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王子のひつじのブログ一覧

2019年06月29日 イイね!

小林彰太郎氏の幸せな人生。

CAR GRAPHICの誕生と小林彰太郎展を見てきた。




1920年代中心のクラシックカーが並ぶ会場。壮観だ。


嫁方のおじさんが先日亡くなった。

今でこそ名古屋に居をかまえるが、おじさん一家はかつて鈴鹿サーキット近くに住んでいたこともあったそうで、一家そろってホンダ好き。

そんなおじさんの家のリビングには壁一面の書棚にカーグラフィックが創刊号から全巻揃っていた。ぜんぶおくれ?などと不届きなお願いをする執事に対して笑って往なし、代わりにと同じ二玄社の”世界の自動車”をひと山頂いた。

そういえばおじさんは趣味で絵を描く人で、晩年は近所で教室を開いたりして絵を描く楽しみを伝えてた。うちにも2枚ほど、いち枚は花、いち枚はおじさんにしては珍しい人物画を頂いた。

頂いてばかりの執事、、プラモデルのホンダF1を作って寄贈したのは懐かしい思い出である。




話を会場に戻そう。

まずは1924年製ランチアラムダから。現在製作中のストラトスを生み出したイタリアのランチアの最初の成功車だ。

名前と、チラと写真を見た程度の知識しかない執事、初めて見る実車はまるで長大な筆入れのごとしである。ちなみに世界初のモノコック、世界初の前輪独立懸架、13度狭角V4エンジンなどの高度な技術と実用性を兼ね備えたこの1台は小林彰太郎氏のお気に入りだったそうな。




1949年製、MG TC。

今回唯一1920年代ではない一台。小林彰太郎氏あこがれのスポーツカーだったとのこと。




これは有名な1台だ。

小林彰太郎氏といえばコレ、というくらいカーグラフィック誌読者や、CGTV視聴者には知られている、1928年製オースチンセブンである。

執事にとっては偉大なるロータスの処女作、Mk.Ⅰの車台として記憶に残る。あぁ・・・ロータスの方のセブン欲しい。




続いては1926年製のブガッティT23。

大阪の修理工場に眠っていたスクラップを小林彰太郎氏がレストアしたという。籐で編んだキャビンが良い味出しているが、これが実現できるということは車台が強固という証。




でた。マーシャル。

アンプではありません。それにしてもこのマーク、ネコはどこいったの?




最後は1928年製、ライレー9ブルックランズ。

まったく執事の知らないクルマだ。時代を感じさせない流れるような美しいボディー、有名なブガッティT35と比べても負けていない。




その美しさに姫も感心しきりである。


おっと。今回は姫の初めてのアウトガレリアルーチェ視察だった。人生に制限のない姫にとって、柵の向こうに入ってはいけないというのはなかなかの苦行だったようで。おつかれさまです。
Posted at 2019/06/29 23:31:16 | コメント(1) | トラックバック(0) | イベント | クルマ
2019年06月26日 イイね!

一夜限りの”pastry shop sheepshaver”

姫が3歳になった。


良くしゃべり、怒って、泣いて、よく笑う。心身ともに健やかにご成長されている。

しかし相変わらずアレルギーで食生活に制限があるため、今年も誕生日のケーキは例の御用達で仕入れてこなければ。






ん?休み・・・でもない?

張り紙のとおり裏からまわってみた。

どうやら寄る年波には勝てず、店をたたんだそうだ。地元でただ一軒アレルゲンフリーのケーキを扱ってくれていた聖なるピエールは天に召されたのだった。

お店は天命を全うされたものの、店主はご健在ということで、これまでのお礼とともにレシピをお聞きすることができたのは幸いである。










無いものは作るしかない。

こうして今夜だけ?限定の”pastry shop sheepshaver”が開店した。

ケーキなんかもちろん作ったことはない執事だが、生クリームを塗ってみるとなんとなくデカールをデザインナイフで切ってる感覚で皿をまわしながらぬりぬり。嫁いわく、どうやら本職もターンテーブルで回すらしい。モノづくりと通じるものがあるのだった。

ちなみにイチゴだと王子も姫も意外と苦手なので、食い付きの良いモモをふんだんに使ったホールケーキが完成した。




はっぴばーすでーつーゆー♪

プレゼントのメルちゃんは、タカラトミー一択のおもちゃ業界にあって異端のパイロットインキ製。さいきんの姫はYouTubeなどで得た情報をもとにあれが欲しいだのなんだのと言えるまでにご成長されている。

大変危険でございます。






もくもくと食べる姫。もちろん王子もおこぼれに与る。

執事ももちろん頂いたけれど、今回のケーキは大成功だった。いろいろと生クリームのヒントを頂いたサンピエール店主、ならびにアレルゲンフリーのホットケーキミックス情報をくれた会社後輩に感謝である。




おっ?その小袋は?

かわいいかわいい姫のために、おばあちゃんが用意したのは何にでも変わるいつもの不思議な紙きれだ。今はガチャガチャのための小銭にご執心の姫だけれど、それの価値に気づく日も近いのだろうか。

まったく大変危険でございます。
Posted at 2019/06/26 22:47:45 | コメント(1) | トラックバック(0) | 姫のできごと | 暮らし/家族
2019年06月23日 イイね!

