2015年10月19日
片付けか寄り道か
・今日も出荷と収穫してるが、スチューベンあれどうなるんだろうと思ったり思わなかったり。干しぶどうは日陰干しだけだと乾燥がかなり遅く、また現時点では風味の差はほとんど無かった。むしろ温室じゃないと虫がたかる。ネットなのに小さいのが入るのだ。まあこれは自家消費だな。保存だが、現時点では真空パックを使うかどうか迷っている。冷蔵庫に入れずに常温で長期間保存出来るようだが、機材費はそこそこかかる。でも他の使い道もあるのでやってはみたい。
・作業スペースをカタして乱雑においてあったオーディオも積み直した。その場所ではふるーいソニーのCDラジカセを使っていて、これはオートシンセ(つまりPLL)なのでラジオとしてはすこぶる性能や使い勝手が良いのだが、CDはえり好みが激しく3割ぐらいしか読み込まない。音もかなり貧弱だが、これにMP3を入れるとかなり酷い音に聞こえる程度ではある。長い事作業しているとCDが使えないのは甚だ不便であるし、放置機材が動くか分からないのでオーディオ環境も再構築。
まずコアとなるアンプとスピーカーだが、大学時代に頂いたクリスキットの真空管アンプである。しかもセパレートなのだが、CD以外繋がないのでプリアンプは飛ばしている。クリスキットの作者の本は一時期良く読んだが、アンプ自体は私は作ってないので良く分からないのが本当の所だ。出力はいいとこ20Wって所なので無茶なドライブは出来ない、しないけど。
スピーカーは以前ジャンクで買ったビクターのSX5(Ⅱってなってるが、多分バリエーションだ)。ツイーターが死んでたがコイル断線で簡単に治った。ただ、シルクドームツイーターの音がどうも迫力に欠けるので聴き応えがなく死蔵状態。物を置いても倒れない強度はあるので、こいつを使う事に。スピーカーコードはホムセンだと1.25㎜^2のオーソドックスなのしかなくて、別に大きな不満はないのだが、少しだけ驕って電源用の2.0㎜^2の物にした。昔は1.25㎜^2のを二重にしてたりしたっけなぁ。ちなみにスピーカー用のと1200W電源コードはおそらく皮膜以外は一緒、値段は1500Wの電源コードのと同じ。
CDプレーヤーはデンオンのCDP-1630で、当時はCDP1515ALに憧れたが買えなかった。ま、今はメインのシステムで使ってるので、要は買い足して使わなくなっただけ。全部接続してスピーカーを適当に向きを合わせ、底に木片をしいて再生、なぜか槇原敬之のベストが入っていたのだが、マッキーにしては低音がきつい。SX5も真空管アンプも方向性としては明らかに違うのでスピーカーのグリルネットを外してバランス調整ボリュームを回してガリ取りするが、あんまり酷くはない。んで、良く良く見るとボリュームはセンターがノーマルではなく、右目一杯でノーマル、左で減少と書いてあった。ちなみにこのサイズだが3WAYだ。
普通この手のはセンターがノーマル、右で増加、左で減少ぐらいのバランスで作ってあるはずだが、聞いて見てもツイーターとミッドは目一杯にしてちょうどという印象である。それだと仮にバスが強い音源で相対的にバスを弱めたいって時にマージンがないと思うのだが・・・
それより、改めてピュアオーディオすげーってなった。設置も詰めてないし、ピンケーブルだって安物(ただ、ここに数万円かけるのはオカルトだと思う)、CDPはちょっとピックがくたびれている感もあるし、コーンだってまだ湿気ってるだろうけど、ラジカセとはもう問題にならないぐらい違った。おかげで今年も台所作業が進みそうである。
・今年は終盤でもブドウの価格が下がらないし、品質もやっといい奴が並んでいる所においついた。先日5kgの単価があんまりにも割安なのが気になっていたが、今日見たらパックが320円で5kgが3500円ぐらいと、まあまあ納得の価格になっていた。というか、農業新聞の市況見ても3000円だった時がおかしかったと思われる。パックを450g、5kg箱に5.5(正味)kg入れてるとすると711円と636円となり、やっぱりパックのが高いという事にはなっちゃうけど。資材の価格はパックがおおよそ20円、5kgが10円として690円と620円になる。
5kgは10房で5kgにしているので、一房という単位で見ると350円、パックは320円なので、房単価だと高い。つまり、大きい房は5kgにするとパックより有利になる訳だが、どこが分岐点か。もしパックが450g平均だとするなら、490gらへんの時5kgの一房単価が上回る。式にすると
BW=PW×PP/PB
BW バルクウェイト PW パックウェイト
PP パック価格 PB バルク価格
らへんになる。実際問題10房で5キロを出すには最低500gで作らないといけないので、なかなかこの市場相場というのは良く出来ているなあと思う。そうそう、2kgも大量に出している人もいる。2kgは基本4房で1500円ぐらいだから、375円と房単価だともっとも高い。それだけ厳しく見られる事にもなるし、資材代が一房で30円ちかくかかるので、5キロバラと大きく違う訳でもないが。
さらに3L規格になるとバカみたいに買い叩かれて1200円らへんになるのだが、これも房単価で見ると別の結論が出てくる。重量単価で見ると明らかにこの規格は不利で、2,2キロだとしても545円とパックの2Lも下回る安さになってしまう。だから5キロで抱き合わせて調整出来ればいいわけだが、房単価で見ると400円ちょい、資材代も割高にはなるのだが、それ引いても370円らへんにはなるので、房をバラして一房と2Lを大量に作るみたいな離れ業をしないためには、まあ妥当な市場価格なんだと分かった。
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Posted at
2015/10/19 22:34:58
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