2021年08月30日
・暑さのぶり返しで体がつらくて食事が細くなって、さらに体力が下がってる。畑仕事ができないというか汗がダラダラ出だしたらもうおしまいというか。汗が出るだけマシなんだろうけど。夜中は結構冷えるようになったので、1時すぎから8時ぐらいまでが睡眠のゴールデンタイムで、それ以外は逆に眠れない。眠れないけど眠いというへんな感じになる。そして眠れる温度になったらその睡魔が全部押し寄せてくるのでいくらでも寝てしまう。
・ナガノパープルは順調に腐って汁たらすだけになったんで、もう捨てる。ほんとこの葡萄はダメだというか、シャインマスカットしか勝たないなこれ。
・アヒルはヒナが大きくなって逃げ足がはやくて困る。こいつらは巣に戻るって概念がないみたい。せめてガチョウぐらいのろまだと嬉しいんだが。脱走防止をしたので親アヒルが出てしまう事はなくなったが、除草剤が効かなくて草が邪魔。
・トマトは根を抜いてみればみんなすぽんすぽんぬけて根が全く張ってなかった事が分かった。昨年も成績はかなり悪かったのだが、根自体は張っていたと思う。活着が悪くて収量出なかった昨年並ってどういう事なんだろ。ただトマトは腐ってダメにならなければ収穫量は割とあったはずで、あの程度の根でも良かったかもという所がある。逆にですね、トマトの日焼けやヤケドぶよぶよは水分を吸い上げられなくてああなっていた感じがするんですよ。畝を低くした方が良かったのか、畝以外にも根が張れない原因があったのか。
・ラジオアプリで気に入らないのを消したらどれも消えてしまった。FM系はこれ勝手に入れてるんじゃね?って感じでへんな外国で日本の音源放送がされていたりするし。また広告がくどくて広告消したらアプリも落ちるとかあって消去。結局重くて信頼性低いけど公式のラジコかなぁという所。幸い、今のスマホは相性がいいらしく、かなりたるいけど長い番組流しっぱなしならいい。
その中ではAIと人・社会という番組を放送大学がやっていて面白い。初期のAIが記号化されたゲームのAIだったため現実問題に対応できず下火になったが、次はエキスパートシステムで病気の診断システムとして実用化された話をしていた。エキスパートシステムとは昔ちょっと聞いたけど実際どういう物を指しているのか分からない物だったが、これは素人が専門家の知識を借りる事が出来るというコンピューターシステムの事だったみたいだ。車のマニュアルの最後についてるトラブルシューティングの対話型ツリーダイアグラムを不確定も含めてやってくれる感じらしいが、言葉の説明だけなので分かりづらい。
このエキスパートシステムがあれば例えば農業とかでも出来る気がするが、定量的なデーターが無ければこの手のはクソみたいな結果に導きかねない。例えばアメダスがいい例で、あいつは学習AIは素晴らしいのかも知れないけど、個別端末が嘘データーを入れたらそれを学習するためとんでもなく信頼性が低い。端末増やして推測グリッドを増やそうとするほど逆に端末誤差が大きく影響してしまう。それでも農家用の圃場環境測定システムを安価に普及させて多数を運用すれば色々出来そうではある。もっとも、こういうマネージメントシステムの前にやるべき事が多いのは事実だ。
例えばフォークリフトで積んであるパレットにすばやく爪を差し込む動作を見ていて思ったのだが、あれは操縦者の技能もさることながら、床面が真っ平らである事が大前提になっている。うねった床でパレットに爪を入れるのは大変だろう(一番下の面でやるならそれなりだけど、積んである中の任意は難しい)。
今それを痛感しているのは圃場の隅っこの凹凸で、水田転換の畑だと畝だった部分がそのままブドウ園になっているため、はじっこが高く作業性が著しく悪い。もちろん雑草管理が出来ないってのも大きい。最近は際狩りするロボットもあるけど、あの値段とか不確実性を考えたら、まずはマット除草を考えるべきだろうな。
そしてもっと深刻なのは体力だ。ほんと体力が持たない。屋内なら環境はある程度どうにかなるが、屋外はどうしようもない。
・新スマホはそこそこ便利なんだが、富士通とドコモのプリインスコのアプリをことあるごとに使わせようと出てくるのがウザい。スグアプとか言うGセンサー起動のアプリとかいらんから、お前の消し方を教えてくれと。そして今日はSMSでアドレスもらってグーグルメールで送ろうとしたがどんだけやってもメーラーが起動しやがらない。グーグルメール起動して新規作成で貼り付けは出来たんだが、まあやりづらいったらありゃしないと思って送信・・・このアドレスは有効ではありません・・・だと・・・?
