久しぶりのアップは、歌唱力抜群だった彼女!
9 桑田靖子
1967年10月30日生 (50歳)
福岡県出身
1982年 『東芝タレントスカウトキャラバン』で優勝。
1983年 『脱・プラトニック』でデビュー
デビュー以前から歌手志望だった彼女は、歌謡コンテストを受けまくり、素人で幾つものグランプリを授賞しています。
・・・ですので、歌唱力は抜群、
『不作の83年組』
の中で唄の実力は間違いなく群を抜いていました。
但し、垂れ目で一重まぶたの目付きの悪い顔立ちは、誰が見てもアイドルとしては???。
キャピキャピのアイドル全盛の当時には、このルックスは明らかにハンディだと感じました。
何故、サンミュージックが彼女にアイドルをやらせたかったかは未だに不明。
また、当時の彼女のキャッチフレーズが。
『クラスで5番目に可愛い女の子』
でした・・・???、所謂『●ス』って遠回しに言っている様で笑えます。
歌唱力は抜群でも、流石にあの地味な顔立ちではアイドルファンの食い付きが悪かったのか、デビューシングル
『脱・プラトニック』
がオリコン50位になったのが最高で、スマッシュヒットも全くなし。
また、意外にバラエティの出演も少なく、このまま自然消滅か・・・と思われました。
しかし、事務所を変えながら地元でレポーターなどを経て、現在でも地道に芸能活動を継続中!
現在はライブハウスを中心に、その磨きあげられた美声を披露しています。
また、昔とは打って変わって(失礼)、とても魅惑的で美しいお姉様になりました。
シングル19枚(00年以降の3枚含む)、アルバム6枚
どれも歌唱力抜群で、落ち着いて聴けます。
張りのあるテナーボイスは、少女の揺れる感傷を巧く表現していて色気さえ感じます。
お薦めは、
『愛モラル』
『壊れた橋』
です。
2000年に入り、当時のアルバム数枚はCD化されていますが、中古では殆ど見かけません。
ですが、復刻でベストCDが出ており、比較的簡単に適正価格で手に入ります。
私が、80年代アイドルCDの収集を始めるキッカケになったのが彼女です。
デビュー当時は、私(高校生)も完全スルーでしたが、30年以上経って、当時の彼女の唄を聴いてから、熱烈なファンになってしまいました。
今度、機会があったらライブを観に行こうかなと思っているくらいです。
聴くか聴かないかはあなた次第!
80年代B級アイドル度・・・66%
月日が流れた昨今、改めて聴くと素敵な歌声だった・・・そんな懐かしくもあり新しい出会いを感じる、玄人受けするアイドルでした。
おわり
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Posted at
2017/11/19 11:44:29