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嫁さんが職場で招待券を貰ってきたので、今日は上野の東京国立博物館で開催されている、「空海と密教美術展」を観てきました。

嫁さん曰く、人気の展覧会は時間をもてあましている老人達が開館前から大挙して並んでいて、開館直後は瞬間的に相当混雑するうえ、遅すぎると今度は入場制限がかかる可能性が高いとのことで、開館から1時間の10時半くらいに到着するような感じで出発。

ウチらが行った時は、国立科学博物館で開催されている「恐竜博2011」が子供たちに大人気のようで、既に入場制限が掛かっている状態でしたが、空海の方は待ちなしで入れる状態。

が、昨年観た「オルセー美術館展2011」ほど混雑は激しくないものの、書物が中心の第一会場はガラスにへばりついている方々が多くてマトモに観れない状態。

仏像が中心の第二会場は身長を生かし(笑)、前に行かなくてもソコソコ観れましたが、仏像曼荼羅とかはイイ感じだったかな。興奮して舞い上がってる人も結構居ました。笑

でも、「平泉～みちのくの浄土～」展を観た時にも感じたけど、1000年以上前のモノがこういう形で残っているなんて、凄いよなぁと。

現代作り出されたモノが、1000年後に残っているんだろうか？電子ファイルとか言う概念とかも無くなるかも？

約40分ほど見学して外へ出ると・・・


既に入場制限が掛かっていました。(テントの辺りにずらずらと・・・)

その後、本館の常設展とか、表慶館、法隆寺宝物館などを見学しましたが、これらはゆっくり観れて良かったかも。

それに、個人的には・・・本館(関東大震災後に建て直し)とか、表慶館(明治42年開館)の建物自体に興味津々。建築様式がどうのとか、詳しいことまでは判らないけれど、コレがまた趣がありまして・・・


これは表慶館のエントランスですが、展示室奥の階段だとか、本館の時計とか本館から一瞬見える日本庭園とかイイ感じでした。

撮影禁止の展示品と、ストロボさえ焚かなければ撮影は基本的にOKみたいですが、人が多いときは迷惑になるので、その他は記憶の中に留めています。笑