• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

キューブコロコロのブログ一覧

2009年09月04日 イイね!

衝撃的だった、「GTR復活」・・R32・スカイラインGTR・その3・・番外編

衝撃的だった、「GTR復活」・・R32・スカイラインGTR・その3・・番外編








最後に、R32GTRの意外な活躍について。

それは、パトカーとしての
登場でした。

というよりも、正直、R32GTRのパトカーが登場したときは、
誰もが耳・・いや、目を疑ったに違いないでしょう。

私も正直びっくりしたものです。

ただでさえ高価なGTRが、パトカーとして、しかも、地域限定ではなく、
ほぼ、全国的に投入された、国費モノというのが恐ろしいです。

登場当初は、ドアミラーではなく、フェンダーミラーを装着したGTRが多かったようです。
GTRにフェンダーミラーという、見た目全く度外視な、パトカーならではの装備ですね^_^;

ケンメリから、7代目までのスカイラインは、おもに全国の各警察の
警ら用パトカーとしての採用が多く、

R32スカイラインがデビューした時は、一部の警察の交通課の捜査車両に
4ドアのGTが使われていたようですが、

R32GTRの活躍の場は、高速道路警察隊、つまり、高速隊でした。

まぁ、確かに日々80~100キロのスピードでパトロールすること、
長距離を走ること、そして、違反車捕獲にスタートダッシュをかけるという意味では、
運転がラクで、パトロールにも疲労が少ないGTRは、正しい活用法と言えるかもしれません。

一番多かったのが、ラッパ型レーダーを搭載したタイプのフェンダーミラー車ですが、
一部地域では、レーダー無し、箱型レーダー搭載車などもあったようです。

私も、大阪で、阪神高速の環状線でよく、フェンダーミラーのGTRパトを目撃しましたが、
カッコよくもあり、怖い存在でもありました。

まぁ、普通に走っているんで、捕まることはないんですが、
やっぱり、最強のGTRのパトカーは、圧巻です。

警察庁の言い分は、多分当時高性能スポーツカーでの速度違反、
違反による事故多発、更に、首都高や阪神高速の環状線で多く出没していた
ルーレット族(準・暴走族と言いわているそうです)を取り締まるには、
図体のでかいセドリックや、クラウンでは追いつけないというのもあったんでしょう。

それに、クルマ好きならR32GTRの性能はよく知っているだろう、ってことで
抑止効果を狙ったものということだったみたいです。

警察24時などのドキュメント番組でもよくR32GTRパトカーは登場していました。

その後R32GTRのパトカーは、フェンダーミラー車の一部が、ドアミラーに着け変えられたり、
ドアミラー仕様のGTRが登場したりとあったみたいですが、

r32pc1.jpg
(●ドアミラー仕様の、GTRパトカーです)

ついにはGTRの覆面車まで登場しました。

003.jpg

恐らく、今やGTRマニアの、埼玉県警察の高速隊ではないか?と言われていましたが、
このR32GTRパトカー、雑誌記事によると、パンダ・パトを改造したものではないかと言われていて、
実際フロントバンパーに装着されていた、赤色点滅灯が外されて、
ボルト穴が蓋をされていた画像がありました。

こなったら、もう全く見分けがつかないですから、違反車捕り放題~♪という感じです。
(今となっては、R33GTRや、R34GTR、ステージアの覆面パトカーなんて、可愛いものです(笑))

今現在は、既に引退していますが、このGTR登場をきっかけに、280馬力フルパワーの
パトカーが続々登場してくることになったのかもしれません。

R33、R34パトがあったんですから、、絶対GTRマニアのあの警察が、
R35GTRパトカーを登場させるに違いありません・・・(-_-;)

余談ですが、R32GTRパトカーは、すべての地域にあったわけではなく、
導入されなかった地域の高速隊には、お詫びで?
三菱GTOが配属されていたといわれています。

Posted at 2009/09/04 08:54:25 | コメント(0) | トラックバック(0) | パトカー・ネタ | クルマ
2009年09月03日 イイね!

