
皆さん、こんにちは!
最近は、寒さが一気に加速し、
秋から冬に向かっているのが
よく解りますが、
皆さんは風邪をひいていませんか?
私はウマシカなのに、風邪をひき、しかも治りかけたのにぶりかえすという、
厄介な状態に陥り、今もせきが止まりません(T_T)
さて、先日、数回にわたって、撮り鉄に行ってきました。
まぁ、最近は爆走新快速の通過動画とかを嬉しそうに撮るという、
かなりマニアックなこともしているので、静止画は少しですが・・
今回は日付順不同で、申し訳ございませんm(__)m
今回は、鉄道ネタで長くなるので、興味のない方はスルーしてくださって構いません。
まず、大阪駅の3番ホームで撮影した、
回送待ちの205系0番台・京阪神各駅停車仕様です。
この
205系と言う電車、実にバラエティに富んだ列車です。
1985年、国鉄時代に登場した通勤電車でして国鉄が民営化してJRになってからも、
JR西日本と、JR東日本でその後も改良型などが設計、製造された形式です。
実は1984年度に、
205系0番台・量産先行車として、10両編成・4本がデビュー、
その後
0番台量産車として、国鉄時代~JR東日本の首都圏、近郊、
JR西日本の京阪神地区用に製造、投入されました。
民営化後は、JR東、西日本で独自に205系の改良型を設計、製造していき、
前面デザインも東日本車はバラエティに富んだ物になって行きました。
一方、西日本では、阪和線用に
205系1000番台を新規設計し、今現在も阪和線で現役を務めています。

●JR西日本・205系1000番台・阪和線仕様
0番台と1000番台は運転席の前面窓の大きさの違いが特徴です。
なお、同じ205系1000番台でも、JR東日本の南武支線を走る、
2両編成の
205系1000番台とは全然関係はありません。
で、量産型の0番台も京阪神地区に321系通勤電車が投入され、
2006年2月初旬に京阪神用の7両編成だった0番台の4本が
阪和線用の編成に両数組み替えを行い、6両編成、8両編成各2本ずつとなり、
当時阪和線を走っていた一部の103系を置き換えるべく
日根野電車区へ転属、1000番台と共に走っていました。
阪和線の205系1000番台は当初、最高速度が100キロだったのが、
快速運用への対応で、最高速度が110キロまで引き上げらているのに対し、
205系の0番台は103系の置き換え用なので最高速度100キロのままでした。
2010年12月、当時建設中だった大阪駅ビルへの和歌山からの輸送力強化の為に
和歌山~大阪への直通快速増便に向け、
阪和快速用の
225系5000番台が登場して、
大阪環状線直通乗り入れの関空紀州路快速増加が始まり、
環状線の103系が余剰になって、阪和線等へ転属が始まり、
その結果余剰になった205系の0番台編成が全車運用を離脱ししてしまいました。
この後この0番台は大阪の宮原総合運転所に転属、留置されていましたが、
2011年3月、神戸線から、東西線、学研都市線(片町線)等への
直通快速などの車両に207系、321系などを投入した関係で不足した、
京阪神地区の普通運用に再び復活。
しかし、現在の京阪神間の普通電車の最高速度は120キロに対し、
この205系0番台は時速100キロのままなので、当然運用も影響のない
早朝などの時間帯等にのみ、再び運用に入っています。
この京阪神と阪和線の205系の0番台、1000番台は、
共に最近、JR西日本お得意の、
「古い車両を末永く大切に
扱き使いましょう」方針にのっとって、
体質改善工事を受けています。
で、となりに、この205系0番台を阪和線から追い出す一因にもなってしまった?
環状線の103系が来たので、2ショットをパチリ
お次は225系です。
天王寺で撮影した、天王寺駅始発・環状線経由・関空紀州路快速の
225系5000番台です。
天王寺を発車する関空快速は、元々阪和線の始発ホームの4番乗り場から発車するもの、
天王寺始発で、11,12番ホームから環状線内回りを1周経由して関空へ向かう関空紀州路快速、
京橋始発で、環状内回りを経由して天王寺の15番ホームを通る関空紀州路快速があり、
種別表示は混乱を防止するためか、
天王寺始発で環状線を1周して和歌山・関空方面に
向かう快速は、始発駅の天王寺駅では「普通」と表示しています。
行先表示も「大阪環状線」となっていますが、発車してすぐに、種別表示、行先表示も
「関空紀州路快速」と変わるのでしょうか?
