さて、イタリアの写真でもアップする前に、少しだけ今日に至る過程をクルマの観点から。
話は2010年の秋からスタートさせましょう。
145の車検を継続しなかったのは、すでに結婚すると決めていたからでした。もちろん、私が関東に転勤していたことも理由のひとつですが…最大の理由は前者です。
C2は今年夏頃に売却しました(似たようなクルマ複数台もいらない)。
従って、今はウーノのみです。
話を145に戻しましょう。
145には本当に申し訳ないことをしました。
車検が切れた後はひたすら放置。そのあとはロクに部品を外す時間もなく、本年3月に処分するしかありませんでした。
一時期、雑誌やヤフオクにも出していましたが、希望金額での引き合いはありませんでした。
こちらの手間等考えれば、値段を下げるのも時間が過ぎるのもリスクでしたので、上記の判断としました。
また2011年明け早々、父方・母方の祖父が相次いで(実に9日という間隔で)亡くなり、1件目は私が関東から戻った翌日に葬儀という慌ただしい時間が過ぎていきました。その間、殆どブログ更新していませんので、皆様に145の顛末をお伝えするのは実は今回が初めてです。
ちなみにウーノが3月の車検切れ前になって、ようやく引き取りに行けたのも、このあたりが関係しています。
ただ、145に他人が乗っている姿が見たくなかったのも事実。もし、どこかで再会したとき、私の手元にあったときより状態が悪かったら・・・もしサーキット車になって跡形もなかったら…それは私にとって残酷なこと以外に他ならなかったでしょう。
思い出はキレイなうちに、とでも言いましょうか。
そういう意味では納得しています。
ただ、今年の夏頃だったか音の話になり、いまのウーノは大人しいよ的な話をしたら、(元)C2乗りに
「そう言えばトンネルとか、窓開いてたら良い音してたもんねー」と言われ、私としては少し胸のあたりが痛むというか、複雑な気持ちになりました。
やっぱり、何かしらの未練があったのかな、と今では思います。
たまには聞いてみたいもんですね。
緩い左コーナー入口で3速から2速へダウン、続く右コーナーを抜けたあとはアクセル全開で駆け上がる、4000回転から上の何とも言えない音を。
Posted at 2011/12/28 21:29:18 | |
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Alfa 145 | クルマ