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王子のひつじのブログ一覧

2018年09月29日 イイね!

TRAMI(チャーミー)と鋸(のこぎり)。

先日のこと、兵庫に出張で行ってきた。




新幹線の車窓からではない初めての姫路城。なんと雄大なことか。


お仕事の方は、新素材を開発して苦節うん十年のおじいちゃんを訪ねた。ふつうはその年になると身に着けた知識を売って生活したくなる。ところがこの78歳はいまだに開発者として現役だった。

つづいてそのおじいちゃんに連れられて兵庫県三木市の協力会社を訪ねた。ここは先の大戦開戦の年に創業、当時は戦闘機部品の熱処理を、今では”はやぶさ”や”はやぶさ2”に部品を供給している。今も昔も最先端のメーカだった。





ん?兵庫県三木市?




三木市といえばゼットソー。

執事は学生時代にアルバイト先で初めて使って以来、鋸(のこぎり)といえば兵庫県三木市、岡田金属工業社のゼットソー派である。先日訪ねた三木市の会社は真空焼き入れ、こちら岡田金属工業は高周波焼き入れ、どちらも熱処理技術を売りにするという。なんだか不思議な縁を感じる。

切れ味よし。長くよく切れ。そして刃こぼれしたら刃先だけ交換できる経済性。体力に全く自信がない執事であっても軽い力で木材がスパスパ切れる良い物なのだ。




本日ひさびさにご購入。

刃先は堅木用。堅い木を切る予定はないけれども、赤いゴムのグリップが特徴的だったのでこれを選択。なんだかちょっとだけ所有感が高いし、手がすべらないのがいい。

それにしてもどうして今さら鋸(のこぎり)か?




こちらベランダのラティス。

先日の台風21号(JEBIチュービー、韓国語で燕のこと)によって破壊されたまま忘れていた。このまま放って台風24号(TRAMIチャーミー、ベトナム語で椿の花)でまた強烈な雨風が襲ってきたら羽板だけでなく外枠が飛んでいくにちがいない。

これをちょっとだけ剪定するのが目的で、数年ぶりに鋸(のこぎり)を買ったというしだい。ここ数年の執事は電動丸ノコに頼りっきりの軟弱仕様だったわけだが、はたしてギコギコ体力はあるのか?




無事剪定。あいかわらずの軽い力であった。


そういえば78歳のエンジニア、基本は二人の息子に奥義を継承するそうな。そしてどちらか忘れたがその息子さんは執事と同じ学校、一つ年上という。不思議な縁を感じる。
Posted at 2018/09/29 21:57:19 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日常 | 暮らし/家族
2018年06月05日 イイね!

宇宙はロマン。

品川駅で降りた。


これは月初めの出来事。いつものようにキャリーバックを引いてとことこと歩いていると、ビジネス街にはおよそあり得ないモノが視界の端っこに入ってきた。思わず2度見して、5mほど通り過ぎて、そして引き返す。




そびえ立つそれはロケットエンジンだった。


執事が宇宙に興味をもった歴史は浅い。それはモスクワでガガーリンのマトリョーシカを買って帰ったことからはじまった。

日本に帰るとAIRFIXの1/144ボストークロケットを製作。おなじころ宇宙兄弟なるアニメにハマり、ついにはいきおい余って全長150cm、サイバーホビー1/72サターンVロケットを購入するに至り、ここに頂点を迎えるのだった。

お熱はプラモデルの完成と、アニメ宇宙兄弟の終了とともに徐々にトーンダウンして今に至るわけだが、このH2A/BロケットのメインエンジンであるLE-7Aを見上げながら、ふとその頃の気持ちを思い出す執事であった。


さて、この日本が誇るH2A/Bロケットのメインエンジンとして使われているLE-7Aだが、その推力は112トンにもなるという。H2AにはLE-7Aが1基搭載され、37/38回の打ち上げ成功を、H2Bには2基搭載され、6/6回打ち上げ成功と、高い信頼性を誇る。

