかるところを1日でって…

凄いの通り越して頭悪すぎるんじゃないかと思うんですが、成功したかはまだ知りません(大汗


その結果は…半年後の秋に北海道NHKのドキュメンタリー番組で放送されるらしいです。



大雪山系と十勝連峰の位置関係はこんな感じです。

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さて、5合目から登り始めてはいるんですが…まだほとんど動けていません、絶景すぎて(笑

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とりあえずガスってしまいそうな山岳部はパシャっておいたので…ぼちぼち進みますかね(汗

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心配していた雪質は…登山者やBCの人たちも多いおかげでトレースはいくつもありましたが
非常に柔らかくて思った以上に踏み固められておらず、時折ズボズボと膝下まで埋まりましたが
スノーシューを装着するほどでもないかな?ヤバくなってからでもいいかな?と、先へ(^^;




右手に避難小屋の旭岳石室が見えてきました。下山する際はあちらを通る予定です。

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石室の左手に何やら展望スペースのようなものと塔のような建造物が見えてるんですが、
この奥の若干凹んでるところが、夏になると雪が解けて姿を見せる姿見の池のようです。





近づけば近づくほどスケールのデカさに圧倒されます、地獄谷の噴気孔群
そしてどことなく硫黄臭?硫酸水素臭?が漂ってきましたが、硫黄山を思うと匂いは控えめ。

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おや?よく見ると写真右下にめちゃちっちゃい人影がありますね~。





ズームしてみると…ハッキリ見えました。そして噴気孔のスケールがヤバい(^^;

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こんなに接近しちゃって大丈夫かしらん?!ってくらい近づいていきます。





近くまで行くと看板がありました。どうやらここが噴気活動展望台のようです。
当たり前ですが、高熱の噴気が轟音と共に吹き出ているので周囲だけ雪が解けてます。

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本来だとここから眺めるものなのですが…積雪期であたり一面雪原になっているので…





おそるおそる接近してみました(笑

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ひぇ~、さすがにこれはなかなかの地獄っぷりです!今噴火したら確実に即死やろな(爆





大きな噴気孔がいくつも出来てますが…積雪のせいで余計に火口っぽくなってますよね(^^;

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目測で…5~6mくらいは凹ってますかね。そして2m以上積雪しているのもよくわかります(^^;
ほぼ完全に雪がなくなる9月あたりに同じように登って同じように観察してみたくなりました(笑





BCの人たちが滑走した痕がいくつもありますが…いや~、コケて落ちたら…絶対に怖い!

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見通し凄く良さそうに見えますが実際には複雑に地面が波打ってて見通し悪そうだし…。





あと、全く噴気が上がってない小さめの噴気孔もありましたが…突然吹き出してきそう(笑

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なんて思いながら噴気孔の展望台より地獄谷の南側の稜線へ登っていきます。




地獄谷を挟んでその奥、旭岳の北側に見えていた数キロ先の山も山座同定しておきます(^^;

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こうして見ると、大雪山系って…そこらじゅうで噴火しまくってたんだなぁ、と。

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そして、火山によって出来た似たような複雑な地形が遭難しやすい要因なんでしょうねぇ。
しかもスケールがデカすぎるんで、距離感とかいまいち掴めないですしね。




さて、そうこうしてるうちに文字数制限いっぱいになってしまいましたので、登頂は次回に(汗



さらなる絶景とは裏腹に…恐怖の事件も発生、NHK取材班も訪れて?…つ、つづく!!!
Posted at 2024/05/22 07:59:25 | コメント(1) | トラックバック(0) | 登山 | 旅行/地域
2024年05月20日 イイね!

