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王子のひつじのブログ一覧

2020年07月11日 イイね!

サニー フェラーリ250LM 1965(3)

今回のミッションのこと。

元々はTwitterのコンペに参加し、かっぱ式ワイヤーホイールを組めたらいいな。そんな感じだったけれど、ポルシェ956でエンジンのディテールアップの楽しさにヤラれてしまった執事のこと。どうも本気でエンジン載せる気になっているようだ。




そんなわけで追加ミッション①

エンジンカウルをガバーっと垂直に開けたこの写真の状態を再現してみたい。できればこの状態で飾っておきたい。無謀にも。




手を動かしてみよう。

丈夫さと加工のしやすさを優先してヒンジはアルミ板から切り出してみる。案外はさみでも切れちゃうこの安心感。




そして本郷猛が改造された。

なんか真鍮線に切込み入れて差し込めばそれっぽくなるんじゃないか?しかし甘い夢と共に1号は採石場にて爆死。これではカウルが安定しないのと、そもそもアルミ板への正確な切込みの加工が執事の腕と道具では難しかった。




次に一文字隼人も改造手術を。

孔ならドリルでいくらでも正確に開くだろう。それと軸になる真鍮線を接着ではなくてパイプに挿せば塗装のときも抜き差しできるんじゃなかろうかと。このアイデアは採用となりV3の改造に活かされたが、ショッカーの猛攻にあうとカウル側の固定が抜ける欠点を突かれ廃工場であえなく爆死。




ここまででヒンジに目処が立った。いざ、後には戻れない世界へ。

前回ボディと車台をビス止めした意図はここにあった。これで全国紙面を恐怖に落とすバラバラ殺人事件にはならず、半裸露出事件として3面の地元欄にて人々の失笑をかう程度に被害を抑えることが可能となっている。




失敗を糧に1号と2号により風見志郎が改造された。

いよいよ本命はこんな感じで。エンジンカウル側をちょっと折って強度をだしてみたり、軸は1本で繋いでいるので抜き差しの手間も少ないなど。改造手術の技術が明らかに向上。ちなみに精度確保のためもはやハサミで切るなどという荒行はやめてエッチング鋸で切り出したり。




苦労が報われた瞬間だ。

もういいじゃないのか?これで完成にして。



・・・もう少し行ってみようよ。



お次は追加ミッション②

こちら定額給付金の化身、新規購入のアメージングカッター※なる道具を活かし、神仏の加護によって箱組に必要なプラ板が切り出されるのだった。

※正確には定額給付金の前借り




フィッティングの確認。

出来上がったのは燃料タンク。なんとなくだけれどイメージ通りになっているような気もしなくもない。何しろ実車の写真から採寸するなどという面倒なことは一切しないでイメージ優先でここまで到達。




使えそうと判断。

2個作って一部角を丸めたり、固定のための台座側を削ったりしたあげく・・・ポリパテでしっかしした芯を複製。




何年ぶりかでヒートプレス。

今回の燃料タンクは言葉で言うと薄皮に包まれたシュウマイのような形をしているので、可能な限り再現してみようという。




そしてリベット孔との闘い。

狭ピッチでカドスミを埋め尽くすリベットはとりあえずハセガワのリベットゲージで位置決めを並べて、Φ0.3のドリルで開孔してみた。このままでもそれっぽいけれど、時間が許すなら真鍮線を埋めたい。このあたりの作業はある意味無心、写経の境地である。




がんばって再現したいのはこんな感じ。

フェラーリ250LMのエンジンルームのハイライトはガバっと開くカウルでも、伝統のV12でもなく、この存在感バツグンの燃タンだと思う。これがキラリと光っていればその他の七難は隠されるであろう。
Posted at 2020/07/11 22:17:23 | コメント(2) | トラックバック(0) | 1965 フェラーリ250LM | 趣味

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