調べると、携帯キャリアメールをGメールはアドレスだと思ってないらしくて、有効なアドレスに認定しないし、だからメーラーも起動しなかったのだと思うのだが、そんなん使う側にはほんとわからんのよ。そして有効じゃないとか言うのも謎で、gメールをキャリアメールが拒否するのは分かるけど、なんでお前が拒否するんだよと(アドレスは相手がコピペしたので間違いようがない)。もうね、スマートフォンは今後イディオットフォン、略してイディフォって言うべきだと思うの。何度も言うがバカがデザインするようになったら終わるんだわこれ。こんな事で時間食うと新品スマホも車で踏んづけて壊したくなる。スマホは「何もできない」と思ってもってないと下手にやろうとして時間食うだけだな。
Posted at 2021/08/30 21:25:06 | |
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2021年08月28日
・昨日は暑かった。吐き気がまたするぐらい。畑の中って風が吹かないので日光は遮られていても結構蒸し暑くて、空調服を着ていても苦しいというか、むしろ半袖で畑の外にいる方が涼しいみたいな所がある。全体の空気の涼しさ>部分的な空調服という感じ。
その中でトマト出荷終わって荷台マットを戻したのにあわせて2点ほどサンバーの荷台を改良した。一つ目はゲートチェーンで、サンバーのはチェーン外した状態でチェーンを格納できないのでアオリにはさまれて閉じなくなるという重大な欠点があった。わざわざ新品買ったのにミニキャブの奴のようにフックがチェーン先端にある方が良かったのだが、まあ失敗から学ぶのだ。チェーンの長さなどは似たような感じだったのでチェーン側は穴拡大で装着。受け金具はゲートフックと共締めなので流用出来なかったが、金具を削ってフックが入りやすくしたらむしろ使い勝手が良かった。
もう一つはマットがズレてやっぱりアオリがとじなくなる問題。ずっとアオリとゲートの隙間の問題だと思っていたが、軽くはさまる分には問題なくズレが大きくて挟まるのが抵抗になるらしかった。固定金具をとめられるっぽい穴が最初から存在していたので、そこにステン板切り出して穴あけてゴムマットに穴あけてとめようとしたのだが、穴の位置的にゴムマットの外側にとめて滑り止めにした方が良さそうなので、暫定的にそれで止めている。今の所、ズレは止まっているみたいだが、金具が邪魔になりかねないのとゴムの滑る力を完全に止められるか不安はある。ゴムマットはまたキレた。少し繊維を入れるとかやってくれないですかねぇ。
・今日もD園で鳥追い払ってふくろかけてA園の棚下枝を吊り直してからパープルに袋掛けたけど、もうみんな割れて液漏れして腐ってて死にそう。昨年は袋かけた後でそうなったので出荷が苦痛というか発狂したが、今年はさらに酷い状態なので袋かかってないのが逆に福音ではある。結局、今切り捨てるしか出来ないのだが、まあダメなもんがすぐ分かる。あとは木によって水不足症状が出てるから灌水再開だな。病気も出てるから消毒した方がいい。もう何も考えたくない。
・現実逃避と、もう日照時間はあんなに短くなったのに狂ったような暑さなので昼間はプラネタリウムに行ってきた。珍しくもう一人の参加者がいたし、子供向けの部には人が来ていた。星空が目の前で回転すると分かっていても自分の平衡感覚が崩れて浮遊感が出てくる。
今回は天の川を探るという番組で銀河の把握の歴史だった。我々がいる天の川銀河が星の集団であると最初に発見したのはガリレオで、さらに前にマゼランが世界一周をした時に天球もまた地球同様全天を丸く覆っているという認識が出来ていたのは面白い。星は点なので繋がっている確証は持てないのだが、天の川はとりまいているため、地球を一周するとそれが繋がっていたという事が分かる訳だ。
天の川銀河は直径10万後年ぐらいだが、外の銀河は何千億とあり、直近のアンドロメダ銀河は直径20万光年ぐらい。この二つはいずれ数億年というスパンでは接近して衝突するそうな。衝突と言っても銀河ですら恒星間は十分に疎なので天体衝突はそれほど起こらない。だから二つは一度クロスして通り過ぎてしまうが、重力の影響で再び揺れ戻って衝突しながら最終的には一つになるのだそうだ。天の川銀河にしてもそういう銀河系の合体を繰り返して成長してきたと考えられていて、銀河の渦の雲みたいなのがハッキリするほど集合成長が進んだ物だそうだ。重力って遠いほど影響力が小さいので、いくら集まっていても銀河系同士が引き合うというのはかなりイメージしづらいのだが、逆に宇宙で銀河同士がぶつかるのだって、ほっとけばまず無い事なんだろう。