春の大遠征、北海道・東北周遊~8日目【後編】

春の大遠征、北海道・東北周遊~8日目【後編】







北海道上陸から数えてちょうど1週間、4月12日は屈斜路湖から、後編スタートです。
距離にして本日車中泊予定の最終目的地まで約300キロほどあります(^^;

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前回の続きで…屈斜路湖、背後に見えるのは藻琴山。白鳥の番が優雅に?泳いでます。

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温泉に浸かってると…続々集まってきます(^^;

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こちらは屈斜路湖の西側。左奥にサマッケヌプリ、中央にコトニヌプリという山が見えてます。
コトニヌプリの右側の斜面には現時点では通行止めとなっている津別峠があります。

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このあたりだけ特に氷が解けてたのでリフレクションが何となく見られました(^^;




そして、次に向かったのは池の湯温泉の露天風呂です…って、見ての通り、こちらも野湯

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ビックリするくらい…めっちゃ丸見えです。何せ露天風呂の真正面に車を停めますしね(笑




一応少し離れたところに男女別の脱衣場はあるんですが…バス停みたいな掘っ立て小屋。
そして露天風呂まで15mくらい離れてるので丸裸で移動しないといけない仕様(爆

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でも、ここのお湯はこの界隈では珍しく?湖水がいいい具合で混ざってるおかげで
比較的温めなのでそのままザブン!と入れちゃいます。ただこの日は若干汚めでした(汗




5年前に来た時も入りました。さすがに誰も来ないだろうと思ってたら若いカップルが来て
フツーに素っ裸で入ってきてキャッキャ言うとりました(笑

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この時は今回よりは温泉内はキレイでしたが、それでも藻が凄くてコケまくりました(涙
温泉ソムリエになったばかりだったので…入らないワケにはいきませんしね(^^;



そして場所を移動して…今度は屈斜路湖最南端に位置するコタン温泉露天風呂です。

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当然、こちらも野湯です。北海道にはかなりの数の野湯が存在していますよね。
ただ、野湯と言うても一応ほとんどの温泉は地元の有志によって管理されているようです。
特にこちらのコタン温泉はすぐ隣に共同浴場があるので、そちらで温度管理などもされてます。

湯温は先述のように、この界隈の源泉はどこも熱めなので、ある程度加水しないと入れません。
また、脱衣所も先の池の湯同様男女別にはなってますが…ご覧の通り、ほぼ混浴です(^^;
野湯なので24時間無料で入ることは出来ますが、日中以外は温度管理がされない為に
熱すぎてフツーの人は多分入れないと思います。真冬で大雪だったりしたらちょうどよいかも?





温泉に入っていると何故か白鳥たちがどこからともなく集まってきます(笑

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頭が灰色した子は生後1年に満たない子なので多分親鳥にひっついて来てますね。




こちらは何やら家族会議中でした。ガァガァうるさかった…アフラックめ(爆

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さて、温泉巡りの後は湖西岸の国道243号をグルっと回って美幌峠へと向かいます・・・・が!
早速道端を横切るエゾシカの群れに遭遇…もうね、先述もしていた通り…この一帯はエグい。

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5年前の時も他の地域では見かけはしますが、ここまで頻繁に出くわす事無かったんですよね。
しかも、時間に関係なく、バンバン出没してます。2~30頭は出くわしましたね、マジで(大汗

因みにこの国道243号線日本百名道の1つでもあります。
今回の北海道周遊では北海道内のほぼ全ての百名道を走っていますね、気がついたら(爆





そして美幌峠道の駅ぐるっとパノラマ美幌峠へ到着!ここは道内でも特に人気。

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施設も比較的大きくて展望室を兼ねた休憩スペースもめちゃ広いです。





駐車場では除雪作業されていました。少し前まで豪雪状態だったようです。ひぇ~。

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施設内はこんな感じでショップがあり、奥にはホリエモンのパン屋「小麦の奴隷」があります。

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帰り際に小麦の奴隷であの独特なカタチをしたカレーパンを朝飯用に購入しておきました(^^;






道の駅施設の2階から出口へ出ると美幌峠に少し近道となっています。山頂まで約300m。

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途中に標柱があり、ここからの眺めは素晴らしいです。天気が微妙なのが残念ですが(涙






