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王子のひつじのブログ一覧

2020年09月20日 イイね!

サニー フェラーリ250LM 1965(11)

250LMも本日完成となった。








ワイヤーホイールも組み上がる。

ボラーニのシルバーは悩んだ。結局ガイアのEXシルバーというキメの細かい銀色をベースに、輝きを求めてクレオスのメッキシルバーNEXTを重ねることに。

おもちゃ臭かったタイヤも塗装仕上げとして落ち着いた調色タイヤブラックからデカール、そして半艶クリアと贅の限りをつくしてみる。








パイプフレームとリアサス周辺。

結局は点火系のコイルを2回、パイプフレームを3回、サスのアッパーアームは4回作り変えてココにたどり着く。サスアームの取付など実車と違うところもあるが、ココは雰囲気重視で。




そして今朝のこと。

今朝と言っても昨日の夜中から今朝の7時まで徹夜。最後にボディがダッシュボードに干渉したり、窓枠塗り分けミスしたり、いろんな事を乗り越えた。

ちなみにこのエッチングワイパー。いつもどんなに集中しても接着に失敗し、心身共に疲れ果てる執事だったが、ついに学んだ。この治具で一発成功となった。






完成。

リアカウルが完全に閉じないがこの角度ならわからないだろうか。古いデカール、ダルいボディ、初めてのワイヤーホイール編み込み。苦労はしたけれどもうコレはフェラーリ250LM以外の何者でもない。






この姿を見たかった。

1965年のルマンは、翌年から始まるフォードの蹂躙を予感させる荒れた展開となった。スピード勝負となった本戦はフォード、フェラーリ共にワークスが全滅。けっきょくプライベーターの250LMがワンツーを決めた歴史の転換点である。

この黄色の26号車は2位、のちにF1を制するヨッヘン・リント搭乗の21号車が優勝した。そしてフェラーリにとって最期のルマン制覇となった。




ワイヤーホイールとエンジンルーム。

為せば成る。為さねば成らぬ何事も。成らぬは人の為さぬなりけり。あの執事が、こんな臓物を、しかもたった3ヶ月で構築できるなんて自分でやっといてすごい事だな。

予定通り外装のポイントはワイヤーホイールとなり、エンジンルームのハイライトは銀色に輝く燃タンとなって目論見通りの出来である。




最後は1958年のテスタロッサと。

この2台、7年の歳月はフェラーリをかくも変貌させたとわかるツーショットだ。しかし美しいボディラインとV12のコロンボユニットは変わらない。



それにしても。執事のフェラーリはいつも赤くないし、しかも優勝車じゅない。なぜだろうか。
Posted at 2020/09/20 19:02:50 | コメント(7) | トラックバック(0) | 1965 フェラーリ250LM | 趣味
2020年09月12日 イイね!

サニー フェラーリ250LM 1965(10)

ゴールは近い。


しかし、スケジュールはタイト。某Twitterの企画、第2回Cカーandルマンカーコンペ の〆切は9/20。あと一週間で果たして完走できるのか?






今週前半はボディ。

砥いで、磨いて。アルミや真鍮のヒンジ部分の塗装が剥がれたりして、いつものようにアクシデントはあったが出来は上々だ。




後半はワイヤーホイール。

いよいよあと1輪なわけだけれど、だいたい1時間24本を編むと心身ともに衰弱する執事。そんなわけで1輪72本差すには3日かかる。その分だけ出来栄えも素晴らしい。






気晴らし作業その1。

ブレーキは以前に形を造作してあるので、ブレーキラインのバイパスを追加して密度を上げてみた。今回の配線・配管はプラグコードとこのブレーキラインだけ。アクセントになってくれるといいな。






気晴らし作業その2。

ちょこちょこっとエナメルで細部を塗装したり、メーターデカールを貼ったりして内装が完成。今回デカールは3連一体デカールなので立体感がないのが残念。






そしてエンジン搭載。

エンジンさえ載せちゃえば、ドライブシャフトも通せるし、いざとなったらリアカウルさえ閉じておけば9/20に完成したと言い張れる。

それでもエンジンルームのいちばんのハイライトであるところの燃タンだけはアルミたたき出し風で塗装してみる。なんとかガバっと開いた完成写真にたどり着きたいものである。








そして本日は小物たち。

完成と言い張るにはボディの外に付く小物たちだけは揃えておかなければならないということで。

ちなみにフロントのウィンカーはキットのままだとボディに直にモールドされていたので切り飛ばしてハセガワのストラトスから拝借。ゼッケン灯は薄々にして、カウルの取っ手は一部を自作中。


さあ。残りは8日。ワイヤーホイールを仕上げ、エンジン周りのパイプフレームやリアサスを組み、窓枠塗装などなど。

ゴールは近いが、スケジュールはタイトだ。
Posted at 2020/09/12 19:27:51 | コメント(3) | トラックバック(0) | 1965 フェラーリ250LM | 趣味
2020年09月06日 イイね!

サニー フェラーリ250LM 1965(9)

フェラーリも佳境だ。




ボディの続き。まずは砂吹き。

デカールを貼って3日目のこと。特にシワシワになるとか割れるなんて事もなく。古いデカールだったがどうやら大丈夫そう。




次。クリアをドバッと。

砂吹きからさらに2日。レベリングシンナー増し増しのクリアをたっぷり吹いて艶をだしてみた。この写真ではドボドボしているが乾いたら落ち着いた。






そして最後のクリア。

厚くクリアを吹いてからさらに3日。ホコリやらデカールの段差やらを気の向くままに#1000で削ってからのクリアである。

9月も台風だなんだと天気が怪しい中で、今週末にこうして最後のクリアが乗せられてホントに良かった。






塗装の合間にはハーネスを。

今回はいつものダイソーのナイロンにエアブラシで黒を乗せたらエッチングに通す時にバラバラ剥がれる経験。いつも通りに筆でドボドボに塗ったら普通に使えたから、繊維への染み込みの違いだろうか。

ちなみにモデラーズのシートベルトセットに付いてた鋳物のバックルが1個紛失。やむなくプラ棒で適当にでっちあげることに。






レーシングハーネスの次は電装。

執事初の12気筒へのプラグコード配線。直6が2本と思えばなんてことはない?はずなんだけれどキツキツきゅんきゅんで苦労した。

ここまでやったらコイルも欲しくなるということで適当に造作してみる。






さらキャブの皿までも。

作り方が思い浮かばなくてヒートプレスに逃げたものの、精密な箱にならない。なんかダルい感じは否めないけれど気にしたら進まないのでこれは採用で。




そうそう。これも。

例のワイヤーホイールはフロント2本が組み上がった。我慢ができなくってタイヤにハメてみて感動。これはやっぱりすごいモノだった。

毎日やるとライフゲージをごっそり持って逝かれるためチビチビ進めている感じ。




こんな失敗も。

刺すとこ間違えて2列24本が天に召された。ちなみに瞬間接着剤で固定していたため、記憶を頼りにネットで検索するとネイルのリムーバーのアセトンという成分であっさり剥がれてくれた。もちろんネイルのリムーバーは嫁から拝借。



ざっと今週の動きはこんな感じ。今回いつになく集中して作っているな。いちおうTwitterのコンペの締め切りは9/20なので、今のところギリギリで完走できそうな予感である。
Posted at 2020/09/06 15:32:07 | コメント(1) | トラックバック(0) | 1965 フェラーリ250LM | 趣味
2020年08月30日 イイね!

サニー フェラーリ250LM 1965(8)

今週はボディがぐっと進んだ。




今回のボディ色は黄色。

まっきっきもどうかと思うので白を適当に足して色あせた、旧車の雰囲気を狙って調色してみる。






鮮やかな黄色となった。

ぜんぜん色あせた感じに見えない。意図を反映させるだけの視覚的センスを持ち合わせていない執事。でもこれはこれでいい感じだ。






デカールの前の儀式。

フォードGTでデカールに失敗して以来、怖くて密着向上のためのクリアひと吹きがやめられない。さらにはゆず肌をラプロスでしつこく磨くところまで。これをトラウマというのだろうか。




デカールも保護。

これはカローラWRCでタミヤデカールがバラバラになったトラウマから。実際問題この古いサニーのデカールもリキッドデカールフィルム無しで試し貼りしたら砕けたし。




透けも白味も良い感じだ。

白味は事前に三日に亘って日干しした成果。水につけたらデカール周辺が白濁して焦ったものの、これは台紙だけでデカールそのものには問題ないことも確認。






そしてデカールを貼り終える。

枚数が少ないと言ってもデカール保護を塗って、待ち時間にラプロス、デザインナイフでニス部分をカットしてからすべて貼り付け終えるまで、2時間作業。

’60年代の、まだスポンサーによるラッピングが始まる前時代のシンプルなレーシングカーのカラーリングも良いものだ。




そしてついにコレに手を出す。

超絶有名モデラーの、かっぱコーヂさん プロデュースによる3Dプリント式ワイヤーホイール、通称" かっぱ式ホイール "。どんなものか。






死んだ。

これでまだ5列、あと1列12本を挿しこむ前に出勤時間となり時間切れ。この前にテスト的に別のホイールに2列挿しているので合計7列で首から肩まで凝り固まって、時間切れでなくても体力的にも厳しかっただろう。

でも、これ、すごいな。ホントこれが無かったら250LMは作らなかったと思う。これを世に産み出したかっぱコーヂ氏および全ての関係者に感謝。




そしてエンジン、内装の銀と黒を塗り分けて今週はおしまい。


いちおう今年のルマン24hのゴールに合わせて完成させたい。夢か?
Posted at 2020/08/30 18:25:02 | コメント(5) | トラックバック(0) | 1965 フェラーリ250LM | 趣味
2020年08月23日 イイね!

サニー フェラーリ250LM 1965(7)

暑かった。


頭痛以外には特に症状はなかったものの連休スタートも3日ほど寝込み、日の出前なのにガレージは30℃超え。そんなわけで2Wは夏休みして連休明けからプラモデルを再開してみた。




ブレーキダクトはエポパテで。

すっかり何をやっていたか忘れている。そうそう、ブレーキのエアインテークが合いが悪すぎて泣いていたんだった。ここはエポパテで何事も無かったかのように埋めてみる。




つづいてプライマー。

今回エンジンカウルのヒンジとかいろいろ真鍮を使っているのでミッチャクロンを適当に吹いておく。




そしてサフェーサ。

やっとここでいろいろと粗探し。エンジンカウルの別パーツもパテ埋め必要そうだし、ヒンジの段差とか、各種メッシュ穴を開孔したときのキズだとか。






ひたすら面出し。

削っては盛り、削っては盛り。また削って。最初にエポパテを使った以降は埋めは全て黒い瞬着で。それにしてもブレーキのエアダクトは円錐状で削り難いし磨きにくい。




面出しに疲れて。

そういえばこの時代までのレーシングフェラーリのシートは青が定番だった。ずっと工作ばかりしていたので久しぶりのマスキングと塗装は新鮮。






メッシュの接着。

これが意外と鬼門で、ドボっとつけるとメッシュが埋まりそうだし、点付けでは固定できる自信なし。使い慣れているのは黒い瞬着だけれど、ここは点付けしやすそうなツリロンでいってみた。




すべての下ごしらえを終えて下地を吹く。

いつもなら白下地なんだけれど、今回はグレーサフの上にいきなり黄色を乗せてみる。ただの黄色だし、あんまりなにも考えていないけれどいいのかな。




そしてエンジンカウルのメッシュ。

やっぱり瞬着でメッシュが埋まっているんだ。美しいボディなのにこういう小さな粗があると興が覚めるが・・・さてどうしよう。



さあ何とか黄色くなるところまでは来たけれど、内臓の塗装とか、ワイヤーホイールとか、あとは死んでるデカールの再生とか。9月20日、あと1か月を切った今年のルマン24hのゴールまでに完成したいのだけれどねぇ。
Posted at 2020/08/23 14:01:57 | コメント(1) | トラックバック(0) | 1965 フェラーリ250LM | 趣味

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