りえすぱのブログ一覧

タイトル画像は愛息子む～ちゃんのお鼻とおててアップ。(≧ω≦)

わたくし生まれも育ちも三重は伊勢・松阪（まっつぁか）の関西訛り。
しかし関東へ出て来て早や20年、
普段のしゃべり言葉に訛りが出ることはあまりありません。
が、話す相手が関西訛り全開だったりするとつられて訛りが出てしまいます。
相手が訛っていなくても、気を許した人であれば少し出てしまいます。
後はブログなどで自分の胸の内を文字に起こすときにも
そのままを書き出すので訛っていることが多いです。

先日、関東生まれ関東育ちな友人に伊勢・松阪地方の方言を説明すべく
なんぞ解りやすい解説はあらへんやろかと
ネットを彷徨っていたところ、
こんなページを見つけました。

癒される三重弁
※三重弁はかわいらしくて癒される、という記事です。

かわいいて！　三重弁かわいらしいんやて！！(≧ω≦)
まるで自分が褒められているかのようにテンションが上がりました。笑

ちなみに一番人気（笑）の「やんやん」ですが、もっと解りやすく言うと
「できやんやん」=「できないじゃん」ですかね。
いっこ目の「やん」は否定、２こ目の「やん」は断定です。

他に代表的な（と、りえすぱが勝手に思っている）特徴を挙げると、

・語尾に「に」
　「〜だよ」が「〜やに」になります。
　「ぬくたぁしとかなあかんに〜」（ぬくたくしておかなきゃダメだよ）とか
　「一緒に行こに〜」（行こうよ）とか「むっちゃ好きやに〜」（好きだよ）とか。

・語尾に「さ」
　「ほんでさ〜、できやんだんさな〜」は「それでね、できなかったんだよね」の意味。

・やたら文章を区切る上に語尾を伸ばす
　今日な〜、朝な〜、起きたらな〜。目覚ましがな〜、壊れとってな〜。

・明日、明後日の次は「ささって」
　あした、あさって、ささって、しあさって。
　ささっては３日後、しあさっては４日後です。
　三重弁以外には「ささって」がないということを知ったのは、比較的最近です。笑

・とごる
　水に溶けるものが溶けずに下に沈んでいる状態を「とごる」と言います。
　「沈殿する」とはちょっとニュアンスが違うし、
　標準語でズバリ当てはまる単語がないので説明するときにいつも歯痒くなります。
　これも三重でしか通じないようです。

・否定ではない「〜ない」 がある
　「これ食べない」と言われたらそれは「これ食べなよ」の意味。
　促すときに使います。否定のそれとは発音も違います。
　「行っといない」（行って来なよ）とか
　「行っておいない」（行っておいでよ）とか。

といったところでしょうか。

三重弁、特に伊勢や松阪辺り
（北のほうへ行くと名古屋の影響が出てくるのでまたちょっと違う）は
関西訛りではありますが雰囲気としては大阪より京都や奈良のそれに近く、
全体的にのんびりしていてふにゃふにゃとした印象を受けるところが
先のサイトにもある「癒される」に繋がるのではないでしょうか。
また温暖な気候と昔っからの観光地（お伊勢さん※）があるがゆえに
そもそも柔和で物腰や人当たりのやわかい人が多いような気もします。
※お伊勢さん＝伊勢神宮。地元民は親しみを込めてこう呼ぶ。正式名称は「神宮」。

そっかー、三重弁かわいんか〜。
よっしゃほんなら今日から訛り丸出しで癒し系キャラなっとこか〜！！
（文字にすると単なるおっさんやな。笑）

って、いまさら訛ってしゃべるのも気恥ずかしいですけどね。
服を脱ぐみたいな、素の自分を見せるみたいな。
そんなんなかなか人に見せられやんやん〜？
と言うわけで、つられているわけでもないのにわたくしに訛りが出始めたら、
それはだいぶ馴染んできた証拠と良いふうに受け取って、
なんか急に馴れ馴れしくなったな〜、なんて怒ったりしないでくださいね。(///ω///)