2018年05月22日
房作りとチェーン除草本番・シマヘビめっけ
・朝、あちこちで誘引してピオーネの房作りをテスト、まだ出来るが芽が小さい。その後巨峰園の房作りをしようと思ったが。移植パープルが巨峰とかぶって作業しづらいし負けそうなので、巨峰の枝の切除。ああ、忙しい時間のに違う事で潰れていく。でも今年は巨峰が粗着気味なので、クシはあまりいらないかも。巨峰やピオーネやパープルより小粒なので、粒数も元から40ぐらい欲しいし、多少整枝が悪くてももう改植目前だしね。
昼前は水田のチェーン除草、滑車の土台は使わない隅柱のアンカーを利用した。ちょうど鉄柱部分に滑車を止められ、重心が低いので思ったよりは健闘。ただ、傾斜してると1度転んだので廃タイヤを乗せたら大丈夫だった。水位を高くして引っ張ったが、フロートがないからか抵抗は結構ある。しかし、引っかかる訳ではないので、じんわりと引いていれば動く感じ。トラロープの長さは足りたが、伸びるので力が逃げるし、横に移動するのには重い。逆にロープが動いているのが良く分かるし、滑車へのかかりも良かった。
想定より面倒だったのは往復で、まず片側にアンカーかけて引っ張る。終わったら除草機を少し重なる程度動かしてから、ロープを対岸のアンカーにかけて引っ張る。対岸に自分がついたら除草機は反対側についているので戻って移動し、今度さらに反対のアンカーも移動させてロープをかける、というルーチン作業になる。すると、一回引くのに「実質の移動1」「除草機の移動に往復」「こっちのアンカーへのロープかけ(半分ぐらい)と、3.5倍移動する事になる。たしか10往復除草したので、実際は35往復ぐらいした事になる。一応、対岸のロープにかけたら、さらに反対側もさっさとアンカー移動させてロープかけるようにすれば、「実作業1」「引き終わったら移動させつつさらに一つ先にアンカー掛けて引っ張る」みたいにすれば、無駄な移動は無くなるが(滑車からはロープは任意で外せるので)、ロープを2倍以上の長さで使うので伸びが半端じゃなくなる。それだったらロープを両引きにして「片方で引いたら戻りは反対側」にした方がいいかも(実際ペアで作業するスタイルの人はそういう人もいる)。引っ張る力は男なら余裕だが、アンカー倒したくないので加減が必要で、それがロープの伸びもあり疲れる。時間的には7畝で1.5時間だった。慣れても1反1.5時間はかかりそう。往復引きなら1時間ぐらいかな。
稲の倒伏や雑草が浮くかどうかは良く分からない。泥が巻きあがって濁るし、稲は1度倒れる所もあれば平気な所もある。しかし、浮き苗がチェーンに絡まって困るという事はなかったし、雑草が目に見えて浮くという事もなかった。ただ、この手の除草は予防剤と同じで見えないうちに取るのが鉄則なので、重要なのはちゃんと抑制出来ているかの結果だろう。あと、副次的な話だが、チェーン除草は田植え時に出来た小さい不陸を均してくれている、と思われる。ほんとわずかな部分でも雑草は生えてくるので、1cm2cmでも平らなになれば水深に1cmの「余裕」が生まれる。そこも泥が収まったら注目したい。
ところで作業中に畦でシマヘビを見つけた。今年、はじめてかな?まだ比較的小さいヘビだったし、見つけたのはコンクリの擁壁の外側だったので、それほど驚かなかった。それでもヘビてのは隠れるのが上手い物で、たった一株のクローバーの中に上手い事丸まって隠れてしまう。まさしくMGSのスネークだ。発見出来たのも目視ではなく、ミツバチの羽音を注意していたら、なんか違う音が聞こえたためだ。追い立てて邪魔にならない所に行ってもらったが、そろそろヘビの活動の季節なんだなと。 この後しばらく深水管理をして浮いた雑草が定着出来ない状態を維持する。中期除草剤のシグナスジャンボを使ったので、あと1週間またチェーン除草をかけてから後期除草剤を使う予定。これから2日は落水させず、かと言ってオーバーフローもさせない管理が求められる。
・その後はI園のシャインの誘引と、どうしても気になって潅水、先端があまり伸びてないし、砂っぽい土壌なので保水力が足りないのだ。一方タンクには水が潤沢にあって助かる。今年こそパイプで潅水出来るようにしようと思っていたのだが・・・他にH園でトラカミの害で死んだ所を切除したのだが、7年振りに使ったけれど「ラビキラー」が全く、全く役に立ってない事を痛感した。あれほんと最悪の薬だぞ効かない有害高いと三拍子揃ってやがる。あんなの防除暦に入れる奴はどうかしてる。それだったら生育期間にサムコルだのアディオンだのをジャンジャン補助散布した方がマシ。
・以前UH60の水平尾翼について、減速用の何かという説明をしたが、正確にはもう少し複雑というか単純だった。どうやらあれはトリム調整を自動でやってくれているみたいで、前進中に重力中心と揚力中心のズレを勝手に補正しているらしい。だから水平飛行中には極力平らにはなっているが、なんらかの補正にはなっていそう。では低速でブレーキにはなってないのか?これが難しい所で、低速ではヘッドアップを抑える方向に動いているのが確認されている。つまり、これで空気抵抗を作っている訳ではなく、メインローターで後ろ向きの推力を発生させつつ、そうするとヘッドアップしてしまうのを水平尾翼で頭下げ殺して・・・みたいな制御に自動でなっているんだろうと思われる。あとは小さいメリットかも知れないが、水平尾翼でテールローターの保護や消音もしてるんじゃないかな。あるいはUH60には巨大なスタブウィングが付けられるので、あれで発生する揚力みたいなのを補正するとか。
・明日は雨降りだからデラの房作りでもしてるかと思ったが、降水量予想がどんどん下方修正なので、巨峰の房作り優先で潅水スケジュールも考えないといえけないな。一応講習会が2回あって、圃場にも人が来てくれるので3つも予定がある。また土入れと耕転除草の予定も入ったのをどうするかだ。アカザがあちこちで発芽してほんと困る。
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Posted at
2018/05/22 19:50:27
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