屈斜路湖に浮かぶ中島。火山です。さすが日本一のカルデラ湖だけあって存在感もデカい。

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前回の時と違って風が穏やかなので湖面も波打ってないのでリフレクションが美しい…
それだけに、この微妙な曇り空と中途半端な融雪、解氷っぷりが残念でしたね~。
春や秋には運が良いと雲海が見られたり、北海道を代表する絶景スポットに違いないので
やっぱり3度目の正直で…また絶対に訪れたいと思いました…(遠い目





一応山頂?というか、美幌峠の最高点となる標高525mの美幌峠展望台まで昇りましたが…
正直、途中にある標柱のところまででも十分でしたね。またこの時点では残雪もありました。

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眼下にチラっと百名道である国道243号線も見えてますね。そして湖の奥には硫黄山も。



湖の反対側はひたすら草原が広がってます。肉眼では見えてるか微妙な感じでしたが…

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天気が良ければ確実にオホーツク海網走市街なんかが見えてたでしょうね。





いくら待っても青空は期待出来無さそう。ぼちぼち道の駅へ戻りますかね(^^;

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道の駅に戻ってきたので、美幌峠と言えば…名物「峠のあげいも」は食べなきゃですね~。

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峠からの景色は十分堪能したし天気もイマイチなので車内で食べることにしました(^^;

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3つ入ってて400円。そして、思っていた以上にボリューミーです(汗





これ、まるごと馬鈴薯をフレンチドッグと同様な衣で包んで揚げてあるみたいですね。

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この衣がほんのり甘いので食べやすかったです。これは名物になるハズですね~。






さて、阿寒湖へ寄らずにこのまま峠を越えて国道243号を美幌市街へ抜ければたったの30分。
さらに美幌市街からこの日の最終目的地である旭川市街までは約3時間で行けますが…


往きにも通った国道243号線を南下して湖南まで戻り、弟子屈市街を抜けて国道241号線
西へひたすら走っていきます。途中、屈斜路湖の和琴半島近くでハクチョウの群れに遭遇。

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渡り鳥である多くのハクチョウは日の出直後に湖を離れてこういう田畑でエサを食べ回り、
日暮れ時になると湖へ休みに戻って来るのが1日の行動パターンなんですが…

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この子らの生活時間は正しいですね。湖にいたヤツらは一体…(笑





ケータイの電波も届かない奥地へ。永山峠を越えると行政区分としては釧路市へ入ります(笑
そして、雄阿寒岳雌阿寒岳の2つが同じ方角に望める双岳台へ到着。日も暮れてきました。

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わずかに晴れ間が見えたりもしましたが、結局夕方を迎えても微妙な空模様でしたが、
阿寒岳は♂も♀も両方見れて良かったです。因みに手前の山が雄阿寒岳です(^^;

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富士山…というか、羊蹄山の山容にソックリですね。標高は1370mで伊吹山と同じくらい。

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雄阿寒岳の左奥に見えてるのが雌阿寒岳で、写真の右手が最高峰で標高1499m。
中央左手に見える三角の山容は阿寒富士。そして左端は南岳となっています。

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この雌阿寒岳の山塊と雄阿寒岳を含めて日本百名山とされています。

5年前はこの雌阿寒岳の最高峰へ登頂予定でしたが強風で断念、今回も気象条件が良ければ
登頂計画をするつもりでしたがこの日の天気がよろしくないのは数日前から把握していたので、
今回の百名山アタックは翌日の大雪山系旭岳のみ、となりました。

そもそもこの時の雌阿寒岳はハイマツ帯に残雪が腐りきってる状態だったようなので、
中止して正解だったな、と改めて思いました。半年前に登頂した初冬の鳥海山で苦労したんで(涙





