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このワイヤー式の難点は、シフトに何の力も掛かっていない時のニュートラル位置が出ない？事です。
スプリングかバネの様な物で、常にニュートラル位置に戻る様に加工を加える必要があります・・・。

メカさんが忙しそうなので、鈑金屋さんに仮アダプターの仮溶接をお願いして、シフトの作業を進めました。
シフトの入りの調整をメカさんに頼んで、不具合の無い事を確認したら、加工屋さんに連絡して、アダプターを削り出して貰う事になります。
今の所、サーキットの予定が無いので作業は遅れに遅れています。

シフトが正確に入らないという「悩み」を解決するべく、ロッド式からワイヤー式に変更してみる事になりました。
まだまだ先が長そうですが、メカさんと一緒にトライしてみるつもりです。

メカさんに９１４－６のシフトの作業を進めて貰いました。
なかなか時間が取れないので遅々として作業は進んでいませんが、ボランティア活動の様な工賃でお願いしているので仕方無いですね・・・。

純正のシフトは、縦方向も横方向もロッドでコントロールしています。
緑の９１４－６も同じロッド方式ですが、エンジンもミッションも違う物が搭載されているので、全く違うワンオフのシフトロッドが取り付けられています。ロッドのブッシュも全てピロに交換されていますが、どうしても使っているうちにガタが出ます。エンジンマウントとミッションマウントをリジット化したり、ロッドに負担が掛からない様に配慮しています。それでも問題は発生します。オリジナルの２、５倍のパワーの恩恵を受けるためには、何処かにその分の負担が掛かります。このワイヤー式の部品を使って改善される事を期待しています。