2016年06月16日
みんカラ登録して本日で10年を迎えました。
沢山の思い出をありがとうございます。そして、これからも宜しくお願いします。
さて、タイトルのナビキャンセルですが、最近と~っても羨ましいお車が納車された方のコーディングについてご質問がありましたので、こちらでも紹介してみようかと思います。
HU_NBTの場合、皆様がご存じのように下記二つのwerte値をFF(255km/h)に書き換えることで、実質上ナビキャンセルが設定できます。
SPEEDLOCK_X_KMH_MIN
SPEEDLOCK_X_KMH_MAX
この方の場合は、HU_NBT2なので下記二つのwerte値を変更することになります。
SPEEDLOCK_SPEEDVALUE_MIN (defaultは3_kmh werte=03)
SPEEDLOCK_SPEEDVALUE_MAX (defaultは5_kmh werte=05)
で、例のごとくwerte値をFFに書き換えたら下記のようなエラーが出ちゃったそうです。
"SPEEDLOCK_SPEEDVALUE_MIN: Mask 11111 and value 11111111 don't fit."
"SPEEDLOCK_SPEEDVALUE_MAX: Mask 111111 and value 11111111 don't fit."
少し調べましたら、bimmerfestフォーラムにありました。
http://www.bimmerfest.com/forums/showthread.php?p=9503633
内容を読んでみると、エラーに出ている数字は進数のことでした。
再度書きますが、エラー内容は下記のとおり。
SPEEDLOCK_SPEEDVALUE_MIN Mask 11111 and value 11111111 don't fit
SPEEDLOCK_SPEEDVALUE_MAX Mask 111111 and value 11111111 don't fit
上記二つのエラーは、MINがMask11111(1が5つ)、MAXがMask 111111(1が6つ)で、 11111111(1が8つ)は合致しないと言っています。
10進数・2進数・8進数・16進数の対応表が下記にありますので、参考にしてください。
http://cute.sh/solairo/binary/01.html
この表によれば、MIN Maskの11111は16進数で1F(31km/h)、MAX Maskの111111は16進数で3F(63km/h)ということになります。
設定しようとした11111111(1が8つ)はFF(255km/h)で、これは合致しないと言っているので、フォーラム記載の内容では、設定できるwerte値の上限は下記のようになると思います。
SPEEDLOCK_SPEEDVALUE_MIN werte=1F
SPEEDLOCK_SPEEDVALUE_MAX werte=3F
つまり、ナビ操作は31km/hまで、テレビなどの映像は63km/h以上で写らなくなるってことになると思います。
流れの良い道路や自動車専用道ではこの速度以上で流れることになりますので、中途半端なキャンセル機能になってしまいますね。
試しに、進数表を参考に上記値以上の数値を設定されると同様のエラーが出ると思います。
私の車で試験できませんので、上記内容が正しいのか検証することが出来ませんが、今後の報告で追記させて頂きたいと思います。
HU_NBT2の方でwerte=FFの設定が出来ていても、今後のコンピュータアップデートで設定できなくなる可能性が高いと思われますので、ご注意ください。
Posted at 2016/06/16 11:40:59 | |
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コーディング | 日記
2016年05月25日
ISTA-D(Rheingold)日本語化ですが、決してシリーズ化しようなどとは考えていません。
その2で、裏技?を紹介しましたが、私って神が味方についてます。
さきほど、ゴニョゴニョとやって日本語化SQLiteファイルを作ってみました。
作ったと言うより、他の言語の奴のランゲージ情報を書き換えただけ。
起動時に表示されていた「データバンク接続エラー」は表示されることなくRheingoldが起動するようになりました。
当然ながら、スパナマークからの日本語選択が裏技無しで可能となりました。
不具合は無いと思いますが、ちょっと注意して使ってみようかと・・・
追記
ランゲージ情報の書き換えで日本語の選択が出来るようになりますが、プロセスなどの説明はSQLiteファイルから表示しているので、日本語にはなりません。
旧バージョンの日本語SQLiteファイルを入れて選択した場合は、バージョンが相違するというエラーが出ますが、これもバージョン情報を書き換えることにより使えるようになります。
但し、新バージョンで拡張された機能が使えるかは不明です。
Posted at 2016/05/25 11:12:12 | |
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コーディング | 日記
2016年05月18日
注記
このブログは、古いバージョンのISTA-Dに有効な手段です。
新しいバージョンでは、SQLiteDBsファイルを退避させるとISTA-Dが起動しなくなり、日本語にチェックすることが出来ないようです。
昨日ISTA-D(Rheingold)3.55.11をインストールしていて気付いたのですが、ISTA-D(Rheingold)の画面表示を簡単に日本語に出来るんです。
通常なら、日本語対応のSQLiteDBsファイルが必要で、このファィルをSQLiteDBsフォルダに置くことでスパナマークからの日本語選択が可能となります。と思い込んでおりました。
フォーラムなどで配布されているISTA-D(Rheingold)には、英語やドイツ語対応のSQLiteDBsファイルがあらかじめ入っているために、インストール解説を元にインストールすると日本語を選べないため、日本語対応のSQLiteDBsファイルが無ければ日本語化出来ないと思い込んでいたんです。
実際、古いバージョンの日本語対応SQLiteDBsファイルを入れて無理矢理日本語化したりしてましたが、起動時にはバージョンが違うぜってエラーメッセージが出てました。
画像として取り込んでいませんので、画像による説明は省略します。
作業は簡単、C:\Program Files (x86)\Rheingold\SQLiteDBsフォルダ内のSQLiteDBsファイルを任意の場所に待避させて空にしてISTA-D(Rheingold)を起動します。
スパナマークをクリックすれば、今までグレー反転でチェックできなかった日本語の他に他国語も選択可能になっていますので、日本語にチェックを入れてISTA-D(Rheingold)を閉じます。
SQLiteDBsファイルを戻して終了。
この時には、旧バージョンの日本語対応ファイルは戻しません。
ISTA-D(Rheingold)を起動してスパナマーククリックで確認すると、日本語はグレー反転となっているもののチェックは外れていないため、ISTA-D(Rheingold)の画面表示は日本語表示が維持されます。
言語ファイルといわれるSQLiteDBsファイルが無くても日本語表示出来るなんて、思いもしませんでした。
日本語対応のSQLiteDBsファイルは入手困難又は不能なぐらい落ちていないんです。
ISTA-D(Rheingold)には色々な機能が備わっているらしく、今後はプログラム機能なども追加されるのだとか。
ディフェクトメモリーの消去ぐらいしか使っていない私ですから、SQLiteDBsファイルにある文書が英語であっても問題無いんです。
というか、SQLiteDBsファイルが無くてもISTA-D(Rheingold)は使えると思います。
SQLiteDBsファイルは、重要なファイルでした。言語とデータベースファイルなので、これが無ければ車両との接続は出来ません。
Posted at 2016/05/18 11:55:34 | |
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コーディング | 日記