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イイね!
2013年02月06日

車生活のリスクマネージメント 

骨折でつけていたギプスシーネがやっと取れました!!
たいした怪我ではなくても、生活はけっこう不自由して、
健康の大切さをあらためて認識した次第です。

きょうはリスクマネージメントに思いを巡らしてみました
わたしの業界などでも重大なテーマですが、
今回、自分にとっての車のリスクマネージメントを考えてみました
(かなり長文です。関心のある方は何日かかけて読んでください・・笑)

まずは生活の中での車のリスクマネージメントを考え、最後にサーキットやスポーツ走行に関して考えるネタにしたいと思います。

車のリスクを回避するのは乗らないことが100%ですが、
それでは元も子もないので少し考察してみたいと思います。
私は通勤で毎日140㎞高速道路を走っています。趣味としてドライブや山道、時にサーキットに顔を出しています。このリスクをどう考えるのが良いでしょう?

まずリスクを考える時に、
○ 1つ目としてそのリスクを背負う必要性の高さ を
必ず考慮しないといけません。
治安の悪い土地で仕事をされる方も、テロのリスクなどありますね。
(先日も傷ましい事件がありましたが・・)

それが生きていくために必要な仕事であるのか、
それとも観光なのかで必要性の高さは変わるわけです。

そういう意味で自動車通勤は背負う必要性の高いリスクということになります。
深夜に首都高を無目的に回るリスクは、必要性が少ないリスクとなります。

リスクマネージメント的には、
必要性が少ないのにリスクの高い事はしない、という考えになるでしょう。

○ 2番目に考慮する必要があるのは発生率です。
トンネルの天井の崩落は犠牲者の方はお気の毒でした。
ではリスクの頻度はどうでしょう?
まれにみる事故である事を考えると、事前にリスク回避のためにトンネルを避けて生活するという選択は、一般的ではありません。
ただ、歴史的に事故の多い場所、道路、交差点などを避けるなどは、発生率の高い場所に近づかないという意味でリスクマネージメントとしては意味があります。

○ 3番目は発生した時の重大さです
私はバイクの事故でティーン エージャーが脊損になった方に2人ほどかかわったことがあります。
また、正面衝突で片方の車の方は内臓破裂なのに、反対の車は捻挫だけだったというのも見ました。
内臓破裂の人は開腹すると腹から血液と一緒にチギレタ内臓が流れ出しました。
発生頻度にかかわらず、もし起こったらどのくらいのダメージがあるのかを考慮しなければいけません。 
重大事故が起こる環境(車の種類、運転方法、速度、場所)を検討することがリスクマネージメントと言えるかもしれません。
衝突安全性の高い車を選ぶ、スピードを出さない、ガードレールの無い山道やダンプの多い道を走らないなどでしょうか・・。

○ 4番目は事故の発生に関与する他車の関連です
これが実は一番予想できません。
皆さんもヒヤリということは幾多も経験されていることでしょう。

私もある神奈川県の湘南に抜ける道でのことでした。
道路は古い県道で、片側1車線。両側に並木のあるひろい歩道があります。
歩行者の安全のため歩道との間はしっかりとしたガードレールで仕切られています。
まあよくある道です。

その日はわたしの車線は空いていて、天気も良く、私はゆっくりと南下していました。
遠くから大きなダンプカーが走ってきます。
が、何か風景が変なのです。なぜか?気づくのに1秒くらいでしょうか・・・
そのダンプカーは私の走っている車線をまともにこちらに向かって走ってくるではありませんか。
私はびっくりしましたが、それ以上に逃げ場がないのです。
対向車線には車が走っていますし、左は頑丈なガードレール。
正面から突進してくるダンプに対して、クラクションを鳴らしながらブレーキで止まる事しかできませんでした。
まあ、これを書いているから生きているわけですが、ギリギリでダンプは避け、
私は急ブレーキで停車した横をスゴいスピードですり抜けていきました。
この瞬間、私の命は見も知らないダンプカーの運転手にゆだねられていたわけです。

長くなりましたが、自分ではどうしようもない事故を他人によっておこされるリスクです。
そしていろいろな可能性を考えると、リスクマネージメントはけっこう難しいです。

トラックに挟まれた状態で走行しないとか、渋滞の最後尾に着かないとか(これは無理か・・笑)、衝突回避できない道は避けるとか、ゴールデンウィークや連休などは避けるなどでしょうか?