地表でゴチャゴチャ生きるしかない自分のはるかはるかはるか大きなスケールの宇宙をイメージするとちっぽけな悩みはなくなる反面、この大きさであってすら数億年という長さでは永遠ではないという「時間の力の大きさ」は人も星も同じなんだという事にちょっと不思議な感じがする。恐竜が滅んで氷河期が終わってとかやっている間に銀河が衝突してたりするかと思うとね。
・あんまり書けない事案だけど、刑事事件の控訴期限と民事訴訟の期限について調べる必要があって検索したら、弁護士が犯罪者に営業しててなんか笑ってしまった。そら弁護士の仕事は犯罪者の弁護もあり、とりっぱぐれない金になる営業だが、被害者側から見れば犯罪幇助で悪い奴がクライアントな訳だ。悪い事して稼いだ金の上前をはねて刑罰を軽くするために法律知識を悪用するわけで、検索結果がそんなんばっかりだと嫌になるね私は。もちろん、弁護士の仕事は刑事訴訟だけじゃないし、そういうのは元検察とか専門性が高い分野だろうけどさ。
さて、そういう弁護士様がクライアントに説明用に作ったサイトの情報だと、刑事事件には公訴期間(時効)があって刑罰の重さでそれが決まり、大抵は時効停止措置は執られないので窃盗なら7年だ。一方、民事訴訟の賠償請求は20年または告訴出来る状態になってから3年となっている。つまり7年すぎていても犯人が発覚してから3年以内かつ犯罪から20年以内なら訴訟出来る。だから警察が余罪追及で公訴期間をすぎた犯罪も捜査確定してくれるかどうかだな。
もう一つは刑事事件で起訴してくれるかどうか。非親告罪なんだから全部起訴しろよと思うんだが、示談が成立してたり初犯だったり小額だと起訴してくれないらしく、なんなら起訴しても名前が出ないとか職場に知られないとかさえあるらしい。いやそれおかしくね?極端な話、刑事事件でとっつかまっても罰金を払ったらOKって事になる。もちろん私刑をすすめるわけじゃないが、犯罪者である事を会社なり周囲の人間が知らないまま何気なく暮らしてるって怖いんですけど。
改めて思ったが、日本の刑罰はかなり甘い。捜査が優秀というのも今は昔だし、泣き寝入りの方がずっと多いとすら思う。それでも社会秩序がブラジルとかチリとかアフガンみたいになってないのは、多くの国民は善良で遵法意識が高く刑罰によらない社会秩序が保たれてきたという事で誇っていいとは思う。しかし、司法の情けない判例が多くなってくれば、法律に縛られている方がバカみたいという感じになってくるだろう。なんなら法律で悪事を飯の種にする弁護士の方が儲かるようだとね。裁判員裁判なんかやる前にそこらへんを見直す必要が司法にはあるんじゃないだろうか。ま、三権分立かなぐりすてた司法にそんな期待できないけど。
・明日 葡萄代支払いとか
Posted at 2021/08/29 00:23:07 | |
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2021年08月26日
・今日はまた残暑がぶり返したというか梅雨明けの気圧配置で真夏のはじまり状態。空調服きてても辛くて、改造したパーツ忘れたまま作業してたら途中で吐き気がしてきた。熱中症で吐き気なのは初めてかも。作業も最低限しか進まなかった。トマト収穫は今回で終わり、マルチ片付けをお願いするためにトマトの株を試しに抜いたら、手で簡単に抜けてしまった。つまり根っこが全く張ってない状態。途中までは元気に伸びていたと思うんだけど、こんな根じゃ追肥も全く吸えてないだろうな。トマトの片付けは頼んだので、来週にはマルチ片付けて秋作出来るな。さて、緑肥と作物が似ているのでどうしようか。
・頼んでいたお菓子でのサンプルが出来てきたが、これがかなり美味しくてびっくり。えええ、これはすごいわ。正直、まだ早い段階なので味は乗って無くて酸味が強いが、それがちょうどカスタードクリームとマッチしている。焼き具合がちょうどいいのだろうが、今後どう変化するか心配ではある。酸味があるレモンあたりと一緒に焼けばいいのだろうか。サンプルなどもらったりレギュラー品買って配ってきた。
・明日も袋掛けだろうが、暑くてたまらない。家でも動く気がしないもんな。
