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いわゆるドノーマルの初期型S2000ってどうよ？って事で近くの一本クヌギに走りに行って見ました。到着は朝8時。だーれもいないのでのそのそと荷物を降ろし、とりあえずスマホアプリのGPSLAPがちゃんと動くかのテストを兼ねて数週走りました。動作は良好。タイムもしっかり測れてるし車の感触を確かめようとペースアップして走って見ました。

合計6週くらいかな？クルマにもまだ慣れてなし、手探りで走ったにも関わらずサクッと34秒9を記録。温感空気圧なんて2.8にも上がっていたのに、なんだこのS2000って車は。ズルい女、じゃなくてズルいクルマだわ。もう少し慣れてアライメントをもうチョット合わせてやればドノーマルのまま34秒中盤はでるかも？16インチラジアルでこれって戦闘力高いなあ。

その後は台数も増えてクリアラップが取れなくなったんで、リアタイヤを適当なものに交換。サイズは205/55R16なんで前後同サイズ。面白いくらいオーバーステアなクルマになって楽しかったです。コントロールはなかなか難しいんだけど、その難しさが面白い！運転始めた頃、なかなかテールスライド一つ満足に出来なくて四苦八苦してた頃を思い出しました。ボディ剛性高い性もあって嫌な動きは皆無だし、フルカウンター維持してコーナリングもできるしいやー楽しいわ。完成されたおもちゃですな。

ただ一つ気になった事、というかS2000ならではの動きというか、左右にロール荷重がかかったままリアが少しすべる程度にアクセルあけると操舵角ゼロのまま旋回しながら加速していくんですよ。一見ゼロカウンター？感じてしまうけどちょっと違う。こんな動きの車は初めてだし独特で面白い。たぶん初期型S2000がピーキーと言われる所以にもなってるリアのバンプトーインが原因かな？と思うんだけど、ロードスターもFD3Sもブッシュでバンプトーインにしてあるハズだけどここまでの感覚は無かった。

おかげで普通のゼロカウンターと違ってグイグイ前に進むんでコーナーの立ち上がりが速いのなんの。これを有効利用すればもっとタイムアップに繋がる気がします。他の車と違ってS2000ならではのコーナリング文法があるんじゃないかと思いますねえ。ただオイシイ領域がスゴく狭いんで決まると速いけど、外すとトラクションがかからない。んーこれはぜひともマスターしたい！！


話は変わって車両重量、S2000の車検証を眺めて気が付いたんですが、前軸重量が620kg、後軸重量が630kgで総重量1250kgとなってました。ナビが付いてるから後ろが10キロ重いんだろうけど、静止重量が50:50なんですな。一見すばらしいんだけど、人が乗ったら後ろが重くなるじゃんコレ(笑)運転手が乗った状態で50:50が本当の理想なんじゃなかったっけか？？

ハードに走ってる時、ミッドシップみたいな動きをするなーと感じることもあったは、このせいでしょうかね。いやむしろRRに近いかな？後輪の動きが全てを制するクルマだと思います。

S2000ってほんと走る事が好きな人が作ったんだなあってのは良く分かりました。しかもその部分にお金をかけてるのも実感できます。ただ普通に走る分には全く分からない所でもあります(笑)こりゃあ商売ではうまくいくわけないよねー。

この完成されたおもちゃ。なかなか奥が深いと思ったんで、壊さないようじっくり遊んで行きたいですな。
チラシの裏でした。

完全フルノーマルって方針のS2000だけど、オーディオまでフル純正なんですこの車。いかんせんナビは古すぎるし、狭いトランクを占拠している本体もとっても邪魔。と言う事でここは純正以外でもいいだろうということで撤去です。あーすっきり。

で、純正ナビのぽっかり開いたところにNEXUS7を仮設置して見ました。androidタブレットなんでトルクやダッシュコマンドなどの車両情報を見れるアプリとGoogleナビをインストール済。

最近はOBD2からBluetoothでクルマ情報を飛ばせるので、配線や取り付けなど考えなくていいのがとっても楽でいいですねえ。取り敢えずNEXUS7に継いで見てるんだけど、こんな季節なのに補正が入ると言う水温90度、吸入温度40度を軽く越えますな(笑)進角見てると大して補正されて無い気がするけども・・・？はてさて。