まぁ、環状線内は、福島駅までは各駅停車ですし、
車内放送も快速案内をしていますので、あまり問題はないのでしょうね(^^)
お次は、大阪駅で撮影した、宝塚行きの快速、
225系6000番台の4両編成でした。
この225系6000番台は、新型車ではなく、新快速、快速向けに製造された
225系0番台の改造車両です。
大阪~宝塚~丹波篠山、福知山方面への快速用として登場したのはいいんですが、
先代223系の、福知山快速用の223系6000番台のような新造車ではなく、
元々225系0番台の快速、新快速の増結車として存在していた6両、4両編成のうち、
何編成かを最高速度を130キロから、丹波・福知山快速用に120キロまでディチューン、
便宜上223系6000番台と同じ意味合いで225系6000番台としています。
6000番台の目印として、正面窓の下の方にオレンジのラインが入ります。
何も120キロに改造しなくても、同じ時速120キロ性能なら、関空や、阪和快速用の
225系5000番台があるのに、と思いますが、阪和快速と京阪神の快速では、
規格が違い、座席数も京阪神用は左右2:2の4人掛けなのに対して
阪和線用は2:1の3人掛けになっているために5000番台を走らせることはできません。
すると、横の5番ホームに、神戸、姫路方面へ向かう、快速「加古川」行の、
225系0番台が入線してきました。
ここで、225系0番台と、元0番台の6000番台が並んだので、
2ショットをパチリ。
お次は、膳所駅で撮影した、117系型電車です。
117系は以前も書きましたが、京阪神の「新快速」の3代目車両だったもので、
1980年~2000年初めまで、新快速や、各地の普通、快速運用に就いた、
デザインなど、やたら全国統一規格にこだわる国鉄のは珍しい、
京阪神地区専用設計車両としてデビューした経緯のある車両です。
当時は転換クロスシートなど、乗り心地も良く、名古屋地区の快速にも投入されるほどの
人気ぶりでしたが、今現在は名古屋を含め東海地区からはほぼ撤退、
一方西日本では、一部が福知山線用に改造を受けたものも登場しましたが、
新快速の運用から外れた117系は各地のローカル線用に転属して行き、
今現在は、広島、岡山、山口、和歌山、そして、京都・滋賀などで普通運用で
その活躍を見る事が出来ます。
今現在、元々の新快速色と言うか、オリジナルの国鉄色に加え、
JR西日本が国鉄車にやっている、各地域の単色塗り車も増えてきていまして、
この117系も少しずつ地域色に塗り替えられています。
では、オリジナル色から、今まで塗られていた色を見て頂きましょう。
こちらが、新快速色と言うか、関西急電色と言われるオリジナルの塗装色で、
国鉄色と言われるものです。
こちらは、JR東海所属の117系で、東海色と言われるものです。
こちらは、和歌山のきのくに線、紀勢線で走っている117系の塗装色ですが、
今はこの青緑を和歌山地区の地域色とした、単色塗り車も出ています。
他にも、岡山~広島、山口では、山陽地区の地域色として
濃黄色の117系の単色塗りも走っています。
そして、京都の地域色とをまとった117系がこれです・・・・
膳所駅で撮影した、抹茶色の、117系です。
この電車は、草津線・柘植(つげ)行きの普通列車です。
草津線のほか、湖西線でも見る事の出来る列車です。
かなりのパンチがありますねぇ~(^_^;)
続いて、再び、天王寺駅です。
天王寺駅・阪和線ホーム・4番乗り場の、225系5000番台・関空快速です。
阪和線ホームの、天王寺始発の、関空快速は珍しくありませんけど、
普通は早朝のみで、この様な夜間の発車はまずありません。
関空快速単独の夜間の運行は、京橋始発になっています。
この日の夜、環状線の、森ノ宮~大阪城公園間で、人身事故が発生し、ダイヤがかなり混乱し
関空快速の一部がこの阪和線ホームの天王寺駅始発に変更になったためです。
お次は・・・
これもまた珍しい、天王寺の阪和線ホームの8番乗り場に居た、
225系5000番台の「普通」・和歌山行です。
確か225系は、天王寺~和歌山間では、普通運用に入ることはないはずなんですが・・
時間は時計にあるように、夜の9時15分頃ですが、
たいてい、7番ホームに元環状線のはめ殺し窓の103系普通・和歌山行がいて、
となりの8番ホームには、オリジナル窓の103系普通・和歌山行が並んでいます。
いつもは、
な、感じが普段の光景ですが・・・
たぶん、普段の103系が故障か、検査の関係で、
この225系5000番台が、代走で天王寺~和歌山の「普通」運用に入ったものと思います。
基本、天王寺~和歌山間の普通は、103系か、205系が運用に入るので・・
そして、最後は・・
223系0番台の、「B快速」・天王寺止まりです。
「B快速」は、阪和線にのみ存在する特殊な快速で、
和歌山~天王寺、一部新大阪まで運行されている快速の1つです。
停車駅は、天王寺~熊取駅間は快速と同じ停車駅パターンで、
熊取駅~和歌山駅までは、各駅停車という、
紀州路快速と同じ停車駅パターンを持っているのが特徴ですが、
紀州路関空快速のように、関空快速との併結運用は無く、
単独で運行される快速です。
簡単に言えば、紀州路快速の単独版と言ってもいいでしょう。
B快速は、下り和歌山行が、早朝ラッシュ時~デイタイムの移行時間帯に2本、
上り天王寺方面行が、早朝に1本、デイタイム~夕方のラッシュ時の移行時間帯に1本、
平日のみ、夜間に1本が運行されているそうで、
早朝の天王寺方面行き・上りのB快速は、
新大阪まで運行されていて、特急「くろしお」、「はるか」以外では、
唯一環状線から貨物線を経由して新大阪まで走る列車としても有名です。
私もナマで初めて、B快速を観ました。
種別幕が、ブルー文字なので、遠くから見ると思わず「新快速」に見えそうです。
結構見る事の出来ない光景も見れたのでうれしかったです。
最後まで見て頂き、ありがとうございました(^^)
追記:文中に一部誤りの助言をいただいたので、訂正させて頂いておりますm(__)m