ちなみに人類史上最大のロケットであるアメリカのサターンVロケットに搭載されたF-1エンジン、単機推力だけで679トンあり、サターンVロケットではこれを1段目に5基も搭載、その最大推力は3460トン、1967年というから今からざっと50年前のことだ。

このアホほどの差は、米人にケンカを売ってはいけないという証左であろう。さて黒い電話は歴史に学ぶのだろうか?
Posted at 2018/06/05 20:41:34 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日常 | 日記
2018年04月18日 イイね!

Haas F1 Team

Haasってなに?




2016年からF1に参戦中のHaasF1。2016年には29ポイント、2017年には47ポイントと、確実に成長を重ねている。今年もテストから順調で、今後の活躍が期待できる。

執事はまったく知識のないアメリカのストックカーレース、NASCARでは一足早く2003年から参戦、2011(トニー・スチュワート)、2014(ケヴィン・ハーヴィック)と2度の年間チャンピオンを獲得している。やる子だった。

そんなHaasF1のオーナー企業、Haasって何屋さんなんだろう?




実はこんなものを作っている会社だった。

これは同時5軸加工ができる、最先端なマシニングセンターというもの。そのほか、CNC旋盤なんかも作っている北米最大の立派な工作機械メーカなのだ。

マシニングセンターってなに?工作機械ってなに?っていうのは、簡単に言うと飛行機や自動車なんかの高精度な金属の部品を削って作るための大きな機械だと思ってください。くわしくはWikiとかYouTubeなんかで百聞は一見に如かずです。

営業マン曰く、日本でも200台以上の納入実績があるとのことだが、正直なところ昨年HaasがF1に打って出てくれるまで執事は知らなかった。そして今回大阪で初めて実機を見れてちょっと新鮮だった。

日本には数多くの工作機械メーカがあって、たくさん売れているんだけど、海外の工作機械は安全扉や、ダイヤルとか、ちょっとしたところのデザインが良い。Haasもなかなかカッコイイ操作パネルだった。加工精度はそこそこ、値段は意外とこなれているのが売りとのこと。

ちなみにCNC制御装置はFANUC”風”のHaasオリジナルとのこと。このへんの0.1μmを動かすコントローラとか、摺動面の合せ精度とか、アメリカンな感覚で作ってるんじゃないの?なんてちょっと信用できない気もしなくもない。そんな会社がHaasなのである。




展示サンプルとともに、そっとNASCARとヘルメットのミニチュアが。

今年のF1マシン、VF-18は昨年型フェラーリそっくりなんていわれている。だったらタミヤのSF70Hをカラーリング替えして展示しても良かったのでは?なんて、出来もしないくせに思う。




そんなこんなで帰路。

帰りは大阪メトロのAGT、通称ニュートラムに乗ってのんびり帰宅である。仕事の収穫はそこそこ、でも今日はHaasが見れたので良しとしよう。
Posted at 2018/04/18 22:37:32 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日常 | ビジネス/学習
2018年03月01日 イイね!

電気で動くよクルマたち。

エネルギー問題に解決策を。


王子の勅命によって、世界のエネルギー問題に解決策を見出すため東京にやってきた。

ダブルオーガンダムの世界の様に、再生可能エネルギーの恩恵を巡ってNATOだかワルシャワ条約機構だかのような同盟国同士の対立を生むような事態を避けるのが目的だ。そのための一歩として、執事の会社がエネルギー関連に新たな商機を見出したらどうだ、という王子の配慮でもある。




まずはテスラの新型SUVを拝見。

とうやら電気自動車のSUVで、今や航続距離も500Kmを超えると書いてある。あきらかに2トン近い車体を?ホントか?




名前は model X というらしい。センスないな。

テスラって田舎な地元ではめったにお目にかかれない。クルマ好きな執事でも1月にセダンを見かけたのが最初で最後である。その時はTのエンブレムを見ても最初気が付かなかったほどだ。




お次はホンダだ。

今回はEVにしろFCVにしろ、積まれた蓄電池から電気を取り出していろいろ使おうよ、という提案をあちこちで見かけた。ホンダもせっかくフューエルセルを量産に結びつけたんでいろいろと展開を考えているようだ。




そうそう、名前は CLARITY だったね。

はじめてハイブリッド車を世に送り出したとき、トヨタはセダンを選択して普及を図ったが、ホンダは2シーターを選択し先進性をアピールしたものの惨敗。その教訓なのかFCVではアコードもどきのセダンになっている。




こちらトヨタの燃料電池車 MIRAI である。

ケブラー繊維でぐるぐる巻きになっているのが高圧水素タンクである。このクルマが日本の道路を走っているということは、このタンクはトラックにぶつけられても破損どころか水素の漏えいもしないというお墨付きという事だろう。




ちなみに MIRAI はカットモデルとして展示されていた。

さすがに試作車だと思うけれど、1台723万円のカットモデルである。というか、発売当初は1日の生産台数が3台とか言われていたこのクルマ、1台たったの723万円とは驚異的に安い。




海外からのもう一台はBMWというクルマ。

i3って、特徴的な白黒ツートンでアバンギャルドなイメージが強い執事であるが、こんな落ち着いた色だと所有感が満たされるのか心配になってしまう。EVはあるいみステータスを満たすアイテムなのだろうから。




クルマは小さいがタイヤは20インチだ。

うちのスペイドは16インチで、それでも執事にとっては高価、つまりベリーエクスペンシブと引いてしまうサイズだが、こちとら20インチである。ガソリンは使わないかわりに財布には優しくないであろう。ちなみi3もスペイドもタイヤの巾は同じ、175であった。




最近のハイブリッドレースでおなじみのERS。

これを家庭用の蓄電に使おうとか、エネルギー損失という意味では電池よりも効率が良いのかもしれないが、音とかいろいろ大丈夫なのかな?レースカーは爆音の中でキーンって鳴っていてもだれも気にしないと思うけれど。




巨大な杭打機。

見上げる高さは隣に立つおねえさんから想像するに5mくらいか。建機に弱い執事なのでとりあえず撮影。




キャタピラーにも弱い執事。

キャビンを左右に回すところを覗くと、チェーン駆動になっていた。チェーンにも弱い執事はとりあえず撮影。

チェーンと言うとS500シリーズのドライブアクスルが有名なお話。ロードスターのエンジンも新型はタイミングチェーンというお話。




最後は風力発電の風車。カーボンブレードである。

再生可能エネルギーとして太陽光発電の次に思い浮かぶ風力発電。近年の異常気象によって記録的暴風なんて話をよくニュースで耳にするので、折れてしまわないか心配になるが、カーボンブレードならだいじょうぶかな。


こうしてこの日の仕事を終えた執事。正直な話、世界のエネルギー問題を解決するには至らなかった。そしてクルマだ建機だ風車だと興味を惹かれすぎて、あぶなく会社に報告するネタもつかみ損ねるところだったが、そこだけはなんとか死守することが出来、ホッとする執事であった。




帰りは富士山がお見送り。

往路の時は雲に隠れて裾野も見えなかったが、そんな一日が恥ずかしいかったのか、帰りは顔だけ隠して出てきてくれた。ありがたやありがたや。
Posted at 2018/03/02 22:25:52 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日常 | ビジネス/学習
2018年02月23日 イイね!