ただタブレット一つで追加メーター、ナビ、オーディオ、ラップタイム計測をしようと思ったらさすがに無理があったんで、中古のスマホも追加装着。これもandroidなんで使い勝手は同じだけど、こちらは主にオーディオ＆ラップタイム計測用。タブレットはナビと追加メーター用と用途を分担して見ました。ちょいとダッシュボード上がごちゃごちゃしてるのがイマイチだけど使い勝手は非常に良いです。

しかし時代の進化を感じますね。有線ケーブなんて充電用のUSBケーブルだけだもん。昔は追加メーターなんて付けようとしたらそれは大変だったのに、いまやほぼ全部無線で済むんだもんなぁ。純正に来ていない油圧と油温は測りようが無いけどそこまで必要もないかな？

現代のクルマっぽく？なってきた気がします。
チラシの裏でした。

さて手元に届いたS2000どのように料理してやろうかと思いつつも、やはり最初はすっぴんの状態を楽しむのが、製作者に対しての礼儀でありマナーかなと思うので完全なフルノーマルな状態に戻すことにしました。

とはいっても足とマフラー以外ノーマル状態なので、これらを交換。HKSの元気なマフラーは純正に戻し、同じくHKSのローダウンバネでベタベタの車高だったので、これもノーマルに戻しました。で、アライメントを見ると、リアがなんかトーアウトっぽいしキャンバーが立ってる。そりゃまそうだなと思いつつ乗って見ると案の定リアが落ち着かない感じがあって気持ち悪いので、早速調整をしてもらいました。

いつも御世話になってるメカニックの所へ。急に乗り換えたにもかかわらずS2000の情報収集してくれていて助かります！！

リアのアライメントを基準値くらいに収めてもらいました。しかしS2000の基準値って結構攻めてますな。純正でトーイン&ネガキャン強めだし、リアはタイヤ太いし、よっぽど後ろを滑らせたくないんだなあと。これだと確かにピーキーな動きになるでしょうな。

走り出してみるとリアの安定感が抜群に上がりました。旋回中の後ろが浮き上がるような感じが無くなってドッシリ安定した感じです。鼻先のヒラヒラ動くレスポンスは落ち着いたんで、とても自分好みな感じになりました。

まあロードスターでもこれくらいのアライメントにすれば同じような感じになるんで、ほんとS2000ってホンダが作ったロードスターだな～と。ロードスターのボディ剛性を上げたい～エンジンパワーを上げたい～と弄って行ったらS2000になっちゃったって感じです。走らせたフィーリングは弄り倒したロードスターと同じ感覚。これがフルノーマルで実現出来てるんだからS2000って楽だわ。

ついでにクラッチスタートも解除してもらいすごく楽になりました。次はフロントのキャンバーもちょいと付けて見たいですな！

チラシの裏でした。

子曰く、
吾れ十有五にして学に志ざす。
三十にして立つ。
四十にして惑わず。
五十にして天命を知る。
六十にして耳従う。
七十にして心の欲する所に従って、矩を踰えず。


孔子って偉いなあ。
ワタクシは40にして血迷いましたよ。
50で天命なんてわからんでしょうなぁ。

久々の更新は車の更新です。
ER34からS2000に。AP1-100という俗に言う
一番危ないセッティングでビニール幌ヤツ。

色はまたもやシルバー。予算的に色の選択権は
無かったけど、基本的にシルバーは
好きではないけど仕方なし。R32から3台続けて
シルバー乗ってるのは自分でも不思議。
楽な色だけどね。

とある走行会でAP1乗せてもらったのが良くなかった。
世間で言われるほどピーキーでないしコントロール
しやすいなーと思ったんですよ。フルノーマルで。

元々グリップ好きなんで、ER34の車の出来と
仕上がりには満足度してたけど、いかんせん
タイムアタックにはちょっと不向きなのが
寂しく感じてたところだったので。。。

S2000を前に一度公道で乗った事があるんですが
その時はあまり良い印象は無かったんですよ。
ロードスター乗ってた時期だったので、S2000の
本気具合というか、マッチョ感がドライバーに
ストレスを与えそうでこれじゃ嫌だなと
思ってたんですよ。

でも月日が立ち適度にやれたS2000は意外と気楽に
乗れる割に元がしっかりしてるのでグリップも
ドリフトもいい感じに走れたので、これは良いと
探してしまいました。

てことで数年ぶりのオープンは冬空が心地良く
ビニールの割れにビビりながら楽しんでます。

ただ一つ残念なことに、妻の車がEDIXなので隣に
S2000が並ぶことで、まるでホンダ大好きな人と
思われてしまうのがちょっと嫌だなあ（笑）