そして、次に向かったのは双湖台という、雄阿寒岳山麓にあるパンケトーペンケトーという湖が
その名のの通り一望出来る展望台だったんですが…除雪されておらず全く立ち入れません(爆

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そもそも路肩にもかなりの残雪。この上の展望台は1m近く積雪してるようでした…(汗






そして、いよいよここからはそれまで以上にエゾジカだらけの生息地への突入になります(涙

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全く誰も通らないくらい過疎ってるから良いものの…3分に1回は急停車する始末です(爆






カーブが訪れるとその先に必ず道端にシカが群れてる…といった感じです(汗

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紅葉時期になると見物客で賑わう阿寒川潮見橋あたりは特に多かったです。

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橋から川を眺めていてふと後ろを振り返ると…ぞろぞろと出てきます。もはや逃げてもくれない。






再び発進して先へ進むも…ほんと、めっちゃくちゃ多いです。もうお腹いっぱいだぜ、蝦夷鹿!

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阿寒湖に到着するまでに何頭いただろうか…道端だけでなく、道路脇にも沢山います(汗

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途中、4~5頭の群れが道路のど真ん中にいたのでクラクションを慣らして蹴散らしましたが
何故か1頭全然退いてくれず、何故か愛車に向かって来てわずかですが接触しました…(大汗

ほとんど停車状態だったし、軽く触れた程度だったから良かったんですが…車慣れ?ですか(爆


というワケで、5年前もそうでしたが…阿寒地区は本当にシカだらけなので、訪れる際は要注意。
因みにこのシカに衝突してしまうと、電柱に突撃したのと同じ事故扱いになるので…尚更です(汗





何とか無事に?阿寒湖へ到着。阿寒湖は屈斜路湖よりも凍結していました。

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道中シカだらけで頻繁に徐行していたせいで…到着時にはほぼ日没時間になってました(大汗






まだガッツリ凍結してる阿寒湖越しに雄阿寒岳。定番のビュースポットですね、遊覧船乗り場

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そして、阿寒湖と言えば阿寒湖アイヌコタンですよね、ビックリするほど誰もいないませんが(汗

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アイヌコタンと言えば、フクロウさんですね(^^)

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ゴールデンカムイな温泉街を散策します。ここも5年前に泊まって夫婦で散策してましたね…

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アイヌコタンは工芸品で有名なのでどこを歩いても木彫りの彫刻でいっぱいです。






アイヌコタン専用駐車場になかなか個性的な2CVが止まっていたので並べてみました(^^;

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本当はここで夕食にアイヌ料理店に訪れる予定でしたが…まさかの臨時休業でした(涙
これだから田舎は怖いです。基本、温泉でもすぐに臨時休業とか営業時間変更するので
絶対に外せない目的地だと事前に電話入れるんですが…今回はすっかり忘れてました(汗

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もしかして、そういうのもあって観光客が少ないのかな?
しかし、他の店はどこもフツーに営業してましたけどね…勿論、阿寒湖アイヌシアターイコㇿも。





というワケで、ここで夕食が食べられないのであれば…と、美幌市街へ向かうことにしました。

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正直それだったらここから20キロ先にある道の駅あいおいに行けばよかった、と激しく後悔。
以前食べたアイヌ料理がどうしてもまた食べたくて夕方の開店待ちしてたのにねぇ…。
店には店員もいたし、「準備中」とあったので夕食タイムにはオープンすると思うじゃない??




