メンテ中のZ4 M ロードスターのS54エンジン。
そのピストンをピカピカ化しようと悪戦苦闘。
なかなか、難しいです。(^^;;
1番シリンダーのピストンをとりあえず
磨いてみたのが10日ほど前。
一度やってみたから、ちょっとは手際よく出来るかと、
1番シリンダーのピストンと一緒に上下に動く
6番シリンダーのピストン。
これも一番上に上がってるので、
これを磨くことに。
シリンダーにこんな風に養生テープを貼って、
シリンダーの穴に添って、
カッターで切り抜きます。
切り抜いたのがこれ。
1番シリンダーのピストンはP60で
最初に磨いて傷だらけになったので。(^^;;
6番シリンダーのピストンは、P240から始めることに。
まあまあ、カーボンは削れて行くんですけど、
P240でも、結構傷が深く感じます。 (^^;;
リューターを押し当ててると、時々、
マジックテープで貼りつけてる
サンドペーパーが外れて、飛んでいくんです。 (;_;)
赤〇の真ん中に白っぽいのが分かると思います。
こんなとこに飛んで行ってしまいました。
拾い上げるのが大変。
先長のペンチを使って拾い上げました。
これ、下手にエンジンルームに残したままにすると、
後で発火の原因になったりしますから、
確実に取り除いておかないとダメなんですけど、
現状、1個行方不明です。(^^;;
堀ピットに落ちてないかとか、
あちこち探したんですけど、見つかりません。 (;_;)
小さなリューターで隅っこも削ります。
1番シリンダーのピストンと同じように。
P2000まで当てると、
こんな感じに。
こんなリュータービットも使って隅っこのカーボンを
削りますが、なかなかうまく削れてくれません。
再度、このリュータービットでも削ってみますが...
P10000まで、当てるとこんな感じで
それなりには反射するようになりました。
が、隅っこのカーボン除去が出来てません。(^^;;
この辺りまで、作業が進んでた時に、
前回のブログ、
ピストンのピカピカ化 続き
https://minkara.carview.co.jp/userid/2167728/blog/47075227/
を書いたんですよね。
そこに、Fisherさんからコメントもらって、
これを持ってたのを思い出したんです。(^^;;
いつも、Fisherさんはじめ、
皆さんからのコメントですっごく助かってます。(^^)
ありがとうございます。
プラグを外して、その穴から、これの泡を吹き込んで、
その後しばらくしてから、エンジンかけて、
燃焼室内を洗浄する使い方をするスプレーです。
カーボン除去目的のスプレーなので、
直接カーボンに吹き付ければ、除去できるはず!! (^^)
こんな感じで、1番シリンダーのピストンに。
6番シリンダーのピストンにも。
でも、エンジンが傾いてるので、流れちゃうんですよね。
ということで
こんな風に
スプレーの液が留まるようにして、しばらく放置。
でもこれ、今になって考えれば、
ペーパータオルとかじゃダメですね。
そっちに液が吸われてしまって。(^^;;
食品ラップの方が良いですね。
ラップにしみこまずに、
ピストン側に液を保持させることができるので。
残り4つのピストンは、そうしよう。(^^)
6番シリンダーのペーパーを剥がしてみると、
結構カーボンがペーパーに付いて、
汚れてます。(^^)
1番側は、こんな感じ。
拭き取ってみるとこんな感じで、
かなりカーボンがとれてます。(^^)
ところが、
赤〇の吸気側バルブを避ける凹みの縁、
液が留まりにくいこともあって、
カーボンが残ってます。
排気バルブを避ける凹み側は、
写真の感じで、液が溜まるので、
カーボンに浸透しやすいので
汚れが直ぐに落ちました。
というか、元々、傾き加減もあって、
リューターでの作業もしやすかったので、
結構取れてましたけど。
6番の方も、こんな感じで吸気バルブを
避ける凹みの縁にカーボンが残ってます。
1番、6番とも、この残ってるカーボンを
除去するのに、各々10回近く
スプレーを噴いて、ペーパータオルで
拭き取る作業をして、ようやく取り除くことが出来ました。
やっぱり、食品ラップ使って
浸透させるのが良さそうです。
やっと綺麗になったと思って撮った写真ですけど、
まだ、少しカーボン残ってました。 (^^;;
#30000の粉使って磨いた1番シリンダーの
ピストンですけど、#15000のフィルムで
再度磨きました。(^^;;
こんな感じで。
こんな感じで反射するくらいになりました。
この写真のピストン、よーく見ると、
ぼくが付けた傷もありますけど、
元々の切削加工の跡もまだ残ってます。
傷を全部ツルツルにするのが良いのか、
ツルツル、ピカピカ化はほどほどにして、
圧縮比を下げないようにするのが得策なのか。
残りの4つのピストンは、もうちょっと
上手く、ピカピカ化できるかな。(^^;;
サンドペーパーでカーボン除去をせず、
最初からスプレーで除去した方が上手くいくかな?
食品ラップで液垂れを防いで
カーボンに浸透させるようにすれば。
それで、カーボン除去できれば、
粗いサンドペーパー使わずに、
磨けるので、傷もつかないだろうし。
次のピストン2個は、その方法でやってみよ。 (^^)
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車のメンテ整備 | クルマ
Posted at
2023/07/10 19:32:13