Posted at 2021/08/26 22:14:13 | |
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2021年08月25日
・昨日はすごい所から連絡がきて、すごい事が起きて、自分も割とすごい事出来たんだけど、万一の事があるといけないので書けないのがもどかしい。プロファイリングが完璧すぎて今後が楽しみは反面心配だし、自分の仕事に集中できないのが辛い。
・仕事は鳥害がシャインでも結構あって、ほんと冬場にあいつら絶滅させとかんといかんなって。暑さもかなり酷くて辛かったけど空調服の改良でなんとか。今年も一番暑い時期が梅雨のぶりかえしで冷えた間に過ぎてしまった感はある。もう朝晩はすっかり秋で窓あけて扇風機だけで十二分に冷えてくれる。
・用事があったので来年のワイナリーに素材を届けたり、映画見たり。このご時世なのでまた貸し切りだろうなと思ったら、映画館に5人ぐらい人がいてびっくりした。安いレイトショーだったからかな。作品は「幸福の答え合わせ(原題はHope Gap)」というイギリスの作品。離婚夫婦の話でほとんど会話劇で、役者の長台詞を長回しで見せられる。かなりしんどい作品だったがイギリス人好きそうって感じ。
田村正和を高齢にしたような旦那と、ヒラリークリントンに泉ピン子を混ぜたようなきっつい奥さんが離婚して、少し頭が弱そうな息子がおろおろしている。この映画館は映画コラムニストが経営しているのでHPで作品に軽く注釈を入れているし、配給元のあらすじも出ているのだが、その中だと離婚は夫婦どっちも有責でどちらかと言うと奥さんの肩を持つような切り口だったので、そういう感じかな?と思ってみていた。旦那は離婚理由に別の恋人が出来たからとか言ってたし。
しかし見て見ると、奥さんがきついを通り越して自己偏愛パーソナリティー障害者かつ躁病というかカンがきついオバサンで旦那や息子に無意味にあたって、旦那は介護がきつくなって出ていった感じ。それでも「君を幸せには出来ない」「二人は最初から違う電車にのっていた」とかすごい優しい旦那だった。ああ、女性が旦那に「優しい」を求めるのはコレかぁ、そして世間だとこれでもまだ奥さん捨てられてかわいそうって感じなのかぁ、と感じた。ドロッドロの人間関係と穏やかな自然の対比というイギリス映画特有の表現が良かった。特にイギリス映画の中の自然と言うと(いや、ヨーロッパ映画全般がそうだが)森や小さい山や農村風景が出てくるのだが、この作品は名前の通りシーフォードという海岸の街の白亜の断崖とタイドプールがちょっと広がる海岸風景が主だ。森が「領主様の森」「金持ちの別荘地」みたいな感じだとすると、海岸は「大衆のバカンスの娯楽」「森がなくて住宅地の横が海岸」みたいなあっけらかんとした感じがある。イギリスって海岸もいい所多くて印象的ではあるんだよね。
ネタバレになるけど、この作品は離婚して反省したりイベントがあって再婚したりするみたいなありきたりな終わり方ではない。むしろ、終わった事は終わったまんまで、それぞれが幸せを探して終わりという感じである。Hope Gapは地理的名称だが、そのまんま幸せの落差みたいな意味だと思うし、最後にある人物が「以前は3人の不幸な人間がいたが、今は一人だけ」というのが監督のメッセージだと思う。これを奥さんの立場側で見て共感してる人が多いんだとしたら、やっぱり結婚そのものが旦那のサンドバッグ化でしかないんだなと感じた。
・農業用の無人作業機が発売されてちょっと話題になってる。スマート農業の革命になるのかとか言われているが私はかなり懐疑的に見ている。技術としては見る物も多いが、多分現場だとトラブル続きですぐ納屋の肥やしになるだろうなって。最大の問題は値段で、300万ぐらいだと言うが、どうみても50万ぐらいの機械だ。制御系がすっごい優れていれば別だが、ガンダムの学習コンピューターをボールに積んでもガンダムにはならない訳で、ボディーに対して適正技術を考えると多分そんな事はない。
機械として見るとおもしろいのはステアリングを捨ててスキッドステアにした事、それをクローラーではなく(将来的にオプションでつけるみたいだが)タイヤでやってる事。これ、すっげー昔のSSでもあったんだよ、スキッドステアの6輪とかな。技術力が低くても生産出来るし、今も軍用車両の装甲車に採用例はある。ただ、タイヤの特長である曲がる能力を捨ててるためスムースな旋回が難しくタイヤの摩耗や地面へのダメージが避けられないため廃れた。まあ機械制御なら人がやるほどじゃないし軽量ならそこまで問題ないかもだけど、農業機械一般に言える事だが路面が悪いので計算した運動は得られない事が多い。伝達はチェーンだが、どの程度防塵性が確保されているかだな、効率は高いがあれは割とメンテ必須で難しい。
フレームは2分割で腹下にモーター、ハブリダクションというか足上げるパーツが動力伝達になってる。うーん、一輪耕耘機のアレが4つある感じか。支持剛性に若干の不安もあるが、まあやりたい事は分かる。モーターは左右に一個ずつでこれで制御だな、ブレーキもこいつがやる事になるので負荷大きいぞ。積載は150キロで、防除だとこれにスプレーポンプ等がつくので薬液は100リットルとかなりしょぼい。うちの使い方だとかなり使える方法もあるが、それは後述の理由で多分無理。速度は4キロでまあ作業機としては普通か。稼働時間は不明。
一番のウリっぽい防除機として見るとツッコミ所満載というか、海外で良く見る独立ファンSSなんだが、これかなりドリフトしてんな。デモ用になんかやってるのかな?毎分5リットルのポンプで100リットルだと20分で終わるのに、最大作業能力を5ヘクタール毎時とか表記してるのも笑う。補充どうなってんだ。最大の問題はファンの拡散角度が狭すぎてスポットで飛んでってるだけな事。これはポンプ駆動をあきらめてファンによる送風で飛び散らせているためだろう。その角度をカメラで高精度に制御するなら速度落とせば使えるが、そういう機材には見えない。というか消毒器ってカメラセンサーはつぶされるので使えないんですよ、AIで見分けるのも多分無理だし。デモだとラジコンとして使っていて、ラジコンに300万?ってなる訳ですよ。ラジコンだと作業者が外から見てないといけないから農薬を浴びる危険性はかなりあって、なんでラジコンにしたのか分からなくなる。
いやね、小型の作業用ATVにアタッチメントで色々つければいいじゃんってのは私はアリだとは思います。むしろ、こういう簡易タイプの農業作業車を日本の農機具メーカーが作ってこなかった事には少しいらだちもある(あ、でもこれに一番近いのは高齢者用の農作業カートです。70万ぐらいだったかな?)。あれに色々積めばこんなもんでしょ感はある。でもね、ほんと圃場がフラットでグリップが良くて傾斜もなくてってのがありえない。
信用出来ない要素は「2020年最新」とか言ってる点とか、前に出たSSの防除面積表示とか。電池も心配だし(この手のは電池が壊れて終わるケースが非常に多い)多分モーターに細かい負荷をかけて壊れるだろうなぁ、制御もスマホラジコンがそこまで意味があるのかどうか。んでも、うちの圃場でも作業台車の電動化とかは興味があって少し進めている部分はあるので、いい刺激は受けた。ほんと、ステアリングとかどこか一つを自動化出来ればかなり楽になる物は多い。
Posted at 2021/08/26 07:21:24 | |
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2021年08月24日
・今日は比較的自分の仕事が出来たのだが、それでもゴールデンタイムに2時間ほどくだらない事にかかった。それはとある井戸の水汲みでの利用者間のトラブルがヒートアップしていて、それの仲裁も面倒だったので警察呼んだから。別の住人が間に入ったから暴行になってなかったけど、そうでなかったら(というか柄杓では)殴り合いになっていただろう。
嫌なのは、どっちもどっちだった点。最初は一人で井戸の前に水容器を並べて何十リットルもくもうとして周囲の人をまたせていた点で、老婆と子供部屋おじさんコンビ。そして割り込んで大声上げて暴れてたのはガラが悪いオッサンで、これもう両方警察連れてってくれねーかなという感じだった。が、ガラが悪いオッサンは大声で恫喝してたけど言いたい事だけぶちまけて逃げてってしまったので間に合わなかった。警察がまた遅い・・・交番から300mぐらいだから、2名ぐらいまず来てくれればと思ってたら、パトカー3台に覆面2台ぐらい(多分)の10名ぐらいが来てしまった。
そらケンカで武器もってて危険かも知れないし、実際武装してたり飲酒してるか聞かれたので警戒してるんだろうけど、第一出動がこんな遅かったら万一の事態に間に合わないって事もあるんじゃないのって。通報が所轄にちゃんとハンドオーバーされてないっぽい点も気になった。まあ再確認なんかも知れないけど。幸い別の中学生が動画撮影していてくれたので証拠はあったんだが、この子供部屋おじさんは注意されたのかどうなのか、最後まで水汲んでから出ていった。もうあの神経わからんわ、警察も呆れてたが法的にどうこうは出来なかったみたい。恫喝してた方は案の定の○○のメーカーの車で、やっぱりあれ乗ってる人は信用できないわってなった。メーカーごとのドライバーの色はあるけど、ほんっとガラが悪い人だらけでメーカーのイメージアップ戦略は失敗してるなぁと。
最後に一番腹が立ったのは、そのトラブルをずっと眺めてた老婆が「お前が交番に警官呼びに走ればよかったんじゃ」みたいな事をいきなり言ってきた事。もうね、日本社会の腐り具合を見た気分ですよ、中高年はADHDに半グレ893崩れ、管理者は仕返しが怖くて介入出来なくて高齢者は他人がやってくれる事にさえ文句だらけ。一番勇気があったのは仲裁にはいった人だと感じたけど、あれも危ないっちゃ危ない。もうね、水場封鎖したらいいんですよ、そもそも井戸に水だけ汲みに来ている人にろくなのいない。へんな思い込みがあるヤバい人だらけだもん。鉄道、井戸、○○はもうチェックリストで一発アウトだわ。
・あとは、いきつけの店で前話していた物を使いたいって事でサンプル届けに行った。まだ味は論外の状態なんでアレなんだけど、試作はすぐやってみたいそうで、それがどうなるか。積極的なのは嬉しいが、これはまだ試作用の形だけのもんだと理解してくれてるかどうかが心配。
・あまり会いたくない知り合いに捕まったけど、今日もなんか謎ムーブと勢いだった。バイタリティーや行動力はあるけど苦手。他の件で警戒してる部分もあって触らないようにしてたんだが、あんまり関わりがあるようだったら面倒事になる前にあの件もさっさと手を引いた方が良さそうだな。
・ガチョウのヒナは成長が遅いしいつまでもヨチヨチしててこれ大丈夫なんか心配になる。アヒルなんか無茶苦茶な成長見せて食欲もすごい。
・日本もコロナでとうとう医療崩壊が明確化してしまって医療関係者の負担がすごい事になってる。ちょうど長野県の医師がインタビューに答えていたが、無力感や見捨てなければならない事で精神的に辛いというか、コロナは心を壊すと言っていたのが印象的。彼らの負担が少しでも減るようにこれまで以上に自粛してワクチン接種が終わるまで外食もしまい。
しかし、医療関係者は政府の無策どころか足ひっぱるようなイベント強行の数々に何を思うのだろうか。私だったらとても耐えられそうにない。時間は2年もあったのに、ロックダウンとか有効な対策をほとんどとらず目先の利益だけ追求してきたのではないか。海外事例からいつか日本でも医療崩壊がおきるのは分かっていたんだから、法整備してホテルや飲食の雇用場所として臨時医療設備を準備するべきだったんじゃないか。
中国やインドがあれだけ無茶苦茶な医療体制や人数でもなんとかなってるのは、超強力なロックダウンをやったり野戦病院とか臨時病床とかやってるからだそうだ。まあ集団免疫になってしまったという話もあるが、それは莫大な死者(公表の10倍とか100倍近いという推測もある)によっての物だし、獲得免疫の残存期間が想像以上に短いという研究結果も出てきている(ただ、完全に無くなるのではなく、予備役として残っていてゼロから抗体作るより早く対応出来るからムダになる訳ではないそうな)。インドが医療用酸素枯渇でパニックになっている間、日本はその準備をしてなくて、今頃デルタ株の拡大で自宅で酸素吸入できないとか言ってるのを見ると、いくらなんでも無能すぎない?って思う。いや、確保してたけれど足りないのか、わかっても間に合わなかったのかも知れないけど。
医療の資材が戻ってきても、医療関係者という一番大事な人的資源に大きなダメージを負ったら、この先10年単位で感染症のみならず通常の医療もダメージを受けるのではないか。第二第三の感染症も危惧される、というかコロナ変異株がまさにそういう感じで、もう別のウィルスが波状攻撃をしかけているような状況だ。そういう世界での安全保障とか政府は考えているのだろうか?
Posted at 2021/08/25 01:57:38 | |
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