2013年12月15日
メタルクリーンにつける
・メイトのガスケットも届いたので、シリンダーとヘッドをメタルクリーンに漬けて組み直しの準備。今回ピストンは外さなかった。「恐ろしくキレイなアタリがついていたんでな」。最初ペール缶につくって後から加熱出来るようにしようかと思ったが、穴があいてないペール缶が出払っていたので、プラバケツに5リットルだけ熱湯で溶かして作って漬け置き(でもプラの耐熱温度まではしない)。カーボン取りというより、フィンらへんにこびりついた油汚れの分解が主目的だ。届いたガスケットだが、社外品なのでヘッドは銅だった。マフラーガスケットもついてきたし(当たり前だが)、これで腰上は組み直せるな。一度キレイにしておけば、今度はエンジンのせっぱでシリンダーばらせそうだし。
・で、多くの画像で「メタルクリーン廃液はそれほど汚くない」のを見てきていたのだが、うちのは廃液真っ黒wwwこするとさらにドブ汚れがどんどん出てきます。そりゃ洗油がわりだから、そうなるわな。正直下水処理するのがためらわれますが(一応放置すると油が分離するので、それは紙に吸わせて燃やすゴミに出せるらしい)、こんな汚れたシリンダーヘッドも珍しいんでしょうね。空冷は表面積を非常に大きく取るので、汚れる傾向はあるでしょうが、こんなゴテゴテなのは少ないのでは。もちろん灯油でこすり洗いしてはあったのですが、汚れが浮き出てきて始末に負えない感じです(特にシリンダーの方、ヘッドはまあまあ取れてた)。カーボンの除去能力はいいですね、燃焼室もピカピカになりました。
・で、ガスケット入れて組んでみたのですが、「ガスケットのサイズがあわない」orz.
品番間違いとかではなくて、どうも元の型が間違っているっぽくて、微妙にシリンダーにはまらなかったり、ポートを塞いでいたり。まあ紙だから切って修正すりゃいいんだけど。ヘッドGKも純正とは形が違ったけれど、こっちはそれほど問題なし。これでエンジンは組み直して終了です。車体はフェンダー裏とか下まわりにシャーシブラック吹いて、ボディーに防錆グレー吹いてから、スプレーガンの使い勝手をいぶかしみながらも塗料を使ってみたのですが・・・なんて使いづらいんだコレ。
・スプレーガン(F71っつうコンベンショナルな上カップ)は何度か使っていて塗料の粘度調整が重要なのが分かっていたので、ちゃんと塗料を溶いて必要な濃度で吹いたのだが、ノズルが詰まって詰まって全然吹けない。時々糸状の物が飛び散って昔のMTBの塗装みたいになる。それをどんどん薄くしていくと、やがて吹けるようにはなるが、粘度が全然たらんので吹いた先からダラダラ垂れて全然固まらないし遮蔽力もないから下地が透ける。圧力を2キロぐらいにすると(ちょっと高い)霧は細かくなるが、当然飛散も酷くなる。なんだコレ、無理ゲーか?スプレーって粘度画必要な塗装では非常に厄介なんだな、と分かった。ついでに清掃がかなり面倒だし、カブのボディーだったらスプレー缶にすりゃ楽だったよ。まあ、勉強にはなったけど、使うならHVLPで名のあるブランドって所になるのかな。まあ、明日も塗り直さなければいけないんだけどさ。
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Posted at
2013/12/15 20:27:48
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