大阪出張とanello。

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やってきました。ここは大阪、心斎橋のanello FRAGSHIP STOREである。

時刻は午後の6時。家路を急ぐのか?これからデートなのか?行き交う人々の流れが途絶える一瞬にて門構えを撮影。大阪出張初日のスケジュールを終えた執事、晩ごはんもさっさと終えていざ入店だ。


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いきなり可愛い2Way tote bagがお出迎え。

シンプルだがanelloのオーの字が取っ手になっておもしろい。ショルダーバッグとしても使えるようで、ちょっと気になる。


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こちらが本日の目的、anelloの定番、口金リュックだ。

とりあえず合皮のアイボリーを撮影し、LINEで嫁に送る。口金リュックとは名前の通りで、口元に金具が仕込まれていてガマ口財布のようにガバっと開くリュックである。

はじめて手にした執事、ジッパーを開けて口をガバっと開けてビックリ。帰宅してすぐにこの驚きをそのまま嫁に伝えたところ、

嫁 「知っている。だから使い易そうで欲しいの」

だそうである。執事の感動は空振りに終わった。


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こちらは同じ合皮でもビンテージ調なプレミアム口金リュック。

嫁 「anelloってツートンだったりロゴが差し色で目立つヤツが多い。そうじゃないのがいい」

だそうである。そんなわけで共色でロゴが地味な奴を中心に撮影、LINEで嫁に送る。


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これが本命。

高密度杢調ポリエステル口金リュックのグレーだ。嫁の普段着に合わせやすく、長く使えそうな定番色である。写真は白っぽいが実物はもう少し暗いグレーだ。撮影し、LINEで送る。


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現地店内で執事が気に入ったヤツがこれ。

ベージュに見えなくもないが、薄いピンクだ。素材は本命と同じ高密度杢調ポリエステルである。ちょっと派手だろうか?


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執事が気に入った理由。

カシメとジッパー金具、そしてタブが白い。ほとんど自己満足ではあるが、誰も気に留めないようなワンポイントがいい感じである。これも撮影し、LINEで送っておいた。


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姿見とタイル。

特に意味はないが、店内をうろうろしていてふと気づいた、意外とタイル好きな執事であった。


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しろくまのiphoneケース。

これも意味はないが、店内をうろうろしていて発見。王子に負けず劣らず、ペンギン、しろくま、ひつじの3点セットが大好きな執事であった。


さあどうする?とりあえず現物も見れたし、写真も感想も送ったのであとは嫁の判断に任せるとしよう。


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翌日午後3時。

大阪出張2日目のスケジュールを終え、嫁の指示どおり高密度杢調ポリエステル口金リュックのグレーを手に取る。中国語が飛び交う店内、長い長いレジの列に並ぶ執事であった。


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無事に購入。

偶然の大阪出張が無ければ、地元では見ないanelloの口金リュックを現物確認もしないでネットで買うところだったので実物をガバっと開けてから購入できてよかった。こうして1か月前倒しの嫁の誕生日プレゼントをゲットできた。


そもそも執事は2、3週間前までその存在を知らなかったanello。このブログを書くため、少しぐぐってみると ”anello ダサい” なんていうキーワードが目に付く。どうやら数年前から流行っているリュックで、あまりにもみんな持っているために頻繁に人と被るらしい。

いや現物見たけどダサいかな?実はグレーもカシメとジッパー金具は黒地に白文字でanelloと入っていてけっこう気に入った。ロゴが目立たないのを選んだので人と被りにくいだろうし。なによりガバっと開いて子育てママさんには使い勝手がよいのだ。執事の感動は空振りだったが。


Happy Barthday 嫁。子育て頑張ってくださいね。



ん?

仕事は?


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こんなに歩いたんだし、じゅうぶんがんばった。
Posted at 2018/02/23 22:20:48 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日常 | ショッピング

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「3歳と7歳の記念写真。 http://cvw.jp/b/2076566/42939213/
何シテル?   06/09 00:03
王子の執事です。 全て中古でFF、FR、4WD、MRといろんなクルマを乗り継いできました。唯一所有しなかったRRは、もちろんポルシェ・・・ではなく、兄のセ...
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