2018年01月27日
チューブラーは禁止せよ・DIYいろいろ
・自転車はやっとリムセメントが届いたので貼り付けたのだが、2度とやりたくない!というかもうこのタイヤがパンクしたらチューブラーやめるわ。そのぐらい嫌らしい作業だった。もうね、産業革命以前だよ、こんな呪術的な方法。「タイヤを固定するなら接着で貼り付けちゃえ(ヘテ)」ってお前。万一私みたいにチューブラーを手に入れて修理しようと思ってしまう哀れな子羊が出て来ないようにチューブラーを徹底的にけなす。主に技術的な側面で。
まずチューブラーの張り替えのやばい点は有害なトルエンでとかしたリムセメントという名の有機パテを使わなければいけない点だ。トルエン割合は20%ぐらいで結構臭い。普通に「接触すると様々な障害の原因になる」と注意書きしてあるほどだ。しかし、仮にそれを使うとしても、接触しないで作業出来るのなら塗装同様仕方ないで済むんだが、リムセメントの場合はかならず周囲を酷く汚す。何故ならホイールにタイヤを組むのがクリンチャーよりきついからだ。「同じじゃないか?」「ワイヤーでテンションかけてるクリンチャーの方がきついだろ」と言われそうだが、摩擦と接着剤で固定するチューブラーも相当きつい。てかチューブと本体を一緒に組むのもきついし、リムに固定する耳がないのでクリンチャーみたいに1度はめたら止まっているという事はない。しかもセメントが乾くので、あまりチンタラはやってられない。なので手やリム、タイヤはセメントが結構飛び散って付く。
汚れても手袋をして作業出来るのならまだいい。再びだが、塗装だってそうだ。しかしリムセメントは結構粘度が低いゴム用の接着剤だ。つまり、ゴムが使われている手袋はことごとく接着してしまって作業が出来なくなる。あるいは薄ければ溶けるかも知れない。かと言って繊維だと接着剤がそちらに染みこんだり、逆に繊維が張り付いたりするので都合が悪い。なので、極力触りたくない有害物質なのに、素手以外でやれない(まあプロぐらい何度もやれば出来るだろうが)。
そして、飛び散るという事は、その掃除も必要という事である。飛び出したセメントを拭くと指示があると思うが、問題は拭いて取れるような代物じゃないという事だ。G17を5倍速で乾かしたと思えばいい、あんなの取れない。となると、ここでまた溶剤を使わざるを得ないのだが、ペイント薄め液のような弱い溶剤だと駄目で、ラッカー薄め液クラスを使わないと溶けなかった。こっちはまあ手袋使える作業だけど、マスクして扱うあのラッカー薄め液を拭き取りで使うハメになるとは。しかも素手作業で手がガチガチベトベトになるので、こっちも薄め液で洗う事になる。最悪である。
という事でチューブラーなんてのは環境と人体に多大な負荷をかける悪魔の法であると断言する。走行性能がいい?そうかも知れないが、デメリットを考えるとドーピングしてスピード出すとかと一緒、むしろ公式に禁止すべき類の物だ。もちろん歴史的な意味(クラシックレース)とかヒストリカルレーサーの維持で最低限供給するのは許されるかも知れないが、公式レースとかメーカー品では排除すべきだろう。また現在はクリンチャーの性能向上も著しいらしい上、コスト的にもいい。特にリムセメントというゴミを毎回使わないで済むので、チューブがあってもそこまで差はないと思う(MTBよりロードのチューブは細いからか安いし)。
・工具棚作って色々移動、蓋あけて高さがあがるのは計算済みだったが、同時に後ろ側にも動くので、少し手前に出さないといけないのを見落としていた。まあ棚の前側に移動させるだけなので大きな問題にはなってないが。置ける量が増えたし、整理されて見やすくなった。重い工具は下なので、高い所は農具(ハサミとかマスクとか)が置ける。
・カゴ台車はコンテナを積むと4段入るのだが、そうすると底が出せなくなるので、中間棚を作成して二段ずつに分けて入れられるようにした。素材は使わなくなった収穫台車の枠と細い胴縁材なので原価は300円もしないだろう。3台分出来たので設置したが、一つだけ2段の場所に良い枠パイプが走って無くて、3段と1段という分け方になってしまったのが出来た。コンテナとの隙間も若干はみ出しても載せられるという意味ではデッドスペースにはならずに済んだ。
・トリプル内窓もボチボチ追加で入れてる。採寸はレーザーで完璧、切り出しもスライド丸ノコなので3㎜以下の精度で出来ていると思うのだが、今度パネルの切り出し精度が問題になってきた。スタイロ切るために以前作った切断治具を50㎜幅で作り直した関係で、そいつをガイドに切れば楽じゃね?とやってみたのだが、どうもイマイチ。ダンボールの長手方向はいいんだけど、直交方向はやっぱり思いっきりズレようとする。どうしてここまで・・・というほど酷く踊る時も。やっぱりこういうのもパネルソーみたいなので切った法が良さそうだな。
断熱材カッターもそうだが、本来はこの手の切断は丸ノコでは出来ない。刃が当たってボロッボロガジガジにしてしまうからだ。ただ、市販の断熱材カッターなどは0.8㎜のちょっと分厚い良く切れるパン切り包丁とかそんな程度だ。またパン屋のパン切り包丁は結局ただの丸刃である。という事はパネルソーでそういう刃を付ければPPやPETのプラ段を綺麗に切れるのではないだろうか?幸い古い165㎜の丸ノコ刃があるから、チップ飛ばして適当に研いで試して見たい。特にアクリルの切り出しはカッターだと後処理が面倒だから、この手ので切れたら楽だし。ちなみに市販品も当然あるんだが、構造が違うとは言え15000円とかする。安いのもあるけど、基本プラ用は255とか305などの大きいタイプで刃を表裏にあまり入れずに切るみたいなので高い。ま、これで数カ所トリプル化して割と即効的に改善が見られた(前はモールに入れた1重プラダン)。
・寒さは今日もすごくて、マイナス12度予報、台所の最低温度が0.5度(床)まで下がっていた。薪ストーブで太い薪を燃やして運転した結果、20度は割と簡単に越えたので、最高気温が低いだけで今は低温ではないのだろうと思うが、明日も同じぐらい冷えるみたいなのが辛い。
・ゆるきゃんのりんの愛車の原付について調べて見た。車種はヤマハ ビーノらしいが、ビーノも結構前からある。2スト時代からあるが、外観上ウィンカーの位置とフェンダーのクロームパーツの有無から、4スト化されたXC以降と思われる。SA37J、SA54JかSA59J。で、色は白系と水色のソリッドカラーのツートンになる。この色は2006年の限定のビーノ ブルースカイバージョンのようだ。ただ、漫画映像は当然ながら限られるので、検索した限りでしか分からない。特にブルースカイバージョンは多数のメッキパーツを驕られているが、漫画のはブラックパーツに見えるしライト周辺が常時点灯ライトでぼかされていて分からない。シートも限定車は薄い灰色に見えるが、漫画のは真っ黒だな。どうせなら現行にすれば多少はメーカー協賛しやすかった気もするが、そもそもそういう視点で見ている層がいなさそう。
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Posted at
2018/01/27 20:43:18
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