大阪市営地下鉄・乗り撮り鉄その１・谷町線

大阪市営皆さん、こんにちは！

いやいや、台風やら大雨やらで
大雨が降ったり、気温が２０℃という
寒さで今までの６月の天気とは
思えないくらいの変な気候ですが
体調は崩されていないでしょうか？



さて、自分は、２０日の休みの日、ある目的も兼ねて、出かけました。

いつもはＪＲの、乗り放題切符「関西ワンデイパス」を利用して
あちこちに遠征するんですが、

今回は、今の時期はそのピップも販売されておらず、
ある所へ何か所か行くのも兼ねて、そこへ行くのに使う
大阪市交通局の大阪市営地下鉄を、１日乗ってみようと思い、
乗り鉄をしました。

前まであった、毎月２０日のみ、地下鉄、市バス、ニュートラムが乗り放題の
ノーマイカーチケットが去年廃止され、


今はそれまであった、１日全線乗り放題乗車券とノーマイカーデイ・チケットを統合した
エンジョイ・エコカードなる物があって、
それを利用することに。

このカードは、大阪市内にある、通天閣、大阪城、海遊館などの
観光施設などの入場割引などが受けられる特典つきです。

まず、近鉄であべのへ出て、地下鉄・天王寺へ行き、乗車券を購入します。

最初の目的地へ行くのに、谷町線を使うので、谷町線へ向かいますが、
この谷町線のホームは、御堂筋線の天王寺とは結構離れていて、
少し乗り継ぎが不便です・・・(>_<)

大学時代は、通学でこの谷町線を使用していましたが、
この谷町線は八尾市の八尾南と守口市の大日を結ぶ、約２７キロにも及ぶ路線で、
大阪市営地下鉄では一番最長路線になっています。

で、目的地のある、長原駅へ向かうのに、八尾南行きに乗りました。
やってきたのは、２２系です。（画像は、同型車）



実は、この車両の正式な車両系列名は新２０系と言われるもので、
元々、先代に２０系と言われる車両がいますが、それのＦＭＣ版と言う感じでしょうか？

初代２０系は１９７３年登場でチョッパ制御、
後に出てくる１０系と言われる車両の試作車になっていました。

あと、１９８４年にＶＶＶＦインバーター搭載車としてデビューする２代目があり、

今回乗った、谷町線と、大阪南港近くのコスモスクエアから、西九条経由で、
現在近鉄・けいはんな線と直通運転している中央線用に作られた車両です。

私もこのＶＶＶＦ・２０系はよく乗りました、

今現在は、谷町線からは撤退し、中央線のみでの運用になっています。

新２０系は、１９９１年に登場した車両ですが、使用路線によって
２１系～２５系と、形式を区別しているようですが、基本的な性能や構造はほぼ同じ様です。

大阪市営地下鉄の主力戦闘機です。

で、長吉で下車して、目的地へ行き、再び長吉に戻ります。

終着駅の八尾南まで行くことにしましたが、ここにやってきたのが・・・



なんと懐かしい、私が小学校の頃、主力戦闘機だった、３０系と言われる、車両です。

１９６７年に登場したこの３０系は、
アルミボディと、ステンレスボディを持つものが存在しており、
私が幼少のころから、御堂筋線をはじめ、各路線で走っていたのを覚えています。

実はこのころの地下鉄は、全車扇風機という、非冷房時代でした。

なぜかと言うと、ただでさえ、車両の熱が地下構内の温度上昇を招くのに、
そこへ冷房化工事を行うと更なる温度上昇を招くという事、
更に、」アルミボディなどの車体の屋根に、冷房装置を装着すると
重さに耐えられないという事で見送られ、
この頃の交通局は、もっぱら、駅、ホーム、地下構内の冷房化に全力状態でした。

実際に冷房車が登場するのは、１０系と言われる３０系の後継車になってからで、
元々発生熱が低く抑えられていたこともあって、当時の利用客の声も反映され、
１９７７年ころから試験を重ねて、冷房化に問題なしという事で、
１９７９年に冷房車両・量産化に踏み切ったのが初めだったようで、
当時は話題になったのを覚えています。

このころはまだ３０系は当然全車非冷房で、３０系が全冷房化されたのは
まだそれ程昔では無かったと思います。

大学に通学していたときも、３０系はまだ扇風機だけだった気がします。

この３０系は今現在、谷町線のみで運用がされていて、
恐らく大阪市営地下鉄で一番ボﾞ・・ｹﾞﾌﾝｹﾞﾌﾝ、古い車両だと思います。

で、八尾南駅に到着、撮りを楽しみました。


●八尾南駅の駅表示。　ラインカラ―は紫で、沿線には四天王寺をはじめ、
　寺が多くあったので、僧侶の袈裟の色から、イメージされたそうです。


●谷町線の軌道です。
　集電スタイルは、車両の台車から集電する、
第三軌条方式と言われるもので、電圧は、直流７５０Ｖ。
大阪市営地下鉄で最もポピュラーな集電スタイルです。


●２２系。
　谷町線の２２系には、他に、２２系５０番台があります。
　これは、中央線から編入してきた、新２０系の中央線仕様：２４系と、
　大阪トランスポートシステム：ＯＴＳから編入してきた、
　２４系５０番台があって、これらを２２系５０番台として区分しているそうです。


●３０系。　大阪市営地下鉄の骨董品・・ｹﾞﾌﾝｹﾞﾌﾝ、一番古い系列車両になります。


●３０系の車内です。　冷房化工事の際、扇風機の在った場所に
　回転式の送風機が換装されています。

で、すぐそばに車庫があって、新２０系がお休み中でした。



一番遠くに見えるのは、３０系なんですが、ボディの特徴から、アルミボディの
冷房化工事車と、思われます。

谷町線には、新型車両、３００００系も存在していますが、
この日は見る事が出来ませんでした。

この後、天王寺に戻って、昼食をとり、御堂筋線、堺筋線に乗りに行きました。

続きは後日。