修正版・初めて乗った、115系近郊型電車

4月27日に、超ミニ・鉄道旅をしてきましたが、
この時に一つしたかったのが、
１１５系近郊型電車に乗ることでした。

私が小さいころ、国鉄の鉄道ブームが凄かったのですが、
この頃に、東京や大阪、名古屋など、東海道を中心に、
中距離の近郊区を結ぶ通勤電車として活躍したのが、
１１１系、１１３系という電車で、これの発展型が１１５系になります。

小さいころ、親父方の実家が、ＪＲ京都線・吹田駅に近い事もあって、
よく亡き祖父に連れられて線路沿いの道路から、線路のそばまでよって見れる
ポジションがあって、よく列車を見ていましたが、
元々各停しか停まらない吹田駅をすごいスピードで通過していくのをみて
速い電車だなぁ、と印象があったのが、この１１３系でした。

各駅停車で使用されていた近距離通勤電車の１０１系、１０３系と違って、「快速」として使用されていたこの
１１３系は、オレンジにグリーンの２トーン色をした「湘南色」と言われるカラーで、
小さいころの私には、この快速型１１３系が特別な列車という思いがありました。

小さいころ、親父と吹田の実家に遊びに電車で行った時、この快速にのりたくて、
大阪駅～吹田駅の間で、快速は大阪の次の、新大阪駅に停車するので、
その１駅だけ、快速に乗ったこともありました。

急行列車にある、クロスシートは、当時ロングシートの通勤車両にしか
乗ったことがない私には、斬新なもので
しかもトイレ付というのも何か豪華な感じがした記憶があります。

ただ、１１５系は京阪神地区で走っていたと思ったんですが、
カラーリングの特徴から、私の勘違いで１１５系は走っていなかったようです。

で、先日、１１５系に初めてのりました。

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今現在走っている１１５系は、昔の物と違って、改良に改良を重ね、
今なお生き残っているという感じですが、
シートなどは昔の１１３系のようにＢＯＸ型、背もたれ直角のクロスシートではなく、
今、新快速や、快速で使用される２２３系電車の物と同じ、
背もたれに傾斜が付いたものになっていましたし、
車内も内装が改装されたようで、綺麗になっていました。

今回搭乗したのは、色が体質改善後の更新色に塗られたもので、
姫路～播州赤穂間を走る各駅停車の１１５系です。

動画の発車シーンは１月に撮影したもので、
今回乗った１１５系は、トップ画像の車両。

岡山電車区所属の、
想定寿命３０年を目指す３０Ｎという延命改良施工が実施されているもので、
動画の発車シーンの同じ１１５系でも少し運転席の部分が違います。

まぁ、細かい部分ですので、車内の感じは同じと思っていいとおもいます。

・・・この３０Ｎ改良は２００２年ころに実施されているらしく、ということは、そこから３０年、
２０３２年まではこき使う、ってこと・・・？！(笑)

じゃなく、１１５系の最終製造時期が１９８３年ころなので、そこから３０年、
２０１２年までは使えるように改良されている、ってことでしょうか・・現実には・・

スピードは今の２２３系等と比べると遅いですが、
まぁ、昔の国鉄車の、直巻きモーター音の独特の音は、懐かしかったです。

ただ、この車両、もうかなり延命措置の施された車両なので、
現代の電車からしたら、もはや骨董品に近いのですが、
関東の千葉・房総地区、岡山、広島地区では、今も現役バリバリな、国鉄車です・・