3月27日(日)
Music Biird の全国ネットFMラジオ番組
『Botanica』が最終回になりました。
放送時間は、日本時間で、
日曜朝11:00から13:00までの2時間生放送。
時差1時間のマレーシアでは、
朝10:00から12:00までになります。
パーソナリティは、小山ジャネット愛子さん。
といっても、日系二世でも配偶者が外国人でもなく、私と同郷の富山県生まれ。
同世代54歳の、妙齢のお姉さま。
ですが~、クールビューティーな美魔女…!?
今はフリーですが、以前は『ラジオたんぱ(旧 日本短波放送)』のアナウンサーをされていて、
「ジャネット」はそのときの愛称なのだそう。
(「ラジオたんぱ」も、今は「ラジオNIKKEI」になっています)
さて『Music Bird』 はラジオ局ではなく、全国のコミュニティFM向け番組を制作している会社。
コミュニティFMは、地域の小出力FM放送。
いわゆる「街角FM」なのですが、全国ネットの番組も結構放送されています。
しかし、このコミュティFMの隠れた特徴は、何と言っても、ネット配信されていて、しかも海外でも聴取可能なこと。
『FM東京』をキー局にした、言わば通常のFM放送『JFN(;ジャパンFMネットワーク)』の場合、日本国内では『Radico(ラジコ)』などのアプリでネット聴取できますが、海外へは放送権の関係で配信されません。
アプリを立ち上げてもドメインが認識されてしまい受信できないのです。
(VPNでみなし日本にする手もありますが…。)
コミュティFMの場合、日本コミュニティ放送協会(JCBA)が運営する、
『JCBAインターネットサイマルラジオ』
というサイトで、海外でも、JCBA加盟の日本中のコミュニティ放送を聴くことができます。
これはサイマルラジオ東北地区の場合のネット画面。
最近では、最新アプリ『Radimo』で、タイムラグなしの放送も聴取可能に。
さて、3月27日に最終回となったラジオ番組、
『 小山ジャネット愛子Botanica 』
ですが…、
放送開始は2019年4月17日。まる3年になるのですね。
私がマレーシアに渡航する2か月前に始まったことになります。
しかし、本格的に聴くようになったのは、コロナ禍でStay Homeとなった2020年の秋ごろから。
日曜日の午前中、何気なくサイマルラジオを聴いていると、何ともおシャレな番組が流れていることに気づく。
ちなみに、サイマルラジオのWebサイトでは、山形県米沢市に本拠を置く、
『エフエムNCV83.4MHzおきたまGO』
に選局していました。
『おきたまGO』の名は、山形県南部、置賜地方に由来します。
『小山ジャネット愛子Botanica』、番組のコンセプトは、
『健康・食・美をテーマに80年~90年代の音楽と共におおくりするライフスタイル提案番組』
『日曜日のブランチタイム、紅茶インストラクターでもある小山ジャネット愛子がお送りします』
ということで、2つのメインのコーナーがありました。
日本時間11時台の『Art de Vivre』では、
「農業女子応援プロジェクト」として、農業を生業とする女性が生出演。
ジャネットさんが軽妙なトークで、農業の魅力を引き出すコーナー。
日本時間12時台の『 Vita Deliziosa』~旅と食を楽しもう~では、
3人のレギュラーゲストが週替わりで、主にイタリアとヨーロッパの旅の話題を提供。
また、第5週月末限定の『美味しいティ―タイムを楽しむ』コーナーもありました。
ティーインストラクター(※)の資格を持つジャネットさんが、アフタヌーンティーの楽しみ方を伝授。
ご本人が一番楽しんでおられるようでしたが。
(※ティーインストラクター;日本校茶協会の民間資格)
『80年代から90年代の洋楽』にこだわって流れる、オシャレで懐かしい音楽も魅力でしたね…。
センスの良い選曲が、押しつけがましくない日曜のを演出…。
ジャネットさんの、媚びるでもない、かといって愛想がない訳でもない等身大な大人の語り。
まさに80年代のFMラジオの正統派をゆくような雰囲気の番組でした。
番組公式facebook です。
毎週聞いているうち、メッセージを投稿したいと思うようになり、番組へメール。
メッセージ主体のリスナー参加型番組ではないので、特に毎回のメッセージテーマはありません。
「何気ない日曜日の日常を伝えてください」
ということでしたので、マレーシアの食事や日常、時には、クルマや鉄道の話題など、とりとめのないことを投稿していました。
毎週読まれる訳でなく。結構ボツになることもあります。
今思えば、どちらかというと独りよがりのメッセージ内容だったかもしれませんね...。まあ、媚びてもしょうがないですし、自分の趣味に絡んでもらえたときは、心で軽くガッツポーズ!?
東京、豊洲より早い「クアラルンプールにホタルイカ入荷」の話は、ジャネットさんが同郷富山ということもあり、すぐ喰いついていただきましたが…。
これは、今年3月13日放送のときの投稿。
札幌-大阪間を走ったトワイライトエクスプレスが廃止されて7年になる日、を話題に。
ラジオネームは「レン之介」。
実は別の番組で使ってましたが、マレーシアの「レンの介」でテツネタやクルマネタだと、あいつだ!とすぐわかりますね...。
( 実際、すぐに気付かれたあの方も)
さて...、
ジャネットさん、落ち着いた口調で話されますが、なかなか頭の回転の速い方。
私の思い入れが強くなり、長くなったコメントは、伝えたかったことを上手に要約して話されていました。
もちろんディレクターさん、スタッフさんの指示もあるのでしょうけど、棒読みでない語り掛けに誠実さを感じます。
Botanica最終回 On Air中 の、Music Bird 半蔵門スタジオ。
エンディング直前の時間帯、ラストナンバーの頃か。
(公式facebookから)
このテーブルのどこかに、私の最終稿も埋もれているようです…。
最終回、3月27日放送のときの、私のラスト投稿。
リスナー同士の不思議な親近感、連帯感を感じるのも面白かったのです。
これは、最終回放送後のジャネットさんのtwitter。
そして、Botanicaの公式facebook。
海外からは、サンフランシスコ、メルボルン、そしてクアラルンプールの私、の3人が常連メンバーでした。それにも言及してくれたのが嬉しいです。
さらに番組終了後、27日の夕方、
ちょっとしたサプライズが!?
ボタニカのスタッフさんから、突然メールが届く!?
添付されていたのは、
『To Thank You』と題したカード。
締めくくりの言葉は『Sincerely Janet』 、
ニクいなー…。
いやいや、社交辞令とはいえ、こういうリスナーへのサプライズな配慮は、とっても嬉しいです。
ジャネットさん、スタッフさん、ありがとうございました。
\(^o^)/
(追記)
3月20日放送時、Botanicaのエンディングに流れるJazzの曲名と、アーティスト名を質問したところ、キチンと回答してくださり、早速CDを某国際通販会社で発注。
データダウンロードでなく、CD購入というのが年齢差を感じるところ。
でも、手元に置いておきたかったのです。
最終回2日前の金曜日、オフィスに届く。
Botanicaのエンディング曲名は、
『 Kissing Piano 』
アーティストは、ジャズピアニストの、
『木住野佳子 (きしのよしこ) さん』
いやぁ、絶妙な選曲、いい曲だと思います。
そして収録アルバムは、木住野 さん通算20作めの、
『Nuage (ニュアージュ)』
このピアノを聞くと、またオトナな時間が流れますね。
これでしばらくは『Botanica』の余韻に浸れそうです…。
いや、それにしても寂しくなる、日曜日の朝ー…。
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