ウインカーレバーユニットの取り外し方法

ウインカーレバーユニット（ステアリングコラムユニット）の取り外し手順です。

先にハンドルを取り外しておきます。
https://minkara.carview.co.jp/userid/201520/car/2465141/8116480/note.aspx

ハンドルが外れたら一番手前のカバーを外します。

メーター下のカバーも外しておきます。
ピンで刺さっているだけなので内装はがしでこじれば外れます。

ユニット下側のカバーも外します。左右で上側カバーと接合しています。

ユニットに接続されているコネクターをはずしますが、なかなか強敵です。

これは裏側からのぞいたところです。実は裏側にコネクタの固定ツメがあります。ここを押さないとコネクタは外れてくれません。。。

黄色いコネクタを外したら、その根元あたりが黒いビニールテープで巻かれているのでそれを外すと白いコネクターが現れました。これはパドルシフトをつなぐためのコネクターです。

さて、ハンドルコラムカバーの上側を外すのですが、これは写真のように６か所のピンで固定されています。
中央の４か所は引っ張れば外れますが、左右の２か所は別の部品がかぶさっているので、それを先に外さなければいけません。

先に外すべき別の部品とは、スターターボタンやライトスイッチが埋まっているハンドル下部の大きなパーツです。以降これを「アンダーダッシュボード」と呼ぶことにします。アンダーダッシュボードを少しだけずらすための作業を説明します。

まずは写真の２か所のボルトを外します。

写真赤丸のボルトを緩めます。
さらに写真青四角の小物入れを外します。

小物入れは６本のボルトで固定されています。
蓋を開けると見える一番奥に２本、手前に２本。
そして蓋を開けたまま左下を除くと見えるの太めのボルト（オレンジ矢印）
そして蓋を閉じて下側から覗くと、蓋の左側にかすかに見えるボルトが１本。。。（赤矢印）

これでアンダーダッシュボードが少し動くようになります。

アンダーダッシュボードを手前に引くと、ようやく目的のクリップ部が見えます。写真は左側の例です。
マイナスドライバーなどでこじって外します。

中央の４か所のクリップは、下から裏側を覗いて、そこからマイナスドライバなどでこじるのが早いと思います。
表側から外すのは結構大変です。

これで上側カバーが付いたままユニットが丸ごと外れました。

後ろから見たところ。３か所のビスでカバーとユニットが接合しています。これを緩めるとカバーとユニットを分離できます。

ユニットが外れたあとのハンドル軸部分。
途中にある刀の鍔のような部分はパドルを取り付ける所です。

お疲れさまでした！

＜参考画像＞
アンダーダッシュボードをずらしたイメージ。赤線の部分を少し浮かせないと上側カバーが外れない。

＜追加情報＞
最初にハンドルを奥＋上方に動かしてから作業すると、写真のように上側カバーを外さずともウインカーレバーユニットを軸から抜き取れるかもしれません。そうすれば上記作業ステップの７～１２は不要となり飛躍的に楽になります。

参考動画：8分22秒あたりを参照
https://youtu.be/pQaGD7-39Pw?si=Pghh3EL3x96ck8sO