衝撃的だった、「GTR復活」・・R32・スカイラインGTR・その2・・レース編

衝撃的だった、「GTR復活」・・R32・スカイラインGTR・その2・・レース編






r32gtrnismo.jpg
●グループA耐久レース出場のために、800台が限定販売された、ニスモ仕様

さて、前回衝撃的な復活を遂げた、R32GTRについて書きましたが、
このR32GTRは、当時人気だった、グループA・ツーリングカーレースの完全制覇を目的に
開発されていたといっても過言はないと思います。

1990年の全日本・グループA耐久レースに、当時現役だった星野 一義氏、
長谷見 昌弘氏の2人のチームに託されてデビューしましたが、
開幕戦から、圧倒的な強さを誇ります。

以降、93年にグループAが終了するまで、常にGTRが優勝し
(もっとも、92年以降はGTRのいたクラスにはGTRしかなかった)
全29戦29勝という記録を残します。

また、海外にもGTRは遠征し、90年のマカオGP・ギアでは、
長谷見氏の手で総合優勝を果たします。

同年、スパ・24時間レースにも出場、
グループAよりも改造範囲が狭い、グループNクラスに2台のGTRがエントリーし、
クラス1-2で、クラス優勝を果たし、
翌91年は、グループNに加え、主役のグループAクラスにもエントリー。

なんと、総合優勝、Nクラス1-2位フィニッシュという快挙を達成しました。

グループA・レース終了後は、現在のスーパーGTの前形、全日本GT選手権(JGTC)に参戦。
初年度の93年はまだ暫定的なレースでしたが、星野氏のチームからエントリーしていた
影山 正彦氏のGTRがシリーズチャンピォンになりました。

本格的にスタートした94年はGTRがニスモを含め、5台が参戦、
星野氏のチームが2年連続のシリーズタイトルを獲得しました。

GTの規定ではエンジンの載せ換え、駆動方式の変更がOKだったため、
星野氏のチームが4WDだったのに対して、ニスモを含む他のチームはFR方式に変更していました。

そして95年開幕戦、星野、長谷見氏のチームからエントリーしていたR32GTRが
最後のレースを走りました。

星野氏のチームのGTR、影山 正彦氏が優勝を飾り、姿を消しました。

なお、95年には、プライベーターでR32GTRが1台走っていますが、
エンジンがRB26ではなく、プリメーラ用のSR20・直4エンジンを搭載していたため、
純粋なGTRではないため、除外しています。

R32GTRは、実に約4年半、95年にデビューするR33GTRまで多くの伝説を残した、
最強のマシンだと思います。

さて、レースではないですが、この32GTR、意外なところで活躍することになります・・・

プロフィール

「最近の自動車プラモは、結構内容が濃い・・(^^)」
何シテル?   05/08 08:36
クルマ、オートバイ、鉄道、模型が好きです(^^)
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2009/9 >>

  12 3 45
6789 101112
13141516 171819
20212223 242526
27282930   

リンク・クリップ

オカマでGO! 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2024/11/11 16:12:01
トヨタ博物館の新しい車両。 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2024/08/26 07:52:57
2008年3月納車の『Z11キューブ・ミュージックルーム』とついにお別れ! 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2024/06/13 12:03:03

愛車一覧

スズキ ソリオハイブリッド スズキ ソリオハイブリッド
前に乗っていたプレオ号の後継車で、2023年末に購入を決定しました。日常の使い勝手、自分 ...
スバル プレオ プレオ号 (スバル プレオ)
デザイン、外観に惹かれて購入。 装備もバンながら充分過ぎるこの車、 バンなのに、CVT ...
日産 キューブ コロ助号 (日産 キューブ)
我が家に来て早3年が経つ、Z11キューブ・コロ助です。 小さいながらも室内空間の広さは素 ...
その他 その他 その他 その他
JR西日本・223系・京阪神~北陸地区・新快速、快速普通、関空紀州路・丹波路快速用の高速 ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation