2015年05月09日
植え代かいた・明日からジベ処理
・顕微鏡検査で明日からジベ処理に入る。雨よけ園は早いのは当然としても、露地でもやっぱり早く同日に入る事に。昨年は雨よけが片側だけかかった状態で早い木から入ったが(巻き上げ機が壊れてた)、今年は全部一括でBA4で入る予定。メリットとしてBA4で入れるので処理が一番前倒しになる事、天候的に雨が降る確率が高い12日をちょうど吸収最終に持ってこられる事、再処理時に降雨があって散水の手間が少ない事など。遠方園はまだ摘房が1/4ぐらいしか済んでないので、そっちが今後忙しい訳だが・・・あと12日は雨なら田植えにちょうど良いかなと言う話になっている。湛水はあんまり良くなってないね。粘土の混ざり方がやっぱり不均一で良く無かった。トラクターが沈んでしまい、表面だけ耕すという訳にいかなかったのもある。周辺でも田植えしている人が結構いる。
・仕事は巨峰園の芽欠きと摘房、本来デラの房作りを優先させたい所であるが、巨峰をこの時期にやっとくと芽の割り振りも楽になる(というか後段だと無理になる)。昨年しっかり棚下線に結わえたおかげで、かなり割り振りは楽になっているし作業性も高い。作業速度的には1日フルでやっとというぐらいなんだけどね。今年は爪伸ばしすぎて折れて逆に作業しづらいという展開が多かった。爪がもっと硬く生えるといいのに。
・水田は今日も今日とて盛大に漏水、穴すら見えないのにどこからこんな大量に!って感じで流れ出ている。という事で、植え代かきしました。その前にバックでリアタイヤで畦際を再び踏んで、周囲はロータリーのみでベントナイトを混ぜるように走ります。その後、今年の新兵器、均平棒の投入です。最初デプスバーに結びつければ簡単かと思っていたのですが、アイボルトの所からちょっとでも斜めに引っ張ると暴れて大変でした。とくにローターあげた時に紐が車輪に絡んでしまうと均等に引けないので困ります。しかし、均平棒自体の効果は絶大で、これまでなら絶対消えなかった不陸が面白いように平らになっていきます。平らにする事自体は全然手間も変わらないので大変いいのですが、欠点もいくつかあります。まずロータリーの車輪に紐が絡まないように丁寧に上げ下ろしするのでターンの時間がかかります。また耕してある列とそうでない列で泥の重さが違うので、真っ平らに1度ではなりません。ターンして走ってればなから平らだとは思いますが。最大の問題は走行列が見えないという事です。均平棒を入れるには泥を引けるようにある程度水位を高くします。別にロータリーで土を引かないのでヒタヒタ水とかやらないでいい。しかし、走った場所が水面下だと見えませんし、均平棒が不陸を耕してない部分もかなり削ってしまうので、どこ走ったのかかなり見えづらい。ある程度外れてても均平棒が真っ平らにはしてくれるので、植え代としてとくに問題はないんですが荒代で耕盤真っ平らにしてあるとか、粗くしかやってなかったりすると問題あるかも知れません。現時点では漏水がかなり減って湛水量がむしろ読めません。水口止めると田面出してしまう可能性があるので、とりあえず明日の朝オーバーフロー管から落ちてれば成功。トラクターも洗って綺麗にしました。ところで、今更ですが、トラクターのアワーメーター、550時間で止まってました。何時間使ってるんだこれ。
・明日はデラ園の消毒を行ってからジベ処理に入ります。恐らく1日で全部終わるはず。
ブログ一覧 | 日記
Posted at
2015/05/09 20:14:34
今、あなたにおすすめ