引き続き福岡に飛んだ。
いよいよ1泊出張だ。お泊りセットをキャリーバー側いっぱいに詰め詰めして飛行機移動、帰りは仕事の資料少々と大きな声では言えないが頂きもののお土産を入れたらいっぱいになった無印良品のスーツケース。さてその使い勝手はいかに?
久しぶりの国内線、スターフライヤーマンがお出迎えだ。
日本のLowCostCarrierとしてはわりと初期から参入していて、エアバスA320が主たる機材のスターフライヤー。モニター付きのシートは狭いが、1時間程度のフライトならそれほど苦にならない。
ちなみに執事は国内線は10年以上のご無沙汰。LCCに至っては初体験だ。
さよなら地元。
一級河川の木曽川、長良川、揖斐川の流れが雄大だ。これら三大河川に限らず、この地区の川は遠く東から流れてきて、濃尾平野の西の端まできて急にその向きを南にかえて伊勢湾に流れる。これは養老、桑名、四日市断層帯の活動により養老山脈が隆起し、濃尾平野が沈降しているためだ。モノゴトにはすべて理由があるのだ。
ウェルカムなミネストローネ。
ホッとする時間だ。と言っても中部ー福岡間は1時間半弱なのであっという間ではある。周りはだいたい小休止で寝ているか、携帯ゲームをやっている。
ちなみに帰りはコンソメスープを頂いた。
広島上空。
原爆ドームが見える。いや肉眼ではまったく見えなかったが、写真を拡大してもけっきょくよくわからなかった。名もなき犠牲者に哀悼の意を示したい。
数千年まえから自国の利益を得るために戦うこと、いわゆる戦争をやめられない人類である。現在の秩序で戦争放棄が叶うことはありえないし、人は追い詰められたときに本質を示すものだ。たった70年、たまたま米ソ軍事均衡の中、白人同士で核が使用されなかっただけだ。もう一度核が使用されることも当然ありうると執事は考える。もういちど言うが、冷戦は白人同士の対立なのだ。
上陸に失敗した。敗走せざるを得ない。国際社会から孤立した。こんなとき将来の国の在りようを憂いて負けを認め屈辱に耐え再起を誓う国もあれば、地位や名声を失うくらいなら起死回生の一撃を馳走する国、というより指導者がいないとも限らない。
いきなり中洲の夜に飛ぶ。
美味しいオサカナと口当たりの良いお酒、少しまじめな話、愚痴、いろいろなモノが交じり合って宴の席としては久しぶりに楽しい時間を過ごすことが出来た。
2次会ではダブルスコアのお嬢さん相手に王子と姫のかわいさをアピールする場違いな執事と、浮気自慢を始める今日初めてお会いしたどこかの会社の社長さん。
このあと歓楽街のど真ん中で解散放置された。どこかの会社の社長さんは商社の若い営業と夜のとばりに消えていき、執事はというと実は初めての九州上陸、会社に請求できないタクシー代をケチって?ホテルまでの16分のお散歩を楽しむのだった。
そしてお宿に到着。狭いな。
あれ?仕事は?
今回のおしごとは工作機械メーカの視察である。機械精度から言えば超精密、サブミクロンを制御してミクロンの加工をする機械であるから、製作する工場の室温管理も±0.5℃という。これ人が入ったら影響を受けるのでは?というレベル。
ちなみにメーカの作業者、社員、みなさんあいさつができる。道具をそっと置く。加工物にそっと布をかける。焦りがない。淀みがない。ここは間違いなく良い機械を作ると感じた。
以上、今回の仕事のトピックスはこの5行に集約される。
これにて初日終了、1万歩には届かず。
2日目の朝。まずは洋食から。
ホテルのビュッフェはイタリアンな佇まいで、パスタもいい具合のゆで加減。
つづいて和食。
昨日歩いた1万歩を食いつぶす執事。さいきん2食にハマっている?いえいえ、ビュッフェですからこれはおかわりと言うのです。
レカロのシートなのか?
クルマのブログなのでここでネタふりである。帰りはANA、機材は737-800。各個シートにモニターが付いてない分、A320より安っぽく感じてしまう。ファブリックも含めてA320の方が座り心地も若干良好だった。
やっと無印良品のスーツケースのご登場だ。
荷物引取りターンテーブルからの無印良品スーツケース。帰りはお土産もそこそこなサイズになったので両手がいっぱいは嫌だな、というわけで無印良品のスーツケースを預けた。頑丈なボディーはキズひとつない?とうわけでもなく、コンベアに擦れたか黒い汚れが筋状についてきた。
もちろんANAの扱いでは判断できない。海外に連れて行けば機体荷室高さから地面レベルのカゴにスーツケースを投げ入れるふざけた会社もあるからして、それでも車輪やキャリーバーが破損しないかどうかは今後注視しよう。
クルマのブログなので一晩伊勢湾の真ん中で風雪に耐えたロードスターにもご登場いただく。
さて正式な名を”
キャリーバーの高さを自由に調節できるストッパー付きハードキャリー(19L) アイボリー ”という、無印良品のスーツケース、とにかく荷物は入らない。
この帰りの状態で、キャリーバー側半分はワイシャツとセーター、インナー一式と仕事の資料、充電器など旅のお供でほぼいっぱいである。残り半分はというと、40×350×220くらいの宴の席でもらったお土産を入れたらほぼ終了な感じだ。あと20~30mm厚なら入るかもしれない。
しかしながら、あぶれたお土産もほぼスーツケース同等のサイズがあるので、ひとつ大きな35Lでも全て入るとは言えないだろう。そう考えると19Lのこの一番小さいサイズの方が取りまわしが楽でいい。これをもって最終評価としよう。
2日目。5千歩歩かなかった。
宴の席での食事は軽めだったが、お酒はけっこうな高カロリー。2日目の朝もがっつり食べた執事のこと、今回のカロリー収支は負けだな。
Posted at 2018/02/17 22:33:48 | |
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