2023年10月12日(木)
いよいよ、マレーシアを離れる日。
2019年6月16日に、独りクアラルンプールに降り立ち、4年と4カ月。
公私ともに色々なことがあり過ぎて、長かったような、短かったような…。
マレーシアという国自体は治安も良くて住みやすく、多宗教多民族国家というのも日本では体感できないカオス状態でしたが、それでも国が成り立つことには今でも驚きがあります。
ワンちゃん友だちの皆さんには、色々な情報を教えてもらったり遊んでもらったり、とてもよくしてくださいました。
同じワンちゃん連れということで、複雑怪奇な動物の渡航手続きをこなし、宗教上イヌが忌み嫌われるイスラム圏の国で暮らす、という同じ境遇を乗り越えた仲間同士、という気持ちが強くなりました。
10月12日(木) 朝10時、
引越し業者が集荷のためコンドミニアムにやってきました。
日本人スタッフさん1名と、マレーシアローカル作業者さん5名。
基本的に、梱包作業(箱詰め)は業者さんがやってくれるので、私たちは見ているだけで、時々一緒に確認するくらい。
最後に、発送申告書(INVOICE)の内容を確認しサインして完了。
ちなみに段ボール箱は航空便4箱、船便13箱の計17箱でした。二人だけで子供の分が無いので引っ越し荷物としてはかなり少ない方です。
集荷のあと、コンドミニアム管理事務所の係員さんが部屋に来られて、電気代や水道代を清算。そして部屋の備品や破損の有無を確認し契約満了。
出発時間まで部屋に居ても良いということで、残り僅かな時間を過ごします。
フライトはKLIA22:50発ですが、渋滞を避けるために、17:00に出発です。
皆さんに見送っていただいて、PREVIAで出発。
ハイウェイ途中、混雑する区間もありましたが、約1時間でクアラルンプール国際空港(KLIA)に到着。
ここでいつものドライバーさんとお別れです。
さて、時間に余裕はあるものの、レンの渡航手続きという一仕事が待っているので、気持ちに余裕はありません。
用意した、予防接種証明、健康診断書、日本への動物輸入許可申請書などを、国の検疫官にチェックしてもらいます。
これはレンちゃんの航空券…、ではなく有料手荷物扱いとなるので、その領収書。
『malaysia airline』とあるのは、JALと同じOne Would のマレーシア航空カウンターで支払ったため。
なんとかチェンクインを終え、レンちゃんはJALの係員に連れて行かれました。
我々も出国審査場を抜け、出発ゲート35のあるサテライトターミナルへ。
本来はエアロトレインと呼ばれるゴムタイヤ式電車がターミナル間を結んでいますが、システム故障で長期運休中のため、連絡バスに乗車。
JL724便の搭乗が始まりました。
異動ということで、今夜は会社持ちでこちらのシートへ。
夜行便なので、フルフラットで眠れるのはありがたいです。
ゲートクローズ。出発時間22:50定刻です。
「さらば、マレーシア」
Lift Off! 高度11,000mまで上昇。
深夜ですが、夜食の機内サービスがあります。
ビールとシーバスリーガルのロックを、グラスでいただきます。
メニューは、ラザニアのトマトソース和え、ポークハムサンド。
カミさんは、白ワインを頼んでいましたが、全量飲めないということで、ワインも私のところに。
寝付いたのが深夜1:00頃だったので、ちょっと呑み過ぎたか…?
朝5時、これは日本時間なのでマレーシアは午前4時。
朝食が運ばれてきました。
オートミールとヨーグルト。プレーンオムレツ、温野菜・・・、結構ボリュームあります。
さてJL724 B787-8は、降下を開始。房総半島を回りこみ成田空港へ。、
最終着陸態勢に入りました。
「Touch Down
」
10月13日(金)朝 07:00
成田国際空港に到着しました。
ありがとう、B787-8ドリームライナー。
朝のこの時間帯は到着便が錯綜します。
入国審査を終え、預入れ手荷物受取場へ行くと、ほどなくレンちゃんを載せたクレートがJAL係員によって運ばれてきました。
レンちゃん大丈夫かな?
ニコニコ顔のレンちゃんと再会!?
空の旅を楽しんだようですねー。粗相もしてないようです。
「えらい!」
さて、このまま税関を通過することはできないので、まずは農林水産省動植物検疫所へ。
ここでも、レンの予防接種証明書、抗体値証明書、マレーシアの輸出許可証と、日本の輸入許可申請書の書類審査と、レンのマイクロチップ読み取り確認が行われました。
そして特に問題なく、農林水産省公印の押された輸入許可証が発行されました。
税関では、引越し荷物の、別送品申請を行い、レンの検疫済証を確認して、
無事、日本に入国です。
\(^o^)/
さてレンが一緒なので、成田空港から福井県鯖江までは、予約しておいたレンタカーで移動します。
第2ターミナルアライバルゲートから建物の外に出て、端っこの植え込み近くでレンをクレートから出して、ちょっとだけお散歩。
そして、レンタカー店舗のシャトルバスサービスを待って、バスに乗車。
レンちゃんは…?
一番前に乗ってます。
5分ほどでトヨタレンタカー成田空港店に到着。
レンタカー店で手続き後、今日の我々の足はコチラ。
ミニバン 「トヨタ ノア」
今日は鯖江まで戻らず、実母が独り暮らしする富山の実家まで。
距離526km.
途中、圏央道鶴ヶ島までと関越道嵐山PA付近の渋滞を避けたルートは、
新空港道-東関道-圏央道-東北道-北関東道-関越道(上り)-上信越道-北陸道。
東関東道から圏央道へ。
慣れないクルマなので、江戸崎PAでルート確認して、シート位置や背もたれを再調整。
圏央道鶴ヶ島付近と、関越道嵐山付近、やはり渋滞してます。どちらも故障車立ち往生のようです。
東北道羽生PAで一息入れたあと、少し北に大回りして、北関東道で桐生市をかすめ、高崎から関越道に入り、上信越道佐久平PAで2STOP。
レンちゃんも外に出て気分転換。
上信越道は起点から終点まで全線を走破し、上越JCTから北陸道へ。
上信越道走行中。正面は妙高山。
北陸道に入りました、
富山県に入りました。有磯海サービスエリアで、最後の休憩。
富山の実家に到着です。 私の母が迎えてくれました。
翌10月14日(土)の朝
実家の周りを散歩します。
ここは重要文化財の富岩運河中島閘門。
パナマ運河と同じ水位調整式水門が可動状態で残されています。
お昼過ぎ、実家をあとにして鯖江の自宅へ向かいます。
富山から160km、成田空港から686km。
自宅に到着しました。
翌日10月15日(日)は雨模様。
後ろの高架橋は、来年3月16日に敦賀まで開業予定の「北陸新幹線」。
自宅に置いて(放置して)いたクロスオーバー7の前で。
ふぅー、帰ってまいりましたー。
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Posted at
2023/10/25 05:30:05