○ 5番目は自身の健康の重さです
自分が事故にあって、たとえば半身不随になった時に、家族が路頭に迷ったりしないかなど、
自分の背負っているものが何かということです。
命の重さはみんな同じですが、もし・・の時、誰が困るかは重要なのです。

以上述べてきて、最後に趣味としての車のリスクマネージメントを考えてみると・・。
あなたにとってどうですか?



1) リスクを背負う走行の必要性の高さは?
2) その走行の事故の発生率は?
3) 重大事故の起こる可能性は?
4) 他車のせいで事故になる可能性は?
5) 事故にあった時に、自分だけの問題で済みますか?


私は、昨年から時々サーキットを走って楽しませてもらっています。
この点に関してリスクマネージメント的に考えてみると・・

1)リスクを背負うスポーツ走行の必要性の高さは?
・・・・自己の快楽と自己満足のためと言いきれます。生きていくための必要性はかなり低いです。

2)事故の発生率
・・・・一般道より高いでしょう(私が単独で事故を起こす可能性として)

3)重大事故の起こる可能性
・・・・プロやハイアマチュアであっても重大事故が報告されていますね。
    せめてものリスクマネージメントは、車のメンテや各種の身を守る対策でしょうか?
    それでも怪我をする可能性はありますね

4)他車のせいで事故になる可能性
・・・最近は私のような初心者が混じっていること自体が危険と思っています。
   ですから、リスクマネージメントとしては、お互いのために車が少ないときに走っています。
  (私が迷惑をかけないために・・もう少しスキルが上がるまでは・・・)

5)事故にあった時・・家族はかなり困ります

う~ん、辛くなってきたので、ここらで考えるのやめます(笑)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

追加注)
公道とサーキットの安全性を比較したものではありません。
スポーツ走行をするのであれば(それは1の必要性が高い場合にあたります)
サーキットの方が圧倒的に安全だと思っています。
言葉が足りない部分を若干修正いたしました


ブログ一覧 | クルマ
Posted at 2013/02/06 14:38:41

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この記事へのコメント

2013年2月6日 17:52
こう言ったことを体系立てて考えることは必要ですね。
私の場合は
1自己表現の場所として必要性は高い
2自己発生率は公道の方が高い
3重大事故の発生も同様に公道の方が高い
4他車の影響を避けたいので、集団の中を走りません(公道)
5家族が悲しむのは必須でしょう

ただ、リスクを受け入れないと、食べ物を食べることすら出来ません。
生きていく上でのリスクテイクは一定程度有るわけで、
「受け入れているかどうか」が大切ですよね。
コメントへの返答
2013年2月7日 19:03
東次さん、ありがとうございます。

まさに、あらゆる事にリスクはつきものですから
どこまで、何のために受け入れるかの判断が大切ですね!

その意味でも判断の根拠で一番大切なのは1だと思いました。

今回はヒョントした事から考えの深みにはまりました。これも、怪我をした影響と思います(笑)

サーキットに関しては皆さんも言っておられますが、公道のほうが圧倒的にモラルは低いですね!
私の場合、その公道を走るリスクを受け入れざるをえないのが仕方のない所ですが・・


2013年2月6日 20:25
自分はスポーツ走行するようになって、一般道で無理に車の性能を引き出そうとすることが無くなりました
なのでメガーヌにはレーダー探知機は必要なくなりました♪
コメントへの返答
2013年2月7日 19:06
それはわかります!

