自分のコペンセロはノーマルグレードです。
元より
スポーツシートや
車高調は自身の気に入ったモノを入れるつもりであったことから、いわゆる「S」グレードは選択しませんでした。
これまで自身が選んだパーツを入れることを進めてきましたが、Sにあって、欲しかったにも関わらず未導入だったもの。
それは「パドルシフト」でした(自分のセロはCVT車です。)。
ネットを徘徊していると、ノーマルグレードでも多少の工作で導入可能ということを知り、自分もチャレンジしてみました。
まずは必要なものの購入から。
パドルシフト本体(純正品番:84702-B2030-B0)
これをノーマルステアリングに装着すべく加工していきます。
こちらの作業では、不要な突起物を削っていきます(中央の山形の突起物と円筒形のプラピンは装着時のグラつき防止のため残しています。)
そして転写用の型紙を作成しておきます(自分は該当部分をコピー機にかけてそれをもとに作成しました。)。
一方、ノーマルステアリングの取り外し。
まず、バッテリーのマイナスを外し、暫し放置した後(エアバッグ誤作動防止のため。)、エアバッグユニットを取り外し。
次にクロスレンチ(19mm)でステアリング本体を外していきます。
ステアリングプーラーがあれば楽なのですが、今回はセンターナットを二山ほど残し、引っ張って外しました。
そしてパドルシフトを取り付ける裏側のカバーも取り外します。
先に作成した型紙を使用して、おおよその当たりを付けながら、裏側のカバーに穴開け加工していきます。
そしてパドルシフトのネジで仮止めして左右の高さを微調整(ここ大事です!)。
あとは、配線を通す穴を開け、ネジの本締めと配線を行い、ステアリング側の加工を終えます。
パドルシフトのコネクタを車体側の空きスロット(エアバックユニットから外した「赤配線」のある一番右側:取り外し時写真参照)に接続し、先と逆の手順にてステアリングを再装着します。
パドルのグラつき、動作、警告灯類に問題ないことを確認して、ノーマルステアリングのパドルシフト化完了です!
社外品でもパドルシフト化は可能なようですが、同じく社外ステアリングの使用を前提としており、エアバッグとオーディオスイッチが失われてしまうこと、
純正オプションのmomoステを使用となると10万円近く(!!)飛ぶとのことから、今回のノーマルステアリングを活かしたままのパドルシフト化となりました。 多少、手は掛かりますが、費用対効果は充分です。
また同じく純正流用でサイドブレーキノブをメッキ化しました。
回して外し、留めるだけのお手軽作業です。
トヨタ純正パーキングブレーキレリーズロッドノブ(純正品番:46217-53010)
コスト削減のせいか、共用部品が増えており、その車格に関わらず似たような内外装部品が増えている昨今ではありますが、見方を変えれば純正流用には都合がいい状況でもあります。先人達のチャレンジと情報共有に感謝いたします。
またこれで走るのが楽しくなりました!
Posted at 2019/10/05 16:58:10 | |
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