フジミ ポルシェ911カレラRS (1)

ポルシェだ。


ポルシェと言って最初に思い描くのは550。あれはいいな、軽いのが良いな。

次はなんだろう?917かな。ポルシェの技術を疑うつもりはないけれど、軽量・小排気量のイメージしかなかったポルシェがよくもあんな巨大なエンジンを作ったものだ。24h耐えたのが今でも信じられない。

次はやっぱり956。あれ?いつまでたっても今日の主役の73カレラが出てこないじゃないか。


73カレラもポルシェを代表する一台だ。軽い車体に200hp、歴代911の中ではなかなかイイ感じのライトウェイトスポーツである。そしてスリークなバンパーといい、シンプルなダッグテールといい、ナローポルシェの中でもデザインが秀逸。

これは模型映えすること間違いなし、なのだけれど。




執事が所有する73カレラのプラモデル。

これはフジミ模型のエンスージアストシリーズという、完成すると見えないくなるエンジン内部のシリンダーの頭まで再現した精密模型だ。その心意気やよし。

しかし何をどうしたらココにこんなタテバリがでるんだろう。そしてネットのどの作例を見ても究極的に後ろ脚の建付けがわるく、ヒトで言ったら本来曲がらない方向に骨折したかのようなデッサン。

執事の腕前ではとてもまともに完成させられる気がしない。








仮組してみた。

おお?どこからどう見ても73カレラにしか見えない。これは良いんじゃないか?もしかしたらストラトスと並べてトミカプレミアムごっこができるんじゅないか?






甘かった。

何このほとんど接着代のないバンパー。フェンダーアーチからまったく繋がりのない造形。完全に浮足立ってるエンジンフード。埋没した窓枠のモール。そして恐ろしいバリ。


萎える。




気にしたら負けだ。

とりあえず手持ちで、同じくフジミのエンスージアストシリーズの911Sと並べてみた。いいね、このふくらみ。73カレラはリアタイヤが185から215に太ったためフェンダーがさらにグラマーになったのだ。


うーん。いっそこのなんだかボディーが色あせてる69年式911Sを人身御供にしていろいろ学んでみようかと。こうしてストラトスが地味なループから抜け出すまでの手慰みにされそうな911Sなのであった。
Posted at 2019/06/23 20:54:00 | コメント(5) | トラックバック(0) | 1973 ポルシェ911カレラRS | 日記
2019年06月22日 イイね!

ハセガワ ランチアストラトスHF (3)

こつこつやっていたストラトスの近況。




足回りがしっかりしてきたので、ここでニヤニヤタイム。

フィッティングの確認とかなんとか理由を付けてボディー系のパーツを合わせてみた。いちばん気になるのはリヤスポイラーがスキマだらけなことだけれど、たぶん実車も別ピースなのでどうしようかな。

それにしてもかっこいいなぁ。




適当なモールドはさっさとナイフで削除する。

恐ろしくダルいキャッチピンはどうせ塗装で塗り分けできないという理由で切り飛ばしてしまえ。

それにしてもプラモデルの材質はポリスチレンというそこそこ硬質なプラスチックではあるのだけれど、そうは言ってもガラス繊維強化樹脂ではない。こんなに摩耗するってところを見ると相当軟らかい鋼材で金型作っているんだろう。




ケース固定用ナットの取り付け。

ストラトスはタイトなクルマなので、1/24と言えど床下にスペースがあまりない。よってエンジンパーツにナットを付けたいのだけれど、シャーシ基盤と別パーツなので強度が心配だったため補強しまくってみた。



と、ここまで6/初は順調に進めていたものの一気にスローペースになる事件発生。




当初犯人呼ばわりされたタミヤの瞬着。

パテ埋め代わりにサクサク削れるとのウワサを聞いて投入してみた。実は1年前なら黒瞬着がその役割だったのだけれど、久しぶりに模型を再開してみると中身は全て硬化していたため、リリーフ登板したのだ。




リヤのオーバーフェンダーをスムージングしてみた。

おおっ。いいんじゃないか?ぬりぬりして硬化スプレーをどばどば吹いたら2、3分で触れる感じ。5分もすればちゃんと削れる。これでストラトスの魅力的なリヤフェンダーがヌルヌルの一体モノになるにちがいない。




そして2週間が過ぎる。

いっこうにヌルヌルした一体感が生れてこない。削っても削ってもスムーズにつながらず、再度瞬着。果ては彫刻刀で直下彫りしてはまた切削。単に削る技術の問題、真犯人は執事だった。


せっかく足回りが決まって、あとはデカールの勝負だと気合が入っていたのに、えらい早い段階で空回りを始めるとは。
2019年06月21日 イイね!

うちの俳優陣。

七○三の写真ができあがってきた。




なんとも素敵なUSBに入って。

姫の1歳のバースデー写真に続き、今回もお世話になった街の写真館Memorisさん。お値段据え置きでいろいろと演出がグレードアップしているようだ。もちろん写真の出来栄えは相変わらずのすばらしさである。




主演男優賞ノミネート?

考古学者が遺跡を舞台にさまざまなナゾ説きをしながら冒険するアレですか?インディアナ・ジョーンズばりに知的トレジャーハンターを演じるのは王子である。




主演女優賞ノミネート?

彗星のように現れ、高い演技力で世界を魅了する新人女優は、実は繊細なココロの持ち主。撮影の合間に見せるほんの一瞬の隙をキャメラマンに激写されたのは姫である。




お二人ともいい表情をなさって。


たしかに王子の一瞬を切りとるのは大変な作業だったけれど、こうして残る表情を見るとまた写真館にお願いしたくなるなぁ。もちろんベリーエクスペンシブなので隔年で。
Posted at 2019/06/22 00:04:45 | コメント(0) | トラックバック(0) | イベント | 暮らし/家族

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何シテル?   06/09 00:03
王子の執事です。 全て中古でFF、FR、4WD、MRといろんなクルマを乗り継いできました。唯一所有しなかったRRは、もちろんポルシェ・・・ではなく、兄のセ...
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