因みに今回は雌阿寒岳方面には行きませんでした。まぁどうせ日没時間ですしね(爆

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5年前の秋に訪れた時は天気も微妙ながら紅葉も微妙で何とも消化不良だったんですよね。
でも雨が降るワケでもないし、霧も出てないので何なら山にも登れそうな雰囲気でしたけどね。
このオンネトーから望む雌阿寒岳は本当に美しい景色の1つですが…





阿寒湖を後にして、美幌町の中心地へ向かいます。阿寒湖を離れた途端にケータイは圏外に。

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こうなるとGoogleマップを使うCarPlayはダメですねぇ、勿論そんな事は知ってはいましたが。
だから絶対にオーディオディスプレイは避けたかったんですよね。結局カーナビが必要だ、と。
予め地図を読み込んでると表示はしますが少しでも遮断されたらこうなってしまいますからね(汗

今回の北海道周遊で確信したのは昔と違って…今のグーグルマップクソです。



因みに以前JAFスタッフが、グーグルマップのナビのせいで余計な仕事が増えたと仰ってましたが
そりゃそうですよね、ナビがクソだから。とんでもない道に誘導して事故や不具合を誘発しまくり。

自分のデリカミニに搭載している11型のアルパインナビはぶっちゃけ2流ナビには違いないですが、
地図はゼンリンだし、画質はよろしくはないけど大きいし、ド田舎でも地図がちゃんと見られる分、
グーグルマップと思えば雲泥の差で良いです。因みにヤフー地図も圏外ではゴミになります…(汗

まぁ自分みたいに全国各地そこらじゅう旅するような人でなければ全然良いと思うんですけどね。





さて、約1時間かけて60キロほど離れた美幌町の中心地へ。夕食は地元民推奨のこちらへ。

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特に郷土料理だとかそういうのではなく、フツーの大衆レストラン「めし屋・和幸」さんです。





チキンジンジャープレート、1100円也。鉄板で提供されるのでアツアツです(^^;

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自分にはボリューミーすぎて完食出来るか不安でしたが…ギリ、残さず完食出来ました(^^;






そして気がつけばかなり遅い時間となってしまいましたが…本日〆の温泉はこちらへ。

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峠の湯びほろです。入浴料は600円。低張性弱アルカリ性温泉と至ってフツーの温泉です(^^;
泉質はお世辞にも良いとは言えませんが、スーパー銭湯のようにいろんなお湯があるので
それなりに楽しむことは出来ます。薬湯や露天風呂、サウナも完備。食事すると安くなるようです。

北海道はそもそも他の温泉のレベルがぶっちぎりで高いので、贅沢に慣れてしまうんでしょうね。




湯上がりと同時に閉館となりました…ふぅ、危なかったな(汗




そして、ここからが大変。美幌町から旭川市までノンストップで約3時間、距離にして200キロ(爆
御飯めいっぱい食べて温泉入ったらもうね、誰だって眠気が襲ってきますよね…疲れもあるし(汗



というワケで、地獄のような?シカの飛び出しにビビリながらの深夜ドライブとなりました(涙

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おまけに途中から濃霧が発生していてさらに視界不良…え?ちょ、マ、マジで?!
これで明日は北海道最高峰の旭岳へ雪山登山しようって言うんだからイカレポンチですね(汗




何とかカンとか…本日の車中泊スポット、東川町にある大雪遊水公園の駐車場へ到着~!

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もう既に深夜2時前っすよ…明日の朝ここから登山口へ移動して登山するって言うのに(汗




しかし、大量に飛び出しまくってきたシカとも衝突せず、事故せず、無事に辿り着いて良かった~。
ソッコーで車中泊の準備をして…駐車して10分後にはもう気を失うように寝てました(爆



そして、いよいよ北海道上陸メインイベントの1つ、日本百名山、北海道最高峰へ登頂します!




というワケで、明日は晴れるのか!?今日の天気はダメダメでしたが…果たして?!



怒涛の北海道~東北周遊後半戦、9日目へと…つづく!!!!
Posted at 2024/05/21 02:29:58 | コメント(2) | トラックバック(0) | デリカミニ | 旅行/地域

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「そういや今日は猫の日だったっけ。我が家のニャンズは、、、、」
何シテル?   02/22 23:09
現在の愛車は2人乗り車中泊仕様にカスタムしたデリカミニ。 敢えて軽バンでそうしないところがポイントです(^^; 最近のブログは旅関係と登山関係が主です。...
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