サーキットをかじった事は、私にとってもあらゆる意味でプラスになっています。

自分自身の公道運転のモラルが上がり、
車を管理する楽しさと大切さを教わっているように思います。

2013年2月6日 22:21
私も、何度か対向車に肝を冷やした経験があります。
片側一車線のブラインドコーナー、しかも路側帯を歩行者が歩いているような場所で70〜80kmではみ出して走突っ込んでこられたり・・・
「対向車がいるかも」って考えつかないんでしょうか・・・

昔、バイク乗り時代に、仲間が対向車に突っ込まれて右手の指二本を無くしました・・・
また、後輩が片側二車線の道路で、普通に追い越し車線を走っていた所、左車線に居た軽トラが、いきなりUターンしてバイクに激突、後輩は宙を舞いました。幸い無事でしたが。
今の日本は「運転する事にに対する意識(=危険な物を動かしていると言う意識)の低いドライバー」が多いと思います。

なので、「対向車がいない」+「少なくとも運転に対する意識が(一般ドライバーよりは)高いドライバーが集まっている」サーキットの方が安全のように思えます(^_^)
更に、サーキットで5点式シートベルト+HANS+ヘルメットで走ってクラッシュした場合(スピードレンジこそ高いですが)と、公道で3点式のみで対向車に突っ込まれた場合と比べると、公道の方が重大事故になると思われ。

って、最終的には自分の楽しみを肯定したいだけなんですけどね♫
コメントへの返答
2013年2月7日 19:31
公道で自分では回避出来ない怖いおもい・・
皆さんなさっていますよね〜

お友達も、大怪我にならなくて本当に良かったですね!
私の関係したバイクの方は確か10代で、一生下半身麻痺になってしまいました。
妻が入院した時の隣の18歳の女の子は、バイクの後ろに乗っていて事故に遭い、自分の片足がちぎれて遠ざかっていくのが見えたそうです。

それぞれに事故の理由には相手が絡んでいましたが、たとえ自分が正しくても失った機能は戻ってこないので辛いですね。

私も公道のモラルと危険性が高いという事は同感です。(自分自身も低いモラルだった時代が正直あります・・笑)

実は、ヘルメットとHANSは公道こそ必要だったりして・・(笑)

皆さんが言われるように、サーキットの方が安全なであると私も思います。

しかし、リスクはあるので
今回はリスクマネージメントの観点から考えてみたので、こういう文章になりました。

たとえは違いすぎますが
津波に対するリスクマネージメントは高台にすむ事ですが、例えば津波は1000年に一度の頻度で、自分が腕の立つ漁師だったら、普通は便利な海辺にすんでいると思うのです。しかし津波は来てしまった・・のが2011でした。
2013年2月6日 23:28
大体、御三方と同じ考えです。
サーキット走行の速度レンジは高いですが、相応の安全装備を用いて、厳重な決め事に基づいて走行するのですからリスクの性質はちょっと異なるのではないかと思っています。
私も最近は一般道、高速道路含め、路上では他の車の動きが恐くて、全く飛ばせなくなっています。サーキットで高性能なクルマの性能を存分に味わっている効果の1つと思います。
コメントへの返答
2013年2月7日 19:38
公道とサーキットはリスクの種類も性質も全く違うと思います。ただ、リスクを持っているという事に関しては共通していますね。私も皆さんの言う通りだと思います。リスクマネージメントの観点から書いたので、皆さんに少し誤解されちゃったかもしれません。公道で飛ばさずにサーキットで楽しむのが、スポーツ走行をする事を前提とした正しいリスクマネージメントだと私も思っています。
2013年2月7日 18:30
まだまだ下道踏みますけど他車抜かす時は減速してます。
昔に高速で速度差100キロある中後ろも見ずに入ってきた輩が居たので(;^_^A
コメントへの返答
2013年2月7日 19:40
ホント色々な方がいますね〜
私は最近、周に3回くらいは嫌な感じで煽られます。とりあえず道を譲りますが・・・

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何シテル?   02/11 20:59
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