義父を想い、京都を歩く…

義父が永眠しました。90歳の大往生です。医大を出て、京都で開業し、五人の子供に恵まれ、バブル崩壊後に事業拡大がとん挫したものの、医師会会長などを歴任し、波乱万丈の人生だったと思います。施設に入り、若干ボケが進み、病気がちになった時点で近親者は心の準備は出来ていたのではないでしょうか…
お通夜も告別式も身内のみ。義父の好きだったジャズを流し、思い出話に花が咲きました。時折笑いも交じりながら♪ もう逢えないことは辛いことですが、これも運命なのでしょう。受け入れるとともに、次は自分たちの番です。残された者たちに迷惑をかけないよう、準備を怠らないようにしなきゃと思います…（叡山鉄道の紅葉のトンネル…素晴らしい！）

さて、京都は嫁の実家であり、年2回ほど行ってました。子供と4人で出かける場合は4人の新幹線代よりは安いと、車で休憩入れて片道６時間ほどかけて行ってました♪ 今回、長女である嫁が喪主となったことから忙しくなってしまい、独りでフラフラ京都の街を彷徨いました。

今回泊まったホテルは、こちらの週末はアジア系観光客であふれかえる「アーバンホテル京都四条プレミアム」です。落ち着いたお部屋で上級ビジネス・ホテルという感じですね。

京都の街並みは大好きです。ちょっと裏道に入ると立派な町屋が並びます。

京都に神田明神があるとはビックリしました！ 伝説によると、940年（天慶3年）、藤原秀郷と平貞盛に討ち取られた将門の首級は、平安京に運ばれて晒されましたが、三日後、白光となって舞い上がり、故郷へ向かって飛んで行ったと伝えられています。

晒された首級が、身体を求め関東に飛び、力尽きて落ちた場所が、千代田区大手町の「将門塚」と言われてます… それを祀ったのが東京の神田明神なのですね！

そしてサクッと飲める日本酒バーや和食のお店があちこちに見られます…

こういう「打ち水」の奥の暗い廊下に柔らかい灯りがぽつん、ぽつんと… つい覗き込んでしまいます　苦笑

洋食立ち飲みバーや、カクテルを提供する大人のお食事処もオシャレです♪ まだ午前中のブラブラ散歩なので当然お店は開いていませんが、こんな看板見たらついフラッと入ってしまいそう…

こちらは典型的な京都町屋の酒場ですね♪ 店員さんの元気な姿が目に浮かびます！

肉を食べるのなら、ここでしょうか～！ 焼肉屋「益市」プロデュースによる肉好きのための定食屋だそうですよ♪

ここはちょっと珍しいレンガ造りの理髪店です。なんか歴史を感じますね！

ところで京都にはラーメン屋さんも沢山ありますね♪

ここは宿泊したホテルの傍、何とも言えない存在感のあるラーメン屋さんです。「まいう～♪」で有名な芸人さんが通ったお店として人気だそうです。「麺対軒」という名前も挑戦的ですね　笑　

そしてここは「餃子の王将」発祥の地である第1号店です。

餃子の王将のコアのファンが全国から集まるとのこと。夕方には長蛇の列が出来ます。阪急京都線の大宮駅からすぐですよ。

でも、結局フラッと入って食べたラーメンは「京一」のカレーラーメン…

「松本家の休日」という番組（関西だけ？？）で取り上げられたここの「カレーラーメン」を出演者の「キム兄」が大絶賛したという話…

カレーの出汁は和風のように感じますが、しっかり中華のスパイスが利いていて、少し太めの麺を食べ尽くしたら、つい「白米」を注文したくなる…　とろみのあるスープが並々と注がれています。

つきだし（にしん）とレモン酎ハイを戴きました♪　その後の告別式が眠かったこと…苦笑

束の間の京都ですし、訪問の事情も事情なため、楽しめたものではありませんでしたが、やっぱり京都は奥が深いですね… 京都に住んでいる人にしてみれば、当たり前の世界かもしれません。今度は別の理由でゆっくり京都を満喫できたらと思います…

ところで、今回クルマの話題が一つもありませんでした。では一つだけ　苦笑

京都駅に到着して一番驚いたのは、HundaiのIonic5をMKがタクシーとして使っていたことでしょうか！！