S54エンジンメンテ中のZ4Mロードスター。
燃焼室をピカピカ化すにことに決めて、
さて、ピストンをどうするか。
揺れる心は、ぶーらぶら。(^^;;;;
だった、コンロッドボルトを外して、
ピストンを取り外してしまうか、
そのままで何とかするか。
TECH-Mでの一番最初のS54エンジンの
オーバーホールのブログ
最高のエンジン S54 TECH-Mオーバーホール !!
https://www.tech-m-power.com/2017/04/02/%E6%9C%80%E9%AB%98%E3%81%AE%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%B3-s54%E3%80%80tech-m%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%AB/
を見ながら、このエンジン15万キロ走行で、
新しいコンロッドボルトが使われてます。
コンロッドのベアリングなぁ...
ぼくのZ4MRは、17.5万キロ走行。
このベアリングの状態に近づいてても
不思議はない。
でも、このオーバーホールエンジンのように
重くはなってない。
そんなことを考えながら、決断しました。 (^^)
コンロッドボルトは、外さず、緩めず、
ピストンも外さないと。 (^^)
次にシリンダーヘッドを下ろすときに、
コンロッドボルトを外して、
ベアリングも交換することにしようと。 (^^)
今回は、ピストンを外さずに、
ピカピカ化することにしました。
クランクシャフトを回して、
1番シリンダーのピストンが、
一番上に上がった状態にします。
横から見るとこんな感じです。
ちょっと斜めから見るとこんな感じ。
ピストンにオイルが溜まってるのは、
余りに長い間、シリンダーヘッドを
外したままだったので、シリンダーの
表面が乾燥?して、錆が進行してる? ( ゚Д゚)
な感じに思えたので、オイルを塗布したからです。 (^^;;
ピストンにこんな感じで養生テープを
押さえつけて剥がしてみると、
養生テープの粘着力だけで、
カーボンが剥がれてきました。
でも、それは、ごくごく一部で
養生テープだけでは、カーボン除去は
できませんでした。(^^;;
ということで、カーボンはがしヘラでカーボン剥がしです。(^^;;
日本語のあいまいなところですね。
このヘラは、カーボンを剥がすためのヘラではなく、
材質にカーボンが含まれているヘラなんですよね。(^^;;;
で、こんなヘラでは、こびりついた
カーボンは剥がれません。
マイナスドライバーで、ちょっとゴリゴリやってみると
少しは剥がれました。
養生テープにこのくらい付着する程度は。
これでは、らちがあきません。
スクレーパーでやると、それなりに剥がれてきました。
剥がしたカーボンを掃除機で吸い取り。
でも、そんな感じで作業しても、
工具的にバルブ回避の凹み部分などを
上手く処理できそうにありません。
そこで、思い出したのがこれ。
シリンダーヘッド磨き用に購入してた、
リューター ビットです。
円形のサンドペーパーの裏にマジックテープがついてて、
土台のマジックテープにくっつけて、
サンドペーパーを平面的に当てられるリューター ビットです。
これを使って、ピストンを磨こうと。
リューターで磨いた粉がエンジン内に
飛び散らないように養生します。
粗めのサンドペーパーを取り付けたところ。
掃除機で削りカスを吸い取りながら、
リューターでサンドペーパーを当ててみました。
こんな感じで、真ん中部分は、いとも簡単に
カーボンが剥がれました。 (^^)
吸気バルブ避けの凹みも良い感じで。 (^^)
できるところをざっくりやってみると
こんな感じになりました。(^^)
当初、喜んでたんですけど、
よく観ると、サンドペーパーの傷が
気になる感じで入ってます。(;_;)
粗すぎる番手を使ってしまったか。
これを使ってたはず。
その後、P100、P240、P800で、磨いて、
こんな感じに。
ピカピカになってるところがあるけど、
傷も残ってる。 (;_;)
P1200で磨くと、
こんな感じに。
P2000で磨くと、
こんな感じに。
さらにP5000、
P10000と当てて、
こんな感じ、ピカピカになってる部分は、
それなりにピカピカになってますが、
粗い目で削った傷が入ったままです。(;_;)
それと、削り取れていないカーボンも
結構あります。
すっきり、ピカピカ!!! には、ほど遠い。(;_;)
こんなことをやってたのが、2週間ほど前。
その後、どうなったかは、また後日。(^^;;
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Posted at
2023/07/05 23:52:10