王子のひつじのブログ一覧

寝返ると言っても裏切ったわけではない。




えびぞり、




うでふって、




ふったうでをむねに、




こまのようにまわり、




ねがえりにせいこう。

ちなみに暗い写真は動画のキャプチャから。最後の一枚は嫁のiphoneにて。

こうして順を追ってみると、日本を代表する国民的アスリート、浅田真央がジャンプするときと同じだ。イチローのバットスイングにも通じる基本動作をすでに体得した姫の将来やいかに。


将来はさておき、５か月の姫は標準的な発育を示しているご様子。王子の時はこの時期まだ首もフラフラしていたのに。こどもの成長は早いものなんだなと、あらためて実感する執事と嫁であった。

王子、１年ぶりの知能検査である。


知的障害児・者に発行されるいわゆる障害者手帳の更新にあたって、現在の王子の知能検査を実施し、この地区であればAまたはBというの判定がくだるというもの。さて今年の王子の判定はいかに。




ちなみに実施される知能検査はこちら、田中ビネー式知能検査である。調べてみると日本では結構ポピュラーな知能検査方法だそうで。




たとえば積木が４段詰めたら判定マルとか。

まさか先日の訓練がこんなところで活かされようとは。知能検査のことなんかまったく失念していて、偶然先日１０段積みまでクリアーしていた王子なのでこれは余裕のマルである。




たとえば３つの箱の一つに人形を隠し、当てたらマルとか。

いやこんな高度な問題は無理な王子である。なにしろ箱に人形を入れるところを見ちゃいない。積木と違って意味がわかっていないのである。


そんなこんなで判定は去年と一緒となった。でも先生も言っていたが、２歳と３歳では１００点満点が違うので、同じ点数がとれているという事は成長しているんですと。

王子の成長を見て少しほっとする執事と嫁であった。


ちなみにこの日の王子は朝から鼻水まみれですこぶる機嫌がわるく、検査が終わってから夕方に掛かり付けのお医者さんにて鼻水のお薬をもらうことに。



待合室の中の待合室で待機する王子。




待合室の中の待合室の窓の建付けを確認しつつ、




ぴやっ。

勢いよく開けて蝶番の強度も確認。


鼻水まみれでも人々の暮らしを見守る優しい王子であった。

本日の王子。




午前中は近所の大学キャンパスをお散歩したり、おばあちゃんご要望のアタック抗菌EXW詰め替えを買いに薬局によったり。

そもそも姫も嫁もふくめて家族４人でお散歩に来たのは世界初の出来事である。買い物を含めて約１時間。姫は抱っこひもに括られて最後までニコニコ、王子は一度も抱っこされることなく完歩のため最後はフラフラしていた。良い運動である。


帰宅後はすぐにお昼ご飯となって、満足した王子はしばしの睡眠時間となった。




むくっと起きたのはだいたい４時くらい。なにやら集中しているご様子の王子である。




積木だ。

ちょうど１年前のクリスマスに初めて積木を積めた王子。１年間たいして反復練習をさせなかったズボラな執事だったが、久しぶりにちょっと一緒になって積んでみた。

最初は昨年とたいして変わらず、３～４段積んだ程度だった王子なのだが、途中からどういう回路が繋がったかわからないがガンガン積み出し、この日最後は１０段積めるようになっていた。写真は嫁のiphoneから後日抜き出すとして、えらい進化である。


積み数もすごいが、最後は執事や嫁のことなどお構いなしで一心不乱に積木をするなんて。この集中力はなかなかである。

今年もしっかり成長して一年を終える王子であった。