boxer365のブログ一覧

GT40は4、7リッター？のＶ８に乗せて貰いました。
もちろん、本物です。
レプリカ？のサファイアにも乗った事があります。
GT40の本物乗った事ある人いませんか？
これも書くと本当の事かなって事ですが・・・。

GT40は工場を出荷される時はシートが付いてないそうです。
レーシングカーなので、シートは購入してからドライバーに合わせて作るのだと言う事です。
私が乗ったGT40はルマンを走ったので、シートはそれぞれのドライバーに合わせたモノを、ドライバー交換の時に取り替えるというタイプのモノが付いていました。
オーナーが別のGT40（7リッターオーバーの化け物）に乗ると言うので、出発する事になりましたが、友達のGT40に乗り込もうとしたら、例のシート（座布団の様なモノ）がシートベルトは伸び縮みしない年代物が付いていました。
前のGT40が動きだしたので、こちらも出発させましたが、その後とんでもないことに・・・。
前のGT40のオーナーは友達に良い所見せようとしてペースを上げましたが、私は固定されてない座布団？の上でシートベルトもしないで、前車を追いかけるはめになりました。
ハンドルを右に切ると座布団は左に動きます・・・。
これ以上書けません・・・。
たった１０数分の事でしたが、生きた心地がしませんでした。
何のレクチャーも受けずに他人の車を運転する事の怖さを知りました。
友達は大笑いしていましたが・・・。

Ｅタイプはシリーズ１〜３まで乗った事があります。

Ｅタイプと言えば、こんな事がありました。
ツーリングに出発しょうと喫茶店を出ましたが、どうしてもＥタイプのエンジンが掛かりません。
オーナーが長いボンネットを開け、右手の濡れ雑巾をＣＤＩの上に載せました。
さっき出たばかりの喫茶店に戻り、またコーヒーブレイクしました。
オーナーに話を聞いたら、たぶんＣＤＩがエンジンルームの熱でパンクしたみたい・・・。
冷やせば大丈夫・・・。
コーヒーを飲み終えて、エンジンを掛けたら何事も無く掛かりました。
ツーリング中も快調でした。
不思議・・・。

ボクサーゼックスと言えば菅生などのサーキット走行会が有名でした。
会長のＥタイプの12気筒で先導する事になりました。
会長の運転で、隣に私がペースカーの旗を持って乗り込みました。
オープンなので風に押されて旗を持つ腕が痛い、ふっとメーターに目を移したら120キロ出ています。
エンジン音が全く聞こえず、バタバタという旗の音だけします。
二周目はゆっくり周りましたが、80キロで旗の音もしませんが、エンジンの音は全くしませんでした。
そよ風の音だけしか聞こえませんでした・・・。

私が試乗したのはイギリス仕様の右ハンドルです。
隣に友人を乗せた試乗になりました。
車重が軽い車（１トンちょっと）でしたが、友人が120キロ、私が当時70キロでしたので、210馬力のRSがパワー不足に感じられました。
加速すると、ノーズがふわっと浮いてポルシェ独特の乾いた音がします。
このノーズが浮いた状態が戦闘態勢でコーナーを曲がります。
ブレーキを踏んだ時にノーズが沈み混んで絶妙な荷重配分になるようにあつらえています。
ブレーキは今と違ってきっちり踏まないと止まらないオルガンタイプのペダルでした。
踏めば踏む程効くのが判ります。
今のポルシェには無いものを感じました。

それからエアコンも無く、装備と言えばラジオくらいしか付いていませんでした。

これも目一杯走らせた事があります。
これもお師匠さんのデザインです。
今では乗り込めないと思いますが・・・。
屋根？を付けた時は助手席から乗り込んだ方が乗り易かった。

この車と競争相手に丁度良いケーターハムのBDRと比較試乗するという願ってもない企画？でした。
だいぶ前の事なので記憶がはっきりしないのが難点です・・・。
試乗したコースは仁別に行く道路で往復でその感触と速さを追求しました。
BDRはそこそこのパワーがあるがハンドリングがダルでした。
ロードゴーイングＦ３と言われているには、ほど遠い乗り物でした。
本物のＦ３に乗った事があるので、期待が大きかったのが悪かったのか・・・。
まぁ、開発された年代も違うし、タイヤが何だったのかも判りませんが（BDRはＳタイヤ？で、ZZは普通のタイヤだと？）・・・。
クレーム多いだろうなぁ・・・。

ZZはBDRよりトラクションの掛かり良く、フロントとミッドというエンジン搭載位置の違い、特にリアサスのアームの長さが効いているんだろうなと思いました。
フロントは剛性も高く良い感じですが、リアはエンジンを積むためにシャーシのスパンが長くなって、シャーシ剛性が低くなっています。
意図的にそうしているのかも知れませんが・・・。
例えば長い直線でブレーキを踏むと、路面のアンジュレーションに合わせて、リアが左右バタつきます。
バタついたままハンドルを切ると危ないので、落ち着いてから切る様にします。
その何秒間の間、待たなければならないので、トミーカイラにオーナーが電話している時に、この事を改善すればもっと良くなるよって言いましたが、電話をまたオーナーに変わったら、変な事を言う人がいるので注意された方が良いよと苦言を言われたそうです。
なんかとてもガッカリしました。

ストラトスは素晴らしい車です。
私が乗った事があるのが、イタリアでスペアカーとして使われたGr4仕様です。
エンジンがノーマルですが、ボディが市販車よりもペナペナに薄いものでした。
足がピロで前後にオーバーフェンダーにカンパニョーロの黄色ホイールを履いていました。
初めて乗った時から、既に１０年くらい乗っていたかの様に振る舞えました。
ＢＢと違う所は車体剛性がしっかりあって、どんな事をしても寛容だと言う事でした。
私のにわか仕込みのラリー用の運転が思う様に出来ました。
残念ながら、このストラトスは私のものでは無く友人のモノでした。
彼と出掛けた時は2〜30分走ると、「運転を代わってくれ」と言って、私がぶつけない程度にガンガン走ったものでした。
ある日、経法大の近くの道を夜に走った時でした。
ぶつけない程度に走ろうと思ったのですが、だんだんストラトスの誘惑に負けて、直線道路も真っ直ぐに走らない様な運転をしました。
クラッチを蹴っ飛ばしたりして楽しんでいました。
フロントノーズにあるオスカーの補助灯が夜間走行にピッタしだったのは言う事もありません。
オーナーが隣に乗っていて真剣に走ったのは初めての事でした。
くねくね道が終わってオーナーから拍手を貰ったのを良く憶えています・・・。